コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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2009年アカデミー賞 元夫婦の一騎打ちは?

さーて、みなの衆、オスカー・トトカルチョ予想大詰めです。

脚本賞(オリジナルスクリーンプレイ)

「ハートロッカー」
「イングロリアス・バスターズ」
「メッセンジャー」
「シリアスマン」
「カールじいさんの空飛ぶ家」


じいさん健闘しているなあ。
でもまあ、当然ながら「ハートロッカー」でしょう。
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脚色賞(原作をもとにした脚本賞)

「マイレージ・マイライフ」
「第9地区」
「17歳の肖像」
「イン・ザ・ループ」
「プレシャス」


これは「マイレージ・マイライフ」でよろしく!

なぜかといえば、セリフ回しが抜群にうまいから。
いわゆる「小洒落た」「気の利いた」「ウィットに富んだ」「頭の切れる」会話がちりばめられているんだね。

でもって実物のジョジクル本人がそういう頭の回転のいい人だから、こういう気の利いたセリフが浮かずに、リアルに聞こえるのでした。

監督賞

キャスリン・ビグロー     「ハートロッカー」
ジェームズ・キャメロン    「アバター」
リー・ダニエルス       「プレシャス」
ジェイソン・レイトマン    「マイレージ・マイライフ」
クエンティン・タランティーノ   「イングロリアス・バスターズ」


こちらはどうしたってキャスリン姐さんが取らないとウソでしょう。
姐さん、ガツッと取っておくんなさい。

しかもノミネート作品のなかでいちばん男汁作品(笑)
姐さん、漢すぎです(汗)


作品賞

「アバター」
「ハートロッカー」
「ディストリクト9  第9地区」
「ブラインドサイド」
「17歳の肖像」
「イングロリアス・バスターズ」
「カールじいさんの空飛ぶ家」
「プレシャス」
「シリアスマン」
「マイレージ・マイライフ」


ぬー。5本の候補を10本の候補に増やしても、こうやって書くのがたいへんなだけで、あまり意味があると思えないね。

カールじいさんの空飛ぶ家」が並んでいると、文字通りすごく浮いているんですけど……(汗)
いや、わたしは大好きでしたよ、あの映画。

もう冒頭の十分間で号泣!
映画史に残る、すばらしいオープニングだと思います!

でもあれが取るのはアニメーション部門じゃないの?
なんでここに「えへ!」って感じで加わっているのか、わからないなあ。

いっぽう「ディストリクト9 第9区」のノミネートは快挙として、褒め称えたいです。
ぷがぷが、どんどん!
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エリぞう的には2009年のSF映画でベスト1!

「スタトレ」は文句なくおもしろかったけど、この「第9地区」はハリウッドでは生まれない斬新な発想があってノックアウトされました。

監督は南アフリカ出身のニール・ブロムカンプ監督、ピーター・ジャクソンがプロデュースしたことで全米でもヒットした作品です。

ヨハネスバーグ上空に不時着したエイリアンに対して隔離政策が取られるという設定がアパルトヘイトを思わせる、まさしく南アフリカでなくては作れない映画。

もう発想からしてハリウッドとはまったく違うんですよね。
こういうのを観ると、「ズバ抜けた才能ってこれをいうんだよな」といい意味でのショックを受けますね。

しかしながら受賞作はありえないね。
映画がメインストリームというより、カルト作品に近いから。

でも劇場長編第一作目でノミネートされただけで快挙だし、この監督にはこれから先長い映画キャリア人生が待っているだろうから、よし!

やはり予想屋としては「アバター」と「ハートロッカー」の元夫婦一騎打ちに注目でしょう。

個人的に取っていただきたい作品は「ハートロッカー」

「アバター」は話じたいはお子ちゃま映画だからねえ。
ああいうキャラクター造型やストーリーで大賞が取れるんだったら「スタートレック」が取っても「ターミネイター」が取ってもおかしくない。反対に「スタトレ」がノミネートされないのがおかしいことになる。

だけども見所は3D映像の美しさであるわけで、あとでふり返った時に、
2009年度の映画ってなんだったっけ?」
「アバターだよ」
「あー」
というエポックメイキング作品ではありますよね。

なんでも3Dにすればいいかっていえばそんなことはなく「アバター」のように最初から計算しつくされてこその、あの映像美でしょう。

ということで、ベッティングは「アバター」
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それにしても「ターミネイター」「タイタニック」と時代ごとにエポックメイキングな作品を出してきているジェームズ・キャメロンは本当にすごい。
どれだけ卓越したマーケティングセンスの持ち主かという。

でも新聞の読みでは、
「アバターのような映画が評価されると、役者たちの出番がどんどん少なくなっていくから、それに対抗する勢力がアバター受賞に反対票をいれるのではないか」
という意見もあって予断を許さず。

しかしね、ここまでは誰でも予想できるんだよ。

いつも短編ドキュメンタリーとか、短編アニメーション賞とか誰も見ていないようなジャンルでの賭が勝敗を決めるんだな。

だいたい録音賞と音響編集賞とは、どう違うのかシロートにはわからない(汗)

というわけで結局のところテケトーに丸をつけて運任せ
混戦の結果は明日!


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by erizo_1 | 2010-03-07 17:51 | エンタメの殿堂