コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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第77回アカデミー賞が開催。

てことで、友達の部長(←階段落ちサバイバー)をお呼びして、うちでいっしょにアカデミー賞トトカルチョを行いました。

ちなみに部長は今朝起きたら、なんと「全身いたるところに打ち身のあとがあった」らしい。
ひええ、かわいそう!

大事をみて、病院に行ってCTスキャンで脳波もチェキしてもらったとのこと。
結果はノープロブレムとのことで、ひと安心。

それにしてもあの蒲田行進曲みたいな階段脳天落ちを無傷でサバイバルできたなんて、すごすぎだす。

さてさてアカデミー賞は、3人で予想をたて、勝った人に映画チケットをおごるという賭でスタート。

結果はピータローが正解14個で一位。
部長と私がタイで、12個正解。

メインのところだけ、私の出した予想をあげると、以下の通りだす。

主演男優賞  ジェイミー・フォックス ○
主演女優賞  ヒラリー・スワンク   ○
助演男優賞  モーガン・フリーマン  ○
助演女優賞  バージニア・マドセン  × 
       →ケイト・ブランシェットが受賞
監督賞    マーチン・スコセッジ  × 
       →クリント・イーストウッドが受賞
作品賞    ミリオンダラーベイビー ○

まずはジェイミー・フォックスが受賞して、よかった、よかった。
わーいわい!

今回のジェイミーは、まるで恐山のイタコのように「今ならレイ・チャールズが憑いてます」てな迫真の演技で、まさにオスカーにふさわしいもの。

監督がインタビューで語っていた「ジェイミーは他の役者とまるっきり違う。彼はコメディアンのアプローチをするんだ。つまりミミック(モノマネ)から入っていくんだよ。はじめにモノマネをして、そこから役作りをしていくんだ」というコメントが興味深かったっす。

それから助演男優賞のモーガン・フリーマンの受賞も、大拍手。
やたー!
私はモーガンおじさんの大ファンなのだ。

彼が今まで取っていないほうがふしぎなくらいで、てっきり「ドライビング・ミス・デイジー」でオスカーを取っていたかと思っていたよ。

主演女優賞のヒラリーも予想どおり。
「ミリオンダラー」の迫力ある演技なら、受賞は順当なところ。

最近のオスカー主演女優賞は、ヨゴレ系でないと取れないというジンクスがあり、9キロ増量して筋肉をつけてボクサー役に挑んだヒラリーは、ばっちり賞狙いの役どころ。

そういやヒラリーって元「カラテキッド」なんだよね。
パット・モリタに空手を習う役から始まって、クリント・イーストウッドにボクシングを習う役で、オスカーをゲット。すごい人生すごろくではある。

いっぽう助演女優賞は「サイドウェイ」のバージニア・マドセンとの予想を裏切り、ケイトが受賞。

でも個人的には、ケイトのファンなので大満足。
「アヴィエイター」は見てないけど、ちらっと映ったケイトの演技、うまいねえ。本当にこの人の演技はいつ見てもすばらしい。

今でも「エリザベス」のときに主演女優賞をなぜケイトにあげず、へたくそなグウィネス・パルトローにオスカーをやったのか、どうしても納得できん。

いっぽう去年話題になった「パッション・オブ・クライスト」は無冠で終わり。
映画界はジューイッシュ系が多いので、「反ユダヤ的」といわれたこの映画が受賞しないのは当然だろうなあ。

だけど、ドキュメントでは大ヒットした「華氏911度」がノミネートもされないってのは「政治的に波風たてたくない」アカデミー賞委員会の意向を感じて、つまらなくないすか?

ついでにこれまたヒット作の「スーパーサイズ・ミー」も受賞を逃したけれど、これは本命が、インドの児童売春を題材にした「Born into Brothels」だったので、勝てなくても仕方のないところ。

つうかアカデミー賞のCMスポンサーがマクドナルドですぜ?
それで「スーパーサイズ・ミー」が受賞していたら、どうよ?

そして最後に残念だったのが、監督賞。
さすがにこのあたりでマーチン・スコセッジにオスカーをあげるかと思いきや、なんと今回もクリント・イーストウッドに奪われちゃったなんて。

うわー。きっつー!!!

そういやNew York Magazineでは、「アカデミー賞はロスで行われるので、西海岸の映画でないと受賞できない」という皮肉な記事が載っていたけど、さもありなん。

生粋のニューヨークッ子でいつもNYを舞台にしてきたスコセッジは毎回受賞をのがし、今回ようやく西海岸を舞台にした「アヴィエイター」で受賞するかと思われながら、またもやオスカーをはたせず(泣)

今回も西海岸に破れてしまった、東海岸のスコセッジ。
その心情を想像すると、くくー(涙)

マーチンおじさん、いっそロスに移住したほうが、受賞の早道だったりして。
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by erizo_1 | 2005-02-28 15:27 | エンタメの殿堂
今週末は、金曜日土曜日と、友達のバースデイパーティがあって、続けてブルックリンに出かけてきました。

今夜のパーチーは、ブルックリンのキャロルガーデンにて。
主役のみどりさんには、シェフの友達がいて、おしゃれなオードブルの並ぶパーティを催してくれた。

しかし惨劇はそのあと訪れた。
帰りぎわ、なぜかアパートの電気が落ちて、階段がまっくらに。

暗闇のなかを、友達の部長(仮名)が階段を降りようとしたとたん。

ずささささささーーーーーーっ!

なんと足を踏み外して二階の階段から、頭を上にしたまま、まっさかさまにスライドを!
ひえええええええ。

一瞬、中島らもさんの悲劇が頭をかすめて、もしや頸の骨を折ったんじゃないかとボーゼン。

救急車を呼ぼうかと思ったとき、部長(仮名)が「大丈夫だよー」と酔っぱらったまま、起きあがった時はホッとした。
いやもう、ぶじでなにより。どこもケガしなくて、よかったよかった。

どひー。あんなすさまじい階段オチ初めて見たよ。

しかしアパート全体の電気がいきなり落ちるってのもすごい。
それに慣れているのか、つねにキャンドルが家に山ほどあるニューヨーカーの生活ぶりもおもしろい。

うーむ、毎日が非常事態なのか?
さすがニューヨーカー。
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by erizo_1 | 2005-02-27 14:52 | ライフのツボ
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ナネット・ルポールのコレクションで、向かい側にいるパリス・ヒルトンたんを発見。
いつもながら膝の上には愛犬のティンカーベルもいる。

ナネット・ルポール(Nanette Lepore)はガーリー系のデザイナーで、NYではここ2〜3年ほど波にのって売れているブランド。

だけど、あれ、パリスたん、どこ見ているんだ?
ショーじゃなくて、もしやケータイを見ているんじゃ……?

パリスたんのせいか、なぜか今回はコレクション会場で、チワワを連れている人を何人も発見。

いまやチワワ連れでファッションショーに行くってのがインなのか?

じゃあ、パリスたんが連れてさえいれば、カメでもインになるんでしょうか?

カメ連れでファッションショー。
ぜひパリスたんにチャレンジして欲しいです。
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by erizo_1 | 2005-02-12 16:53 | セレブの秘宝館
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こちらの集合写真はタクーン(Thakoon)の展示会。

今回が2シーズンめのタクーンのデザイナーはタイ人の男性で、もとファッション誌のライターやスタイリストをしていたという前歴の持ち主。

さすがにメディアにいただけあって、トレンドセッターの女性がいま何を欲しがっているのか、がっつり押さえているという感じ。

点数は少ないものの、透明のジャケットや、レースを重ねたスカート、渋い光モノのスカートといった、「一点持っていると、おっと目を引かれるような、さりげに捻りモノ」のアイテムが目について、いいできあがり。

前回のコレクションでは、ボーグ誌の名物編集長、アナ・ウィンター女史がすべてもっていってしまったという、いわくつき。

業界での評判は上々で、いま目が離せない新進デザイナー。
ぜひご注目あれ!
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by erizo_1 | 2005-02-11 17:33 | トレンドの泉
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こちらはジーンズで人気を集めているブランド、ハビチュアル(Habitual)の秋冬コレクション。

ちょっと注目して欲しいのが、写真のジーンズ。
ぴたぴたのスキニーなジーンズの裾をくしゅくしゅに余らせて履いているのが、かわいいです。

でもモデルだからサマになるけど、私がやったら、「たんに短足でジーンズが余っているだけ」になるのがオチだもんなー。

この危険値10の着こなしをしてみるチャレンジャー、絶賛大募集中!
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by erizo_1 | 2005-02-10 17:39 | トレンドの泉
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かなり気に入ってます、トレイシー・リーズ(Tracy Reese)

いわゆるガーリーでデコラティブなスタイルを得意とするデザイナーなのだけど、毎回かわいいコレクションを披露してくれる。

ちなみにトレイシー・リーズはブラックの女性。
じつはNYコレクションのなかで、ブラックのデザイナーが占める割合というのは、とても少ない。

同じマイノリティとはいえ、アジア系のデザイナーのほうが圧倒的に多いのです。

デザイナーになれるというのはたんに才能だけでなく、資金繰りや人脈も大きいから、まだまだブラック層にとってはビジネスチャンスをつかむバックグラウンドが少ないんだろうね。

そのなかでがんばっているトレイシーは、応援したいデザイナーのひとり。

今回のコレクションはネオクラシックな流れで、大きなショールカラーのコートやスパンコールつきのきらきらトップス、ウェストを絞ったフェミナンなスーツがかわいくて、印象的。

同じガーリー系でも、パッと押し出してくる派手さというのか、個性の強さがあって、そこがトレイシーらしいところ。

この秋冬に実際に使えるアイテムとして、お勧めです。
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by erizo_1 | 2005-02-09 17:02 | トレンドの泉
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2月4日から11日までNYコレクションがあって、 疾風怒濤の日々でした。

これはキモラ・リー・シモンズのBaby Phat(ベイビーファット)でのスナップ。

キモラといえば、ご存じ旦那がヒップホップ界のドン、デフジャムを率いるラッセル・シモンズ。

アメリカでは「ジュニア」のカテゴリーに入れられるスポーツカジュアルウェアだけれど、子供服も出していて、ブラックガールズに人気がある。

今回の会場はACEギャラリー。
すでに混雑している会場で、シャンパンをちびちび飲みながら、まわりを見渡していると。

おおおー、モス・デフだあああ!

このところラッパーというより俳優としての活躍がいちじるしいモスだけど、生モスはさすがクールでオーラありあり。

あとはポーラ・アブドゥールや、もと「ビバヒル」女優のシャノン・ドハーティなんかが出席。

コレクションのほうは、キモラらしく、クラブ系のイメージ。
日本ではいかにもB系ガールにウケそう。

ちなみに音楽は超よろしい!
NYコレクションでもダントツのDJで、さすがデフジャムっす。

しかし問題は会場が大混雑するところ。
もう朝の満員電車なみのぎゅうぎゅう詰め状態。
どわー。なんとかしちくり!!!!

次回はせめてマンハッタンの地下鉄なみの混雑にして欲しいです。
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by erizo_1 | 2005-02-06 16:37 | トレンドの泉
うちのBOOこと、ピータローが風邪をひいてしまった。

つい1年ほど前までは、めったに風邪なんてひかず、年中元気いっぱいのスーパー体質だったのに、熱がみるみるあがって、寝込んでしまったBOO。

それでも食欲は旺盛なので、おうどんを作ってあげることに。

そう、ピータローの好物はおうどんなのです。
私自身は風邪をひくと、おうどんを食べたくなるのだけれど、はたしてアメリカ人的にはどうなのか?

ふつうアメリカ人が風邪や病気で寝込んだときに食べる定番フードといえば、チキンスープ。
ことにパスタを入れたチキンヌードルスープが人気あり。

で、いちおうピータローにもチキンスープとおうどんとどちらがいいかと訊ねてみるのだが、答えは「UDON!」

えー、なんで? 
アメリカ人の遺伝子的にチキンスープを求めないわけ?
「心のチキンスープ」という本はあったけど、「心のUDON」なんて本はないぞ!

「だって、うどんのほうが麺がしこしこしているし、出汁がおいしいよ。もちろんチキンがうどんに入っていてもオーケイさ」

うわー。チキンうどん!!!
イヤげすぎ。

しかもピータローはおうどんに、なぜかツナ缶の水煮ツナを具に加えるのが好きなのだ。
このトッピング感覚はいったいなに?

まあ、本人が喜んで食べているぶんには、かまわないんだけど、すげーナゾ。

この二日ほど連続して、謎のツナうどんを食べているピータロー。
ようやく熱がさがってきたので、ひと安心。

まさかNY名物ツナうどんが効いたのか?>びくっ。
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by erizo_1 | 2005-02-05 16:42 | うちのピータロー

MEGUでテレビの撮影

トライベッカにある高級日本食レストランのMEGUで、日本のテレビ番組の撮影があったので行ってきました。

このMEGU、ニューヨークでも超ラグジュリアスな内装と料理で有名なところ。
なんたって氷の大仏さまがダイニングにいるんですぜ。
どうするよ?

セレブちゃんもよく訪れて、ニコール・キッドマンやサラ・ジェシカ・パーカーらもごひいきにしているらしい。

お料理のほうは、フォアグラのコロッケだの、マグロの脳天トロだの、豪華三昧。

その代わりお値段のほうも豪華三昧で、飲んで食べたら、ひとり200ドルくらい見積もったほうがよろしいかと>どしぇー!

メグについては、ウェブマガジンで記事を書いたことがあるので、詳細と写真はこちらをどうぞ。
http://www.inceleb.com/buzz/024.html

で、テレビの収録では、どろんずの石本武士さんがタキシードを着込んで、お料理をがっつり平らげていました。

いやー、驚いちゃったよ、ママン。
ナマの石本さん、でかー!

アメリカで巨大サイズを見慣れている私ですら驚く、ゴイスーなサイズ。
演技ではなくて、とっても気持ちのよい食べっぷりでした。

てなわけで、収録後に石本さんにお願いして、旦那のピータローと記念写真を撮らせてもらいましたの巻。

うーわー、なんて濃いふたりなんだ!

ちなみにこの日はマダムのお相伴にあずかって、おいちいものばかりいただいたのでした。
わーいわい。

薄切りにした神戸牛をカンカンに熱した丸石の上で焼いていただくステーキは、激うま! いやもうマジで。

神戸牛のタルタルも、ほんのり甘みがあって、口のなかで溶けるかのよう。

じゅるるる、うまーーーーーー!

お口のなかが第七天国とは、このことですなー。

ゴージャス好き、セレブ好き、ラグジュリアス好き、どすこい好きなみなさんは、ぜひどうぞ。
(お勘定をみた瞬間、地獄に突き落とされるかももしらんが)




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by erizo_1 | 2005-02-04 18:05 | NYのレストラン