コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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大竹しのぶと草笛光子の「グレイ・ガーデンズ」を観劇!

わー! すっかり放置していて、すみません!
ブログ死体化

すっかりミイラになっていますなー。
やばし!

日本では更新もままならず、ようやく戻ってきたと思ったら、とたんに風邪を引いてしまったという体たらく。
がーん!

昔は日本に帰ると風邪を引いていたものなんですが、どうも今ではNYに戻ってくると、気が抜けて風邪を引くみたいです。

この間にも覗いて下さったみなさん、たいへん失礼しました
ダメぞうを殴って下さい(ばこーん!

さて更新もせずに、いったい日本でエリぞうはなにをやっていたのか?
今回の滞在のメイン目的はママンに会うこと。

一時期車椅子になっていたママンだったのですが、今回はかなり足腰がしっかりしてきて自分で歩けるようになっていまして、父の三回忌にもぶじ参加できて、ほっとしました。

親が老いていく姿を見るというのは、なんともいえず気持ちが沈むことですが、こればかりは時の自然な流れだから、いかんともしがたいですね。

これもまた生きることの経験のひとつでしょうから、きっちり受けとめていきたいものです。

さてそんななかで、エリぞうもしばしば都心に出かけておったんですが、ある日銀座にくりだして観劇をしたのでした。
じゃーん!

東宝クリエシアターに「グレイガーデンズ」を観に行ったんでーす!

大竹しのぶ草笛光子主演!
宮本亜門演出の意欲作なのだ!

えー、じつはエリぞう、この芝居のパンフレットに「グレイガーデンズとファッション」についての記事を寄稿したんですね。

グレイガーデンズといえば欧米ではファッションのアイコンになっていて、3.1フィリップ・リムの07年秋冬コレクションやジョン・ガリアーノの08年春夏コレクションのテーマにもなっているのです!

アメリカではドリュー・バリモアとジェシカ・ラング主演のドラマがHBOで流れたから、ご存じの方も多いのでは?
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さて日本版はいかがなもんでしょうか?
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お、シアター・クリエのクリエちゃんが、リトル・イディのコスプレをしているじゃあーりませんか!
ターバンにつけたブローチもそのままで芸が細かい!

これに気づくお客さんは何人いてくれるのであろーか。

舞台はリトル・イディとジョー・ケネディの婚約発表の夜から始まります。
壮麗なハンプトンのお屋敷グレイガーデンズに住むイディ母娘。

しかし母親のビッグ・イディ(大竹しのぶ)は歌手になる夢を捨てきれず、娘の婚約発表会でも何曲も歌いたがるという「あたしが主役よ」タイプの母親。

娘のリトル・イディ(彩乃かなみ)はそんな母親の元から独立したがっているものの、母の庇護から逃げ出す勇気もない。

そんな二人の元にもたらされた衝撃のニュースは……。

そして二幕目。
夫に見捨てられ、財産をなくしたビッグ・イディ(草笛光子)と今季を逃したリトル・イディ(大竹しのぶ)はグレイガーデンズに蟄居。

こちらは実在のビッグ・イディとリトル・イディの写真です。
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二人きりの生活を続けて、支配的でありながら娘を必要とする母親と、母親から逃げたいのに母親に依存してしまう娘。

こういう母と娘の確執というのは女性なら身に覚えのある人が多いはずで、元ネタを知らない人でも、共感しやすい内容になっているんじゃないでしょうか。

大竹しのぶが演じるリトル・イディは、アメリカ版とはまったく異なっていてかわいいです。
とにかくかわいい。

本物のリトル・イディの持っている、なんともいえず尊大な、だけどハイソの貴婦人らしくグラマラスという雰囲気とは違っていて、「いつまでも大人になりきれない」娘という解釈にしているよう。

HBO版ではドリュー・バリモアが実在のリトル・イディに話し方までそっくりに似せていたから、日本版のリトル・イディは日本版ならではのイディ像ですね。

それにしても一幕目から唄いっぱなしでご立派。

そして感心したのが、草笛光子
ほとんどベッドの上に寝ながら唄っているシーンしかないのだけれど、これがすばらしい
朗々とした謳い声。
いかにも没落した大家の奥さまという風情があってカッコよす!

衣装については、うーん、まあ、元ネタとは若干違うかな。
この衣装だけを観て「なぜグレイガーデンズがガリアーノの心を打ったのか」は、わかりにくいかも。

でもまあ、ドキュメンタリーから人気が広まったアメリカと違って、日本では「母と娘」の物語を前面に出しているわけだから、あまり衣装は大事な要素ではないのかもしれないですね。

さて芝居のあと、友だちのアキームたんに誘われて関係者の打ち上げにもこっそり参加を。

なんと初日にはアメリカからグレイガーデンズの制作者チームが来日して、観劇していました。

ピュリッツァー賞受賞作家のダグ・ライト氏(台本)、スコット・フランケル氏(音楽)、マイケル・コリー氏(歌詞)と亜門氏。
うひゃー!
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そして出演者のみなさんたちも乾杯を。
まわりに今舞台に出ていた役者さんたちがいっぱいいるー。

うわーーー!
ナマの大竹しのぶさん、かわいい!
すげー! 若いぞー!
いくつになっても少女っぽい雰囲気があって可憐だわー。
とても50代とは思えません。

そしてナマ草笛光子先生。
カッコえええええ!
白髪にサングラスをかけておられるんですが、その存在感がカッコよすぎ。
NYにいてもパリにいても、人目を奪うカッコいいおばあさまですな。
ああいうふうに優雅に年を重ねたいものです。

あとで調べてみたら、1933年のお生まれなのね。
うちの母と三つしか違わないのかー(驚)
いったいあの元気さはどこから来るんだろう。
すごすぎる。
これが女優魂というやつなのか。

「ぎゃー! パンフにサイン下さい!!!

とがぶり寄りたかったけれど、関係者ばかりで、そんなミーハー丸出しの行動がしずらく、断念したのでした。
くすん。

そんなこんなでお開きになったら、終電ぎりぎりに遅くなっていて、急いで帰宅をしたエリぞうでスタ。

さてこの「グレイガーデンズ」
シアタークリエで12月6日まで上演中。
さらに大阪と名古屋公演が控えているそうです。

大竹しのぶさんの熱唱が聴かれるレアな舞台ですよ!
草笛先生もカッコよしです!
レッツらゴーゴー!

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by erizo_1 | 2009-11-23 06:42 | エンタメの殿堂