ミシェル・オバマさんがお気に入りのソフィー・テアレット
2009年 09月 05日
恒例ミシェル・オバマさんウォッチングの時間です。
ケニアを訪問した時にミシェルさんが着ていたこのドレス。
デザイナーはソフィー・テアレット(Sophie Theallet)
おや、8月にマーサズ・ヴィニヤード島にバカンスに出かけた時も着ていて、お気に入りのよう。
こちらでも黒いシャツ襟バージョンのドレスを着ています。
ソフィーはフランス生まれで米国在住。
アズデン・アライアで10年にわたって働き、さらにフランソワ・ナースとリゾートラインのMotu Taneを05年にスタート。
そして自身のブランドを06年にローンチ。
「ラックス・ボヘミアン」(贅沢なボヘミアン)なスタイルを打ち出し、大人のリラックスしたフェミナンな着こなしを提案。
大人世代に似合いそうなラインです。
といっても、このブランドの名を聞いたことのない人のほうが多いのでは?
正直いってあまり米国でも知られていなかったんですが、ミシェルさんが着たことによって、たちまちニュースで名前が広まることに。
さすがミシェルたん効果!
よくミシェルさんもこんな新しいデザイナーに目をつけるよね、と感心しますな。
こちらが実際にランウェイで披露されたルックです。
じつはこのソフィー・テアレット。
09春夏コレクションで、初めてのランウェイにデビューした際、モデルが全員黒人だったことでも話題を集めたんですよ。
ブラックモデルに統一したのは、決して政治的な意味ではないとか。
「色彩のことを考えて、ダークスキンに色が驚くほど映えるから」という理由だったらしいんですね。
ブラックモデルだけを揃えるというのは、NYコレクションでもめずらしいこと。
で、話題にはなったんですよ。
もちろんミシェルさんが「ブラックモデルを使ったデザイナーだから」という政治的な理由で、ソフィー・テアレットを選んだということはないと思うのね。
でもコレクション写真を見たときに、自分が着こなした時にどう映えるか、想像しやすいほうが買いたくなるのは、たしかじゃないかな。
もともとファッションの世界というのは白人至上主義なんですが、近ごろブラックやアジアンのモデルが増えてきているのは、世界経済の成り立ちとして、有色人種マーケットをおざなりにできないからだと思うのね。
ソフィーさん自身もミシェルさんが愛用しているのを知って驚いて感激しているので、これはビッグサプライズ、彼女にとっても想定外のことだったよう。
どこで人間、幸運を掴むかわかりませんね。
もしかしてソフィーさん、ジェイソン・ウーに次ぐ運の持ち主かも。
今回のNYコレクションではメディアの注目を浴びそうです。
エリぞうも観に行って、オーラ浴をしてくるわー!
sophietheallet
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うひゃー。NYファッションウィークも近づき、みちみちしてきました。
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