ナイキタウンでカスタマイズのスニーカーを作るの巻
2010年 06月 14日
ふふふふ、読者のみなさんは覚えておられるでしょうか。
エリぞうが「脱デブ化計画」のために4月からジョギングを始めたことを。
これでも運動はわりあい頻繁にしていたほうなんですが、一年発作、じゃなかった、一念発起してマジに走り始めたんですよ。
時間がある時は4.5~4.8マイルくらい(6.5キロくらい)走り、時間があまりない時は2マイルくらい(3キロくらい)を走っているかな。
それもノロノロの亀の子走りで(笑)
しかしウサギとカメの喩えのように、亀の子走りでもコンスタントに走っていれば、一週間の走行距離はたいしたものになるのだよ、明智くん!
おかげで最近は汗をかいて走ることじたいが楽しくなってきたんですよ!
わー!
走るのが楽しいなんて爽やかなセリフ、我ながら自分のコトバとは思えない!
爽やか少年の背後霊でも取り憑いているんじゃないのか。
そこで前々から気になっていた「幅広のスニーカーが欲しい!」という望みを実現してみることにしたのです。
えー、じつはエリぞう、左足が外反母趾ぎみで、幅の狭い靴を履くと、足の親指のつけ根が痛いのね。
スニーカーは前々からナイキ派で、現在のランニングシューズもエア・マックスなんだな。
でもナイキはアメリカ製だけあって、ちょっと幅が狭めなんだよね。
オンラインを調べたところ、ナイキではナイキIDというカスタマイズしたスニーカーがオーダーできるらしい。
値段もたいして変わらないもよう。
これだぜ!
オンラインで見ると、プロセスが複雑なので、まずは店舗に行ってみることにしたのでした。
NYの旗艦店であるナイキタウンはNYの5番街と57丁目、ティファニーのすぐ横ね。
まず5階にあるナイキIDのコーナーに行ってみると、「予約が必要」とのこと。
マジ?
でもまあ、そんなにカスタマイズの客で混み合っているわけもなく、うまく空き時間に予定を入れてくれたのでした。
で、まず「どのスニーカーがいいか選んで」というんだね。
うーん、どれがいいだろう。
まずは3階にある女性用ランニング・スニーカーの売り場に行って、相談してみることに。
すると、そこの女性店員さんが、
「ナイキIDは色使いを選べるサービスで、幅は選べませんよ」
というではないですか。
え?
幅が選べないの?
へんだな、たしかオンラインでは幅が選べると説明してあったのに、どうなっているんだろう。
どうも腑に落ちなくて尋ねてみても、その女性店員さんは堂々と、
「ナイキIDでは幅は選べない」
「ナイキの靴に幅の種類はない」
「幅の広い足にあったスタイルがあるので、そのスタイルを選ぶべきだ」
と説明するんだよね。
……そうなのか、カスタマイズが色だけだったら、わざわざナイキで頼む必要はないんだよね。
だったら金のムダ使いだから、止めたほうがいいじゃん!
そこでピタ隊長が5階のナイキIDコーナーに上がってもう一度確かめてきたのでした。
で、判明したことは「ナイキIDでは足のサイズを計って、幅も選べる」とのこと。
なんだよ、やっぱり幅も選択できるんじゃん!
まったくもー!
えー、正直いってNYのナイキタウンに勤めている店員のレベルはあまりよろしくないですね。
店員が自社のサービスについて知らないのはまずいわな。
しかしアメリカなので「ま、そんなもんだろ」と考えて、わからないことがあったらフロア・マネージャーをつかまえて聞いてみたほうが得策ですね。
ことに日本からの観光客のみなさんや駐在赴任して間もない人は、店員のいうことを鵜呑みにせずに、おかしいと思ったら、マネージャーを捜してね。
アメリカでの客サービスは、かなり日本とはレベルが違うからね。
エリぞうもさっさとマネージャーをとっつかまえて靴の種類を尋ねることにしたのでした。
エリぞうの場合は外ではあまり走らずに、もっぱらジムのトレッドミル(アスファルトに比べて堅くなくて膝に負担がない)であり、スピードを競うわけではないという旨を説明すると、フロア・マネージャーが薦めたのは「ペガサス」というスタイル。
で、いよいよ5階のナイキIDに行って、このペガサスでカスタマイズを進めることにしました。
ここは一画だけ別室になっています。
さまざまなデザインのシューズがディスプレイされています。
担当の店員さんがパソコンのモニター上に表れるスニーカーの画像を操作して、色を変えていきます。
壁の大画面モニターで見られる仕組み。
すごい!
ベース部分の色はもちろん、ラインやロゴマーク、ヒモ、靴底、ヒールのサポート部分など、すべての色を自分で決められるのです。
はー。
知らなかった。スニーカーってこんなに細かいところまで色が選べるのか!
最初に選ぶのはベースの素材と色。
素材はゴアテックスを選んで、
「えー、えー、えーと、よくわかんないけど、ピンク」
なにも考えずに行ってしまったので、その場で慌てふためくというバカさを発揮。
いやー。ふつうはオリジナル・スニーカーを作りに来るくらいの人は前もってあれこれと考えてくるんだろうけど、はっきりいってなにも考えていなかったからなー。
いつもながらなにごとも用意をせずに挑んで、ドタンバで「やべ!」と慌てて考えるエリぞうなのであった。
これってグラフィックデザイナーの人なら、パッパッと配色を考えつくんだろうけど、シロートにはとてもできないね。
何回か色を選んだり、違う色に変えたりして、そのたびにモニターで確かめながら、配色を完成。
ベースをピンクにしてシルバーをあしらい、ソールはブラックに指定しまスタ。
おお、好みのハデな感じになったぞ。
そして最後にベロ部分に、ちゃんと名前も入れられるのです!
「名前をどう入れますか」と店員さんが質問してくると、
「エリゾーにしたらいいよ」
とピタ隊長。
「エリより、エリゾーのほうがファンキーだから、エリゾーにしよう!」
ファンキー?
ファンキーなのかよ、「エリぞう」は!
てことで、ベロ部分にERIZOと名入れした世界でひとつのスニーカーのデザイン完成!
わはははは、へんな靴!
エリゾーと書いておけば、こんなものを盗むヤツはいないであろう。
もちろん足の長さと幅も計って、それにあった形にしてくれます。
エリぞうはサイズ6(23センチ)で、幅はDでした。
そしてデザインの仕上がりを、なんとプラスティックカードにプリントアウトしてくれるのだ!
じゃーん! エリゾー・モデルです!
すげー!
おもしろい!
手伝ってくれたジョンさん、ありがとう。
この人は親切で有能でした。
スニーカーは3週間後にできてくるらしいです!
うきゃー!
外反母趾で悩んでいる身にとっては、選択の余地があるカスタマイズは嬉しいです!
出来上がりが楽しみだーーー!
わくわくわく!
Niketown New York
住所:6 East 57th Street, New York, NY 10022-2502
電話:(212) 891-6453
営業:10:00am~8:00pm(月曜〜土曜) 11:00am-7:00pm(日曜)
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