メトロポリタン美術館のマックイーン展いよいよ8月7日まで
2011年 07月 29日
いよいよ8月7日までです!
そして大好評につき、最終週末にあたる6日(土曜)7日(日曜)の夜は深夜12時までオープンしているそうです!
うひー!
NYに住んでいるみなさん、これは必見の展覧会よ!
観逃したら、一生悔やむわよ〜〜〜!
エリぞうは6月に既に観ましたが、いやもうすばらしかった!
圧倒的なクリエイティビティと、とてつもない美と、そして狂気すれすれのイマジネーションに、やられました。
わたしが行った時は45分待ちでしたが、その価値ありです。
現在は夏休みとあって「2時間待ち」もあるようですが、それでも行ってみる価値あり!
展示はアレキサンダー・マックイーンがセント・マーチンの卒業に制作したコレクションからスタート。
「被害者をつけねらう切り裂きジャック」と題された有名なフロックコートで、人毛が縫い込まれているというところからして尋常じゃない。
その彼の才能をいちばん最初に見いだしたのが、ファッションエディターだったイザベラ・ブロー
彼女が初コレクションから収集していた眼力にも感服するし、展示されている服のかなりの数が、このイザベルの個人所有物だったことにも驚かされます。
そのイザベラは07年に自殺
そして2010年にはアレキサンダー・マックイーンも自殺。
でもこの展覧会を観ると、モードの死に神に取り憑かれる死というのもあるのかもしれないと、奇妙に納得もするんですよ。
何度も繰りかえされる死のモチーフやサド・マゾのイメージ、フリークを彷彿とさせるグロテスクな美、倒錯趣味、夢や象徴や神秘への傾倒、不安や憂鬱やはかなさに彩られたロマンチシズム、つねに新たな地平を切りひらこうとするアバンギャルドさ、人体と動物をかけあわせたような奇怪なフォルム。
そしてなによりこれだけの溢れるイマジネーションが浮かんでくるなら、それは現実社会と折り合いがつかなかったんじゃなかろうか。
ファッションに興味のあるひとはもちろん、女性の服に興味がなくても、その美しさで常識を吹き飛ばしてくれる展覧会です。
まだ行っていないニューヨーカーはレッツらゴーゴー!
そして観に行けない日本の方も、このビデオで楽しんでみて下さいね!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
一日一回のクリックご協力ありがとうございます。
下の↓アメリカ情報バナーをポチッ!とクリックしていただけると、励みになって嬉しいです。
ご厚意ありがとうございます!
にほんブログ村
エリぞうのツイッターはこちらです