ケイト・モスも愛用するレペットはバターの履き心地!
2009年 05月 05日
じつはエリぞう、ぺたんかー(ぺたんこ靴を愛する人)なのです!
外反母趾の気があるのか、ヒールの靴を履くと、足が痛くなって頭痛がしてくるんだよね。
なので、このところずっとフラット・シューズひと筋!
そんなエリぞうがサンプルセールと聞いて、逃すわけにはまいりません。
ふんがーッ!(鼻息の音)
このレペットはパリで1947 年設立。
ローズ・レペットが息子のローラン・プティ(有名なダンサーで振付師)に要請されて、小さなアトリエでバレエ・シューズを作り始めたそう。
以来モーリス・ベジャール、ルドルフ・ヌレエフ、キャロリン・カールソンらの一流ダンサーたちがご愛顧。
ということで、本格的なバレエ・シューズのブランドなんですね。
へーえええ。
知らなかった。
で、一般に広まったのは、ブリジット・バルドーに依頼されて作った「サンドリヨン」(フランス語で灰かぶり姫=シンデレラのこと)なる外履き用のバレエ・フラットから。
1956年ロジェ・バディム監督の「素直な悪女」のなかで、べべ(ブリジット・バルドーの愛称)が履いたことから、一躍有名に。
彼女が愛用したエナメルのバレエ・フラットには「BB」(べべ)というネームがついています。
これがフレンチ・カジュアルの代表になって、世界に広まったというわけ。
さらに70年代にはセルジュ・ゲンズブールがジジ・オムの大ファンとなったことでも有名。
いわゆる「おフレンチ」な着こなしに欠かせないアイテムです。
最近ではケイト・モスが愛用しているのがパパラッチされて、またブームを巻き起こしましたよね。
不肖エリぞう、このレペットは初体験でございます。
よし、サンプルセール会場で試してみるっちー!
すぽ。
うきゃー!
なんて履き心地がいいのーーーーッ!
まるっきり靴を履いている締めつけ感や固さがなくて、足をそっと包まれたような気持ちよさ。
ここまで履き心地のいいバレエ・フラットは初めてです。
すてきちー!
さすがバレエ・シューズのブランドだわ。
まさに「バターのような」履き心地よー!
なんでもバレエ・シューズ独特の靴底の裏側から縫い上げて、くるんとひっくり返して完成させる製法をしているのだそうで、だから革に継ぎ目がないんですね。
ふつうの靴は革をはぎ合わせて作るじゃないですか。
でもレペットの場合は小籠包(この喩えでいいのかわからないが)のように革で包むようにして作っているみたい。
さっそくバーゲンで買っちゃいました。
えへ!
ひとつが黒いラメのキラキラ・タイプ。
これは布製。
もうひとつは薄いキッド革でシルバーのスタイル。
「エリさん、光り物好きですねー」
とさっそく友だちのMちゃんに突っ込まれたのであった。
バレた?
わーい、わーい。嬉しいなー!
ぺたんかーのエリぞうにとって、これはナイスな戦利品!
全国のバレエ・フラット党のみなさんにお勧めよ!
しかし正直にいいましょう、これはヘビーユーズにむく靴ではないね。
やっぱり元が内履きのものだけあって、華奢だもん。
がんがん毎日履いたら、すぐに形が崩れちゃうと思うよ。
なので、二日履いたら休ませて、なかをあけて履く、といったほうが賢明。
ちゃんとキーパーも入れたほうがよさそう。
薄くてきれいな革底なので、持ち味を損なわないためには、底張りをしないほうがナイス。
でも長持ちさせたいなら、底張りしたほうがいいだろうね。
あと底が薄いので岩山にはむかないね(←て、誰もそんなところ歩かねーよ!)
ま、お金があったら、何足か買って順繰りに履く、あるいは一足を履きつぶして崩れたら捨てるというのが正しいんだろうけどねー。
ケイト・モスがマメに靴の手入れをしているとは想像しにくいもんなー。
さてこのレペット、アメリカでは専門店がなくて、バーグドルフ・グッドマンなどに入っています。
ご予算は、一足200ドルくらい。
日本での販売価格と比べると、お買い得値段みたいね。
日本でも専門店はなくて、オンラインでの販売価格を見ると、かなり値段にバラつきがあるようす。
お得なチャンスを見つけたら、ガツッと食いつくのをお勧めしますわ。
まるで靴を履いていないように軽い履き心地をお試しあれ!
REPETTO
New York市内でレペットが買えるお店
BERGDORF GOODMAN WOMEN'S SHOES
754 5th avenue
New York NY 10019
(1800) 558-1855
KIRNA ZABÊTE
96 Greene Street
New York NY 10012
(212) 941-9656
EARNEST CUT AND SEWN CO.
821 Washington Street
New York NY 10014
(212) 242-3414
EARNEST CUT AND SEWN
90 Orchard Street
New York NY 10002
(212) 979-5120
PAS DE DEUX
328 East 11th street
New York NY 10003
212 966 002
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今日も読んでいただいて、どもでーす。
今夜のうちごはんはマーシュとトマトとパルメザンチーズのサラダ
チキン胸肉の赤ワインソース
ぐは。カロリー高いエリぞう家です。
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