独創的なスイーツが旨し! モモフク・ミルクバー
2009年 08月 19日
このミルク・バーはデビッド・チャンによるモモフク帝国のスイーツ部門として存在。
ケーキやクッキー、そしてベーカリーを売っていて、広い店内にはスタンド式で食べられるテーブルが用意されています。
デビッド・チャンといったら、世界のトップレストラン50位圏内に食いこんで世間をあっといわせたNYのカリスマ・シェフ。
モモフク・ヌードルという「ようするにラーメン屋じゃん?」からNYレストラン業界のトップへと登りつめた。どえりゃあ男なのだぜ!
さらにデビッド・チャンが誰かってことを知りたい人は、NYニッチのこちらの記事を読んでみてね。
ちなみにエリぞう、ふだんクッキーは食べませんの。
モモフクのミルク・バーがオープンしても「だから?」って感じで、べつだん興味もなかったのだ。
ところがうちでパーティをした時に、友人が差しいれてくれて初めて食べてみたら、これがびっくり、めちゃうまだったのよ!
なんだ、これ。
すっげえええ、まいうー!
味つけはかなり甘いです。いわゆるアメリカンな甘さ。
でもおいしいんだよ。
なにが違うかっていうと、ふつうのクッキーとは違ってちょっと変わった素材の組みあわせで、その意外性が新鮮でおいしいのね。
クッキーは4種類。
コーンフレーク・チョコレーチチップ・マシュマロ・クッキー。
チョコレート・チョコレート・クッキー
ブルーベリー・クリーム・クッキー
コンポスト・クッキー
で、このコンポストというやつが、ポテトチップ、コーヒー、オーツ、プレッツェル、バタースコッチ、チョコレートチップ入りという意外すぎるメンツを混ぜ込んでいて、おいしいんだな!
くそー。やるな、デビッド・チャン。
さすがだぜ。
おめおめと術数にはまるとは思わなかったぞ。
パティスリー・シェフは、christina tosi という女性ですが、「意外性のある食材を旬の感覚で組みあわせる」というモモフク・スタイルはみごとに踏襲。
思うに、デビッドさん、味のセンスがずば抜けていいんだね。
料理でもメイクでも映画でもホテルでも、ようはセンスの問題だと思うんだけど、デビッド・チャンがその「今っぽい」感覚に優れていることはたしか。
クッキーは一個1.85 ドル。
3個5ドル、6個で10ドル、1ダースで 20ドル。
えー、節約派のあなたは「Yesterday’s cookie」を狙って下さい。
前日の売れ残りクッキーを安く売っているのですが、べつだん自分で食べるには問題なし。
こちらではパンも売っていて、ポテト・グラタンとグリュエールチーズとベーコン入りのボルケーノ、バナナ・グリーンカレー・ブレッド、キムチとベーコン入りフォカッチャなんてな独創的なパン類もあり。
モモフクのシグネチャーであるポーク・バンもサーブしています。
これは中華まんのバンズに、三枚肉のローストなどが挟まっているもので、大人気アイテムなのだ。
しかし中華まんに9ドルは、ちと高くないか?(汗)
ケーキはプレッツェルを乗せたキャンディバー・パイ、カラメル味のドゥルス・ド・レッシュ・ケーキなどが人気。
スイーツの店にはめずらしく夜中の12時までオープンしています。
おや、これは飲み会のあとに寄ってけ、ということなんですかね?
怖いですねー。
危険ですねー。
カロリーにドキドキしながら、スリリングに食べて下さい。
MOMOFUKU MILK BAR
住所:207 2nd Avenue at 13th street NY, NY 10003
電話:212-254-3500
営業:月曜〜金曜 8am - 12am 土曜日曜9am - 12am
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