コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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スターウォーズ エピ3の政治的解釈とは?

うわああああ、なんてこったい。
生活習慣を変えたら、いきなりブログが放置プレイになっているー!

えー、じつは長年の完璧夜型ドラキュラ生活だったあてくしが、最近思うところあって朝型に切りかえてみたのです。

そしたらいきなり夜中に書いていたブログを更新する時間がなくなっている始末。ありゃりゃ。困ったな。

さて話はかわって友人のアメリカ人が、スターウォーズについて異説を唱えていたので、そのご紹介をひとつ。

彼によると、エピ3はアメリカの政治を揶揄しているというんだね。

つまり銀河共和国にたてつく通商連合のニモーディアン(うめぼし顔のエイリアン)たちが、アル・カイダ。

それを利用して銀河帝国を転覆させて乗っ取るシスが、ブッシュ。

アル・カイダを仮想敵にしたてて、国連および世界の世論を「対アラブ」にもっていったというアメリカの政治を象徴しているというのが、彼の解釈なんだね。

ふーむふーむ。その解釈はわからないでもない。
けど、私がクリエイターだったら、あまり狭義に「いまの政治」を反映した内容だと思われるのは心外だろうなあ。

作り手としては「これは歴史に残る永遠の名作なのじゃー!」と信じて作っているだろうから、何年か経てば風化するような政治状況をあまりダイレクトに、作品には出さないとは思うんだよね。

でも物語である以上、ルーカス監督の政治についての見解が反映されているとはいえるはず。

(この先ネタバレがあるので気をつけて下さいね)

エピ3では、悪の帝国が兵力ではなくて、じつは議会制にのっとって、銀河のコンセンサスのもとに悪の専制政治を行うようになるというあたりが、なかなかおもしろい点になっていると思うんですよ。

いわゆるB級SFにありがちなように、ワルもんが強大な戦力で銀河を征服したってわけじゃないんだよね(例:クロニック・オブ・リディック)

そうじゃなくって議会政治でちゃんと票をあつめて、「政治的に正しく」反対勢力であるジェダイをつぶし、またニモーディアンたちをコマとして利用するあたりも、かなり現実の政治に近いものがある。

そのあたりはさすが若い時のルーカス監督とは違って、現実の政治世界というのを、よく反映している気がします。
いま考えれば、エピ4のシンプルさが懐かしい。

しかしちっともすごくないのは、アナキンやーーーーー!(←しつこい)

あんなにコロッと宗旨替えをしている男だったら、子供ができても、突然「オレ、他に好きな子ができたからー。自分に正直に生きたいしー」とかいってあっさり奥さんを捨てそうだよね。

もしかしてアミダラ女王に「男を見る目」がなかったのが、銀河共和国の敗因なんでしょうか。がーん!

女子のみなさん、キレやすい年下の美形男にハマッちゃだめですぜ(これが映画の裏テーマだったのか!)
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by erizo_1 | 2005-06-25 12:44 | エンタメの殿堂