コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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シャンパンつき? 予想を裏切るマーク・ジェイコブス

NYコレクションの花形といえば、マーク・ジェイコブス。
08/09秋冬ニューヨークコレクションでは、最終日の夜7時にショーを予定。

前回が2時間遅れだったもんで、わたしとしては9時開始だろう、と踏んでいたんですね。
満員になったら見えないので、6時半から会場前の列に並んで用意万端に。4時間はトイレにいかない覚悟で決戦に挑んだわけですよ。

そしたらなんと会場ではベビーシャンパンが配られ、お菓子や水が配られ、ぜんぶの席(そして立ち見のひとにも)ソニックユースのイラストがついた布バッグのおみやげがあるという驚き!
このナイスなおもてなしはなに?

えー、うそー、ありえなーい!

そしてマーク先生がショーの始まる前に、3回ほどステージにあらわれ、みんなに挨拶してまわるという大サービスを!

ありえない、ありえない、ありえないしー!

こんなのわたしたちが知っているマーク先生じゃない!
間違えて他のブランドに来てしまったのか?
まさか地球温暖化による天変地異のあらわれ?

そして7時15~20分ごろに、ソニックユースが舞台にあらわれ、いきなりステージを開始。

この時点でわたしはてっきりソニックユースは待ち時間に前座でライブをやってくれるんだろうなあ、とヌケたことを考えておったのです。待ち時間が長くなるから、余興をやってくれるんだ、すごいサービスだなあ、とね。

そしたらいきなりモデルが出てきてランウェイ開始!
c0050387_13123021.jpg

こんな感じです。
舞台でソニックユースが演奏していて、まわりをモデルさんが歩いているわけですね。

あれよ、あれよという間にショーは進んでいって、終わったときに時計を見たら7時半でした。

ええええええーっ。
ありえない、ありえない、ありえないから!!!

まさか明日世界が崩壊するんじゃないか、とすら思いましたが、翌日ハリケーンや地震がやってこなくてよかったです。

おかげで終わったあとは、ミョーに肩すかしを喰った気分すら覚えたりして。
立ちっぱなしの苦しみ、待ち時間のつらさがないマーク・ジェイコブスなんて、現実感がないわ。

なんだか登山の苦しみがなくてヘリコプターで頂上まで連れていかれたような、へんな気分になるもんだなー。

そしてさらにコレクションがシンプル、淡いグレーやアクアカラーを主調にして、水のような静かさをもち、街でも着られそうな服でまたもびっくり。

前回の爆発ぶりに比べて、この抑制的で静謐な雰囲気。

やられましたね。
マーク先生、毎回こちらの予想を裏切る発想の持ち主です。

うーん、さすが天才のやることは、凡人には予想がつきません。
次回コレクションは、さらに裏をかいて、ショーの開始時間の前に始めたりして、うわー!
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by erizo_1 | 2008-02-11 13:19 | トレンドの泉