坂本龍一×にしなあや NYのライブハウスでコンサート
2012年 04月 24日
期間は4月24~29日の6日間。
リサイタルが行われるThe Stoneというライブハウスは、クローズしたレストラン跡を、音楽家たちがレーベルや場所の規制なく自分たちが演奏したい音楽を思うぞんぶん観客と共有することのみを目的とし、数年前に改造されたそう。
ステージもなければ、ロビーもない、音楽のためだけの空間なんですね。
前衛的な音楽をメインとして、有名な音楽家たちの演奏を目の前で聴けることが人気になっているんですよ。
ちなみに周囲はおっさんたちがボデガや床屋でたむろしているようなコテコテの庶民エリア。
なんというか昔のシモキタのライブハウスみたいなところなんですね。
その小さなライブハウスで教授が拝めるんだから、これはめったにないチャンスでしょう!
で、エリぞうが行くのは4月26日に行われるにしなあやさんとのリサイタルなのです!
彼女がまたすばらしい才能の持ち主なんですよ!
あやさんはNYを拠点として活躍する作曲家で仙台市の出身。
15歳の時に単身渡米して、国際的ピアニストスティーブン・オズボーンにその才能を認められて、作品がリサイタルで演奏を。
そして有名な音楽家であり、前衛的な音楽をあつかうレコードレーベル「TZADIK」代表であるジョン・ゾーンに見出されて、デビューアルバムの制作を同レーベルで史上最年少でオファーされて制作中。
これまでにも「コンサート・ピース(ユニセフとカナダ国立オペラ劇場の共催企画)」、カルフォルニア科学アカデミー・スタンハート水族館など数多くの国際的機関から作品を依頼され、その作品は国際女性作曲家連盟などから表彰。
2004年からは仙台市を拠点とする「NPO法人・ミューズの夢」の正式会員となり、障害を持つ子供たちのための音楽 作りと作品発表に貢献、
さらに東日本大震災後に、SONG FOR JAPANというNYでのチャリティコンサートに係わり、Save Japan Benefitsという音楽やアートなど文化的活動を通じて長期的な支援をする団体のディレクターを務めています。
こう書くと、なんだかすごい人なんですが(実際すごいんですが)素顔は、可憐でかわいい女の子なんですよ!
ジャンル的にはアンビエントとか環境音楽とか前衛エレクトロニック音楽になるのかもしれませんが、カテゴリを超えて非常にスピリチャルな印象を受けます。
こちらはあやさんがCalifornia Academy of Sciencesのフィルムのために作曲した曲
お断りしておくと、じつはThe Stoneには前売り券すらありません。
早いモノ勝ちで並ぶんですね。
このコンサートだったらどう考えても、長蛇の列になるんじゃないかという気がするんですが、8時と10時の回にわかれているために、うまくお客さんが分散することを期待。
なんでも坂本龍一さんは、あやさんにとって作曲を志すきっかけともなった存在だとか。
どんなリサイタルになるか楽しみです!
詳しいスケジュールや出演者はこちらをどうぞ!
RYUICHI SAKAMOTO PRESTENS
4/24~4/20
The Stone
E 2nd Street &Avenue C NY, NY 1009
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