コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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カテゴリ:エンタメの殿堂( 117 )

X-MENファーストジェネレーション」(原題:X-MEN First Class)

これはおもしろかった!
堂々のお勧め映画です!
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Xメンの前日談で、若き日のチャールズ・エクゼビアとエリック・レーンシャーがいかにしてXメンを率いるプロフェッサーXと、マグニートーになったかという物語。

これがわたしのようなアメコミにはまるっきり疎い人間にも非常におもしろく、かつ共感できるものだったのよ!

最近のハリウッドのヒーロー映画というのは、あまりにアクションや特撮シーンに力を入れるため、登場人物たちの人物造詣が薄っぺらで、観ていても感情移入できないことが多いのだ。

ぶっちゃけ今までのX-MENシリーズも、ファンには申しわけないけれど、年食っているわたしにとってはなんとなくアホらしいというか、小中学校の男子向けに感じていたのよ。

ところがこの映画では、チャールズとエリックの人物造詣がよくできていて、ちゃんと奥行きのある人間として動いているんですね。

プロフェッサーXを演じるジェームズ・マカヴォイと、マグニートーを演じるマイケル・ファスベンダー演技がとてもいい!

だからユダヤ人としてナチスの迫害にあったマグニートーの悲痛もわかるし、恵まれた環境に育って子どもの頃から博愛精神のあるエグゼビアの人間性にも寄り添えるし、その二人の友情と決別もよくわかる。

なるほど、こういう前日談があって、ああいうエグゼビアとマグニートーになったのか! と納得できるし、X-MENファンにおなじみのキャラもカメオ登場するサービスもあって、伏線がきれいにつながっているのよ。

やっぱり物語の基本というのは、登場人物たちが「絵空事」ではなくて、生きている人間として感じられることなのだ。

そしてプロットにキューバ危機米ソ冷戦をからめているあたりも、実際の歴史をうまく活用していて、おみごと。
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監督は「キック・アス」のマシュー・ヴォーン。
わたしにとっては「キック・アス」も最高だったし、この「X-Men:ファーストジェネレーション」も大ヒットで、マシュー・ヴォーン監督の才能にはベタ惚れです。

ジェームズ・マカヴォイはヤギのタムナスさんに始まって、アミン大統領に拷問されたり、えん罪を押しつけられたまま戦死したりと、気の毒なキャラを演じたら右に出る者がいないけれど、この映画でもその不幸感がいかんなく発揮されています。

300」にも出ていた(らしいが、まったく記憶にない)マイケル・ファスベンダーは大抜擢ながら、マグニートーの人間性が伝わってくる好演で、一気に注目を集めること間違いなし。

この映画は劇場公開で観て大正解!
サマー・ブロックバスター・ムービーのなかで断トツにお勧めです。

(ただし友だちのブログで読んだところ、興業成績は必ずしもいいものではないらしく、いい作品だからといって売れるとは限らないよう)

ところで改めて気づいたんだけど、X-MENの世界ではミュータントが生まれる遺伝子の突然変異が「放射能」のせいになっているんだよね。

そういえばゴジラも放射能の突然変異という設定だったっけ。
ひと昔前はそういう悪質な風評めいた設定を平気でマンガや映画でしていたんだよなあ。

もはや放射能は「ミュータントを生む」どころか、日々自分たちも取り巻かれている現実なのだということにも、感慨深い今日この頃なのでした。


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by erizo_1 | 2011-06-05 17:16 | エンタメの殿堂
なんともせつない物語です。
人生のほろ苦さを味わわせてくれる、大人のためのアニメーションが、シルヴァン・ショメ監督作品の「イリュージョニスト
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物語の舞台は1959年。
主人公は老境にさしかかったイリュージョニスト(手品師

時代遅れの手品師である主人公はパリではもはや雇ってくれる店もなくて、イギリスに渡り、さらに都落ちしてはるばるスコットランドの離島に渡り、パブで手品を披露する。
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そんな落ちぶれ手品師のことを、宿屋の女中として働いている少女アリスは、本当にふしぎな力があるのだと信じてしまう。

そして次の町に行く老手品師を追って宿屋を逃げだしてしまうアリス。
エジンバラの場末のホールで働きだす老手品師と、都会に出てきた田舎の娘アリスの運命は……。

この老手品師の少女にかける父親のような愛情、そして田舎の少女がだんだん変化して「」になっていくようす、時代の変化についていけず仕事がなくなっていく老手品師や腹話術師たちといった人生の織りなすがなんともいえず哀愁を帯びていて、せつないんですよ。

そして映像がとにかく美しい
風景の描写がじつにすばらしくて、ロンドンの機関車、ボートで渡っていくスコットランドの小島、エジンバラの街並みを俯瞰で眺めたところ。

柔らかな手描きのタッチを感じさせる絵柄が美しくて、ワンシーンごとが一幅の風景画のよう。

原作は「ぼくの伯父さん」で有名なジャック・タチ監督が生前に書いた脚本で、シルヴァン・ショメ監督が脚色したそう。

このアニメのなかでもジャック・タチの映画フッテージがちらりと出てきますが、この老奇術師の背格好がタチ監督をモデルにしていることがよくわかります。
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もちろんショメ監督が前作の「The Triplets of Belleville」(ベルヴィル・ランデブー)で披露したお得意のデフォルメやコミカルなシーンも満載。

この人物カリカチュアがホントにうまいの!
パリのシャンソン歌手から、ロンドンのオペラ歌手、ロックバンド、スコットランドの酔っぱらいに腹話術師まで、いかにも「いるいる!」と言いたくなる、その特徴の掴み方が抜群なんですよ。

そしてまた少女アリスが「女性」として目覚めていく過程がまたじつにフランス映画的なんだよね(笑)

ジブリの「心正しい少女」ではこうならないだろうな。
そのあたりがヨーロッパ映画的であり、よく女性の本質を見抜いているともいえます(笑)

そしてなによりせつない。
「魔法を使ってなんでもできる」おじさんを信じる素朴な田舎娘と、その少女の幻想を壊したくない老手品師。

父親と娘の関係というものは、こういうものなのかもしれませんね。
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わたしも亡くなった父を思い出して、胸がしめつけられ、瞼が熱くなりました。

ショメ監督は「ベルヴィル・ランデブー」からの大ファンですが、おもしろいことに、前作はおばあちゃんが主役だったのに対して、今回はおじいちゃんが主役なんですよね。

で、興味深いのがこの男女の違い
前回のおばあちゃんは愛する孫のために暗黒街のギャングを相手にまわして大奮闘、三つ子の老歌手おばあちゃんたちもビンボーにめげずに楽しく三人姉妹で暮らしていたのに対して、この映画に出てくる老境にいる男たちはじつにわびしいんですよ。

テレビが娯楽の中心になる時代に、取り残された「古い世代」の男たちはひっそりと消えていくだけ。

どこまでもたくましいおばあちゃんたちと、孤独で哀愁漂うおじいちゃんたちとの相違。
このあたりがさすが鋭い観察眼です。

懐かしさを呼び起こす美しい映像と、ほろ苦くせつないという、まさに大人の味わいのアニメーション。

今年度のアカデミー賞長編アニメ賞にノミネートされた作品ですが、わたしだったら迷わずこれに賞をあげたい。

美しい映像を観たい方はぜひどうぞ!



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by erizo_1 | 2011-03-07 17:50 | エンタメの殿堂
さてさてオスカーの季節が近づいてきましたざんすねー。
2011年度アカデミー賞にノミネートされている話題作が「ブラック・スワン
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監督は「レクイエム・フォー・ドリーム」や「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督。

前作では男くさいプロレスの世界を描いた彼が今回選んだのは、嫉妬やエロスが渦まくオンナの園、バレエの世界なのでした。

ズバリひとことでいうと、バレエ少女漫画レディコミを足して、それにホラー風味をまぶしました、みたいな物語。

というと山岸涼子美内すず絵を思い起こすでしょうが、いや、マジでそのまんまなのよ。

「あの映画じつは美内すず絵のマンガが原作らしいよ」
と勝手なデマを飛ばしても、日本人であれば「あー」と信じ込んでしまいそうなノリがあるのだ。

ヒロインはバレエ一筋の優等生ニナ(ナタリー・ポートマン)
娘のバレエに人生を賭けてきたママンに囲いこまれるようなストイックな生活を送っている。

女王の座にいたプリマ(ウィノナ・ライダー)が引退して、ニナはみごと「白鳥の湖」のオデット姫に抜擢されるものの、芸術監督のトマ(ヴァンサン・カッセル)から「黒鳥を踊るには堅すぎる」と叱咤される。

「もっとエロを開放しろ」とアドバイスするトマ。
宗方コーチというより、なんとなく団鬼六みたいなコーチではあるね。

はたしてニナはひと皮むけることができるのか……?
そして精神的に追いつめられたニナに異変が……!
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ジャンルでいえば、オンナ芸道モノ
スポ根モノやバレエ漫画、女優や芸妓をヒロインにした物語の王道パターンです。

それも少女マンガに欠かせないアイテムがちりばめてあるのじゃよ!
たとえば……。

いきなり抜擢されるヒロイン
ヒロインを見込んで厳しく指導するハンサムな教官
美しいライバル
母親との確執

などなど、少女漫画ファンだったら心のスイートスポットにビシバシと当たる展開が満載。
さらにエロシーンも盛りだくさん!

しかもこの映画のキテレツなところは、マンガ的な映像表現をするところ。

マンガでは、たとえば星飛馬の闘魂を表すために目に炎を燃やしたりするわけですが、この映画ではマジで目から炎を出すような映像表現をするんだよ。
ええええーッ!

その「やり過ぎ」としかいいようのない表現が、なんというか悪趣味なので、好きな人と嫌いな人がハッキリとわかれる類の映画でしょう(ちなみにわたしは観ながら苦笑してしまった派)

じゃあ、駄作なのかといったら、とんでもない。
おもしろいのである。

なんたってリアル少女漫画みたいなルックスのナタリー・ポートマンがオデット姫を踊るんだから、つまらないわけがない。

おまけにレズ・シーンを演じるわ、自慰シーンを演じるわ、泣くわ、喚くわ、キャットファイトするわ、なんでもありの体当たり演技である。

悪いけど、この映画プロットだけで提出したら、突っ込みどころ満載で「少女マンガの焼き直し」といわれてしまうと思うよ。
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前作「レスラー」で描いた中年レスラーの哀愁あふれる人生ドラマに比べると、「ブラック・スワン」の女性像はいささか人形じみていて、悩みがあまりにエロに傾きすぎていないか? という疑問もある。

しかしながら「ブラック・スワン」はそのミョーな内容にも関わらず、すばらしいキャストと、すばらしい美術と、すばらしい振り付けで魅せてくれるのだ!

なにしろナタリー・ポートマの奮闘がすばらしい!
もちろんボディダブルを使っているんでしょうが、本人が踊っているシーンも多くて立派なもの。
ヴァンサン・カッセルもばっちりはまっている。

そしてコスチュームはなんとロダルテ
そう、NYファッション界ではカルトな熱狂的ファンを持つブランド、ロダルテのマレヴィ姉妹がバレエ衣装を手がけているのです。

(ちなみにナタリー・ポートマンはレッドカーペットで今までもよくロダルテのドレスを着ているガチのファン)

アロノフスキー監督はその役者の新しい面を引き出すのが巧みらしく、おかげでナタリー・ポートマンはアカデミー賞主演女優賞にリーチをかけた状態。
確実に彼女がゲットするはず。

好きになるか、嫌悪感を覚えるか。
なんとも奇妙な持ち味の「ブラック・スワン」は、観たあとで「誰かと話したくなる」映画であるのはたしか。

濃ゆい個性の、スワン・デラックスな作品です。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

今日はよく晴れていたNYですが、道が凍ってカチカチに。
きゃー!
滑らないように気をつけないとー!

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by erizo_1 | 2011-02-04 16:49 | エンタメの殿堂
我謝京子さんが監督したドキュメンタリー映画「母の道 娘の選択」がワシントンDC、そしてフロリダで上映されます!
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我謝さんが自分自身を含め、日本を出てNYに住むことを選択した日本女性たち数人にインタビューした同作品は、とても高い評価を得ているもの。

2010年のニューヨーク・インターナショナル・インディペンデント映画祭では観客賞最優秀文化ドキュメンタリー賞を受賞。
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そしてニューヨーク女性記者クラブ(Newswomen's Club of New York)からは栄えあるフロントページ賞を受賞。

この作品とにかくおもしろいんですよ!
そのおもしろさはキャリア、結婚、母と娘といった普遍的なテーマが誰にとっても思い当たる節があるところ。

なぜ人生の選択として海外に住むことを選んだのか。
女性の幸せとはなんなのか。
親の世代の生き方とでは、なにが異なっているのか。
それでも「日本人であること」をアイデンティティに感じられる、その根底にあるものはなんなのか。

海外で暮らしたり、キャリアの選択に迷ったことがある人なら、思わず「わかる、わかる!」といいたくなる、まさに自分自身の物語と感じられるはず。

見終わったあとに必ずや意見を交換したくなるタイプの作品だと思います。

ワシントンDC、そしてフロリダにお住まいの方たちにとってはとても貴重なチャンス、ぜひこの機会をお見逃しなく!
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ワシントンDC上映会
1月19日  6:30pm〜
日本大使館 広報文化センター

The Japan Information and Culture Center (JICC) Auditorium
住所:Lafayette Center III (Lower Level)
1155 21st Street, NW Washington, D.C. 20036-3308
電話: 202-238-6949
詳細はこちらのJICCウェブサイト

フロリダ上映会
2月3日 18:00pm~
森上美術館 Morikami Museum & Japanese Gardens

住所:4000 Morikami Park Road Delray Beach, FL 33446
電話:561-495-0233
$10
詳細はこちらの森上美術館ウェブサイトで。

3月には日本での上映もあるそうです!
お楽しみに。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

マウス腱鞘炎で、ひとさし指が痛くて、うまく動かず。
とにかくなるべくパソコンを打たないようにと、先生から注意されていまして、しばらく更新がまばらになるかと思います。
すみません!
早く治るといいなー。

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by erizo_1 | 2011-01-16 16:01 | エンタメの殿堂
HBOが4月から放映する新番組「Game of Thrones

HBOのメイキングを観たら、おおお、これは友だちの画伯ちゃんの好みドンズバ。
マニア向けに誂えたとしか思えない出来!

さっそく画伯ちゃんに連絡したところ、やはりドンズバだったもよう(笑)
これです!



おおおー! 
カッコええ!

原作はジョージ・R・R・マーティンによる「氷と炎の歌」シリーズ。
その第一巻。

中世イギリスをモチーフにした壮大な架空戦記で、ローカス賞のファンタジイ長編部門を獲得。
複雑な人間模様が描かれる群衆劇らしい。

ふーむ、「ヘンリー6世」っぽいね。
大人の鑑賞にあう作品とみた!

HBOのシリーズとなると、予算もたっぷりかけて脚本も練られているから、期待大ですな!

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七王国の玉座〈上〉—氷と炎の歌〈1〉 (氷と炎の歌 (1))










☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

うひー、寒い毎日が続きますね!

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by erizo_1 | 2011-01-07 17:51 | エンタメの殿堂
ざーん!
アート好きのみなさんにニュースです!

NYに住む稀代のアート・コレクター夫婦を追ったドキュメンタリー映画「ハーブ&ドロシーHerb & Drothy」が日本で公開されます!
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この二人はNYのアート界では知らない人がいないほどの有名なカップル
一見どこにでもいるような老夫婦なのに、じつは莫大な数のすばらしい現代アートのコレクションを持っているのです!

それも狭いアパートのなかに芸術作品をぎゅうぎゅうに詰めこんで暮らしているという伝説のような夫婦。

アートの収集家といえば、ふつうはビリオネアと決まっているもの。
ところがハーブさんは郵便局勤務、ドロシーさんは図書館員という決して裕福ではない市井の二人。

あくまで給料で買えるレベルの作品、地下鉄で持って帰られるサイズの作品にこだわって収拾したのだとか。

それでも二人には本物のアートを見る鑑識眼が備わっていたよう。

60年代に当時まだ評価が認められていなかったミニマルアートやコンセプチュアルアートに目をつけて、多くの展覧会に出向き、アーティストたちと交流。

まだ有名になる前のリチャード・タトルチャック・クローズジュリアン・シュナーベルといった現代作家たちの作品を無名時代から買いつけて、やがて彼らが目をつけたアーティストたちが次々と有名になっていくという現象が起きたそう。

そして40年間にわたって収拾されたアートの数は、なんと4000点

しかしながら二人は売ろうとせず、ほとんどの作品をアメリカの国立美術館に寄贈
美術館側が「生活に困ってアートを売らないで済むように」と贈与した謝礼も、そっくりそのまま次の作品を買う資金にしたのだとか。

まさしく「贅沢貧乏」とも「爆走アート野郎」ともいうべき、根性の入ったアートコレクター人生

こういう物語の登場人物のような夫婦が実在するあたりが、NYアートシーンのおもしろさでしょう!

さてこの映画の監督は、なんと! NY在住の日本人女性である佐々木芽生(ささき・めぐみ)さんです。

もとはテレビの映像に係わっていたという佐々木さんは「この二人をドキュメントとして撮りたい」という一心で、映画作りに挑戦。

そして作品は高い評価を受けて、アメリカではハンプトン映画祭最優秀ドキュメンタリー作品賞&観客賞、フィラデルフィア国際映画祭観客賞、シルバードッグス観客賞、プロビンスタウン映画祭最優秀ドキュメンタリー作品賞、パームスプリングス国際映画祭ベスト・オブ・フェストなど、さまざまな賞を受賞しています。





映画のなかでもクリスト&ジャンヌ・クロードやリチャード・タトルなどのアーティストがハーブとドロシーについて語り、さらに著名な現代アーティストの作品がばんばん出てくるので、アートに詳しい人ほど、「おおッ」と唸るはず。

アート好きのひとはぜひぜひお見逃しなく!

11月13日より渋谷の イメージフォーラムにてロードショー!

13日の11時、13時、17時、19時の回そして14日の11時、13時、17時の回にて、佐々木監督の舞台挨拶があります。

さらに14日は佐々木監督の無料トークイベントあり。
14時からは青山秀樹さん/ローゼン美沙子さん (NEW TOKYO COMTEMPORARIES)との対談。
そして18時30分からはキュレーターにして小説家の原田マハさんと対談!

詳しくはサイトをご参照下さい!

ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人
イメージフォーラム・シアター
住所:東京都渋谷区渋谷2-10-2
電話:(03)5766-0114

そして米国在住の方はNetflixにて推薦DVDになっているので、ぜひどうぞ!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

日本滞在の間はなかなか更新できず、すみません!
そんななかでも覗きに来て下さっているみなさん、本当にありがとうございます。

なかなか更新できないのが歯がゆいですが、ランキングのために、
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by erizo_1 | 2010-11-13 00:27 | エンタメの殿堂
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みなさんは「Facebook」をお使いですか?
エリぞうは使っております。

今やアメリカでの普及率はものすごく高くて、ことに高校生大学生となったら、ほとんどの子がやったことがあるのではなかろうか。

じゃあ、なぜ使っているのか?
というと、わたし自身でいえば「流行っているから」という理由しか思いつかない。

べつにオンラインで見知らぬ「フレンド」が欲しいわけじゃないけれど、ライターという仕事をしていると、誰かに取材を申し込む時、あるいはメールでやりとりする時の身元証明のためにフェイスブックがあると、話が早いのだ。

さらに最近は「フェイスブック」経由じゃないと、取材相手もメールが戻って来ないというケースが多い。

いっぽうでフェイスブックの普及は特にティーンエイジャーにとって社会問題にもなっている。

わたしも友だちの娘さんたちが高校生だと必ずフェイスブックを持っているので覗くのだが、アルバムを観ると、仰天することが多いのだ。

なにしろグラビアギャルみたいなポーズの写真がゴロゴロあるんだから。
いや、なにもハダカってわけじゃない。
けれども、
「実際によく話したことがない相手でもフレンドと承認したら、ごく親しい間柄にしか見せないような写真を公開するのか?」
という疑問が浮かんできて、オンラインに無防備な若い子たちのことが心配になってくるのだ。

10代の子に何百人ものフレンドがいることじたい、異常だろう。
しかし今のティーンズたちにとってはこれがスタンダードのことらしい。

フェイスブック世代にとっては、もはや友だちの概念が、それ以前の世代とは違ってきているようなのだ。

そう改めて感じたのが、このフェイスブックの誕生実話を元にした映画「ソーシャル・ネットワーク」。
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この映画、登場人物たちが存命しているどころか、主人公たちは未だに20代という近過去の生々しい物語である。

主人公のマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)はハーバード大学の学生。
彼がフェイスブックを作りあげていくまでの物語なのだが、これが青春のサクセスストーリーを想像すると、まったく違う。

描かれているのは、ディープな人間心理ドラマなのだ。
そしてそのドロドロの権力闘争が、じつにおもしろい。

マークたちは大学生でありながら、知人をだしぬき、親友を裏切り、友人を相手どって何十億円もの訴訟を起こし、互いに弁護士を立ててやりあうのである。

ふつう20歳の青年といったら、いちばん友情を大事にする年齢ではなかろうか。
ところが彼らは違う。

目的のためには裏切ったり、いらないメンツは排除したりと、やっていることが中高年の社長レベルなのである。

大学側から叱責を受けてもまったく罪悪感を持たないし、弁護士に対する態度も偉そうな「上から目線

「世界でオレより賢いヤツはいない
と自負できるハーバードのエリートたちの世界というのは、ここまで鼻持ちならないものなのかと空恐ろしくなるほどだ。

(たぶんこの映画を観た観客たちはハーバード大学に対して、なにかしらの嫌悪感を抱くことになる)

そんなマークのキャラクターを暗示させるオープニングシーンがうまい。

ガールフレンドと話している主人公のマークが非常に頭は切れるものの、他人の気持ちに疎くて、屁理屈ばかりのナード(おたく)であることが示される。

頭が良すぎるために、自分より愚かな人間は見下して、自分が正義だと思いこめる男。

ずば抜けて頭が切れるのに、相手の気持ちを察することができず、ふつうの人間関係が築けない男。

しかしながら明確な悪意があるわけじゃなくて、おのれの残酷さに無自覚な男。

この映画からはそんな人物像が浮かんでくる。
マークは敵を倒していくというより、「自分がやりたいこと」を妨げるものはなんでも排除していくように見えるのだ。

「フェイスブック」の創始者が、まさにオンラインでしかフレンドを作れない人間であるところが、人生の皮肉というべきか。
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おそらくビル・ゲイツスティーブ・ジョブスも似たようなタイプなのだろう。

ハーバードのエリートのなかでは卒業まで待たずに、学生時代に起業して退学するような人間こそ勝ち組なのだ。

ふつうの人間ならば青年時代は友情を大事にして、曲がったことが大嫌いなものだろう。
それが年を経るにつれ、酸いも甘いも噛み分けて、いつしかツラの皮の厚い中年になっていくものだ。

ところがビジネスの天才というのは、どうやら反対の過程を辿るらしい。
彼らは20歳の時は自己実現のために友だちを斬り捨て、ライバルを潰すことができるように見える。

ところが巨万の富を築いて中年になってから、ビル・ゲイツにせよ、ウォーレン・バフェットにせよ、人類への貢献に目覚めるようなのだ、

それは名誉欲といったちっぽけなものではなくて、成功する目標を達してしまったら、次なる「達成困難な目標」がなければ生きていけないからではないか。

あるいは天才というのは脳の一部だけがズバぬけて優れているため、若い時はまともな人付き合いができなくて、中年になってからようやく心が追いつくのかもしれないのだが……。

いずれにせよ、このドラマは最新の「フェイスブック」という現代のツールをあつかっていながら、そこに描かれているのは何千年も昔から同じ「権力」や「」をめぐる物語であって、あたかもイギリスの宮廷劇を思わせる人間ドラマがおもしろい。

ここにあるのは若者たちのハッピーなアメリカンドリームではなくて、血の流れないマクベスの物語なのだ。

こちらが映画で演じる役者たち(左)と実在の人物たち(右)

上からフェイスブック創始者であるマーク・バッカーバーグ、ナップスターの創始者のひとりであるショーン・パーカー、そしてフェイスブックを共に立ちあげた「かつての」親友エドアルド・サヴェラン。
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アメリカでの映画評は非常に高くて、おそらくアカデミー賞の脚本賞にもノミネートされるのではなかろうか。
2010年必見の話題作といえるだろう。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

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by erizo_1 | 2010-10-16 14:49 | エンタメの殿堂
ネットフリックスでデンゼル・ワシントンゲイリー・オールドマン出演の 「The Book of Eli 」(ザ・ブック・オブ・イーライ)鑑賞。
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邦題は「ザ・ウォーカー
て、なんじゃ、それー! 意味わかんないよ。
だいたいなんで日本語じゃないのだ?

Eliはエリじゃなくて、イーライと英語読みするけど、ユダヤ系男性に多い名前だよね。

よくわたしもアメリカ人には「イーライ」だと誤解されて、顔を知らずにメールをやりとりしていると、「ミスタークロベ」と書かれたりする(笑)

でもってイスラエル系の団体からよく寄付を依頼されるので、おかしいと思っていたら、これも勝手にむこうが「イーライ」と間違えてのことらしい。

だーからイスラエル人じゃないんだってばー!

さて話は映画に戻って、舞台はポスト・アポカリプスな近未来で、文明はついえて、生き残ったわずかな人類が弱肉強食で生き延びている設定。

そして荒廃した大地を歩いていくイーライ(デンゼル)は、町を支配する悪者(ゲイリー・オールドマン)に行く手を阻まれるが……。
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マッドマックス」みたいな世界観ですね。
西部劇の伝統でもあるね。

なかなかおもしろくて、よくできた映画ですが、アメリカ人の宗教観が非常に強く出ている話よね。
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デンゼル先生はバリバリに強いスーパーヒーローで、カッコよし。
しかしなんであんなに超人的に強いのだ? 
作品中にはその説明なし。

ちょいネタばれで書くと、神を信じる者は強いってことなのか?
うーぬ。
非常にアメリカ的なプロテスタンティズムではある。

ところで映画を観ると、どうもへんなことが気になってしまうわたしです。

ブラック俳優が演じるスーパーヒーローはなぜか剣が好きだよね。
なんで?

じゃーん!
剣を背中に背負う正義の味方、デンゼル先生。
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じゃじゃーん!
日本刀を背中に背負う吸血鬼ハンター、「ブレード」のウエズリー・スナイプスどん。
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なぜに刀をそんなにも背負うのだ?
佐々木小次郎リスペクト
いや、忍者のイメージか。

そして日本刀の達人という設定、「The Ghost Dog The Way of Samurai」(ゴースト・ドッグ)のフォレスト・ウィテカー師匠。
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この映画ジム・ジャームッシュ監督作品で、アクション映画なのに、ミョーにアーティスティックなんだよね。
そして主人公はこんなヘアスタイルだけど、「葉隠」を愛読しているのだ。

ザ・ウェイ・オブ・サムライですぜ、お嬢さん、どうよ?

お、ゴーストドッグはちゃんと左の腰に下げているんだね。
しかしベルトで下げているというのも、なんともふしぎな気が……。

まあ、ハリウッドが刀好きなのはよくわかった。
とりあえずヒーローにはを持たせておけ、てことでよろしく。


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by erizo_1 | 2010-08-01 13:22 | エンタメの殿堂
ロイター通信記者の我謝京子さんが作ったドキュメンタリー映画「母の道、娘の選択」(Mothers' way, Daughters' choice)がニューヨークで上映されます!
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多くの日本女性たちが、なぜ日本を飛び出て、ニューヨークや海外に住むことを選んだのか。

この映画では、我謝さん自身の半生を含め、さまざまなNYに住む女性たちにインタビューを重ねて、女性の生き方を探っていきます。

母親たちの世代にあった「結婚して子供を育てる専業主婦になるのが女性の幸せ」という価値観と、娘たちの世代が模索する「他の誰でもない、私自身の幸せはなにか」という価値観の違い。

母と娘、女性の生き方と幸福、日本と外国の違いという永遠のテーマを追求していて、多くの女性にとって共感を得られ、そして考えるキッカケになる映画ではないかと思います。

思わず「あるある!」と感じさせられる巧みな編集で、ことにNY在住の日本人のみなさんにとっては、まさに「私自身の物語」と感じられるはず。

もちろん男性にとっても非常に興味深い内容であるのは間違いなし。
ぜひこの機会にご覧下さい!

「母の道、 娘の選択」

日時:7月24日(土)4:00pm~
場所:City Cinema Village East

181 2nd Avenue New York, NY 10003

チケットはこちらのサイトからどうぞ!

なお日本での上映は9月4日土曜日午後1時半から4時まで、入場無料。
一部が映画、二部に我謝さんのトークショーもあります。
場所は「女性と仕事の未来館」にて。


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by erizo_1 | 2010-07-20 15:39 | エンタメの殿堂
レオナルド・ディカプリオ主演の「インセプション」(Inception)
アメリカでは目下大ヒット中で、ボックスオフィスの一位を記録。
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ひとことでいうと、他人の夢に侵入するスパイの物語です。

主人公のコッブ(レオナルド・ディカプリオ)は、他人の夢に入りこんでアイデアを盗みとるという企業スパイ。

彼には深く潜在意識に潜る能力があるが、最愛の妻(マリオン・コティヤール)を亡くしてしまい、その殺害容疑のために二人の子供を置いて逃亡生活をしている。
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そこに現れたのが、ナゾの日本人、斉藤(じゃーん、渡辺謙だー!)
彼がコッブに依頼したのが、敵対する大企業を解体するアイデアを、その社長の息子であるロバート・フィッシャーの潜在意識に植えつけること。

英語のinceptionというのは「始まり」「発端」「端緒」の意味。
この映画のなかでは相手の潜在意識にインセプションを植えつけるという意味で使われています。

任務のためにコッブは建築学を学ぶ女学生アリアドネ(エレン・ページ)を、夢の世界を設計する建築士としてスカウトする。

そして相棒であるアーサー(ジョセフ・ゴードン・レヴィット)やイームス、薬剤師とチームを組み、斉藤を加えた6人で作戦を決行して、ロバートの夢のなかに潜入していく。

しかし夢のなかで思わぬ事態が起こり、彼らは夢のなかでさらに階層の深い夢のなかに下りていくのだが……。

この映画なにしろ映像がすばらしい!
地面が持ちあがって直立したり、街並みが吹き飛んで崩壊していったりと、「ありえない」現実を現実にしてみせる映像マジックに、感嘆させられます。

なにより感心したのが、↓このホテルのアクションシーン
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無重力状態になって乱闘するんですよ。
いったいどうやって撮ったんだろう。
このシーンだけでも観る価値あり!

そしてキャストも、非常にツボを得ていて、それぞれの個性が光っていていい!

渡辺謙は想像していた以上にビッグな役で大当たり!
全編英語ですが、じつに自然に演技していて、渋い存在感が際だっています。
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ま、物語上は「斉藤」という人物が日本人である必然性はないんですけどね(笑)

この「斉藤」は、アメリカ政府も動かせる要人らしく(オバマとツーカー?)、さらに飛行機会社も買収できる財力もある(財政破綻したJALを買収したのか?)という設定なんだけど、今どきそんな日本企業はないだろうしなー。

中国企業の要人という設定のほうがリアルな気もするんだけど、それはそれとして、この映画での渡辺の殿はグッジョブ!

そして物語としておもしろいのは、夢のなかでさらに階層の深い夢のなかに入れ子細工のように入っていってしまうところ。

はたしてディカプリオたちが現実に戻って来られるのか、手に汗握るサスペンスが楽しめます。
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ただしこの映画のなかでは、夢の世界がものすごく理路整然としていて、ぜんぜん夢っぽくないんですよ(笑)

夢というのは脈絡のないものですが、この映画ではどこまでもきちんと破綻がなくて、登場人物たちも起きている人間より、よほどテキパキと動きまわる(笑)

階層の深い無意識にどんどん下っていっても、ユングのいうように集合無意識にいきついたり、フロイトがいうところエスや超自我にぶちあたったりするということもない。

「他人の夢に潜り込む」というのは、筒井康隆の小説「パプリカ」にも通じる設定ですが、「パプリカ」では夢の力をイマジネーション豊かに描いていたのに対して、この映画では夢というのはあくまで設定。

あるいはタルコフスキーの「惑星ソラリス」のような隠喩や詩的な芸術性といったものもちりばめられておらず、きわめて現実的だし、心理の深みまでは追求していきません。

「夢」や「無意識」という単語から連想されるような深層心理映画というより、バーチャルリアリティを舞台にしたアクション映画と考えがほうがよさそう。

とにかくこの映像マジックは百聞は一見にしかず。
この夏イチ押しのブロックバスター映画です。
大画面で体験してみて下さい。


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by erizo_1 | 2010-07-19 15:47 | エンタメの殿堂