おしゃれ番長のてっぺん勝負メット・ガラ2016! ビヨンセのお尻に目が釘付け!
2016年 05月 06日
今年もメット・ガラ2016のお時間です〜!
メトロポリタン美術館の服飾展覧会にあわせて行われるメット・ガラこそ、世界のファッショニスタが集まるパーティなのです。
そう、去年の記事でリアーナがピザみたいなドレスを着たり、ジェニファー・ロペスがハダカの大将みたいな格好をしていたりした、あのパーティですよ。
オシャレ番長たちが頂上をきわめて戦いあうという、ファッション界の「クローズ・ゼロ」!
てっぺんを究めるのは誰だ!?
今年のテーマは「Manus x Machina : Fashion in an Age of Technology(テクノロジーの時代におけるファッション)」。
まずはチェアウーマンであるアナ・ウィンターさま。シャネルをご着用。
そしてセレブとして今年のチェアウーマンを務めたテイラー・スウィフトはルイ・ヴィトンで。
ほう、ずいぶん洗練されましたね。ゴスなメイクですね。
カントリー歌手だった頃のテイラーたんと比べると、垢抜けましたねー。
では、どんどん見ていきましょう〜!
なんといっても旬の人といったら、このカップルでしょう。
ジジとゼイン
ジジが着ているのは、トミー・ヒルフィガ−。
ゼインのほうは、あれ、腕がキカイダーみたいになっているぞ。
これはあれだね、きっと「ファッションとテクノロジー」というテーマの「テクノロジー」の箇所をスタイリストが解釈しまちがえて、
「テクノロジー? あ、人造人間ってこと?」
「アイアンマンみたいな?」
「トランスフォーマーみたいに、へんし〜ん、て感じ?」
という方向に持っていっちゃったんでしょうねー。
「いや、そういう意味じゃないから」という言葉も喉から出かかりますが、なんたって今をときめくセレブ・カップル、もうスターは何やってもいい、ということで。
レディ・ガガ様!
IC回路をデザインしたジャケットらしいです。
でもガガ様にしては、ふつう過ぎて物足りなく感じてしまうから、ふしぎです。
ケイティ・ペリー
懐かしの「たまごっち」などのトイを飾りつけたもの。
これまたケイティにしたら想定内ですかね。
じゃじゃーん、キム・カーダシアンと、カニエ・ウエスト。
キムとカニエは共にバルマン着用。
キムの顔の細さと胴体の太さがマッチしていない、このふしぎ!
カニエはブルーアイのコンタクトをしているようです。
こうなるともう安定の「変なカップル」ですね。
こちらが安心して「ああ、今回も変だなあ」と眺めていられる稀有な存在です。
そこに出たーーー!ビヨンセ姐さん。
うおおお、さすが!
ドレスはラテックス製らしくて、ぴたぴた。
盛りあがるヒップがすごい!
みごとに円形!
まるでぶどうヨーカンのようよ!
つまようじ刺したら、つるっと剥けそう!
アメリカでのカキコミには「宝石をつけたコンドームを着ているみたい」という批評もありました(汗)
たしか去年はジェイZと出席していたのに今年はひとり?
新作「レモネード」の歌詞が、ジェイZの浮気について歌っているんじゃないかと全米で取り沙汰されているだけに、なかなか意味シンですなー。
ルピタ・ニョンゴ。
カルバン・クラインの透け感あるドレスで、すばらしい!
今回のドレスもステキですが、見て、このソフトクリームみたいなヘアスタイル!
こんなの見たことない!
どうやって車に乗ってきたんだろう?
ルーフトップ・ワゴン車で?
ざーん、ソランジュ
いいわー、彼女は。毎回独創的で好き!
いっぽうミニマルなドレスが似合うのは、スタイルの良い証ですが、「おっほっほ」と高笑いが聞こえてきそうなロージー・ハンティントン・ホワイトリー
文句なく美しいです。美女がスタイルを生かしての完璧な着こなし。
アンバー・ハード
ラルフ・ローレンを着用。
まさに正統なハリウッド・グラマラス
しかしこのひと、ほとんど脳内に夫のジョニデなんかいないだろう、という気がしますね。
カーリー・クロス。
すばらしい!
なんというスタイリッシュさ。
しかし美人といえども、迷走することだってあります。
サラ・ジェシカ・パーカー。
……え?
見間違えかなと思って確かめてみても……。
え?
なにか悩みごとでもあるんでしょうか?
不定愁訴?
まあ、誰でも人生いろいろとたいへんな時期がありますからね、早く立ち直って、みんなの期待するファッショニスタに戻れる日を待っています。
クロッシェ編みみたいな縄感溢れる素材で、ボディをチラ見せする人たちも目立ちますね。
縄っぽいアレッサンドラ・アンブロージオ。バルマンで。
ケンダール・ジェナ−。ヴェルサーチ。
いやー、今この若さじゃないと、着こなせないですね。
若さってすばらしい〜!
カイリー・ジェナ−も縄ルック。
お懐かしゅう! ナオミ・キャンベル
ロベルト・カヴァリ。
この年齢でチラ見せが着こなせるのは、すごい。
武闘家なら空手十段って感じですね。
いっぽう羽モチーフも目につきます。
リタ・オラはヴェラ・ウォン。
ケイト・ハドソンはヴェルサーチで、製作途中みたいなスタイルを。
ああああ、わたしの心をヒットするのは、ゾーイ・ソルダナさま。
ドルチェ&ガッバーナ。
美しいわ!
わーお、もう孔雀です! 孔雀王!
ものすごい手間とスキルが注ぎこまれたオートクチュールなドレスですね。
これぞメット・ガラ!
クラシックなボールガウン。ブレイク・ライブリーは、バーバリープローサムで。
華やか! めっちゃ貫禄ありますね。
こちらはジバンシー着用のベラ・ハディドと、ボーイフレンドのザ・ウィークエンド。
こちらも美しいビー・シーファー
ドルガバです。
ドラマチックな装いがガラにふさわしいですね。
ケイト・ボスワースも同じくビザンツ風のドレスで。
ゴススタイルも目立ちます。
クリステン・スチュアート
ニコール・キッドマン。
美しい、たしかに美しいのです…が、なにか「映画に出て来る魔女」の衣装感が否めない。
ゾーイ・クラヴィッツ。
濃いわー!
このひと、お父さんがレニー・クラヴィッツで、義理のお父さんが「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェイソン・モモアですからね、そりゃ濃くもなるわ!
と思っていたら、そこに「待て、オレがいる!」と現れるマドンナ姐さん!
うーわー。さすがマドンナ、やってくれます。
すごいラスボス感!
わざわざおっぱいの箇所を透けさせるか、というね。
このすごい攻め!
こちらが「要りません、ご遠慮します」と後ずさっても、さらに「まだまだ」と強引に攻めてくる攻撃性こそ、マドンナ姐さんの真骨頂。
いいわ、もう好きなだけ攻めて!
と思ったら、「どりゃー!オレさまがおるどー!」と現れた猛者が!
ニッキ・ミナージュ!
ぐは!
すごい、衣装よりもバストに目がいっちゃいますね。
「ファッションとテクノロジー」というよりも、「肉体と、豊胸テクノロジー」といったコンセプトのほうが合っているかもしれません。
少し刺激が強すぎたのでお口直しを。
ミランダ・カールイ・ヴィトン。
これはいい! トレンド感が満開でキャッチー!
ヤル気と個性を見せたファッションです。
ミッシェル・ウィリアムズ。
あれ、ご本人の年齢と若々しいドレスがちょっとミスマッチなような…?
リリーローズ・メロディ・デップ
ジョニデの娘さんです〜! ドレスはシャネル。
かわいい!
文句なく百年に一度の美少女です!
が、大人びた服装とメイクのせいで、かえって子どもっぽさが露呈しているような……?
むしろミッシェル・ウィリアムズと服装を交換したほうが、お互いに似合いそうですね。
こちらはディズニーチャンネルで全米ティーンの大人気の的、ゼンデイヤ
マイケル・コースを着用。
おおお、洗練されたじゃないですか!
これはすばらしい、大成功!
みごとなイメチェン成功例
こちらも光りもの。バーバリープローサムのナオミ・ワッツ
さてそんな今年のメット・ガラ2016のテーマに照らしあわせたベスト・ドレスは誰でしょう?
ダラダラダラダラ(←太鼓の音)
じゃーん!
まずカロリーナ・クルコヴァ!
マルケーサによるこのドレスには、 IBM の技術提携により、着ている人の喜怒哀楽を察知して光る LDライトが異なるのだとか。
すごーい、ディズニーのエレクトリカルパレードみたい!
でもこのドレス、感情によって色が変わるとしたら、嫌いな相手に会ったら、それがバレバレってことですよね?
やばくないですか?
そして勝手に大賞が、こちらのクレア・デーンズ!
デザイナーは右にいるザック・ポーゼンです。
この状態でドレスだけ見たら、ふつうの白いボールガウンに映りますよね。
ところが!これがじつは最新テクノロジーで暗闇で光るんですよ!
うーわー、美しい!
夜光虫のようです。
ファッションとテクノロジーというコンセプトにはばっちりでしょう!
ぜひ日本の生地メーカーも参戦してもらいたいですね!
世界のファッショニスタが美を競って壮絶な戦いを繰り広げるメット・ガラ、いかがでしたでしょうか。
来年もとっても楽しみですね!