ティム・バートン監督「不思議の国のアリス」ってどうよ?
2009年 08月 06日
ティム・バートン監督の「不思議の国のアリス」
予告編が公開。
こちらでご覧ください
えええええーッ。
なんじゃ、こりゃあ。
ちょっと待てやーーーーー!
アリスが少女じゃないじゃないか!
大人ってのは、どういうこと?
アリスが少女でなかったら、アリスじゃないだろー!
他の部分がどんなにいいとしたって、それはアリスじゃないぞー!
うぎゃああああああ
ばりばりばり(←頭をかきむしっている)
あのティム・バートンがアリスを撮るっていうから楽しみにしていたのに!
この仕打ちかよー!
わーん、期待がズタズタだわー!
ごろごろごろ(←床を転げ回っている)
「いや、映画の出来はいいから」
「CGがすごいから」
「脚本の必然性があって、このアリスだから」
「ティム・バートンの世界観だから」
とかいう意見は受けつけませんから!
大人が演じたらアリスじゃないんだよおおおお! ピリオド!
ディズニーの広告キャンペーンで、ビヨンセがアリスに扮した時も
「でっけえアリスだなあ」
とたまげたけれど、あっちのほうがずっとよかったわ。
だって観ているほうは「ああ、ビヨンセが扮しているんだ」と、コスプレみたいな気分で眺められるもん。
だけど、この女優を使って、なんでアリスを?
アリス役はオーストラリア出身のミア・ワシコウスカ、18歳。
きれいだけど、いくらなんでも年が行きすぎじゃないか?
こんな年の女の子がなんで子ども服着て、穴に落ちるのだ?
どういうキャラ設定?
地下の世界はティム・バートン節全開!
これは楽しみ。
ジョニデのスペードのジャックはカッコいいです。
しかしマッド・ハッターについては、頭に疑問がくるくる。
う、うわー(汗)
本来は『鏡の国のアリス』に出てくるトウィードルダムとトウィードルディーが出てきているのは、ディズニーのアニメ版といっしょ。
チェシャ猫はあまりパッとしないですね。
ディズニーのアニメ版は1951年制作ですが、パープルの縞模様になったチェシャ猫というのは、非常にポップかつサイケデリックで、よりデザインとして優れていた気がする。
赤の女王はいいんじゃないでしょうか(苦笑)
個人的にはジュディ・デンチで観たかったですが。
ジュディ・デンチさまの女王に「首をちょんぎれ」死といわれたら、マジ怖そうッス!
それにしてもなんでまた大人のアリスなんですかね。
大人でしか演じられない恋愛シーンだの、複雑な人間ドラマでもあるのか?
しかしそんな話でもなかろうに。
ニセウミガメと人生を語りあうのか?
まあ、どっちにしろすごく観てみたいし、期待も大なんだけど、ちょっと裏切られた気分。
うーぬ。うーぬ。
原作ファンとしては、納得がいかんです。
「少女のアリス」派にとって金字塔のアリス像と言えば、これですよ、これ!
沢渡朔の写真集「少女アリス」
Amazonはこちら。少女アリス
これはすばらしい作品集なのよ!
英国で撮り下ろした写真集で、ビクトリア調ドレスを着た金髪の少女がアリスを演じて、ミニチュアのドールハウスや、古い図書室やイギリス風庭園といった舞台に遊んでいるもの。
西洋骨董と美少女という少女趣味の極めつけです。
しかも淡くエロティックな香りが漂い、少女のセミヌードがあったり、成人女性のヌードと少女が組みあわせてあったりする写真もあり。
今どきだったら、完璧に出版界の倫理にひっかかっていて許可されないだろうね。
当時はまだ「少女の裸は性的興奮の対象ではない」という世間一般の考えがあったんだと思う。
ところが今になっては「そんなロリ男ばっかり」というすごい時代に(汗)
ふーん、アマゾンで見ると、絶版になっているんですね。オークションでは2万以上になっているようす。
でもエリぞうは絶対に売らないよ。
さてこの「少女アリス」は金髪碧眼という正統派美少女路線。
まさに天使みたいな女の子。
しかしながら、じつはエリぞうが映画で観たいのは、こういう金髪のアリスではないのね。
では、どんなドリーム・キャストを望むかというと、やたらと長くなるので、続きは明日に!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
暑いですねー。
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