マランドリーノに学ぶ「色気スパイラル」の秘密とは?
2009年 03月 31日
ご存じNY発の人気ブランド。
マランドリーノといえば、フェミニンでセクシーなワンピースで知られていますね。
ブティックはミートパッキングエリアにあって、シャンデリアが美しいインテリア。
このパーティはBravoチャンネルで放映されている「メイク・ミー・ア・スーパーモデルMake me a super model」という番組で、新たにキャサリンさんがジャッジとして加わることになったお祝い。
これは「モデルになりたい美男美女がアグリーな闘いを繰り広げてトップに争う」というリアリティ番組です。
おお、モデルのタイソン・ベックフォードだ!
マランドリーノを着こなしたモデルちゃんもいっぱいでーす。
この人は、ジュリー・ヘンダーソンJulie Henderson
スポーツ・イラストレイテッドで脚光を浴びたモデルですが、なんと現在デフ・ジャムの大富豪ラッセル・シモンズとデートしているらしいよ。
右がキャサリン・マランドリーノさん。
中央がキャサリンさん。
右はモデルのニコール・トルンフィオNicole Trunfio
左はジュリー・ヘンダーソン
そんな美女モデルたちの間でも引けをとらないキャサリンさん、とっても色香のある女性です。
匂いたつような女らしさ、とはまさにこのこと。
なんともいえずフェミニンなオーラをまとっているんですよ。
こういうのをセクシーとはいわずにセンシャル、すなわち官能的というんでしょう。
たとえば若いモデルと、キャサリンさんのような官能的な大人の女性が同席していたとしてね。
男性がその場に来たら、たぶん最初の瞬間若いモデルに目がいくとは思うのよ。
でも10分たったら、あとはキャサリンさんに興味を惹かれるんじゃなかろうか。
だって仕草やオーラに色気があるんだもん。
顔やルックスだけではないサムシングなんだよね。
キャサリンさんはフランス出身だけど、こういうなにげない色気とか、仕草にあらわれる官能性というのは、さすがフランス女性の専売特許よねー。
アメリカ人だと、もっと全身をピシッとまとめた色気、それこそアメコミ漫画に出てくるヒロインみたいな「攻撃的」なセクシーさが得意な気がする。
じゃあ、フランス女性の色気は、どこから生まれるのか?
前に彼女の自宅を取材したことがあるんですが、なにに驚いたかって、キャサリンさんは家のなかでも、
「ドレスを着て、ヒールの靴を履いている」
ということですよ!
しかも「ジーンズは履かない」らしいよ。
パジャマも着ないで、エレガントな室内着とネグリジェだそう。
さらに驚いて欲しいのが、キャサリンさんには小学生のひとり息子がいるのです。
いたずら盛りの息子がいるお母さんが、家でドレスを着ている!
はい、全国の息子さんを持っているお母さん、いっせいに叫んで下さい。
「そんなの、ありえないし!」
エリぞうも心のなかで叫びましたよ。そんなの、ありえねー!
でもそうなのね。
キャサリンさんはご自宅でも、あのキャサリン・マランドリーノのドレスをまとい、常にヒールの靴を履いているのです。
キャサリンさんにいわせれば、それが「女であることを楽しむ」ことだから。
ご自宅のなかもすばらしいアートで飾られていて、本当にインテリア雑誌から抜け出してきたよう。
小学生の息子さんがいるのに、よ?
エリぞう、思わず唸りましたよ。
「色気は一日にしてならず」
フランス女性の色気というのは、日々の積み重ねにあるのですね。
家のなかではTシャツにスエットパンツを着ていて、外に出る時だけ着飾るというのでは色気というのは生まれない。
女らしさとは、毎日の生活そのものから匂いたってくるものだったのね。
そしてすごいことにキャサリンさんの息子がまた美少年で、そこはかとない少年の色気があるんだよ。
きれいな顔立ちの少年が、大人の女性から「かわいいわね」といわれると、ふん、とそっぽをむいて、よせやい、関係ないや、という態度を取るところが、また図らずも少年の時にしかない青い色気になっているという、そういう魅力。
「この子は将来ぜったいモテる男になる!」
というのがサイキックじゃなくても断言できるわけだよ。
息子の前でも、母はたんに「お母さん」や「ママ」じゃなくて、ひとりの女性として美しい立ち振る舞いを見せる。
息子はそんなママンを見て、理想の女性像を育てていく。
てことは、色気のあるお母さんが育てた息子は色気のある男になり、そういう色男が色気のある美女を恋人にして、やがて美しい子どもができるということなんじゃあるまいか?
これぞ色気スパイラル!
みなさんもこの標語を↓ぜひ覚えておいて下さい。
「色男は一日にして成らず!」
うーむ。しまったなー。そんな何代にもわたる色気の伝統に、どうやって太刀打ちできるというのだ。
おしゃれはやせ我慢!
というのがファッションの鉄則ですが、一日じゅう優雅なドレスを着てハイヒールを履いているのは、トライアスロンに劣らぬほどの忍耐力よね。
日々の努力があってこそ色気は生まれるのですね。
え、エリぞうですか?
ずばり我慢ゼロ。色気ゼロ。努力ゼロ
がーん!
揚げもの甘いモノ大好きだし、靴はペタンコ靴ひと筋!
うーわー。オレってば、やばすぎ。ゼロどころかマイナスだという!
しかし今さら「色気」路線に変更するのはムリがありあすぎるから、このまま「外見も中身もお笑い」路線で突っ走るしかないか。
せめて美しく色香のある女性のオーラを吸って、オーラ浴することにします。
すーはー。
Catherine Malandrino
住所:652 Hudson Street New York, NY 10014
電話:212-929-8710
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