コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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ハイチ大震災の現状と子どもたち  その2

大地震にみまわれたハイチを、3月に訪れてNGOのテントで過ごしてきたジャーナリストの津山恵子さん。

アメリカではボランティアも盛んですが、津山さんが参加したNGOの他のメンバーたちもさまざまな職業の人がいて、なかにはリセッションで仕事がなくなったために「ちょうどいい機会だから」と参加してきた人もいたとか。

「アメリカではなにか自分がやれば、少しでもなにかが変わるのではないかと考える人の割合が高いと思います」と津山さん。

驚いたのが、彼女がこうした海外の特殊な地域に取材に行く時は、ふつう100 万円近くを下着に縫いつけて持っていくといっていたこと。

なにが起きた時にでも脱出できるための費用らしいんですが、びっくり!
おのれの身をおのれで守らなければならないジャーナリスト稼業というのは、ハンパないですね。

またテント暮らしの最中は、生水を一滴も飲まないようにしたそうです。
おかげで仲間11人のうち7人が水に当たって苦しんでいる時も、お腹を壊さなかったとか。

実際の小柄な彼女を見ると、そうした困難さをものともせず被災地に乗りこんでいく姿はあっぱれのひとことです。

そして「女性ジャーナリストであることの視点」についての質問には、

「子どもたちと話しやすかったこと。そして女性たちとも交流しやすかったこと」
を挙げていた津山さん。

「ハイチで会ったひとたちのなかで、しっかりしていて希望を感じさせてくれるのは女性のほうが多かったですね」

ことに印象的だったのが、津山さんのヒューマニズム溢れる姿勢でした。

「持っている人はそれを分かちあわなければならないというのを、恩師から教えられたんです。
自分には力もある。
それをどう扱うかコントロールすることもできる。
その持てる力を使って、こうやって人々に伝えていくのが、わたしのできることだと思っています。

そして人間はひとりでは生きられないということ。
わたしたちがハイチの人たちに与えられるように、わたしたちもハイチからコーヒーなど与えられているものもあるということを思い出して欲しいと思います」

理想をもって報道するジャーナリスト魂に拍手を贈りたいです。

なおこの日集まった金額は3000ドル近く、諸経費を抜いたあと、残りは日系人会ハイチ大地震基金(JAA Haiti Fund)に寄付されたそうです!

こちらはモデレーターを勤めてくれた我謝京子さん。
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精力的に報道を続ける津山恵子さん。
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そして主宰してくれた「女性実業家の会」のみなさん、お疲れさまでした!


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by erizo_1 | 2010-04-28 15:44 | 社会の時間