コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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アメリカ人はド金持ち番組が好き

さてさて「ゴシップガール」の続きです。
元ネタはこちら↓
New Yorkトレンド素敵にななめ読み

「ゴシップガール」はマンハッタンのアッパーイーストに住む、ド金持ちの高校生たちのお話だけど、往年の大ヒットドラマで、この秋から新たにリプロされて放映が始まった「90210」(ビバヒル青春白書)もビバリーヒルズに住むド金持ち高校生たちの話。

MTVの人気リアリティ番組「ザ・ヒルズ」も実在のお嬢、ローレン・コンラッドちゃんが中心になっている。

こうしてみると、アメリカ人ってほんとに「ド金持ち」が好きだよね。

これってふしぎで仕方がない。
だってアメリカってものすごく貧困層が多いんだもん。

だって日本では、いくらなんでもワンブロック歩くごとにホームレスが物乞いするなんてないでしょう?
地下鉄に乗ると、必ず物乞いに出会うなんてこともないよね?

はたまた道端で「どう見てもゴミ箱から拾ってきたんだろう」と思える靴だの古着だの古本だのを売っているなんて、ありえないはず。

でもマンハッタンではそれはふつうの光景だし、アメリカ全体でいえばどれほど悲惨な貧困層が存在するのか、想像すると胸が暗くなる。

アメリカ社会の貧困を目の当たりにすると、よくこの国で革命が起きないものだといつも思うのだ。

でも起きないんだね、たぶん。
なぜならアメリカ人は金持ちが好きだから(笑)

そういえば経営破綻したリーマン・ブラザースのCEO(最高経営責任者)だったリチャード・ファルド氏は毎年1億8600万ドル(約200億円)に上る報酬を受け取ってきたらしい。

200億円だよ、200億円!
個人の収入として、この額じたいがへんだって気がしません?
こんなの都道府県単位で受けとる額だろー!

わたしがアメリカ人なら「税制度を変えて、もっと富裕層から取ってはどうか」と考えると思うんですよ。

ところがこの国の人たちはあまりそう考えないみたいね。
どうも「金持ちが好き」で「自分もそうなりたい」というミョーにポジティブな感覚を持っているらしいのだ。
うーん、ポジティブすぎて、前のめりに倒れていないか? 

アメリカで流行っているエンタメを分析してみれば、

「ヒーローと悪の闘い」
「超能力」
「ド金持ち」

このあたりがヒット番組の要素になっていると思うんですよ。

とするとだよ?
パリスたんが主演して、すごい金持ちで、しかも超能力のある主人公を演じるのはどうだ?
その超能力で金のある男をかぎ分けるのだ(←そんなもん、サイキックじゃなくてもわかるって)
そしてパリスたんはロシアの富豪やドバイの富豪、そして中国の富豪と死闘を繰り広げるというドラマ。
これで大ヒット間違いなしだぜ!(←うそ)
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by erizo_1 | 2008-09-18 15:58 | エンタメの殿堂