コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

カテゴリ:カルチャーの夕べ( 64 )

c0050387_1559377.jpg

現在、ニューミュージアムで、ピピロッティ・リスト(Pipilotti Rist)の「ピクセル・フォレスト(Pixel Forest)」展が開催中です。

ピピロッティはスイスのマルチメディア・アーティストで、すでに30年にもわたり、映像によるインスタレーションを作って来た作家。

こちらがピピロッティさんです。
小さい頃から長くつしたのピッピから取ったアダ名で呼ばれていたのもわかる、どことなく少女のような茶目っ気のあるかわいい雰囲気の人ですね。
c0050387_1602978.jpg

ロビーにもシャボン玉を作るナゾの機械が!



じつは夜になると、ニューミュージアムのガラスに映像作品が浮かびあがるのです。
それもピピロッティがガラスに顔ぶちゃしている映像!
c0050387_1621538.jpg

近づきます。

ははははは。
よくやるなあ、すごい顔ぶちゃ!
c0050387_1623936.jpg

夜このあたりを通る人はお楽しみに!

さて館内は2階、3階、4階がすべて映像インスタレーションを展示しています。
c0050387_1634024.jpg

紗幕に映像が映されていて、きれい。
こちらは『Ever is Over All』(1997年)
若い女性がクニフォフィアの花の形をしたハンマーで、楽しそうに車の窓を叩き割っていきます。
有名な作品で、MOMAに購入されています。



過激な暴力なのに奇妙にハッピーなイメージ。
紗幕にはスイスの山の牧場を走り回る羊などが映されています。

ビデオ・アートというとわけのわからない映像を見せられて、「だから、なんなんだよ!」といいたくなる作品や、あるいはいっそ不快になる映像も少なくないもの。

ところがピピロッティの作品は、とてもエンターテイメントであり、カラフルで、多幸感を呼ぶものなんですよね。

こちらはなんとパンツで出来たシャンデリア! 実際に着古したものを洗った下着だそうです。
作品名「マサチューセッツ・シャンデリア
え!?



こちらは床にあるクッションにもたれながら鑑賞できるビデオ作品。
c0050387_1662365.jpg

刻々と色が変わるガラスのイルミネーションがたくさん下がっていて、きれい!


4階には、暗いなかにベッドが用意されています。
c0050387_1664638.jpg

ベッドに横たわって、天井に映し出される映像を眺めるんですが、目の前に大きく広がる水のなかの景色、ふやけた手や足、、水草、水中から見あげる空と木立、音楽と映像があいまって、ああ、これはどこかで体験したことだと思えてきて、催眠術にかかるように、ずっとこうしていたい、と思えるほど。



映像にたゆたい、ゆらめく水と泡を見つめていると、湖で浮かんでいるような、死んでしまって水底から見つめているような、宮沢賢治の「やまなし」に出てくる小さなカニになったような心地になって、

クラムボンはわらったよ。」

とつぶやきそうになったのでした。

他にも箱庭のような部屋のなかを作品にしたり、家のミニチュアと日常生活のアイテムを一緒に作品にしたりと、ピピロッティの作品には、誰もが持っている子ども時代の記憶、そして自然と裸体といったモチーフが繰り返して出てきます。

誰にとっても原体験にあるものに触れ、子どもらしいセンス・オブ・ワンダーの感覚や、それを縛るものへの反発や、異常なまでにマクロに人体に迫る感覚が、普遍的に通じる作品となっています。

充分に、お子さんも楽しめるアートだと思います。
一部ヌードがあるので、そのあたりはご家庭の方針次第かな。
アートにオープンなご家庭なら、とてもいいアート体験じゃないかと思いますよ。

展示は1月27日まで!

寒い季節でも、柔らかなベッドに横たわりながら、ピピロッティのカラフルな映像を眺めていたら、になれそうです。

人気の展覧会になることは間違いないので、お見逃しなく!


New Museum
住所:235 Bowery, New York, NY 10002
開館時間:水曜〜日曜 11:00~18:00 木曜〜21:00
休館日:月曜、火曜
入場料:一般$16 シニア$14 学生$10 18歳以下無料



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

クリックご協力ありがとうございます。

下の↓アメリカ情報バナーをポチッ!とクリックしていただけると、励みになって嬉しいです。
ご厚意ありがとうございます!
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by erizo_1 | 2016-10-30 16:19 | カルチャーの夕べ
サルバトーレ・スカーピッタ(Salvatore Scarpitta )の1956-1964年の作品が「Luxembourg & Dayan」で展示され、観に行ってきました。
c0050387_14572788.jpg

包帯や布でキャンバスをぐるぐる巻にして、立体的にしあげたキャンバスそのものが作品になっています。
c0050387_14574029.jpg

後には橇やレーシングカーといった立体の作品も作ったスカ−ピッタですが、ミッドセンチュリーの作品も絵画というより立体のスカルプチャーに近いもの。

そしてこの日、解説に来たのが、アーティストのジュリアン・シュナーベル
わー、生シュナーベルがいるーーー!
c0050387_14583022.jpg

わたしはこの方が監督した「バスキア」や「潜水服は蝶の夢をみる」が大好きなのですー!

ジュリアン・シュナーベルはスカ−ピッタと親交があり、そのエピソードを披露してくれました。

ジュリアン・シュナーベルといえば、いつも「パジャマを着ている」ことで有名。
「バスキア」のなかで、自身を投影した役柄、ゲイリー・オールドマンが演じたアルベール・ミロも映画のなかでパジャマを着ていましたね。
c0050387_14595758.jpg

なんと監督している時まで、パジャマとガウン姿!
c0050387_1501580.jpg

ということで、まっ先に頭に浮かんだのは、「ほんとにパジャマを着ているのか?」という問題。

たしかにパープルのパジャマっぽい上下でしたが、上からジャンパーを着ているので、中身までは確認できず。

上から羽織っているジャンパーは「Blind Girl Surf Club」というRVCAのアイテムで、じつはサーファー仲間としてデザインをコラボしたラインのよう。
c0050387_15443883.jpg

まあ、年中パジャマといったって、寒くなれば、パジャマの形をしたダウンジャケットがあるわけじゃないから、なにか上に羽織らなくてはならないわけだよね。そりゃそうか。

さてそんなシュナーベル、かつてNYで初めて知りあった人が、サルバトーレ・スカーピッタだったそうです。

深い親交があったらしいのですが、2001年の9.11の後にスカ−ピッタが外を歩くのを怖れて引きこもりになってから、会わなくなったのだとか。スカ−ピッタは2007 年没。

スカ−ピッタの芸術について語っているところです。



話を聞いていて特に印象に残ったのが、このようなフレーズ(精確ではないです)

「ある時期にアーティストたちが、互いに知っているわけではないのに、似たような作品を発表しだすことがある。
誰かの作品を観て真似したといったようなことじゃない。
時代の要請のようなものだ。
あとからふり返った時に、その時代の意味がわかる」

「アーティストは週給や月給で払われるのではなく、死後に支払われる職業だ」

たしかに!

ジュリアン・シュナーベルといったら鬼才なので、ぶっとんだ人物を想像していましたが、じつにインテリジェントカッコいい方でした。

そしてもうひとつ美術評論家の方の解説で、おもしろい発見が。

スカーピッタはイタリア生まれで、子どもの時に、癇癪を起こして家を飛びだして木に登り、降りて来なくなったということがあるそう。

「自分はいちばん長く木の上にいる人間になる」といって、そのまま降りて来ないものだから食事を届けに行ったりして、地元の新聞にも取りあげられたんだとか。

その逸話を耳にした作家、イタロ・カルヴィーノが書き上げた小説が「木のぼり男爵」なんだそうです!

おおおおおー!イタロ・カルヴィーノの「木のぼり男爵」といったら、わたしがいちばん好きな小説のひとつ!
まさか実在のアーティストがモデルだったとは!

まさに絵に描いたような奇人変人のアーティスト談ですね〜。

いろいろと発見の多いプレスプレビューでしたが、久々にシュナーベルの映画も観たくなったなー。

参考までに説明しておきましょう。

潜水服は蝶の夢を見る [DVD]

c0050387_15195229.jpg

脳梗塞で倒れた主人公が、全身動かないまま、左目の瞬きだけで、自伝を書くようになるまでの話。
この映像が圧倒的に美しい! 
c0050387_15421742.jpg

さすが芸術家が作った映画です。
マチュー・アマルリックは色気があっていい男だし、演技もすごい!
c0050387_15423023.jpg

原題は「The Diving Bell and The Butterfly

潜水服のように重く動かなくなってしまった体と、精神だけは蝶のように自由に飛び回れることの対比を意味しています。
c0050387_15424775.jpg

ダイビング・ベルというのは、実際に昔は鉄の鐘(ベル)を潜水の時に使っていたんだそう。
こわー!いやもう、こんなの死ぬ気まんまんですね(汗)
c0050387_1520123.jpg


バスキア [DVD]
c0050387_15213467.jpg

ジュリアン・シュナーベルが実際に交遊のあった夭折の画家、バスキアを描いた映画。

デビッド・ボウイが、アンディ・ウォーホールを演じるんですが、もうこれがはまりすぎていて、そのねちょねちょした喋り方に、シビれる!(笑)
c0050387_15254963.jpg

この映画、ベニチオ・デル・トロ、(まだ髪があった頃の)ジェフリー・ライト、マイケル・ウィンコット、ゲイリー・オールドマン、デニス・ホッパー(本人もたいへんなアート蒐集家らしい)、クリストファー・ウォーケンと、もういい男揃いです。

そしてイタロ・カルヴィーノの木のぼり男爵 (白水Uブックス)
c0050387_15283543.jpg

一生を木の上で過ごしてしまう奇人の男爵と、イタリア社会の移り変わりを重ねあわせた物語。
奇想天外でいて、美しく、とてつもなく面白い小説です!
この少年男爵が美少女に恋するんですが、この美少女がとんでもなく意地が悪いのが、イタリア的でまたいいんですよ! 
おもしろく読める小説なので、ぜひどうぞ!

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

下の↓アメリカ情報バナーをポチッ!とクリックしていただけると、励みになって嬉しいです。
ご厚意ありがとうございます!
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by erizo_1 | 2016-10-18 16:02 | カルチャーの夕べ
ジャズ・ピアニストのジェイソン・モランと、ザ・バンド・ワゴンが「ルーリング・オーガスティン・ブッシュウィック」で演奏。
c0050387_14583753.jpg

このルーリング・オーガスティンは、ミートパッキングにある一流ギャラリーなんですが、近年アートの最前線になっているブルックリンのブッシュウィックにも支店というべきギャラリーをオープンしているのです。
c0050387_1555072.jpg

ギャラリーにはジェイソンのインスタレーションが飾ってあって、今回はいわばアートとしてのパフォーマンスなんだけど、こんなふうにギャラリーでは演奏を披露。
みんな床に座り込んですごくカジュアル
c0050387_1459817.jpg

これが本当にすごかった! 
もう魂がふっとんだ!
タダでこんなすごい演奏に接することができるなんて、すごすぎる!



わたしはジャズにはまったく詳しくないのだけれど、この人、すごい!!! というのだけはわかった。
きわめて知的なジャズというのか。

NYのすごさを感じるのは、こんなとき。

週末には地下鉄が止まったり、空いている車両に乗ればそこには匂う人がいたり、地下鉄に乗るたびに物乞いされたり、道はゴミだらけで、夏場はゴミの匂いがするし、キャッシャーはのろいし、なんかもう耐えがたきを耐えるNYの生活なんだけれど、それでも時折とてつもないもの、すばらしいもの、とんでもなく輝くものに出くわすことがある。

それはもう魂がカッキーン! と空の高みにふっとばされる勢いで、おまけにこの街にはそういうアーティストがごろごろいるのだ。

人によって魂をリフトアップする方法というのは違うのだろうけれども、わたしにとってはやはりすごい演奏小説舞台アートファッション料理に触れた時の、あの昂揚、ああ、なんとすごいものがこの世にあるのか、と感動できる時の気持ち、そのすごいものを作る人間の精神の力に感動する一瞬、あの魂が飛んでいく感覚であって、それはもう何ものにも変えられない喜びだと思うのだ。

ニューヨークはそういう輝く瞬間を、時々見せてくれる。
だもんだから、不便で、面倒なことがいっぱいある街なのに、そのホームランで、やっぱり愛してしまうのだ。



魂を持ちあげてくれて、ありがとう。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

読んでいただき、ありがとうございます!
エリぞうのインスタグラムはこちら
ツイッターはこちらです

[PR]
by erizo_1 | 2016-07-24 15:16 | カルチャーの夕べ
じゃじゃーん!
ニューヨーク・ニッチ 7月号、更新です!

メット・ブロイヤーの未完の作品展「Unfinished」では、アートなキャンディを食べるべし!」を更新しました。

メトロポリタン美術館の新しい分館であるメット・ブロイヤーでは、現在未完の作品展「Unfinished」を展示中!

そこにあるのが、このキャンディの山です。
c0050387_1412331.jpg

これはいったいどういう意味があるのか?

そこに隠された意外な秘密をぜひご覧下さいね!

The Met Breuer

住所:945 Madison Avenue New York, NY 10021
電話: 212-731-1675

「Unfinished: Thoughts Left Visible」
9月4日まで


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

読んでいただき、ありがとうございます!
エリぞうのインスタグラムはこちら
ツイッターはこちらです

[PR]
by erizo_1 | 2016-07-19 14:15 | カルチャーの夕べ
NYを拠点とするジャズピアニスト、大江千里さんが新しいアルバム『Answer July ~Senri Oe Jazz Song Book~』を発表!
c0050387_1348285.jpg

そのお披露目ライブに行ってきました。

4枚目のアルバムは初のボーカリストとの共演。
7月5日に世界発売

千里さんのライブは何度か見たことがありますが、すばらしいエンターテイナーですよね。
c0050387_13553927.jpg

その場の空気を読みとりながら、うまく膨らませたり、乗せてくれたりして、会場の心をガチッとつかんでくれる音楽家です。

今回はオールド・ジャズの世界どまんなかでした。
オール・ザット・ジャズという感じ。


このアルバムではジャズボーカルのレジェンドSheila Jordanが2曲歌い、Becca Stevensが、タイトル曲『Answer July』を作詞&歌唱。

このシーラ・ジョーダンさん、今回のステージに立たれましたが、なんと1928年生まれだとか。
数々の賞に輝いていて、NYのジャズの歴史を生き抜いてきた方です。
すごい!
c0050387_13501242.jpg

そして世界的に話題のコーラスグループNew York VoicesのLauren Kinhanも作詞&歌唱。

このローレン・キーナンさんの歌いっぷりがまた「いーかーにーも大人〜!」な魅力たっぷりだったので、お裾分けしましょう。


そして大御所シーラさん。
この楽しいかけあいが、いかにもニューヨーク・ジャズですね。


3年半かけて作ったアルバムだそうです。
NYらしさが詰まった楽しいライブでした。

ちなみにアルバムジャケットはNYでも個展を開催した、あのキングコングの西野亮廣さんが担当!
千里さんやシーラさんの顔も描かれています。
c0050387_13551589.jpg

日本盤は9月7日にスペシャルバージョンでするそうです!

世界盤アルバムご購入は、iTUNESもしくはCDはPNDのサイトへどうぞ!
千里さんのサイトは、こちら。
PDNオフィシャルサイト

アルバムの視聴もできますよ!
[PR]
by erizo_1 | 2016-07-07 13:58 | カルチャーの夕べ
c0050387_1494129.jpg

台湾の文化を紹介し、食などを楽しむイベント「パスポート・トウ・台湾 Passport to Taiwan」が、ニューヨークのユニオンスクエアで行われます〜!
入場無料
c0050387_149536.jpg

今年で15回目。来場者は3万5千人という大イベントで、北米の台湾系イベントでは最大規模だそう。

台中市から参加する極至体能舞踏団など、台湾の舞踊や音楽がステージで披露され、さらに民芸品の展示販売も。

なかでも人気なのが台湾の夜市でおなじみの屋台料理
c0050387_14101247.jpg

牡蠣のオムレツ、台湾式かき氷、台湾ちまき、バブルティー、さらに大腸麺線といっためずらしいものまで、さまざまな味が販売。
c0050387_14102864.jpg

c0050387_14141016.jpg

そして熊本地震のチャリティーブースも出ます!

東北大震災のときには台湾から200億円の寄付が日本に寄せられましたが、この度の熊本地震についても台湾人の間で関心は高く、今回もブースが出ることになったそうです。
これだけの人が集まるイベントですから、ありがたいことですね!
c0050387_14105269.jpg

伊藤園のお茶や「金芽米」の販売などを通じて、収益の一部を義援金として被災地に寄付するほか、寄付された現金はすべて熊本に送るそう。

くまモンのポスターが目印です!

屋台料理あり、ステージありで盛りだくさん。
ユニオンスクエアに立ち寄る方は、ぜひくまモンを探すんだモン!
c0050387_14124146.jpg

Passport to Taiwan
日時:5月22日(日)12〜5pm
場所:Union Square North


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

読んでいただき、ありがとうございます!
エリぞうのインスタグラムはこちら
ツイッターはこちらです

[PR]
by erizo_1 | 2016-05-22 14:17 | カルチャーの夕べ
の好きなみなさん、耳寄りなお知らせです、ブルックリン笠間焼がやって来ますよ!
c0050387_1258164.jpg

笠間焼茨城県の焼き物として名高いもの。

わたしは焼き物に詳しくないので、最初はそれほど関心をそそられなかったんですが、これが見たら、とてもステキな器なんですよ。
c0050387_1322585.jpg

おお、今どきの笠間焼ってこんなシャレおつなのか!

伝統とモダンをうまく溶けあわせて、いかにも洒落たテーブルに合いそうな感じ。
c0050387_1345788.jpg

代官山とか吉祥寺とかのお店にありそうっていうんでしょうか。
欲しくなる魂をくすぐられます。

ニューヨークって、いわゆる日本にあるような器のお店、一点ずつ気にいった器を手に入れるようなお店がないんですよね。

それだけにブルックリンに若手作家4人の作品がやって来るというのは、楽しみです。

なかでも沖誠さんは数々の工芸展で入選している人気陶芸家だそう。
c0050387_1365413.jpg

沖さんの黒い器は「炭化焼成」という炭素が器に付着する手法で知られているらしいです。
内側が銀色になっているものもあって、まるで金属のよう。
c0050387_1371497.jpg

鮮やかなのシリーズも女性に人気らしいです。
c0050387_1373741.jpg

その他の作家さんの作品もステキです。
c0050387_13131672.jpg

c0050387_13111681.jpg

c0050387_13113877.jpg

展示会場はパークスロープにあるJ-コラボ

9月19日はJコラボの秋祭りで、どら焼きお団子の出店が出るらしいですよ!
芸者の菊乃さんも出演するそうです。

わたしも19日に出かけます!
c0050387_1318854.jpg


「継承の美」 Beauty in inheritance


江戸時代に誕生し、国が指定する伝統工芸品のひとつである笠間焼。
使うごとに味わいが出るのが特徴であり、伝統を受け継ぎながらも、いま、作家の個性をより重じる方向へと転換しています。
若き陶芸家たち3名の作品を中心に、ブルックリンのJコラボ・ギャラリーにて、250点の作品を展示、販売します。

展示販売期間:9月12日(土曜)~20日(日曜)

9月19日(土) Jコラボ FALL FESTIVAL
14:30~
陶芸家、沖誠による焼き物のレクチャーと展示即売会

場所:J-Collabo
300-302 7th Street Brooklyn ,NY 11215

c0050387_13185850.jpg

ルックスもイケメンですね!
陶芸家というより、ブルーボトルコーヒーのバリスタみたい(笑)

NY陶芸教室 笠間焼作家のデモンストレーション

またNY陶芸教室では、特別にこの笠間焼の作家さんたちが菊練りろくろを回すなどのデモンストレーションもしてくれるそうです。
無料!

日時:9月15日3:00pm~
NY陶芸教室
場所:5 West 30th street New York, NY 10001
3rd Floor
ビルの入口でブザーを押すと、上で解錠してくれます。
電話:(212) 268 1711
申し込みと問い合わせは、nytogei@gmail.com まで

[PR]
by erizo_1 | 2015-09-14 13:27 | カルチャーの夕べ
c0050387_1404644.jpg

日本の西洋占星術界では知らない人がいない松村潔先生。

なんでも「運命、人物、場所、未来」読めないものはない! と業界的には評されているそうです。

その松村先生のレクチャーと個人リーディングがNYにやって来ます!
c0050387_1415838.jpg

じつは前回6月にNYで講座を開いたとき、ラッキーにも個人リーディングのクジが当たって見てもらったエリぞうです。

これがすごいんですよ、当たるなんてもんじゃないんだよ!
鼻血ブー(死語)ですよ!

どういうことをやるかというと、生まれた年月日と時間、そして場所を伝えると、パソコンで星座表をその場で作成してくれるのですね。

星座というのはナントカ座というだけではまったく意味をなさず、生まれた時間と位置によって割り出すもので、ひとりとして同じものはないそうです。

で、開口一番、先生が口にしたのは、

「クロベさんはたくさん書ける人でしょう」

はあ、そうです。
大学出てからライターとしてずっとやって来ていますから、これまでえらい量の原稿を書いてきています。

「26歳から34歳までは、野心的に自分から打って出て、たくさん書いていた時期がありませんか?

まるで戦争のように激しく戦うみたいな勢いで書いていませんでしたか?」

うーわー、その通り! 
講談社のX文庫で「青山えりか」というペンネームでジュニア小説を書いていました。

いやもう、まさに当時は戦っていたようなもの。
なんら前知識なく、いきなり少女小説という戦場に突っこまれて、なにがなんだかわからないまま、手に持った武器を使って前進するみたいな。

戦い」という言葉がぴったんこ。

あの頃はあまりに根を詰めて働いて、円形脱毛症になるわ、躰を壊すわ、精神科に通うわ、たいへんでした。

その他いろいろと先生が読み解いてくれたのは、

「書く能力は高くて、たくさん書ける性質」

柔軟性が高い」

「その土地に同調できる、そこの地になじむという性質がある。
そこに同化するようになじんでしまう」

「東京だと受け身になりやすく、自主性が発揮されない」

「趣味的なやり方で稼いで、収入は安定しない

うーぬ、たしかに。わたしが起業して儲けるとか、就職してコツコツと仕事するとか、むりだろうからなー。

そして女性の部分は非常にべったりした、うざくて、しつこい性質らしいです(苦笑)
これはわたしを知っているひとには有名!

べたべた好き!  
べたべたなくしての人生はあり得ません!

わたしは人生でモテたい、といった大それた望みは抱いたことないですが、絶対的な愛と信頼は欲しいタイプなのです。

いっぽう男性的な部分はまったく違っていて、戦いを好む、闘魂、スポーツマンといった要素が強いとのこと。

「書くことは、この男性的な闘魂の部分で書いています」とのこと(笑)

「あなたにはぶっとんだ無謀なことを自由にやりたい気持ちがあって、それは書くことによってのみ表現できる」

「人との関係性ではべったりしやすく、相手に引きずられて合わせやすいので、あなたは人間関係においては自由を求める気持ちは満足できない」

「書く能力と生産性は高いが、押しは強くない

ぬー。
これはわたしを個人的に知っている友人が聞いた「わははは、ウケるー!」と笑うくらい当たっていますね。

これ以上はあまりに個人的なことになってしまうのでカットしますが、わたしはもう決めまスタ!

これから星の導きに沿って動きますよ!(笑)

とにかく今まででいちばん人生の役に立ったリーディングでした。
c0050387_1464162.jpg

占いっていっても「今月のラッキーカラーは赤! 美術館に行くと出会いがあるかも♡」みたいなやつじゃないですよ。

松村センセイの講座では参加者の星座チャートを見ながら説明していくんですが、どのひとの解説もかなり具体的というのか解読みたいな感じでした。
c0050387_1425504.jpg

「伝統あるもの、古いものを、なにか新しく革新させる性質を持っている」
とか
「人とは違った、変わった発想を持つけれど、勉強や分野はオーソドックスなものを選ぶ」
とか
「何歳から何歳の間はこうなる」
といった感じの説明でわりと具体的なんですよ。

そして「何年から上昇気運にはいる」といった先の読み方や、住む場所によって金運や仕事運が変わってくるのもわかるのです。

さっそく東京の友だちに「松村先生に見てもらったら、すごかったんだよー!」と話したら、二人の友だちが東京での講座を受講

これまた結果を聞いたら、すごい。
二人ともあまりに分析が当たりすぎていて、もう笑っちゃうほど

家族の星座チャートと重ねて、関係を解読してくれることもできます。

占いというよりも人生の航海図をもらえるようというイメージでした。

松村センセイは精神哲学や神秘学に詳しい第一人者で、死後探索のブルース・モーエンさんとも対談をしているくらいですから、スピリチャルに詳しい人だったら、深い学びがあるんじゃないでしょうか。

わたし自身は知識がないので、ただただもうおもしろい!でした。
c0050387_14301598.jpg

日本ではいろんな地域での講座も開いているので日本国内の方はぜひそちらを調べてみて下さいね。

松村潔さんのフェイスブックのページで講座の予定が見られます。

このページからも日本での松村先生の講座と申し込みができます。

そして稀少なNYでの機会、星の導きを知りたいひとはぜひどうぞ。
目からウロコが百枚落ちです!


【NY開催!! 松村潔先生 占星術&タロットリーディング基礎セミナー】

占星術界では、知らない人はいない松村潔先生が再びNYでセミナーをします!
今回は先着12名様は個別リーディングもしてもらえます。

《占星術》
午前中は、占星術の基礎を学び、
午後は参加者の中から一日4名を個別にリーディングしていきます。
午前中の学びは、1日目12サイン、2日目12ハウス、3日目惑星を学びます。
午後の個別リーディングは希望者先着にて、1日4名枠(+$100)にてリーディングを受け付けます。
個別リーディングは先着12名さまにて締め切らせて頂きます。
個別リーディングをされない方も、午後のリーディングタイムには終日ご参加頂けます。
他の参加者のホロスコープを松村先生が解説しながら読んでくれるので、
初心者にもわかりやすく、楽しんで頂けることと思います。

《タロット》
タロットの日は、個別リーディングは、1日8名様枠(+50)にて受け付けます。
「クラウド・リーディング」という松村先生独自の展開法を解説、披露してくれます。
午後は、松村先生が15分ずつ8名の方のリーディングをします。
お楽しみに!!

【日程】
9/14(月)1日目、占星術基礎コース1(12サイン)
9/15(火)2日目、占星術基礎コース1(12ハウス)
9/16(水)3日目、占星術基礎コース1(惑星)
9/17(木)タロット:クラウドリーディング
【時間】
10:00~15:00 
【料金】ペイパルでのお支払となります。
1日参加は、 $250
2日間参加は、$240X2=$480
3日間参加は、$230x3=$690
4日間参加は、$220x4=$880
*占星術、タロットどの組み合わせでもOK!
【個別リーディンング追加料金】
占星術リーディング  +$100(30分)
タロットリーディング +$50(15分)
【会場】
場所:BDA 2階 265 West 37th Street NY, NY

【個別リーディングタイムスケジュール】
<9/14~17 占星術> 
10:00~12:00 占星術基礎コース1~3
午後リーディング実践(個別+$100)
13:00~ 1人目
13:30~ 2人目
14:00~ 3人目
14:30~ 4人目
15:00  終了

<9/17 タロット>
10:00~12:00 クラウドリーディング基礎コース
13:00~ 8名様まで1人15分間のリーディング(+$50)

問い合わせと申し込みは、ピースリンクのサイトから。
あるいはメールアドレス infoアットマークpeacelink.co へどうぞ。


松村潔先生の新刊はこちらです。
c0050387_14102879.jpg

火星占星術講座 ~火星エネルギーを使いこなして人生を元気にする~
[PR]
by erizo_1 | 2015-09-09 14:33 | カルチャーの夕べ
コーチ・セラピストの青木理恵さん宅で、すばらしいランチ会にあずかりました!
c0050387_1116084.jpg

理恵さんはマザーズ・コーチ養成講座を行い、「NY式部会」というさまざまな学びの場を主宰している、素敵な女性です。

友達がクラスを持ったり、参加したりしているので、もちろん前々から存じあげているのですが、ついにお宅デビュー!

集ったのは、伊勢神宮と出雲大社の遷宮を撮影したという稀有なカメラマン、稲田美織さん、ヒーラー星ゆきさん、海外生活をサポートしてくれるNYラヴィの美和さん、いつも様々なイベントを応援してくれるNYのママこと、EXROYALの多叡子さんや、ライターのやすこさんらを迎えたナイスミディ(←この用語を知っている人がすなわちナイスミディ、笑)・ランチ!
c0050387_11162547.jpg

美味しいランチをしながら、美織さんのふしぎ体験が披露され、伊勢神宮で白い光の玉に包まれた話やら、祝詞を初めて見た時から読めた話や、アトランティスの過去世やら、もうスピリチャル漫談ともいえるほどおもしろい!

きっと美織さんは巫女のようなもので、日本の神さまが彼女の体を使っているんでしょうねー。

美織さんのふしぎ体験と、それを冷静に解説してくれるヒーラーのゆきさんとのコンビがツボ! 
トークショーをして欲しいくらいです!

ゆきさんの見立てによると、美織さんは過去にも日本の神事に係わっていたもよう。
美織さん、わかるわ!
絶対にあなたは「鳥毛立女屏風」のなかに立っていたはず!(笑)

さてこの日のランチ、理恵さんがおもてなししてくれたのが、すごいフルコース!
c0050387_1118768.jpg

ラクレットという溶けるチーズをつけるスイス料理は初めていただきました。
専用の器具もあるんですね。
c0050387_11184230.jpg

プレゼンテーションも美しく、すべて美味しく、まさにマーサ・スチュワートの世界です! 
c0050387_11195497.jpg

個人的にツボったのが、ポートベローマッシュルームをゴマやカレー粉で和えたお料理で、これが初めての美味しさ。
蜂蜜に漬け込んだチキンもキヌアごはんもデザートも絶品。
c0050387_11191718.jpg

こんなに凝ったお料理ができて、ひとりで軽々と優雅におもてなししてくれる理恵さん、スーパーウーマンです。

そして幸せだったのは、この空間の気持ちよいこと。
美和さんが「ここはマンハッタンのパワースポット」といっていましたが、まさにそれ。
なんというかこう、とても気持ちよい空気が流れているんですよね。

もちろん広々とした豪邸というのもあるのですが、それだけではなく、そこに流れている清浄で、明るく、風通しのよい気というのがすばらしく、居るだけでオゾンいっぱいの空気を吸っているよう。

こちらは広いリビングで、お茶を淹れてくれた理恵さんと、美織さん。美織さん、またもなにか見えるのか(笑)あらぬほうを見あげています。
c0050387_11325393.jpg


物の選び方のひとつひとつにセンスが光り、ミッドセンチュリーの北欧家具やアンティークのミシン台のテーブルも器もタペストリーも大事にされているのがわかるし、その配置もすべてがピタッとはまっている。

素敵なインテリアで暮らしている方々もたくさん見ていますが、川のせせらぎのように、澱みなく気が流れる気持ちよさがある、という観点で考えたのは初めて。

風水のことはまるきりわかりませんが、やはり「気」とか「風」には通り道があるんでしょうか。
きっと住んでいる方のお人柄が反映されるものなんでしょうね。

整理整頓が苦手で、いつも同時にいろんなことが頭にわきあがり、ついでに暮らしもごった返している(汗)わたしにとっては、この清々しさは憧れの境地。

「なぜこんなにすっきりと暮らせるんですか」
と質問してみたところ、
物があるべきところにあるようにしているから、かな」
と鈴の音のような声で答える理恵さん。

おおお、わたしの頭のなかで、なにかがカチリと!
なるほど、物にはすべてあるべき場があるのかー。

たしかに物が居たがっている場所に、物を置いてあげている感じ。
置き場所がなくて、とりあえずそこに置いている物とか、とりあえず安いから手にいれた感のある物がない!

この「とりあえず」感がないのって、暮らしとかインテリアとかファッションとか恋愛とか仕事とか、どんなジャンルでもキイですね。

どんなものでも愛あって選ぶのと、「とりあえず」は違うし、愛あるところには光があるものね。

明るく清浄な気のあるお宅で、おもしろく、心も豊かになるランチ会。
やっぱりナイスミディ(笑)最高ですね!

もし理恵さん流の「ときめく片づけ術」をセミナーしてくれたら、絶対に参加したいなー。

この理恵さんが主宰する「NY式部会」のページはこちら

マザーズ・コーチ養成講座から、プロの料理人であるたまボッチャーさんの教室や杉本佳子さんの美容食教室などなど、さまざまなクラスを催されていてスケジュールも出ています。

コーチングとはなにか、ということは、この理恵さんのこのホームページをご覧下さい。
c0050387_11432037.jpg

そして理恵さんのブログはこちらです!

理恵さんは実際にお嬢さんを育てあげたママでもありますが、ご本人に会ったら、こんなやさしそうで、明るく澄んだ雰囲気のひとっているんだ、こういうお母さんっていいなあ、とインスパイアされるはず。

子育てしているお母さんたち、NYに来たばかりで不安な方もきっといっぱい良い出会いに巡りあえますよ。
[PR]
by erizo_1 | 2015-07-17 11:49 | カルチャーの夕べ
じゃじゃーん!
ニューヨーク・ニッチ 更新です!

今回は「賛成?反対? クジラを巡る世界的論争描く、日本人監督のドキュメンタリー映画」についてアップしています。
c0050387_1043640.jpg


監督はアート収集家夫妻のドキュメンタリー「ハーブ&ドロシー」で人気を集めた佐々木芽生(めぐみ)監督。

太地を中心にイルカ/クジラ漁をめぐる国際論争をテーマにした長編ドキュメンタリー映画で、ただ今クラウド・ファンディング中です。
c0050387_1045882.jpg

現在日本のイルカ/クジラ漁は世界から批判を浴びていながら、日本からの英語での発信はほとんどない状態です。

どんなに国内で意見をいっても、英語で世界にむかって発信しないかぎり、理解もされなければ、対立も深まるばかり。

「日本人監督として世界へ向けて発信しないと、この状況はエスカレートする一方ではないか。そう思って映画をつくることにしました」と佐々木監督。

この映画では捕鯨賛成派と反対派、両方の意見を取りあげ、クジラとイルカ問題における、日本の視点を含めて描いた初めての長編ドキュメンリーとなります。
c0050387_1052371.jpg

捕鯨支持派にとっても反対派にとっても、意義ある映画
ぜひ映画製作を実現させ、世界にむけて発信したいものです。

ファンディングは7月22日が締めきりです!
詳しくはぜひ記事「賛成?反対? クジラを巡る世界的論争描く、日本人監督のドキュメンタリー映画」をご覧下さい!
[PR]
by erizo_1 | 2015-07-16 10:10 | カルチャーの夕べ