魚がおいしい! BLTフィッシュ
2009年 04月 03日
NYのグルメブロガーとして有名なFujikoちゃんと、「ニューヨーク日記」のひとみさんと会食の巻です。
一階はカジュアルなレストランになっていて、氷の上に海老だの生の貝だのを並べたロウ・バーになっています。
わたしたちが行ったのはファイン・ダイニングの三階。
お美しいFujikoさん。
じつは結婚したばかりの新婚さんなんですよー!
で、旦那のリフさんがこの店のスーシェフなのだ〜!
そしてみなさん、知っているかい?
Fujikoちゃんは究極のクーガー族なんだぜ!
つまり奥さんのほうが年上で、旦那さんのほうがまだ20代の青年!
通称デミトン、デミ・ムーアとアシュトン・クッチャーのカップルなのだ。
「へええ、彼はいくつ年下なの?」
「じつはね、×歳の年の差なのよ」
ええええーッ。すごい!
いや、書かないよ、オレはバラしませんよ、このブログでは(笑)
しかしたまげた!
ものすごくうらやましがる女性がきっとたくさんいると思う。
年下好きにとっては、ロールモデルというね(笑)
やっぱりNYにはちゃんとデミトンがいるんだねえええ(驚)
年下好きなみなさんはあやかって下さい!
さて料理界のアシュトンこと(笑)リフ・シェフのおかげで、お皿が次々と登場!
キャビアとキューカンバのダイスが入ったオイスター。
チェダーとチャイブ入りのビスケット。店のシグネチャーになっているそう。
このビスケットが超おいしい!
もうひとつはツナのリエット。パンに塗って食べます。
ツナのタルタル アボカドと醤油ライムドレッシングで
Tuna Tartare / Avocado / Soy-Lime Dressing
アークティック・チャー 豆とミント、アメリカンキャビア添え
Cured Arctic Char / Spring Peas / Mint / American Caviar
アークティック・チャーというのは、日本語ではホッキョクイワナ。
きれいなオレンジ色の身をしていて、鮭や鱒の仲間みたいな感じの魚です。
キュアというのは、塩づけ保存すること。
つまり火をいれていない状態のお魚ちゃんですね。
ロックシュリンプのリゾット えんどう豆いり
Rock Shrimp Risotto / Sweet Peas
ロックシュリンプは小さな身をした海老なんですが、味がロブスターに似ているもの。
NYではけっこう見かける食材です。
殻が岩のように固くて手ではむけないため、殻を砕く機械が導入されてから、市場に出回るようになったらしい。
ロックシュリンプは天ぷらにしても旨いよね!
蛸とローストしたペッパー、ヒヨコ豆のサラダ。
Crispy Octopus / Roasted Peppers / Chickpea Salad
とにかく蛸が柔らかくて絶品!
蛸ちゃん、らぶ〜!
ひらめのグリル。「出汁」ブロスで。
パリッとした皮がおいしかたったです。
ブロスはかつお風味の出汁なので、日本人的には、ちょっとふしぎ感があるね。
でも「クリアで油分やハーブのない出汁」という日本の出汁が、欧米のひとにとっては目新しいものなんだろうなー。
ホタテ貝ちゃんです。たぶん本日のスペシャル。
うま〜!
ものすごい量の皿を食べていますが、これはリフさんの計らいで、いろんな料理をちょこっと盛りにテイスティング・メニューにしてくれているため。
くー。持つべきものは新婚のシェフですね!
このBLTフィッシュでは、お肉はメニューに一品しかないそう。
NYは肉食の都で、あんまりおいしいシーフード・レストランはないのだけれど、さすがこちらはデリシャス!
魚の鮮度が違うし、焼き方もパリッとしていていいです。
シーフード好きのエリぞうにとっては、たまりません。
魚にうるさい日本人でも楽しめるシーフードだと思います。
デザートも山ほどいただきました。
「えー、まじ?」
「こいつら、どんだけ喰うんだよ?」
といわんばかりに、左右のテーブルのお客さんたちから驚きとも羨望ともつかぬまなざしで眺められました。
いやもう、ホントに大サービスしていただいて、ありがとうございます!
デザートには青りんご味の綿あめもついていました。
これもシグネチャーになっているそうです。
さて働くリフ師匠にがぶり寄ってみました。
勤務中前半はシェフのトックを被っていたんですが、終わり近く無帽になったところです。
じつはリフさんの本名はリフレクション、Reflectionなんだそうだ。
Reflection というのは、「反射」とは「映った影」といった意味の他に、「熟考」とか「内省」みたいな意味があります。内側を観るという意味だね。
えーッ。
そんな本名あり?
なんでもリフさんのご両親はいわゆるフラワーチルドレン世代、ヒッピーだったのだとか。
にゃるほどー。
そういえばアメリカだと今の20代後半から30代半ばくらいにかけての世代では、けっこういるんだよね。
親がヒッピーだった、コミューンにいた、みたいな家庭って。決してめずらしくないんだよ。
そういう人たちはサンシャインとかムーンとかリバーとかフラワーとかアースとか、変わった名前が多いのだ。
故リバー・フェニックスとかムーン・ザッパなんかもこの世代でしょう。
じゃーん。新婚さん、いらっしゃ〜い!
ニューヨークのデミトン、もしくはリアルSATC!
並んでいると、どう見ても同い年です。
すてきちー!(←ステキの意味)
仕事のあがったリフさんが着替えて、下で待ちあわせている時に、店の同僚らしきひとに、
「うちのワイフが待っているんだ」
と話しているのを聞いて、ぐふ! と思ったエリぞうでした。
ワイフ!
ガールフレンドではなくて、マイ・ワイフよ〜ん! うふ!
「ワイフとかハズバンドっていうコトバがまだ言い慣れなくて、嬉しい時期ってあるよねー」
とひとみさん。
たしかにな〜!(笑)
幸せいっぱいの新婚カップル。
そして満腹で幸せいっぱい、花より団子なエリぞうとひとみさんだったのでした。
BLT Fish
住所:21 W 17th Street between 5th & 6th Avenues, New York 10011
電話番号: (212) 691-8888
日曜定休
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