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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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実家から電話があって、「どうもクレジットカードが偽造されて日本国内で使われた形跡があるらしいから、カード会社に連絡してみて」とのこと。

ええええええーッ。

あわてて日本のクレジットカード会社に連絡してみたところ、たしかに日本国内で先日使われた形跡があるとのこと。それも一日で9万円!

ひええええええ>ムンクの叫び。

そのクレジットカードは日本の口座を使っているため、ふだんはまったく使用していない。使うのは、日本国内においてのみ。

これって流行のスキミング詐欺というやつか。
うわー! こんなところでトレンディになっていたって、しょうがないって!

さっそくカードは使用停止にしてもらって、支払い義務も生じなかったため、まずは事なきを得た(ホッ)

それにしてもいったいどうやってカードが偽造されたんだろう?
この数ヶ月は使ってすらいないのに。

「どうやって磁気情報を盗むんですか?」
と尋ねてみたところ
お店の端末に細工して、磁気情報を読みとる装置を取りつけたり、インターネットから盗んだりすることもありますね」とのこと。

ががががーん、恐ろしい!!!!

考えられるのは、日本で使った店から磁気情報が盗まれたか、あるいはネットで決済利用したときに情報を盗まれたか。

ちなみに私がネットで使うのは、アマゾンくらいなんだが(←がーん、まさかこれか???)
ブラウザをセキュリティの高いモノに変えるべきなのかも。

うぬぬぬぬぬー(苦悩のうめき声)

スキミングでは、磁気情報を盗んで、まったく新しいプラスチックカードを作るので、盗難と違って、本人は偽造されても気づきにくい。

そこで利用者の履歴から、使い方におかしいことがあると、カード会社のほうでチェックが入って連絡をしてくれるらしい。わーん、カード会社防犯課のお姉さん、ありがとう。

こうしたスキミング詐欺では、偽造カードでデパートの商品券や新幹線の回数券などを買い込んで、売りさばくケースが多いそうだ。

いやー。めったにカードを使わないから、すぐに判明してよかったけれど、これでずっと気づかなかったら、とんでもないことになっているよね。

磁気情報社会というのは、怖いもんだなあああああ。
いきなり週刊新潮の黒い事件簿な気分(どろどろ〜)

みなさんもどうかお気をつけ下さいね。
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by erizo_1 | 2005-03-30 15:44 | ライフのツボ
イースター・サンデーで、コネチカットのピタママ宅に遊びにいき、ごちそうになってきました。

私は教会にもつきあわず、ママのとこで料理だけいただいてくるという、超なまぬるいヨメなのだ。

ピータローの弟たちや姪たちも来ていて、みんなで大量の料理をいただき、お腹がいっぱい。

あまりに眠くなって、私は昼寝してしまい、その間ピータローがキッチンの洗い物を全部済ませてくれたのであった>おいおい。

ちなみにピタママはすごーく料理がうまいのだ!

ピタママは体格もアレサ・フランクリンみたいだけど、中身もあったかいソウルの持ち主。
信心深くて料理がうまくて、人をもてなすのが大好きという典型的な南部気質で、コテコテのソウルフードを作ってくれる。

キッチンにはベイクドハムに、マカロニ・アンド・チーズ、コーンブレッド、カラードグリーンやキャンディド・ヤムなど、ソウルフードの典型的なメニューが盛りだくさん。

カラードグリーンは野沢菜のような大きな葉の野菜だけど、これをスモークド・ハム・ホックという豚足の薫製と煮込んだものがとてもおいしい。

キャンディド・ヤムというのは、ヤムいも(さつまいものような甘みのある芋)をサトウキビの黒蜜やシナモンなどと煮込んだもので、日本でいう芋きんとんに似たもの。

マカロニ・アンド・チーズも、ママが作るものはサワークリームとシャープ・チェダーチーズを使っていて、まったりリッチ。

私はハンバーガーだのピザだのといったアメリカンフードはまったく好きじゃないのだが、ソウルフードだけは大好き。

ブラックの家庭ではどこでもグランマやマムの味を大切にしていて、ソウルフードを親戚一同で食べることが多い。ここがブラックファミリーのホームパーティに招かれても楽しいところ。

これがコケージャンのお宅のホームパーティに招かれると、なぜかチップスとか野菜スティックしか出てこないことが多くて、かなりムッとする私である。
頼むから、もっと汁気のあるもの食わせてくれー!

さて帰りには残り物をタッパーに詰めておみやげまでゲットしてきた私たち。
これで明日も食べられるぞ! わーい、ピタママ、ありがとう!!!

しかしソウルフードの恐怖は、とにかくカロリーが高いものばっかりで、これを食べていたら、誰でもかつての巨大なミッシー・エリオットになるのが確実! というところ。

おまけにみんな、コーラだのパンチだの甘い飲み物といっしょに食べるんだから、すごすぎ。
私の低い新陳代謝量では一食で3日ぶんくらいまかなえるかも。

きっとミッシーもソウルフード断ちをして痩せたんだろうなー。
あんなもの食べていて、がりがりに痩せているホイットニー・ヒューストンってやっぱりなにか怪しいよなー。

なので、私にとってはママのところに行った時にしか食べられない禁断のギルティー・プレジャーなのです。

ああああああー。体重計に乗るのが怖い!
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by erizo_1 | 2005-03-28 16:17 | ライフのツボ
某大手レコード会社に勤めている、友達のみわぞうから聞いた話をひとつ。

CDが売れないといわれている昨今の音楽業界だけど、じつは発売するとバカ売れするコンピレーションアルバムがあるらしい。

それがなんとプロレスのWWEのコンピもの。
レスラーたちの登場シーンに流されるテーマソングをあつめたアルバムは、毎回出すごとにチャートのトップに躍り出るらしいよ。

なんでまたそんなに売れるのか? 

じつは朝、車で出勤しながらCDをかけて「やる気」を煽っているアメリカ人たちが多いらしいのだ。

ひえー。全米でそんなにも朝から「気合い入れ」している人たちが多かったのか!
アントニオ猪木のビンタにも匹敵する、熱い闘魂のCD !!!

朝からアドレナリン出しまくりで、血圧あがりまくり。
とってもカラダに悪そうだす。
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by erizo_1 | 2005-03-24 15:37 | ライフのツボ
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いま日本で公開中の映画『Sideways (邦題:サイドウェイ)』は、ご存じアカデミー賞の脚色賞受賞作品。

ひと月ほど前に、私も映画仲間のイボンヌ部長(仮名)+ピータローと、鑑賞してきました。
そういえば書く機会がなかったので、ここで書いちゃいます。

ざっと物語をご説明すると、主人公は学校の先生をやりながら小説を書いているマイルスと、その友達である売れない俳優のジャック。

ジャックの結婚式を一週間後に控えて、ふたりはカリフォルニアのワイナリー巡りの旅をすることになったが、そこでワイン好きのウェイトレスと恋が芽生えて……。

思いっきりインディペンデント系映画の香りがするこの映画、ワイン好きには、たまらないだろうね。

美しいカリフォルニアのワイン畑の光景が広がり、名品とされるワインの銘柄がばんばん出てくるのだ。

が、私はまるっきり知識がないためにぜんぜんわからず。猫に小判、チワワにルイ・ヴィトンという状態でした。すいません。

全編を通してわかったワインの豆知識は以下のことのみ。

「メルローはだめ」
「ピノ・ノワール、ピノ・グリジオなど、ピノ酒のワインはよい」

わー、メルローの製造元は激怒です。

さてこのさりげない日常をあつかった映画がこれだけアメリカでヒットした理由は、オトナにとって共感を生むところではなかろうか。

結婚式を控えたジャックが往生際わるくあれこれと浮気をしようとしたり、離婚歴のあるマイルスがなかなか前妻を忘れられず、新しい出会いにためらったりするあたり。

登場人物たちのいうセリフがいちいち「どこかで聴いた覚えがある」コトバばかりなのだ。

映画を観ながら、過去に友達がいったコトバや、耳にしたセリフや言い訳や、口にした愚痴などがよみがえって、まさに「あるある」な気分。

オトナになれば誰しも別れや浮気や挫折や失敗なんて山ほど経験してきているわけだから、身につまされるはず。
そしてまた人間がいうセリフっていうのが、ワンパターンなんだよね。

映画を見ながら、私の脳裏に浮かんだ感慨は……。

「人間が浮気するときの言い訳に、オリジナリティのあるものはない」

マジで。
アメリカでも日本でも、男と女がいるかぎり同じことをいうねえ。

オトナが観て楽しめる映画がない昨今、「サイドウェイ」は一杯のワインのように味わえる映画として、お勧めです。

……しかし。私的にどうも納得できなかったのが、主人公のマイルスがなんの努力もなしに、美人ウェイトレスのマヤに好かれるところなのね。

えー。日本におきかえてみると、こんな設定でしょうか。

中学で国語を教えている、頭の薄くなった中年のセンセイ(岸部一徳)
純文学の小説を書いては応募しているが、さっぱり芽が出ない。

よくできた奥さんがいたのに、奥さんに頭があがらず、ついつまらない浮気をしてしまったところ、それがバレて離婚。

そんなセンセイの生き甲斐は、日本酒。
日本酒を語らせたら、うんちくと知識はだれにも負けないセンセイなのだった。

そして蔵元を訪ねて、かつてテレビで売れていた俳優の友達(吉田栄作)と飲み歩きの旅をしていたところ、ウェイトレスのマヤコ(石田えり)と出会って……。

うわあああああ。イヤだーーーーー!

好きになるのか、そのセンセイを。
酒のうんちくばかり延々と語るおやじを!
そんなの「ちょいモテおやじ」どころか、いっしょに酒を飲みたくないおやじナンバーワンじゃないか。

いいのかなあ、マヤさん。肝硬変確実のセンセイとつきあって。
センセイの売れない小説の原稿を、いつも読んであげて、「あなたには才能があるわ、あきらめないで」と励ましてあげるのかなあ。うーむうーむ。

イボンヌ部長にそう話したところ、部長は「マイルスは西田敏行、ジャックは三國連太郎のキャストがいい」とのご意見>それじゃ、『釣りバカ日誌』だよ!

でも日本版を作ったら、久保田の万寿や香薫光みたいなお酒がいっぱい出てきて、楽しそうではあるよね。

マイルスとジャックが訪れたワインツアーはちゃんとマップにもなっていて、観光誘致映画としても役にたっているらしい。

なんとなく広告代理店ゴコロを刺激する映画ではあります。


ワイン好きにお勧め度        ★★★★★
酸いも甘いもわかるオトナ度     ★★★★
スクリーンで美男美女にうっとり度  星なし
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by erizo_1 | 2005-03-22 15:23 | エンタメの殿堂
イーストビレッジの恵生(KEISY)にて、指圧を受けてきて、極楽〜!

マンハッタン限定情報になっちゃいますが、ここの指圧はお勧めよ。
私はヒサさんというマッサージ師さんにお願いしているのだが、彼はうまいよー!

指圧を受け終わると、くらげのように、ぐなぐなになってしまう私なのだす。

ちなみに私はヒサさんにも太鼓判を押されているほど肩こリーナ。
いつも肩がガチガチにこっているのだ。

ところでふしぎなことに「ガイジンは肩こりしない」という俗説があるんだよね。

たしかにアメリカでは整体などの広告を見ていても、あまり「肩こり」は見あたらず、背中の痛みや腰の痛みがメインになっているもよう。

おばあさんに肩もみをするシーンなんて見たことないし、肩をもみもみして「お疲れ!」なんてやるジェスチャーも見たことない。

ピータローもパソコンにずっと向かいっきりなのに、なぜか肩がこらない。触ってみても、ぜんぜんコリがないのだ。

もしや肩こりは日本が世界に誇る、ニッポンの文化なのか?

そこでヒサさんにコトの真偽を尋ねてみたところ、たしかに「アジア系のほうがずっと肩がこっている」そう。
ふしぎなことにインド系の人も肩こり率が高いらしい。

さらに男性と女性でくらべると、女性のほうがずっとこっているとか。

つまり世界肩こりチャンプは、アジア系の女性ということだね>ああッ、まさにどんぴしゃ!

理由はナゾ。東洋人は頭が大きいからとか、骨格の問題だとか、筋肉のつき方が違うとか、目を酷使しているからといったいろんな原因が考えられるけれど、ヒサさんによれば「ストレスを感じやすいことが大きいのでは?」とのこと。

ふーむ。てことは、ピータローはストレスを感じない体質ってことだな(勝手に決めている)

なにはともあれ肩こり解消には、まめにストレッチすることですかね。

肩こリーナのみなさん、「これは効くよ」っていう解消法をご存じでしたら、ぜひ教えてくださいませね。


恵生(KEISY)
229 East 9th Street between 2nd & 3rd Avenues
212-253-6171
営業時間:11:00am〜11:00pm 定休なし
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by erizo_1 | 2005-03-21 14:17 | トレンドの泉
あ、いかんいかん、夕べは友達と飲みに行って、くるくるになってしまい、予告更新が遅れてしまいますた。失礼!

てなわけで、話はもどって、例のAちゃんに変態リーノのカレについて、質問をかましてみた。

「ねえねえ、彼のどういうキンキーなところが好きなの?」
「うふふふ、彼はねえ。アパートの外玄関で元カノとエッチしたなんてことを、さらっといえちゃうところが好き」

……そ、それが魅力なのか。うわーん。オレにはわからねーよ!
人が人を好きになる理由ってのは、まさに人類の数だけあると思い知らされる瞬間です。

しかし世間の基準にまどわされず、自分だけの価値観をもってきっぱりと行動しているのは尊敬に値するね。若いのに、ごりっぱ!

「じゃあ。今までつきあってきたカレもキンキーだったの?」
「うーん、キンキーというか」

小首をかしげながら、Aちゃんが追い打ちをかけるように、こう爆弾発言を。

「元カレは、日本でフツーにサラリーマンしているひとだったけど、アソコに真珠を埋めこんでいましたよ」

はァーーーーーー?
ちょっと待ったああああああ!

「えーッ。そいつはマル暴じゃなくて、真珠なんて入れていたわけ?」
「うん、ふつーのIT業界のひとだったけど、趣味で入れていたみたい。わたし、IT系のひとが好きだし」


がんがんがんがーん
(脳内にひびくショックのクレシェンド)

そんなブツを見せられてドン引きにならなかったAちゃんってチャレンジャー!

いやー。驚いた。いまどきの日本って肉体改造、オッケーなんすか。
IT業界って、そんな人がいるのか。
会社のトイレで上司とならんだり、社員旅行で温泉に行ったりするときに困らないのか。
履歴書に「肉体改造歴」の欄をつくったほうがいいんじゃないのか。

うわー。すごー。無意味に勇気あるー!

これって下半身のパンクスともいえるね。こうなったらもう安全ピンも付けて欲しい。ついでに局部の毛もグリーンに染めてモヒカンにするといいぞ。

めくるめくキンキーワールドに、とってもちっぽけな自分を発見。
ああ、世界ってワイルド!
自分がしみじみ凡人なのだなとわかった春の宵であった。
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by erizo_1 | 2005-03-21 04:39 | ライフのツボ

ヘンタイ好き?

日本人の友達Aちゃんのパーティで、イタリア人の男性(30代)と話をした。

印象としては、ごくフツーのまじめそうな男性という感じ。体型はやや小太りくんでめだたないが、穏和そう。

ところがAちゃんがあとで、「じつは彼がいま気になっている人なんですう」とほっぺを赤らめながら耳うちするではないか。

へーええええ、そうなのか。
彼女はコケティッシュな美人で、しかも頭の回転がとてもいい聡明な子。それがなんでまた彼のように地味で温厚そうな人を好きになるのか、ちょっと意外な気がしたので、尋ねてみた。

「どこがよくて好きになったの?」
「うふふふ。彼ってキンキー(変態) なんですよ」

どしぇえええええええ!
なんなんだ、それはーーーーーー!?

えーと、英語で変態のことは、kinkyもしくはpervertという。

キンキーというのは「ミョー」とか「キテる」みたいなニュアンスがあって、たとえばSMだの靴フェチだのといった、ちょっとへんな嗜好をもっているひとを指すわけね。

いっぽうpervertは変質者という意味あいになる。
こっちはロリコンだの露出狂だのといった、犯罪になりかねない人たちのこと。
近所にpervertがいる、といったら、お母さんたちのカオがピキッと警戒するようなニュアンスがある。

まあ、どちらのコトバも冗談で、「you are pervert」(おまえ、ヘンタイだって!)といった使い方をするので、日常的にはさほどシリアスな意味はない。

それにしても、いきなりヘンタイだから好き、なんてあり?
びっくりしたな、も〜。

なんつって古典ギャグで驚いていると、いっしょにいた友達のBちゃんがこういったのである。

「うーん。まあ、そういうキンキーな男に惹かれる時期ってあるんですよね。私も一時期キンキーな男にハマッた時期があったけど、やっぱりそういう恋愛は将来性がないから、やめたんですよ」

ええーーーッ。
さらにもうひとりの友達Cちゃんまで、「私のカレもそういう傾向があるんですよね」という驚きの発言を。

「最初は驚くんだけど、だんだん慣れちゃうんだよね」
「アメリカ人だとハンドカフス(手錠)とか好きなヤツ、多いよね」

ひええええええ。ムンクの叫びになっている私に、Bちゃんがきわめて冷静にこう尋ねてきた。

「エリさんは変態とつきあったことないんですか」
「ないよ!」
「そうかー。それはエリさんがフツーの育ちかたをしているってことですね」

そうだったのか! まるで村上龍の小説世界に迷いこんだかのような気分です。

「そのヘンタイってのは、たとえばどういう男をさすの?」
「うーん。たとえばアソコにピアスをしているとか」

ががががーん! マジで? それは痛いだろうよ!

いやー。みんな、ハードコアな人生を歩んでいるんだなー。
きわめて凡庸な道を歩いてきたあてくしは、びっくりしたざんす。いくつになっても毎日が勉強です(どぎまぎ)

しかし話はこれだけで終わらない。さらに驚きの告白が……。
てことで、続きは明日を待て!
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by erizo_1 | 2005-03-19 16:36 | ライフのツボ
アメリカではマザコン男のことをMommy's boyという。

私がアメリカに来て驚いたのは、ママにべたべたの男子が多いこと。
ほんとマミーズ・ボーイ天国なのだ。

もっともマミーズ・ボーイといっても、ちょっと日本のニュアンスとは違っていて、お母さんがなんでも息子のことをやってあげるということじゃない。

日本の母親に比べると、アメリカの母親というのはそれほど子供の世話をべったりするわけじゃないし、子供は小さい時から独立心を育てられるから、いわゆる「家事のできない」男というのはアメリカではまず見たことがない。

そうじゃなくて、こっちのマミーズ・ボーイたちは、ママに対する愛があけっぴろげなんだよね。そこにまるっきり照れがないのだ。

いつだったか重量挙げの競技をテレビで観ていたら、優勝したクマのような大男が「ママー。やったよー!」と叫んでいたので、たまげたことがある。

がーん。あんなことテレビで叫んで、カッチョ悪いという意識がないんでしょうか。
なんてヒネりがないんだ!

よくアメリカを象徴するコトバに「ママと星条旗とアップルパイ」という表現があるけど、たしかにこれぞアメリカ男の好きな三大アイテムだよね(しかもアップルパイはアイスクリームつき!)

アメリカ男はオトナになっても、母親に「愛しているよ、ママ」を連発して、ハグやキスを欠かさない。しょっちゅう電話をしたり、せっせとママの手料理を食べに行く男も少なくない。

実際にはそんなに仲のいい親子ばかりじゃないのだけれど(崩壊家庭多いし)、アメリカ人の建前としては、母親への愛をあけっぴろげに表現するのが正しいわけです。

ことにブラックやヒスパニックのファミリーでは母親と子供の結びつきがとても強い。

ブラック層では、シングルマムが働いて苦労しながら子育てしていることが多いので、母親に対する愛着が強いのと、ファミリー主義が強いからだろうね。
ある意味で、母系社会に近いというのか。

友人に聴いた話では、ずり落ちジーンズにタトゥのThug(ちんぴら)なブラック兄さんでも、
「オレに意見できるのは神さまとマムだけだぜ!」
とタンカを切るのが、おきまりになっているらしい。

それって威張っていうことでもないと思うんだが(笑)

ピータローもごたぶんにもれず、ママに頭があがらない。
ママにいいつけられると、すぐに電化製品の修理に出かけたり、模様替えの手伝いに出かけていったりと、すごーくマメ。

ママの監督がよかったのか、ピータローはお年寄りの女性に親切だし、女性の年齢やルックスにかかわらず、レディファーストが徹底している。

ピタママのおかげで、マメ山マメぞう(ピータローの日本名。マメなことから命名された)な男に育ってくれて、ありがたいことだ。ピタママ、てんきゅー!

じゃあ、日本人の男の子はどうなんだろう?
いくつくらいまで照れないで、母親と接することができるんだろうか。

日本に住んでいて、12歳の男の子をもつお母さんはこういっていた。

「小学校の高学年になったら、さすがに男の子はなでたり、抱いたりさせてくれなくなったよね。こっちがふざけて、たまには肩くらい組もうよっていうと、仕方ねーなあ、みたいなこといって照れながら、相手にしてくれるのね。でもスーパーで買い物すると、荷物はぜんぶ持ってくれるのよ」

NYに住んでいる日本人のお母さんで、14歳の男の子が私立校に行っているハイソなマダムは、こういうコメント。

「うちはもちろんキスもハグ(抱擁)もしますよ。外に出かけるときは、腕を組んでエスコートしてくれます。こちらの上流社会では、男の子はレディファーストを徹底的に教育されますから。うちのコも、お母さまは女性だから守ってあげなくてはいけないと考えているみたいです」

ほへー。なるほど。
ずいぶん環境によって違うもんだね。

男の子がオトナに変化していく課程で、女性に対してどうふるまうかは、お母さんのキャラによるところも大きいのかもしれないね。

上記のお母さんたちにしても、彼女たち自身がどう男性と接してきたのか、なんとなくそのようすが伺えるし、好みが反映されているのがおもしろい。

やはりいい男をつくるのには、ママの薫陶が大切ってことですかね。
世の中のお母さんたち、ぜひイケメン増殖、よろしくです!
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by erizo_1 | 2005-03-16 17:04 | ライフのツボ
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ミートパッキング地域にある人気のレストラン、スパイスマーケットにて会食。

ここはワタシ的にはヒジョーにお気に入りで、NYを訪れる方には強力にお勧めしたいレストランなのです。

ニューヨークのカリスマシェフ、ジャン・ジョルジュ・ボンジェリヒテンによるエスニック料理のレストランで、東南アジア料理をベースに、フレンチの工夫が凝らしてあって、小じゃれた味なのよ。
この洗練された味つけは、さすがジャン・ジョルジュ。

店内は東南アジア風の装飾が美しく、わざと古びさせた木の欄干や透かし模様を入れたランタンが、異国情緒をそそる造り。

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グリーンパパイヤサラダや野菜のグリーンカレー、ロブスター、マトンカレーなどを注文したのだけれど、どれもひと捻りした味付けで、おいしかったっす!


おまけにスパイスがたっぷり使われていて、辛いモノ好きの私にはたまらんテイスト、水の消費量前日比200%超えです。

私はここのデザートでは、レモンとジンジャーのアイスクリームがいちばん好き。爽やかで、かすかにクリーミーなところが、じつに精妙なお味なのだ。じゅるー。

難点は人気があるために、ディナーの予約が取りにくいところ。ランチタイムを狙うか、早めに予約をするのをお勧めです。

ご予算は、ひとり50~70ドルくらいかな。

それにしても会食が続くと、やばい。
来週は禁欲ウィークにせねば! 
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by erizo_1 | 2005-03-14 16:57 | NYのスポット
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こちらはCALYPSO Christiane Celle(カリプソ クリスチャン・セル)というセレクトショップ。

マンハッタンに何軒かある人気のセレクト&オリジナルショップですが、いちばん新しくオープンしたのが、ミートパッキング地域にできたこのお店。

カリプソの特徴はなんといっても彩りがきれいなこと。
すべてのアイテムが美しい色彩にあふれていて、トーンべつに並べてあるので、まるでパレットを広げたようにビューチホー。

このカリプソ、カリブ海のセント・バーツ島にもショップがあって、リゾートなアイテムがお得意です。

バカンスで着るのによさそうなエスニックなチュニックやチューブドレスなどが揃っていて、カリプソのオリジナル商品は100~200ドルくらいとリーズナブル。

今年はインド風のラインストーンつきのスカートや色とりどりのカフタンなどが、人気のアイテム。

ミートパッキング地域をお散歩するときは、ぜひ覗いてみて下さい。

CALYPSO Christiane Celle
654 Hudson Street between Gansevoort and west13th Streets
NY, NY 10014
(646) 638-3000
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by erizo_1 | 2005-03-12 15:20 | トレンドの泉