ダンスと音楽と最新映像のコラボ「In the Box」NY公演
2015年 11月 29日
これが美しかった!
主演は、NYの名門マーサ・グラハム・カンパニーでプリンシパルを務めてきたトップダンサーである折原美樹さん。
共演はダンサーの津田奈々さん。
そして作曲とピアノ演奏はジャズピアニストの大江千里さん。
演出は日本のエンタメシーンで活躍する舞台映像演出スペシャリストの西山裕之さん。
西山さんはTOKIO / V6 /嵐 /関ジャニ∞ /KAT-TUN /ジャニーズJr. /X-Japanなどなど、そうそうたるスターたちの舞台を担当!
で、その最新テクのモーションセンサーや映像を駆使していて、ダンサーの動きにつれて、映像が動き、さまざまに変化。
舞台演出のテクノロジーがこんなに進んでいたとは。
なにより美樹さんの流れる水のように滑らかで、蔓のようにしなやかで、有機的な踊りに目を奪われ、それが千里さんのピアノの音色とからまってみごとに融合。
そこに相まって変化する映像がとてもきれい。
わたし自身はダンスには詳しくないですが、ひとつわかったのは、一流のダンサーは立ち姿から違う、ということですね。
その立ちかた、歩きかた、手の動きに、そうである意義がそこにある。
それが正しいことだと感じられる。
美しい所作というものは、形に精神が宿っているのだな、と納得。
ダンサーの動きにつれて動く映像がなんとも美しく、もっと観ていたくなるシーンでした。