コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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カテゴリ:エンタメの殿堂( 117 )

ジャン=ピエール・ジュネの最新作『ミックマック Micmacs à Tire-Larigot』を鑑賞!
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ジュネ監督といえば映画『アメリ』で有名ですが、エリぞうは『デリカテッセン』の時から大ファンで、『ロストチルドレン City of Lost Children』がマイ・フェイバリット映画なのです。

『ロングエンゲージメント』から2年、ついに新作の登場です!
ジュネ監督の新作となったら駆けつけるエリぞうざんす。

物語は現在。地雷で父親をなくして孤児になった少年バジル。
不運な男は大人になってもツイていなくて、発砲事件で頭に銃弾を浴びてしまう。
おかげで仕事も家も失ってしまったバジルだったが、ひょんなことから廃品回収業の男と出会い、彼の仲間たちと引き合わされ、家族のように暮らし始める。
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そんなある日、自分を打った弾を作っている会社を発見。そして父親の命を奪った地雷製造会社もつきとめ、死の商人に仕返しをしようと決意する。
はたしてバジルと仲間たちの作戦やいかに?

クズ鉄仲間たちが住む廃品だらけの洞窟のような隠れ家や、コミカルな廃品再生品、シュールな仕掛けや奇想天外なアイデアは、まさにジュネ・ワールド全開。
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……なんですが……。
はっきりいって全編ギャグ?

なんというかドリフなお笑いシーンが多くて、ブラックさやダークな感じというのはまったくなく、ひたすら楽しくおかしいんですよ。

武器商人に対する批判や諧謔はちりばめられているんですが、まあ、これを「社会批判がこめられた」というなら、「セックス・アンド・ザ・シティ2」だって「ミッドライフの女性の生き方をシリアスに探った」作品といいはっていいようなもんだしなあ。

『デリカテッセン』の頃にあった毒のある感じは薄れて、ふつうに楽しめるコメディに仕上がっているのでした。

うーん、ジュネ監督も丸くなったんでしょうかね?

一緒に観た部長がひとこと、
お洒落なジャック・ブラックって感じ?」

……う! 鋭い!
お洒落なんだけど、笑いのほうはジャック・ブラックの映画と大差ないんだよね。

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いや、映画としての出来は決して悪くなくて、破綻なくきれいにまとまっていて、別に文句はないんですが……。

でもファンとしてはちょっと肩すかしだったかなあ。
かつてシュールで前衛的なアングラ芝居をやっていた劇団が、ふつうに笑えるコメディを演じているような感じ。

マルク・キャロと組まないジュネ監督は、ふつうに良い人だってことなんだろうか。

くー、できればもういちどキャロと組んで、あのアングラ小劇場みたいな世界をもういちど見せてくれないかなー。

でもジュネ監督の作品だったら、これからも必ず見てしまうんだけどね。
というわけでガチのファンは必見です!

NYでは現在アンジェリカ・フィルムセンターで上映中。

日本では9月4日から恵比寿ガーデンシネマで先行公開、9月18日から全国で公開されるそうです!

「ミックマック」公式サイト


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by erizo_1 | 2010-06-06 14:51 | エンタメの殿堂
アメリカで公開中の「セックス・アンド・ザ・シティ2」を鑑賞!
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それもオンナ友だち5人で出かけるというベタな所業に出たのでした。

今回の作品は、じつは米国ではかなり映画評が悪いんですよ。
かなり酷評されているのだ。

さて実際のところ映画はどうであったかというと……。

わははははは!
おもしろい! 気に入った!
もう爆笑の連続でした。
サマンサはもはや吉本かドリフの域(笑)
なんだ、めちゃくちゃおもしろいじゃん!

えー、ひとことでいえば、ずばり女性とゲイさま限定映画ですね!

筋らしい筋もなければ、プロットがご都合主義なので、ストレートの男性はなにがおもしろいのかさっぱりわからないし、ぜんぜんカタルシスがないと思う。

でも女性&ゲイにしてみたら、ゴージャスな旅行に出かけたり、衣装を取っ替え引っ替えしたり、執事を持ったり、オンナ4人でカラオケをやったり、人生相談に乗り合いっこしたりするっていうのが、楽しいわけさ。
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女性の「こんなことやってみたい」「こんなことがあったらいいな」がパンパンに詰まっている映画。
気分が持ちあがって、笑えて、楽しくなれること、間違いなしです!

さらにゲイが大好きなライザ・ミネリの特別出演つき!
ライザ様が唄って踊るシーンは必見よ!
ミュージカル・ファンもつい観ちゃうわよ!

こうなると、ほとんどカンフー映画みたいなもんだね(笑)
筋書きや整合性はほとんど関係ないという。

今回はアブダビに4人で行くという設定で、あまりNYの観光案内になっていないんですね。
その点はあまりポイントがないです。

そしてSATCといえば見所がファッションですが、今回はさらにパワーアップして、非現実的なファッションが満載。

誰もあんな恰好しないって!
だいたい家のなかでテレビを観るのに、グリーンのロングドレス(それも裾がトレーンを引いている)を着てハイヒールを履いているキャリーってどうよ? 

でも観客のほうとしては、それこそを望んでいるので、ばっちりハデなスタイリングの数々を堪能できます。

女優陣についてはさすがにみんなエイジングが進んでいるけど、いちばん年嵩のキム・キャトラルが50代なかばであのルックスなのは、立派なもの。
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とにかくサマンサ最高!
今回のおいしいシーンはほとんどサマンサが持っていっているので、キム主演の爆笑コメディといってもいいくらい。

いっぽう主役のサラ・ジェシカ・パーカーはアップが多いだけに、うーん、ちょっとエイジングがつらいものがありますね。

「サラのアップの顔を見ていられなかった」
と鑑賞後にいっていたのは、30代のナオニータとめぐみちゃん。

年齢を感じさせて、きつすぎる」
「テレビシリーズの頃はあんなにかわいかったのに……」

いや、そんなこといっているきみたちだってね、今は「対岸の火」みたいにいってているけどさ、遠からずそうなるんだよ。あれだけ保っていれば立派なもんだって。
オンナのエイジングは笑うに笑えない問題だからねー。
覚悟しておいたほうがいいわよー。

さて今回の物語では夫婦のあり方について語っているんだけど、最終的な着地点については、きっとストレートの男性は納得いかないんじゃなかろうか。

フツーの男性だったら、
「なんでそういう解決になるのか、さっぱりわからない!
と抗議したくなると思う。

わたしが観ても、あれは非現実的でしたね。SFといっていいくらい。

でもいいの!
女性に都合がいい」エンディングだから、それでいいの!

そう、この映画はまさに女性&ゲイ限定映画であって、キャリーにとって都合のいいオチなら、整合性とかリアリティなんてのはどうでもいいのね。

えー、ここから先はちょっぴりネタばれになるので、なにも知りたくないひとはパスしてね。
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ミスター・ビッグがラストシーンに取った行動については、
「じつはビッグは自分にすでに疚しいところがあったから、ああいう行動に出たんじゃないか」
というのが、わたしたちの解釈なんですよ。
どうだす?
観た方はぜひあなたの解釈も教えて下さいね〜!

てことで、「セックス・アンド・ザ・シティ2」は女性とゲイのためのパワードリンク映画!

それも20代のギャルより、更年期障害やエイジング、子育てなどで悩んでいるアラサー、アラフォー、アラフィフの女性のほうがより身につまされ、見終わったあとで元気になれるはず。

ストレートのカップルでは行くのはお薦めしません。
ぜひとも女性グループもしくはギャル男子同士で観に行ってね、プリーズ!



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by erizo_1 | 2010-06-01 13:50 | エンタメの殿堂
アメリカで公開中の映画「The Runaways ラナウェイズ




うわーーー、懐かしい!

ある年代のひとなら必ずあの、

ちちちちちちち、ちぇりーぼーんぶ!

というフレーズが耳にこびりついているはず。
てか、それ以外の歌を知らないし。

ある意味ロック界のクリスタル・キングともいうね。

ジョーン・ジェット姐さんをクリスティン・スチュワートが、シェリー・カリーをダコタ・ファニングが演じているのも話題。

シェリー・カリーといえば、なぜか当時「奥さまの魔女のタバサちゃん」説という噂があったんだよねー(事実は別人)

現在のシェリー姐さんはチェーンソー・カービングという、チェーンソーによる木の彫刻を手がけているようです。
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チェーンソー・チック・コムをご覧下さい!

木彫りの熊ちゃんなんかがたくさんあって、けっこうほのぼの系でびっくり。

シェリーさんは50歳くらいのはずだけど、いまだにおきれいですね。
いやー、なんつうか人生いろいろ!
浪速節だよ〜、人生は〜♪


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by erizo_1 | 2010-04-01 14:05 | エンタメの殿堂
ティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド
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3月はじめ公開直後に観たんですが、アップできなかったので、ここらでアップを。
日本では4月公開です。

えー、最初に断ると、これは「不思議の国のアリス」ではないのね。
「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」に出てくるキャラを使った、ティム・バートンによる二次創作なのだ。

ずばりティム・バートンによるオリジナル・アクション映画なんだぜ!

アリスを期待して行くと、「これ、アリスじゃないじゃん!」と叫びたくなること請け合い。
心のなかで「うそー」と叫び続けていたエリぞうです。

だってマッド・ハッターがマッドじゃないし!
眠りねずみがぜんぜん眠っていないしー! 
そ、そんな〜!

なんたってティム・バートンがアリスを撮るというのだから、こちらは期待がぱんぱんに膨らんでいたわけで、期待が大きいぶんドッピョーンと肩すかしも大きかったのでした。

いえね、映像的には美しいんですよ。
ことに話す花園(「鏡の国」に登場)がすばらしい。
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バートンが作りあげた映像のワンダーランドは観る価値ありです。

物語は19歳になったアリスが望まない婚約をさせられそうになる場面から始まります。
そして白ウサギを追いかけて穴に落ちて再びワンダーランドに行くアリス。

ところがワンダーランドは今や悪い赤の女王が支配していて、アリスはみんなを助けるために約束の英雄(マトリックスのザ・ワン?)としてジャバーウォックという竜(これは「鏡の国」のなかで詩に出てきます)と対決することに。
それを助けるマッド・ハッター。

なんと物語が途中からダンジャン・アンド・ドラゴンみたいになっちゃうのだ。
えーッ!

わたしにとってアリスの魅力というのはナンセンスさとシュールリアリズムで、その理屈の通じなさ、脈絡のなさ、不可解さというのが、まさしく夢の世界に近い感じで好きなんですね。

原作では英語の言葉遊びやイギリスの替え歌を駆使しているので、はっきりいってわたしも本を読んでなにがなんだかわからないところばかり。
でもワケわからないままに魅力がある。

ハンプティダンプティのいう「非誕生日のプレゼント」だとか、ひとつところに留まるために全力疾走する赤の女王とか、「明日と昨日のジャムはあるけれど、今日のジャムはない」なんて論理とか「先にケーキを配って後から切る、あともどり」理論みたいな、シュールな哲学がおもしろいんですよね。

しかし今どきの莫大な制作費をかける映画が、そんなワケわからないものを作りっこないわけで、おそらく映画化に当たっては以下のような条件をクリアしたんじゃなかろうか。
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ジョニー・デップが主演であること。
従来のアリスではない、新しいオリジナルであること。
筋がわかりやすいこと。
アクション・アドベンチャー仕立てであること。
現代にふさわしくヒロインは強いこと。
成長物語になっていること。

これらの条件を満たして金の儲かるオリジナルストーリーを作りあげたら、たしかにこうなるかって気はします。

しかしながら全体に残念なのは大味になってしまっているところ。

ティム・バートンがもともと持っていた繊細さとか夢見がちなところがなくなって、大味で勧善懲悪のアクション映画に仕上がってしまっている感じがする。

ティム・バートンとアリスという夢のコラボであるだけに、ちょっと残念です。

でもこれはあくまでガチのアリス・ファンであるわたしの意見であって、観ておもしろかったというひとに反対はしないし、これはこれでありかと思います。

ピタ隊長はフツーに楽しんでいたしね。

で、尋ねてみたら、ピタのように特にアリス・ファンではないと、オリジナルの話をよく覚えていないようなんだよね。

原作で白ウサギが出て来たとか、帽子屋とか赤の女王とかトウィードルダムとトウィードルディーなんかのキャラが出てきたのは覚えているんだけど、どういうつながりだったかを覚えていないもよう。
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そのためバートン版のアリスでも特に違和感はないらしい。

まあ、原作ものは原作ファンほど落胆して、ファンでないひとは素直に喜ぶという、あの法則なんだろうねー。

「アリス」を期待しないで観るかぎり、楽しいワンダーランドといえそうです。

米国では大ヒットになっていて興行成績を塗りかえているので、大成功した作品であるのは間違いなし。
ジョニデ・ファンやティム・バートンはぜひどうぞ!



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by erizo_1 | 2010-03-29 11:23 | エンタメの殿堂
アカデミー賞作品賞と監督賞に輝いたキャスリン・ビグロー監督。
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才色兼備で、骨太の作品を手がけながら、女優に負けないほどの美貌が印象的でした。
すらりとした長身もモデルのよう。

後ろに並んでいた出演者のジェレミー・レナーたちが、なぜかホビットのフロドやサムたちに見えたのは、わたしだけではないでしょう。

キャスリン姐さん、なんでも182センチで、59歳だそうです。

……は?

182センチ
59歳

なんじゃあ、そりゃあああああ!
歩く特殊効果かよ!
アンチエイジングどころのレベルじゃないよ。

しかもあの美貌で、この筋力
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photo/dailymail


……信じられない。
どこの格闘技家なんだよ。
マジで同じ人類ですか……?

どう考えてもリアル・ナヴィ族。
やはりネイティリのアバターはこのひとだな。

いやー、たいした、たまげた、驚いた!
明日から「尊敬する女性は誰ですか」と尋ねられたら、迷わず「キャスリン・ビグローさんです!」と答えたいエリぞうです。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ちょっとバタバタのエリぞうです。
母が転倒骨折して入院しておりまして、明日から二週間ほど日本に戻ってきます。

そういえば去年も春に入院していたから、ある程度の年齢になると、どうしてもいろいろと起きますよね。
みなさまのご両親さまもおだいじに。

更新がちょっと滞るかもしれませんが、なにとぞお許しを。

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by erizo_1 | 2010-03-09 17:32 | エンタメの殿堂
82回アカデミー賞の授賞式本番です。

なんと! 作品賞を「ハートロッカー」がゲーーーーット!!!

これはたまげました。
8人でオスカー・トトカルチョをやったんですが、これを予想していた人はゼロ。

でもこれは嬉しい予想外の受賞というのか、本当によかったと祝福したいです!

キャサリン・ビグローは監督賞もあわせてゲット。
なんと初の女性監督受賞です!

驚いたことに今まで女性監督が作品賞を取ったことがなかったんですねえ。
キャスリン姐さん、よくやった!
すばらしい!
ぱちぱちぱち!

しかも美人!
女優と堂々とはれるルックスをしているのが、すごい。

さらに立ちあがったキャスリンさんの背の高さにびっくり。
主演のジェレミー・レナーと比べると、ホビットとエルフ族のようじゃないか。

「うわ、ナヴィ族のモデルってキャスリンさんなんじゃないのー?」
ネイティリのモデルか?」

と我々の間で話題騒然に。
もしかしてジェームズ・キャメロン監督は元から背がズバ抜けて高くて(できれば3メートルくらい)、男勝りに(武器とかもあつかえそうで)行動できる女性が好みなんじゃないのか?

もしキャスリンさんが青い肌色をしていたら、別れなかったのかなー。 

でもこの受賞なら、キャメロン監督とて納得いったと思うよ。

男というのはあまり好みのタイプが変わらないから、別れても元妻や元カノを嫌いでないケースも多いわけで、好みのタイプだった元妻に受賞を譲るというのは、悪くないシチュなのではなかろうか。

えー、肝心のトトカルチョの結果ですが、エリぞうは16部門で正解を当て、タイで一位に食いこみましたー!
ぷがぷが、どんどん!

さらにわたしたちの間で話題を集めたのは、まずサンドラ・ブロックのメイク。
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サンドラの唇、もうくっきりと鮮やかなフューシャでしたね。
もう20メートル先からでも見えるドハデ唇!

今回のレッドカーペットはどの女優も唇の色が鮮やかだったのが印象的!
リップスティックをきっちり塗る傾向になってきているようです。

さらに目を奪われたのが、シャーリーズ・セロンのドレス。
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うおおお!
ば、バラの花がおっぱいのところでグルグル渦を巻いとるー!
ど、どういうコンセプトじゃー!

これぞまさしく薔薇パイ・ドレス!
インパクトでは他の追随を許さないシャーリーズ・セロンさま。
今年の衝撃ヒットでした。
いやー、まさかシャーリーズがやってくれるとは思いませんでしたね。

てことで、みなさんのオスカー予想はどうでしたでしょうか!


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by erizo_1 | 2010-03-08 17:26 | エンタメの殿堂
さーて、みなの衆、オスカー・トトカルチョ予想大詰めです。

脚本賞(オリジナルスクリーンプレイ)

「ハートロッカー」
「イングロリアス・バスターズ」
「メッセンジャー」
「シリアスマン」
「カールじいさんの空飛ぶ家」


じいさん健闘しているなあ。
でもまあ、当然ながら「ハートロッカー」でしょう。
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脚色賞(原作をもとにした脚本賞)

「マイレージ・マイライフ」
「第9地区」
「17歳の肖像」
「イン・ザ・ループ」
「プレシャス」


これは「マイレージ・マイライフ」でよろしく!

なぜかといえば、セリフ回しが抜群にうまいから。
いわゆる「小洒落た」「気の利いた」「ウィットに富んだ」「頭の切れる」会話がちりばめられているんだね。

でもって実物のジョジクル本人がそういう頭の回転のいい人だから、こういう気の利いたセリフが浮かずに、リアルに聞こえるのでした。

監督賞

キャスリン・ビグロー     「ハートロッカー」
ジェームズ・キャメロン    「アバター」
リー・ダニエルス       「プレシャス」
ジェイソン・レイトマン    「マイレージ・マイライフ」
クエンティン・タランティーノ   「イングロリアス・バスターズ」


こちらはどうしたってキャスリン姐さんが取らないとウソでしょう。
姐さん、ガツッと取っておくんなさい。

しかもノミネート作品のなかでいちばん男汁作品(笑)
姐さん、漢すぎです(汗)


作品賞

「アバター」
「ハートロッカー」
「ディストリクト9  第9地区」
「ブラインドサイド」
「17歳の肖像」
「イングロリアス・バスターズ」
「カールじいさんの空飛ぶ家」
「プレシャス」
「シリアスマン」
「マイレージ・マイライフ」


ぬー。5本の候補を10本の候補に増やしても、こうやって書くのがたいへんなだけで、あまり意味があると思えないね。

カールじいさんの空飛ぶ家」が並んでいると、文字通りすごく浮いているんですけど……(汗)
いや、わたしは大好きでしたよ、あの映画。

もう冒頭の十分間で号泣!
映画史に残る、すばらしいオープニングだと思います!

でもあれが取るのはアニメーション部門じゃないの?
なんでここに「えへ!」って感じで加わっているのか、わからないなあ。

いっぽう「ディストリクト9 第9区」のノミネートは快挙として、褒め称えたいです。
ぷがぷが、どんどん!
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エリぞう的には2009年のSF映画でベスト1!

「スタトレ」は文句なくおもしろかったけど、この「第9地区」はハリウッドでは生まれない斬新な発想があってノックアウトされました。

監督は南アフリカ出身のニール・ブロムカンプ監督、ピーター・ジャクソンがプロデュースしたことで全米でもヒットした作品です。

ヨハネスバーグ上空に不時着したエイリアンに対して隔離政策が取られるという設定がアパルトヘイトを思わせる、まさしく南アフリカでなくては作れない映画。

もう発想からしてハリウッドとはまったく違うんですよね。
こういうのを観ると、「ズバ抜けた才能ってこれをいうんだよな」といい意味でのショックを受けますね。

しかしながら受賞作はありえないね。
映画がメインストリームというより、カルト作品に近いから。

でも劇場長編第一作目でノミネートされただけで快挙だし、この監督にはこれから先長い映画キャリア人生が待っているだろうから、よし!

やはり予想屋としては「アバター」と「ハートロッカー」の元夫婦一騎打ちに注目でしょう。

個人的に取っていただきたい作品は「ハートロッカー」

「アバター」は話じたいはお子ちゃま映画だからねえ。
ああいうキャラクター造型やストーリーで大賞が取れるんだったら「スタートレック」が取っても「ターミネイター」が取ってもおかしくない。反対に「スタトレ」がノミネートされないのがおかしいことになる。

だけども見所は3D映像の美しさであるわけで、あとでふり返った時に、
2009年度の映画ってなんだったっけ?」
「アバターだよ」
「あー」
というエポックメイキング作品ではありますよね。

なんでも3Dにすればいいかっていえばそんなことはなく「アバター」のように最初から計算しつくされてこその、あの映像美でしょう。

ということで、ベッティングは「アバター」
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それにしても「ターミネイター」「タイタニック」と時代ごとにエポックメイキングな作品を出してきているジェームズ・キャメロンは本当にすごい。
どれだけ卓越したマーケティングセンスの持ち主かという。

でも新聞の読みでは、
「アバターのような映画が評価されると、役者たちの出番がどんどん少なくなっていくから、それに対抗する勢力がアバター受賞に反対票をいれるのではないか」
という意見もあって予断を許さず。

しかしね、ここまでは誰でも予想できるんだよ。

いつも短編ドキュメンタリーとか、短編アニメーション賞とか誰も見ていないようなジャンルでの賭が勝敗を決めるんだな。

だいたい録音賞と音響編集賞とは、どう違うのかシロートにはわからない(汗)

というわけで結局のところテケトーに丸をつけて運任せ
混戦の結果は明日!


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by erizo_1 | 2010-03-07 17:51 | エンタメの殿堂
さーて、今年もオスカー・トトカルチョの季節が近づいてきましたよ!

ええ、今年もやりますオスカー杯レース
去年は戦いに敗れて掛け金をなくしたエリぞう(涙)

今年も負けないぜ!
モニターの前のみんなも参戦してみないかい?

気分は府中競馬場前
赤エンピツを耳の上にさして、予想といきましょう。
マルをつけたのが、エリぞうの予想です。


主演男優賞

ジェフ・ブリッジス    「クレイジーハート」
ジョージ・クルーニー  「マイレージ・マイライフ」
コリン・ファース           「シングルマン」
モーガン・フリーマン    「インビクタス 負けざる者たち」
ジェレミー・レナー       「ハートロッカー」


これはジェフの旦那で決まりでしょう。
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ジョジクルは、役になりきっているというより「本人そのもの」という感じで、受賞には至らなさそう。

モーガン先生もマンデラなりきり演技がすばらしかったですが、受賞はないかな。

ジェレミー・レナーはノミネートされただけで快挙。
地味な男がよくやった!

「シングルマン」もノミネートされたなんて健闘ですね。

ご存じ元グッチのトム・フォード初監督先品。
当然ながらテーマもお芸がらみですが、とにかく美意識が画面のすみずみまでゆきわたっていて、小道具がすばらしいらしいので、衣装賞で取って貰いたい気もしますが。


助演男優賞

クリストフ・ワルツ    「イングロリアス・バスターズ」
マット・デイモン           「インビクタス 負けざる者たち」
ウッディ・ハレルソン      「メッセンジャー」
クリストファー・プラマー   「ラスト・ステーション」
スタンリー・トゥッチ          「ラブリーボーン」


ゴールデングローブ賞で獲っているから、クリストフさんで決まり。
映画見てないけど(苦笑) てへ!
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助演女優賞

モニーク           「プレシャス」
ヴェラ・ファーミガ         「マイレージ・マイライフ」
マギー・ギレンホール   「クレイジーハート」
アナ・ケンドリック         「マイレージ・マイライフ」
ペネロペ・クルス         「ナイン」


これはモニークでガチでしょう!
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「プレシャス」でサイテーの母親役を演じたモニークはすごかった。
鬼気迫るなんてもんじゃない。

娘にモノを投げつける鬼ババぶり。そしてソーシャルワーカーの前ではコロッと態度をかわいく変える憎たらしさ!

モニークなんてコメディ女優だったのにねえ、あの演技力を引き出したリー・ダニエルス監督もすごい。

もはや朝青龍の張り手みたいなもんで、他の女優たちは対抗するどころか、ぶっとばされちゃうね。

しかしどんなにオスカーでモニークが着飾ったとしても、頭に浮かぶのは、シュミーズを着て、タバコ片手にすっぴんでがなっている姿……。
うひー。


主演女優賞

サンドラ・ブロック   「ブラインドサイド」
メリル・ストリープ    「ジュリー&ジュリア」
ヘレン・ミレン         「ラスト・ステーション」
キャリー・マリガン     「17歳の肖像」
ガボレイ・シディビー  「プレシャス」


メリル先生は今さらこの役では要らんでしょう。
ヘレン先生も同じよね。

キャリー・マリガンは今もっとも注目を集めているイギリス人女優。
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この人はスター街道を驀進するはず。
でもまだ取る器ではないわね。

ところで「17歳の肖像」という邦題はなんとかならなかったんだろうか?
「17歳のカルテ」とか「17歳の地図」とかとごっちゃになって、覚えられないよ。

「プレシャス」のガボレイ・シディビー
この子はすごくよかった!
圧倒的な存在感で、09年の話題をかっさらいましたね。
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ルックスはまったく似ていないんだけど、なんとなく「誰も知らない」の柳楽優一を彷彿とさせる演技のような。

ぼそぼそと喋って感情を出さずにいながら、その主人公の気持ちがよく伝わってくる。

演技だか演技じゃないんだかわからない雰囲気で、主人公を「生きている」感じ。
まさに映画祭むけです。

彼女はサイズが特殊だから役柄が限られるだろうけれど、いったいこれからどんな役をこなしていくのか、非常に楽しみな役者ではある。

さて二人がベテラン過ぎて、二人が新人過ぎてビミョーなところだとしたら、やはりここはサンドラ・ブロックに賭けますかね!
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サンドラといえば去年稼いで映画業界に貢献していますからね、業界も仁義を切らねばなりますまい。

頼むから、サンドラ、10分スピーチしないでくれー!

というわけで、長くなったので、レースの読みは明日も続きます!

みなさんの赤丸チェックはどうすか?
ぜひとも予想を教えてちょ!


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by erizo_1 | 2010-03-06 15:36 | エンタメの殿堂
ジョージ・クルーニー主演の「Up in the Air」(マイレージ・マイライフ)
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この「up in the air」の意味なんですが、ひとつにはこの映画の主人公が飛行機で飛びまわる生活をしているのにひっかけて「空に浮いて」「舞いあがって」という意味。

そしてもうひとつの意味が「宙ぶらりん」「物事が決まっていない」「どうなるか未定」ということ。

よく言う言い回しとしては、たとえばこんなふうに使います。

“Are you just going to leave it up in the air?"  

「なにも決めないでいたいっていうわけ?」

“Plans are still up in the air, what do you want to do?"

「計画はまだ決まってない、どうするつもりだ?」

で、この映画のなかではジョジクルが独身主義者を演じていて、彼は自宅にいるよりも旅に出ている時間のほうが長く、家族とつながった生活をしていない。

そこにひっかけてダブルミーニングになっているわけです。
空に浮いて生きながら」みたいな意味になるのかな。

日本公開の邦題は「マイレージ・マイライフ
て、なんのこっちゃ意味がわかりませんね。

「ノーカントリー」の時も思ったけど、なんで変なウソ英語の題にしてしまって、まともな日本語のタイトルにしないんだろうか。

さて物語はというと、ジョージ・クルーニー演じるライアンはベテランのリストラ屋
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米国では多くの企業が社員を解雇する時に、こうしたリストラ屋を雇って彼らから解雇を告げてもらうというシステムが取られている。

死に神の役目を担って全米を飛行機で旅するジョジクルは、マイレージのポイントを溜めるのが生き甲斐。

そして出張の最中で知りあった同じく出張族の美女(ヴェラ・ファーミガ)と一夜の恋を。
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いっぽうリストラ会社の新入社員である23歳ギャル(アナ・ケンドリック)は「リストラをオンラインで告げる」という新案を出してきて、ジョジクルの立場を脅かしてくる。
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さて宙に浮いたジョジクルはどういう人生を選ぶのか………?

映画を見終わったあと開口一番、
「ジョージ・クルーニーがリストラに来てくれるならいいよね
と部長。
「ジョジクルなら、納得できるよね」
とひとみさん。

え、ちょっと待った、これってそういう映画だったの?

リストラ屋は「イケメンに限る」って物語だったのか。
知らなかったよ!

じゃあ、「ジョジクルがリストラに来てくれない限り、私は解雇されない! ジョジクル呼んでこい」とゴネる手もありですかね!(←違う)

まあ、このように歪んだ解釈は置いておいて(笑)リストラの嵐が吹き荒れる現在、非常にタイムリーなモチーフの映画ですね。

じつは映画のなかで、実際に解雇されたひとたちのフッテージが出てくるんだが、これがすごい。

リアルな人たちのリアルな表情というのは、ものすごいパワーよ。
役者が演じる部分との違いがくっきりしていて、胸に突き刺さる。

米国企業のリストラってのは、冷酷だからね。
当日までなにも打診しないでおいて、いきなり呼び出されて解雇され、「すぐに荷物をまとめて出ていけ」だからね。

ようは企業秘密を漏らさないために解雇当日まで告げないわけだけど、なにも知らされずにいて、
「おまえはもう死んでいる
と切られるのは、きついよね。

このリストラ法を日本では絶対に導入しないで欲しい。
自殺者バリ増になる。

実際のところレイオフというのは、わたしの周りではちっとも珍しいことではないから、かなり胸にこたえました。

といってもヘビーな映画にはなっておらず、「JUNO/ジュノ」のジェイソン・ライトマン監督だけあって、ほろ苦いコメディに仕上がっています。

脚本はよく練れていて、とにかくセリフが抜群に巧い。
やっぱりハリウッドのトップ脚本家はうまいね、唸っちゃうね。

人生では今まで信じていたこと、たしかだと思っていたことが崩壊する瞬間というのがある。

わたしの知っている限り、誰の人生にも危機が訪れる時があって、どうやら人間にすべての危機を回避する力はないらしい。

金持ちだろうが貧乏だろうが、スピリチャルにクレンジングしようが、風水をやろうが、パワーストーンを持とうが、成功に導く「七つの習慣」を身につけようが、来るものは来るのである。

仕事がなくなる、お金がなくなる、家がなくなる、パートナーが去る、病気になる、事故に遭う、災害に巻き込まれる、大切なひとを亡くす。

いろんな形で危機は訪れる。
その時わたしたちはこの映画に出てくる解雇されたひとたちのように取り乱す。

「そんなの不公平だ、おかしいじゃないか」
「なんで私だけがこんな目に?」
「やり直す手段はないのか。どうにもならないのか」
「私は一生懸命やったのに、いったいなにがいけなかったの?」

でも運命は冷ややかに「理由を聞いても事態は変わりません、パニックになるのは事態を悪くするだけです、すみやかに荷物を持って退去するように」と告げるだけなのだ。

人生で危機は避けられない
けれども、それをどのようにくぐり抜けるかというのは、わたしたちの選択にかかっている。

どん底にある時、ひとの救いになるものはなんなのか。

わたしの経験でいえば、人生のもっともつらい場面で救いになったのはパートナーであり、友だちの力だった。
やっぱり最終的にはひとの力なのだ。

ひとというのは、互いが差しだす愛情のセーフティネットで、どうにかこうにかこの世を生き延びていけるのではなかろうか。

最後にリストラに遭ったひとたちがどう切りぬけたか語るフッテージが出てくるのだが、じつに味わい深い。

なかなか結婚に踏みきらないカレシを連れていってみると、ショック療法になるかもしれないよ。

大作ではないですが、ウエルダンの佳品です。
飛行機のなかで観ると、いちばん気分が出るかもね。



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by erizo_1 | 2010-01-27 17:16 | エンタメの殿堂
アメリカではゴールデングローブ賞が発表。
いやー。けっこうたまげましたね。

まず予想通りだったのが、助演女優賞を受賞した「プレシャス」のモニーク。
これは大納得。

いやもうこれはぶっちぎりにモニーク以外ありえないです。

映画のなかではすっぴんにスリップ姿で、サイテーの母親を熱演。
これが恐いなんてもんじゃないんだよ。
ド迫力の名演技。

もはやレッドカーペットで着かざったモニークを見ても、わたしの脳裏にはスリップ姿のモニークしか浮かんできません。

主演男優賞には「クレイジーハート」のジェフ・ブリッジス

おおっと、驚き!
ジョージ・クルーニーの親方を抑えて受賞です!

これは穴馬だったなー。
ジョジクルでガチだと思ったんだけどなー。

こちらの映画は、ジェフ・ブリッジスがカントリーシンガーを演じる物語。
日本でいったら「地方のどさ回りをする初老の演歌歌手のほろ苦い物語」って感じですかね。
北島サブちゃん主演だったら、濃そうです。

主演女優賞ドラマ部門は、『The Blind Side/しあわせの隠れ場所』のサンドラ・ブロック。
ええええーッ、これは意外!

サンドラ・ブロックが取るんだ!
でも他の候補の布陣がちょっと弱いので、やはり稼ぎ手のサンドラさんに花を持たせたってことかな。

こちらは実話を元にしていて、白人の主婦がブラックの少年を引き取って、彼がみごとにフットボール選手になるまでの物語。

実話というところがすごいけれど、まあ、人情ネタって感じですかね。

そしていちばんびっくりしたのが、作品賞と監督賞を「アバター」が受賞!

えーッ、マジ???
マジで二冠いっちゃう?
アバター、すごー!

ゴールデングローブ賞は「視覚効果」部門がないから、革新的な3D映像が評価されたってことでしょう。

しかし脚本や演出についてはべつだん新味はないからなー。
よくある物語のパターンを踏襲していて、それもモロに「酋長の娘」の法則に当てはまっているのだ。

なにかといえば、「わたしのラバさん 酋長の娘」というヤツなのだよ!

すなわち「ある男性が異世界に行ったとき、そこの酋長や王の娘、あるいはその世界における最高の美女とデキる」という法則。

これは異世界に行った男のほうが文化的に進んでいるところから来ることが条件になっている。

バリエーションとしては、現代人が過去にタイムスリップするという設定もあり。

ただし白人とつきあった現地の娘は、死亡フラグが立ちやすい。

(例:マダム・バタフライ、ミス・サイゴンなど)

そういえば「ラストサムライ」では死ぬのが渡辺謙の殿だったから、トム・クルーズの真の恋人は、小雪じゃなくて渡辺謙だったってことですね!(←ほんとかよ)

きっと男子はこういう幻想が好きなんだと思う(笑)

「この世界ではフツーに見えるオレだけど、異世界に行ったらなかなかのもんなのよ」みたいな。

こういう物語のパターンは支持されるから、ボックスオフィス売上げ一位を狙うのには正しい戦略ではありますね。

「アバター」はアカデミー賞では「視覚効果賞」で確実に取るはず。

でも作品賞では今のところ「ハート・ロッカー」をイチ押ししたいエリぞうです。



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by erizo_1 | 2010-01-19 16:15 | エンタメの殿堂