コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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カテゴリ:社会の時間( 85 )

今日はボランティア活動のお知らせどすえー!

NY de Volunteer(ニューヨークでボランティア)が9/25
チップが子どもの夢につながる」
Happy Hour Fundraiser を行います!

わたしごときが今さら紹介するまでもないですが、NYを拠点にして、社会貢献活動と日米の相互理解を推進している非営利団体が『NY de Volunteer (NYdV)』

こちらでは「日本文化紹介放課後企画-Explore Japanese Culture After School Program」を運営しているんですね。

放課後に日本の文化を紹介するプログラムで、NYの子どもたちに折り紙を教えたり、着物を体験したりするなんてことから、お寿司を作ってみたりするレクチャーもあるみたいです。

個人的にはお寿司なんてとってもいいと思いますね。
NYでも低所得層の子どもたちはジャンクフードを食べていることが多くて、いろんな食文化を知らない子が多いんですよね。

フレキシブルな子どものうちに他文化に触れるっていうのはとてもいいこと。

で、そのプログラムに役立とう! というのが、このファンドレイジング(資金集め)チャリティイベント。

Slattery’s Midtown Pubにて、7時より開催。
この日の店員はNYdVボランティアスタッフが担当するそうよ。
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でもって皆さんがオーダーするお飲物のチップ分が100%NY de Volunteerに寄付され、プログラムの運営資金になるそうです。
ぷがぷが、どんどん!

つまり飲んでチップをはずめば、NYの子どもたちに日本の文化を知ってもらい、世界を広げてもらう手助けになるってことやな!

いやー、呑んで人助けになるんだったら、酒飲みに呑む口実を与えるようなもんじゃないかね!
ぐふ!
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というわけで、誰でも参加できるチャリティイベント。
ボランティア活動に興味あるひと、文化交流に興味あるひとにとってもよいネットワーキングの場になりそう。

エリぞうも出かけてみようと思います。
みなさまもどしどしお立ち寄り下さい!

うおおお、みんなで酔っぱらおうぜー!(←完璧に目的を間違っている)

日時: 9/25(金)7:00-10:00
場所: Slattery’s Midtown Pub
住所: 8 East 36th Street between 5th & 6th Avenues


詳細に関しては、NY de Volunteerのサイトをご覧下さいね。


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by erizo_1 | 2009-09-24 14:50 | 社会の時間

友だちが同性婚をした!

友だちのカップルが同性婚をしました。
これでその州ではちゃんと夫婦として認められることに。

わーい、おめでとう!
心からお祝いをいいたいです!
ぷがぷが、どんどん!

彼女たちは長年パートナーとして暮らしている絆の強い二人だから、結婚によって生活が変わるということはないですが、法律的には大きな一歩よね。

「結婚とは紙切れ一枚のことに過ぎない」

という人もいるけれど、その紙切れ一枚がやっぱ大きいわけよー! というのが在外既婚者であるエリぞうの感慨ですね。

なぜならわたしだってアメリカ人の旦那と結婚してなかったらグリーンカードを取れていないもん。

保険や銀行口座、財産の共有といったことでも籍が入っているかいないかって、かなりデカいよ。

入籍は「」とは関係ないけれど、「権利」とは密接に関わっている。

だからこそわたしは同性婚賛成派

ポリシーがあって結婚しないのはまったくかまわないけど、したい人にはする権利があっていいと思うのね。

アメリカでは州によって同性婚が認められているのは現時点では四州。
でも10年20年の大きな流れでいえば、いずれは多くの州がそうなるのではないかな。

もし現代の民主主義社会が「個人の幸福の追求」を守るものであれば、同性婚にも同じ権利を与えないと、おかしいものね。

もっともヨーロッパではすでに結婚じたいがすたれていることもあるから、「同性婚」を認めようというより、「事実婚」と同じように権利を与えていこうと考えるほうが早く実現するかもしれないね。

そういえば、ずいぶん前になるけど、同性婚に出席したことがあります。

ピータローの親戚であるキースが、一緒に暮らしていたボーイフレンドと結婚したんですよ。

NY州では同性婚は法的には認められてはいないので、これは法律的な入籍ではなくて「結婚式」を挙げたというスタイル。

このキースがいい人でねえ。
ブロードウェイの役者さんだったの。
だから唄って踊れるし、サービス精神も豊富でチャーミングで、人にもやさしいんだよね。

まだ英語がへたくそでうまく喋れなかったわたしにも、とても親切にしてくれたんですね。

でもって男子とはいえ、キースもボーイフレンドも中身は女子魂を持っているからさ(笑)
二人の家なんて、すごーくきれいにしているのよ。

家のなかも二人でペイントして、きれいにデコレートして、庭にプールも作って、料理も二人で作って、とびきり素敵なお宅でした。

彼らはタリータウンにあるリンドハーストという広大な庭と古いお屋敷があるサイトで結婚式を挙げたんですが、ここがとてもすてきな観光地なんですよ。
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夏に訪れると、まるで「自負と偏見」とか「ジェーン・エア」の世界よー!

当日はキースも、その彼氏も二人ともタキシードという姿。
そうか、男性同士だと、とっても「黒い」結婚式になるんだな、とへんなところで感心(笑)

参列者はやはりゲイの人たたち(男性カップル、女性カップル)が多かったですね。
式をあげて、みんなに祝福されてとても幸せそうだったキース。

残念ながらキースはそれから数年と経たないうちに、肺炎で亡くなりました

悲しかったな。
あまりに突然のことで信じられなかった。
わたしがアメリカに来てから、初めての葬式でした。

棺に眠るキースを見たら、涙がとまりませんでした。
いま思いだしても、せつないです。

まだ若くして亡くなったキース。
人生なにが起こるか、本当にわからない。

それだけに彼の人生において、結婚できたのは本当によかったと思うのね。

NY州は同性婚がリーガルにはなっていないから、彼らは法的には婚姻関係になかったわけで、家の権利とかどうしたのかな。

彼らには子どもはいなかったけれど、NYだと同性カップルで子どもを持って育てている人たちもいるんですよね。

NYではシングルの親が養子を取るのは法的に認められているから、片方が親権をもって、ゲイの両親が子育てをしているケースもある。

はたまた精子バンクで人工授精して子どもをもつ女性カップルもいるし、男性では歌手のリッキー・マーティンみたいに「代理母」に生んでもらう人もいる。

現実にすでに同性の親がいるのに、でも法律は追いついてはいない。

親権をもった親が事故や病気にあうとか急逝することだってあるわけだし、やはり法律で遺産や権利が認められるべきなのではないかと。

そういや近ごろアメリカで起こった同性婚をめぐっての議論が、ミスUSAの大会で発したもの。

ここでミス・カリフォルニアのキャリー・プレジーンCarrie Prejeanさんが審査員に同性婚について質問されて、

「結婚は男性と女性がするべきもの」
と発言。
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キャリーさんは結局勝利の栄冠を手にすることできず、その理由を
「同性婚に反対したから、ウケが悪くなった」
と自分で(悔し紛れに?)いったために、今度は審査員が反撃コメントを。

この一連のスキャンダルをめぐって、全米では大論争に。

セレブたちの多くがTwitterで意見を述べて、ブリトニー・スピアーズ、マイリー・サイラスらのスターたちも、さっそくキャリーさんに反論した。

いっぽう同性婚に反対する非営利団体は、キャリーさんをモデルに起用すると擁護。

いちおうその団体のサイトにいって主張も調べてみたんだけど、同性婚に反対する理由として、「異性婚が常識だから」というような、どうでもいいことを述べているので、がっくし。

もうちょっとなにか根拠あって反対しているのかと思ったら、そんなことないんだね(吐息)

常識というのは時代によって変遷していくもので、150年前には女性は家にいるのが常識だったし、貧しい家の子どもは奉公に出るのが常識だったし、社会には身分制度があるのが常識だったし、人種差別は当然のことだったけれど、それがずーーーッと瓦解しなかったら、社会の発展はなかったはず。

わたしは自分の心に尋ねて、たとえば亡くなったキース、日本から来たばかりのわたしにも親切にしてくれたやさしいキースに対して、

「あなたには結婚する権利はないよ、だってゲイだもん」

とは口が裂けてもいえない。

自分の大切な友だちにむかって「異性婚が常識なんだよ」なんて、どうしたっていえないよ。

誰もが同じように幸せになれる権利を、社会が認めるようにしていきたいですね。

日本でも、いずれは同性婚の流れが出てくるんだろうけど、09年5月末現在いまだに夫婦別姓も成立していないから、うーん、まだまだ時間がかかりそうだね。

それだけに友だちが踏み出した一歩を、心から祝福したいです。
おめでとう!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

忌野清志郎さん逝去のニュースで茫然。

RCサクセションといえば、青春の歌でしたからねー。
日比谷の野音に行ったことや、国立の「たまらん坂」を見に行ったことを思いだしました。
「トランジスタラジオ」とか「スローバラード」とか「雨上がりの夜空に」とか懐かしいよねえ。

この人の歌詞というのは、まるで映画のように場面や面影が浮かばせてくれる力があって、その物語に憧れたっけなあ。
特に部屋にこもって小説を書いていた頃は、ひとりで孤独だったから、RCの歌に救われたなあ。

Youtubeで名曲「ヒッピーに捧ぐ」を聴いたら、ダダ泣き。
これだけの名曲をたくさん残していってくれた清志郎は、すごいね。
たくさんの夢を見せてくれてありがとう、と感謝したいです。


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by erizo_1 | 2009-05-04 13:52 | 社会の時間
いやー。草なぎ剛くん事件。
日本ではたいへんな騒動になっているようですね。

もっとも日頃ハリウッド・セレブたちのノーパン騒動や飲酒運転、ドラッグ依存、リハブ施設行きをニュースで見慣れていると、

「え、なに、ハダカになっただけ?」

て感じで、それで「最低」呼ばわりされたら気の毒になるほど。

きっと広告がからむと、動くお金も係わる人の多さも桁ハズレだから、たいへんなんだろうねー。

そういえばアメリカでは映画俳優、テレビ俳優、さらにCMに出る無名級の俳優が住み分けているから、セレブが広告に出ることじたいが少ないよね。

てか、ハリウッドのセレブは大半が問題行動を起こすから(笑)クライアントにとって安全確実なセレブなんちゅうものが存在しないしなー。

えーと、覚えているところでいうと、北京競泳8冠のフェルペスくんが大麻吸引疑惑で叱責されたときはケロッグがスポンサー契約更新をしなかったよね。当然のことだけど。

でもフェルペスくん自身は三ヶ月の出場停止と、反省しただけで済んだはず。
むろんのこと号泣謝罪記者会見なんてものはなかったし。

07年秋冬にリンジー・ローハンジル・スチュワートのキャンペーンに起用されて広告に打ち出されたとき、なんとリンジーたんが騒動を起こしてジェイルまでいっちゃったんだよね。

だからって広告が撤回されたってことはなかったはず。
マリオ・ソレンティの撮った、すごく雰囲気ある写真だったし。
広告を非難する人なんていなかったと思う。

まあ、行状に関していえば、ハリウッド・セレブはなんらお手本にならないから、まるっきりマネする必要ないんですが(笑)

もし今回の一件がアメリカの芸能界だったら、本人の健康のためにリハブに行かせるんじゃなかろうか。なによりまずはがだいじですよ! 

ともあれ酒には飲まれないほうがいいってうことで(ぎくり!)

オレのまわりも酔っぱらって、飲みながら寝てしまう人がゴロゴロいるからねー。
て、それは自分だろー!

だけど、楽しく飲むならノープロブレム。
なんとお酒を飲んで善行ができるっていうチャリティもあるんですぜ、みなの衆!

今日は知人から回ってきた、おもしろいイベントのお知らせです

この夏アフリカに3週間ボランティアしに行く大学院生を応援して、ファンドレイジングがあるそうです。

どういうことかといえば、その日バーで飲んだらチップがそのままアフリカのHIV/AIDS罹患者支援団体に寄付されるのだとか。

寄付先はタンザニアで活動している非営利団体Tumaini Positive Test Club
これはHIV/AIDSに罹患した人たちに場所を与え、子どもたちへの教育や治療にたずさわっているボランティア・グループ。

当日は女子大生たちがバーテンダーになって、ドリンクはハッピーアワーの値段
やたー!
そしてすべてのチップがチャリティになるそうです。

4月24日(金曜日)
7:00 p.m〜10:00 p.m.

Slattery’s Midtown Pub
8 E 36th St. ( between. 5th and Madison Avenues)
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NYのバーはこんなことをさせてくれるから、おもしろいよねー。

いったいどんな店だろうと思って、エリぞうも検索してみたんですが、これがいわゆるスポーツバー(笑)
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つまりテレビがあってカウンターがあってバッファロー・ウィングスやモツァレラ・スティックスで飲むような気取らない店ね。

へー、そんな店がチャリティをサポートしてくれるんだ! というところが、なんかちょっと「いい話」じゃないスか!

楽しくお酒を飲んで、アフリカの子どもたちを救おう! というイベント。
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ミッドタウンで帰りがけに寄れる人は一杯ひっかけてみてはいかがでしょう。
くれぐれも泥酔しない程度にね(笑)


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by erizo_1 | 2009-04-24 13:47 | 社会の時間
NYでなんと10ドルブラック・アンガスビーフ・ステーキが食べられる「リセッション・メニュー」が登場です。

“ジェフリーズ・リセッション・ディナーJeffrey's Recession Dinner"

発起人は精肉店のジェフリーズ・ミート・マーケット
ここはロウワーイーストサイドで有名な精肉店で、1920年創業。
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現在の店主ジェフリー・ルハルターさんの曾曾おじいさんが、1930年代の大恐慌の時に、みんなに食事をふるまう慈善活動をしたらしい。

で、4代目にあたるジェフリーさんが今回も不況にあえぐニューヨーカーのために、太っ腹にアンガス・ビーフを提供。

実施日は4月1日(水曜)(←まさかエイプリル・フールじゃないよね?)

方法ですが、まずジェフリーズ・ミート・マーケットに行って、チケットをもらいます。

Jeffrey’s meat market

場所はエセックス・ストリートのデランシー通りすぐ近く。
エセックス・ストリート・マーケットという小さな食品市場のなかにあって、ビル内部の一角にジェフリーがあります。

昔からある肉屋さんで、ご近所の人たちが代々愛用している、下町の店。
エリぞうもここでお肉を買ったことがあるけど、市内の基準より安いんだよね。
スーパーの肉売り場とは違って、肉の種類も豊富です。

このロン毛の男性がジェフリーさん。
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さてチケットを手にいれたら、レストランに予約します。
参加レストランは以下の二つ。

Essex Restaurant    
住所:120 Essex Street  
電話:212-533-9616

Thor Restaurant    
住所:107 Rivington Street in the Rivington Hotel
電話:212-796-8040

ちなみにこのソーという店は、はっきりいってふだんはすごく高いですよ。
リビングトン・ホテルのなかにあって、インテリアも黒をベースにして、いかにもオシャレさん好み。
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かなり気取ったレストランなんですが、意外や地域の慈善なんかもやっていたんですねー。
ほほー。お店は見かけによりませんなー。

リセッション・メニューはこんな感じ。
地域にあるラビオリ屋さん、肉屋さん、チーズ屋さん、カップケーキ屋さん、チョコレート屋さん、キャンディショップがそれぞれ材料を無償で提供。
英文表記が提供してくれた店名です。

"Papa Pasquale Ravioli"
5種のチーズ入りホームメイド・ラビオリ マリナラ・ソース

"Jeffrey's Meat Market"
8オンスのブラック・アンガス・ニューヨーク・ストリップステーキ
地産野菜添え

"Saxelby's Cheesemongers"
チーズの盛り合わせ

"Sugar Sweet Sunshine Bakery"
カップケーキ

"Roni-Sue Chocolates"
いちじくのチョコレート・トリュフ

"Economy Candy"
キャンディ

提供している店はどこもロウワーイーストサイドの小さな店ばかりですね。
小さな地元の商店が力を出しあっているところが、いいね!

リセッションでレイオフされたNY周辺のみなさん、ぜひ利用して下さい!
また周囲でレイオフに落ち込んでいる人がいたら、教えてあげてね。
おいしいものを食べたら気分もあがるかもよ!

用意されているリセッション・コースは全230名分

わたしの周りでも笑いごとじゃなくて、何人も首切りにあっているし、給与をカットされているし、マジで不況を痛感。

それだけに「おれがひと肌脱ごうじゃないか!」と任侠を見せてくれるジェフリーさんに、カッコいい! と拍手を贈りたいわ。

こういうふうに地元の店や食料品店が力を出しあって、人々に楽しみを与えるというのは、すばらしいね。
NYにも人情があるね(涙)
さすがNYの下町、ロウワーイーストサイドです!

ところでピータローくんがジェフリーに寄って、チケットの状況を尋ねたところ、既に予約がいっぱいになりつつあって、キャンセル待ち状態とのこと。

もっと早くブログに載せればよかったッスね、すいません、間に合うといいんだが。
また誰でももらえるわけではなくて、レイオフされて現在失職中の人に限るそうです。

「なんでそんなことをしようと思いついたんだい?」

とピタが尋ねたところ、ジェフリーさんはこう答えたらしい。

Why not?」(やらないでいられるかい)

カッコいいぞ、ジェフリーさん。
でもってなぜかステーキ肉をおみやげにくれたらしい。
無料で(驚)!

ニューヨークストリップステーキ2枚と、高価な「ドライエイジド・コーベ・ビーフステーキ」を1枚。

ドライエイジというのは低温乾燥した冷蔵庫のなかで肉を裸のまま熟成させる方法で、肉の旨みを引き出す方法。

「えーッ。なんでステーキ肉をくれるの? なんの義理もないのに?」
とびっくりエリぞう。

だって知りあいでもなんでもないんだよ?

「彼がいい人なんだと思うよ。
ジェフリーとあれこれ話していたら、おまえはいいヤツだから持っていけってステーキをくれたんだ。
うちのワイフは日本人なんだと話したら、神戸ビーフを出してくれたんだよ」

えーッ、それだけの理由でくれるの?
……いい人すぎるよ、ジェフリーさん。

いったいピータローがなぜステーキを恵んでもらえたのかは、ナゾ。
よほどビンボーに見えたんでしょうか?(笑)

あるいはピタが「食欲魔神」なのを見抜いたのか(←ありえる!)
ピタはどこでも誰とでもすぐ友だちになるので、飛行機でもスチュワーデスさんが余分の菓子やパンをくれるタイプなのである。>おいおい。

うちでは明日ジェフリーさんのお肉を焼いて食べまーす!
わーい!

ほんとにロウワーイーストの下町人情だよね。
アメリカにも義侠心があるんだねー。

このジェフリーはとにかく安いし新鮮なので、お肉好きにはお勧め。
NYの穴場です。
ブッチャーデモンストレーション(肉の解体の仕方を教えるクラス)もやっているという、おもしろい肉屋さんなのです。

ちなみに同じマーケットにあるロニ・スー・チョコレート(今回のデザート提供店)もおいしいよ。
エリぞうはここのスパイシー味のトリュフ・チョコレートが好きです。

またこちらのお店でも独自にリセッション・メニューを実施するそうです。

4月2日(木曜)
Spur Tree Restaurant
76 Orchard Street
電話:212-477-9977

というわけで、意外や人情の厚いニューヨークの下町なのでした。

ニューヨーカーはドライだし、自己主張の激しいひとが多いけれど、危機の時は助けの手を差しのべる親切さも持ち合わせているよね。

911の時も感じたけれど、非常時にはあんがい団結する街なのだ。
苦しい時は助け合い精神で。
こういう店が増えてくれるといいね!

Jeffrey’s meat market
住所:Essex Street Market
120 Essex Street between Delancey and Rivington Street New York, NY 10002
電話:(212) 475-6521
営業時間:月曜〜金曜 8:00 a.m~7:00 p.m. 土曜 8:00 a.m. - 6:00 p.m. 日曜定休
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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

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今日はNYの人情にちょっと嬉しくなったエリぞうでした。

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by erizo_1 | 2009-04-01 13:33 | 社会の時間
みなさま、ソーシャル・アントレプレナーなるコトバ、ご存じです?

友人ののぞみさんに誘われて、NYU(ニューヨーク大学)に講演を聞きにいってきました。

講演したのはNPOのエコーイング・グリーン(Echoing Green)を主催しているシェリル・ドーシー(Cheryl Dorsey)さん

このエコーイング・グリーンという組織は「ソーシャル・アントレプレナー」を支援している非営利団体。
現在までに50以上の社会起業家に2700万ドル以上の資本金を授与しています。

ソーシャル・アントレプレナーってなに?」

というと、日本語にすれば社会的起業家。
たとえば貧困や差別、老人問題といった社会的な課題をビジネス的手法で解決することをめざした起業家のことなんですね。

日本でも少しずつソーシャルビジネスというコトバが浸透してきたけど、これは「社会的課題をビジネス手法で解決する」こと。

経済産業省も「ソーシャルビジネス55選」で、さかんにソーシャルビジネスを打ち出していますね。

といっても日本でこのコトバが浸透してきたのは近年のこと。
てか、わたしはつい最近まで知りませんでした、すいません(汗)

ところがこのエコーイング・グリーンは1987年に創立。
えーッ、20年も前から?

80年代の米国といったら、わたしなんてマイコー・ジャクソンとマドンナしか知らなかったですよ。
そんな時代からソーシャル・アントレプレナーを推し進めていたとは!
進んでいるなー。

こちらがシェリルさん。すごくアクティブに手を動かしてしゃべるので、ぜんぶブレブレです(汗)↓
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彼女はクリントン政権では医療保険などについてのアドバイザーとして活躍して、オバマ政権でも相談役になっているという超パワフルな人材なのです。

さて今日の講演では「ソーシャル・アントレプレナーの資質」についておもに語ってくれたんですね。

みなさん、どう思います?
社会的事業よ?
なんとなく「奉仕の精神」とか「協調性」とか「他者への思いやり」みたいなこと説くのかなー、と想像するじゃないですか?

ところが! シェリルさんの話は違ったのだ!
彼女がまずいったのは、このこと。

おのれが誰かわかっていること、おのれの目的がわかっていること」

あれ。これってまるでクリエイターの条件みたいだよ?

物書きでもデザイナーでもアーティストでも俳優でも写真家でも、とにかくもの作りにかかわる職業でもっとも大事とされるのが、まさにこれ。

「おのれが誰であるか、つきつめていくこと」

これにつきるんですよ。
創造的活動とは、ようするに自分の内的宇宙を開拓していくことに他ならないです。

それと同じことをいっているんだよね、驚いたことに。
で、シェリルさんがさらにいっていたのは、

「おのれがもっとも関心深いことにコミットする」
「おのれが得意なことをする」

ということ。
おやー? これってアーティストの条件といっしょじゃないか。

そうか、社会事業ってクリエイティブなことだったんだ!
と目からウロコ。

補足すると、エコーイング・グリーンが支援しているのは、既存の福祉事業というのではなくて、今までにない発想で社会的な問題を解決していこうとする新事業なんですね。

だからこそ常識にとらわれない発想が必要。
まさに若い世代の発想が必要な分野だし、クリエイティブなひとにこそむいている仕事なんじゃなかろうか。

でもってシェリルさんが盛んにいっていたのは、
社会は変容する」「社会は変えていける」
ということ。

ボランティアというと、なにか「社会の問題をがんばって後始末する」印象があったんですが、シェリルさんの考えは真逆。

「クリエイティブ・マイノリティ(少数派の創造的な人間)が社会を変容していく」
という考えなのね。

ひとりの起業家が始めたことから社会を変革していこう、という発想のスケールがデカい!

数年前には「起業家」ブームがあったけれど、つぎは「ソーシャル起業家」が来る! と思いますね。

ことにヤングなみなさん(←死語)に声を大にしていいたいです。

「不況で将来が見えない」
とか
「先が暗いから、やりたいことがわからない」
なんてコトバにだまされることないよ!

こういう時代だから、自分のとことん好きなことができると思うよ。
やりたいことをやるしかないですよ!

でもって社会には「今までにない発想」で、社会を変えていくひとがつねに必要とされるんだと思うよ。

今まで誰にもなかった見方で、常識をひっくり返していけるひとは、社会にとって必要な存在なんですよね。

で、そのなかのひとりが、あなたなのだと思うよ。
あなたの前には、誰もあなたみたいなひとがいなかったし、あなたのあとにも、あなたはいない。
あなたには他の誰にもない、あなただけの発想があるはずなんですよ。

あなたはあなたであるだけで、他にはない内的宇宙を持っている。

誰でもその「自分にしかない」クリエイティブの種を持っていて、その種はかならず植えるところがあるはず。

それが社会でも家庭でも、あるいは創作やビジネスでもいいから、必ず「あなたという新しい発想」が求められる場があるはずなんですよ。

そう考えると、今まであまり聞き慣れなかったソーシャルビジネスといった仕事も出てきた時代というのは、おもしろい可能性があると思いマス。

さてさて、このソーシャル・アントレプレナーについては、わたしもまだまだ知らないことだらけなので、これから少しずつ勉強しながら、ときどきアップしていきますね!
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by erizo_1 | 2009-03-04 16:53 | 社会の時間