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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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スカーペッタの名物料理「フォアグラのラビオリ」

ピータローとイタリアン・レストランの「スカーペッタ」に。

ここはカリスマ・シェフであるスコット・コナントが手がけるイタリアンで、予約が取りにくい人気レストランのひとつ。

ストレートなイタリアンを得意とするシェフの子牛肉のブレイズや、ポレンタのトリュフ添えなどが人気。

店内は濃いブラウンのオーク材や、革を使った椅子、オレンジを配したテーブルまわりなど、非常に大人っぽくて高めの雰囲気。
コンサバ・モダンな印象です。

客層は年配の家族連れから、ミートパッキングエリアらしくファッショナブルな女性連れのデートいったところ。

スカロップのタルタル。生ホタテです。
スカーペッタの名物料理「フォアグラのラビオリ」_c0050387_15583375.jpg

ぬう、おいしい。
ホタテにシトラスやラディッシュを和えているんだけれど、酸味と塩加減の味つけが絶妙!
ホタテが舌にからみついてくるのが、なんともいえず官能的な味わい。

こちらが名物の「フォアグラのラビオリ」
スカーペッタの名物料理「フォアグラのラビオリ」_c0050387_15591335.jpg

ぐわ、おいしすぎる。
うっとり陶酔状態に。
なんたってフォアグラ入りですから、濃いよ。鼻血ブーなくらい濃厚です!
あああー。エロい味だなあ。
美食と官能というのはまさに隣あわせですね、うふ。

みなさま、スカーペッタに来たら、このラビオリはマストハブよ!
この店の人気料理になっていて、隣のテーブルの四人連れも二人までがオーダーしていました。

ちなみにウェイターさんに尋ねてみたところ、お客さんのなかにはたまにこのラビオリが「合わない」という人がいるらしい。
「まあ、フォアグラを食べつけていないひとはだめかもしれませんね」(笑)
というコメントを。

たしかに濃いからね。ひと皿食べると、コレステロールが血管中に溜まりそうな気分になるので、ふたりで分けるくらいで充分なのではなかろうか。

イカ墨を練り込んだパスタ。貝やウニが乗っています。
スカーペッタの名物料理「フォアグラのラビオリ」_c0050387_15595565.jpg

あまりにラビオリが強烈だったので、あまり印象なし。
麺がもちもちでした。

わーい。バースデイだ!
スカーペッタの名物料理「フォアグラのラビオリ」_c0050387_1611346.jpg

ピタローくん、ありがとう!

というわけで、肥えまくる12月。
そろそろストイック週間に入らないと、やばすぎです。


SCARPETTA
355 West 14th Street at 9th Avenue
Tel:212-691-0555

味:★★★★
値段:★★★★(★一個が25ドルくらい)
by erizo_1 | 2008-12-29 16:03 | NYのレストラン