コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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<   2005年 08月 ( 8 )   > この月の画像一覧

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またショーン・コムが改名しましたね。
新しい名は、ディディ。
パフ・ダディあらためPディディあらためディディことショーン・パフィ・コムにして、ブランド名はショーン・ジョン。

て、なにがなんだかわからねーじゃねーか!

だいたい改名にはろくなものがないね。
いちばんひどかったのが、プリンスあらため「アーティスト・フー・ユースト・ビー・コールド・アズ・プリンス」ですか。
こんなに字数食ったら、原稿が書けないじゃないか!

さてさて若手カメラマンさん二人とNYコレクション取材の打ち合わせをしていた折のこと。

コレクションにはセレブが山ほど来るので、それを撮るのが、カメラマンちゃんの隠密使命なのである。

写真を撮るときに「パリス!」とか「ジェシカ!」とか声をかけると、カメラ目線をくれるので、セレブちゃんの顔と名前を覚えておくのは必修科目なのね。

「このショーにはディディが招かれるみたいだから、撮ったほうがいいかもね」
と話していたら、きょとんとされた。

「あれ、Pディディ、知らない?」
と訊ねると、なんと二人とも「知らない」というではないか。

えーーッ、ニューヨークに住んでいて、Pディディ、知らないのか!

それってニューヨークに住んでいて、ドナルド・トランプを知らないくらい、めずらしいぞ。
あまりに驚いたので、ほかのセレブを引き合いに出して、訊ねてみた。

「エミネムは知っている?」
「知っています」
「ヴィンセント・ギャロは?」
「知っています」
「ニコール・リッチーは?」
「知りません」
「リンジー・ローハンは?」
「知りません」
「アリーシャ・キーズは?」
「知っています」

えーッ、Pディディって、ヴィンセント・ギャロより知名度低かったっけ?
まぢ?

「ほら、ジェイ・ローがベン・アフレックの前につきあっていた男だよー」
といっても、彼女たちはピンとこないらしく、首をかしげている。

うーぬ。ディディ本人は「世界のトップセレブ」「Aリスト」「ヒップホップ界の大御所」と認識していると思うけど、じつは知名度が低かったんでしょーか。そこらのタコ唇の男だったのか。

もしブログをお読みのみなさまのなかで、ディディを「知らない」という方がいましたら、正直にお申し出下さい(笑)もしやまるっきり有名じゃなかったりして。

そういや先日も24歳のカメラマンさんと話していて、「カジャ・グーグーとかさー。どうなっちゃったんだろーねー」と口に出したら、「だれですか。それ」といわれてしまった。

がーん! カジャ・グーグーは死語なのか?
歴史から抹殺?

てことは、ホール&オーツなんて完璧死語だろうし、ワム!も死語殿堂入りなんだろうなー。
MCハマーとか、パブリック・エナミーとか、ソルト・ン・ペッパとかも死語なんだろーねえ。南無南無。

なにかセレブの無常観というものに、深く感じ入った晩夏の一日でした。
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by erizo_1 | 2005-08-30 13:53 | セレブの秘宝館
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ウォン・カーウァイ監督による豪華キャスト超大作文藝作品です。

「花様年華」がすばらしくせつない名画だったので、激しく期待して劇場に足を運んだんですが……。

うーーーーぬーーーーー(長い唸り)

私はよくついていけなくて、すいません、途中で眠くなりました。

物語は、1967年の香港。ストーリー展開としては「花様年華」の後日談にあたるもの。

もと新聞記者のチャウは、あるホテルの2046号室に泊まり、『2046』という近未来小説を書き始める。
主人公の日本人男性は美しいアンドロイドが乗務員をする列車に乗り、「失われた恋」を探しに、時が止まった都市「2046」へ向かう。
そしてチャウは物語を書きながら、過去の女性たちとの恋の遍歴を思い返していくのだが……。

このプロットだけ聞けば、充分に期待させるし、現実と小説世界がシンクロする構成もネタとして悪くない。

役者陣は豪華に、トニー・レオン、コン・リー、チャン・ツイイー、木村拓哉と揃っている。
コン・リーはやっぱりうまいねえ。ツイイーちゃんはまさに今を盛りと咲き誇って、ほんとうに美しい。

映像はたいへん美しく、構図といい、色彩といい、どこをとっても画になるものばかり。コスチュームデザインもたいへんよかった。

でも全体のまとめかたに求心力がないので、エピソードがばらばらになったまま、散漫な印象に仕上がってしまっているような。

話のつなぎかたに、一本の糸が通っておらず、ほどけてしまっているような仕上がりというべきか。

やはり前作がよかっただけけに、このSF的な展開はちょっとわたしにはストライクではなかったです。

でもカーウァイ監督の世界が好きなファンにとってはたまらないだろうから、映像耽美派むけってことで、どうぞ。

ちなみにニューヨークでは「2046」はほとんど話題にもならず、インディーズ映画館での上映のみ。

ハッ。ということはトニー・レオンや木村拓哉も、アメリカでは『40-Year Old Virgin』(40歳の童貞)に勝てなかったってことなのか。

がーーーーーーん!
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by erizo_1 | 2005-08-26 13:24 | エンタメの殿堂
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『40歳の童貞』がなんと公開第一週で、20億5千ドル稼ぎ出す大ヒットを。

ひえー。マジで全米第一になっちゃたよー。
なんでそんなにみんな、童貞が好きなんだよ?
ママン、助けてー。

しかも評判も上々。コメディとして、非常にデキがいいと絶賛されている。

映画評論家の町山智浩さんのサイトでも、絶賛されているので、ぜひ映画評のご一読を。

全米第一位大ヒット作品ということは日本公開も決定ですな。

いったいこの強烈なタイトルをどうするんでしょうか?
バージンっていうと、日本では「女性のみ」で使われる単語だから、ちょっとへんだしね。
童貞よ、童貞。そんな文字をデカデカとポスターに出すのか?

うわー。気になる。
だんだん気になってきて止まらない。なんだかもう気になって仕方がない。
いやよいやよも好きのうち、とはこのことか!(すっかり映画会社の思うツボ)

でも、BUT しかし!
私の貴重な2時間を、中年童貞に捧げるのは、いやーーーーっ!

気になる「40歳の童貞」はふりきって、私たち映画仲間がむかったのは、イケメンが出る映画なのであった。

前々から公開を楽しみにしていた、この映画。ところが、これが大スカだったのである。ちくちょー!

その問題の映画とは……(ごくり)
続きを待て!
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by erizo_1 | 2005-08-22 14:15 | エンタメの殿堂
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ウィリー・ウォンカ、さいっこーーーーーーー!!!!

アメリカで興行成績の第一位をとった「Charlie and The Chocolate Factory」

日本では「チャーリーとチョコレート工場」のタイトルで9月に公開されるらしいよ。

原作はロアルド・ダールの童話で、秘密のチョコレート工場を経営するウィリー・ウォンカが世界じゅうから5人だけ子供を選んで、チョコレート工場を見学させてくれるというもの。
貧しいチャーリー少年が念願の招待状を手にいれて、そこで見たものは……。

この童話、アメリカではたいへんポピュラーなもの。
うちの旦那は、小学校のころに学校で先生に読み聞かせをしてもらったことがあるそうで、子供心にめちゃくちゃおもしろかったらしい。

さて映画のほうはといえば、とにかくジョニー・デップがいい!!! 
もう超ヘン! すばらしくweirdなのよー!

だれが見ても「そりゃ、どう見てもマイケル・ジャクソンでしょ」といいたくなる、白塗りにおかっぱのヘアスタイルで登場するジョニデ。

すっとんきょうな喋り方で、一般社会からズレまくったウィリー・ウォンカを演じてくれて、もはや「キテレツ俳優」の王座を不動のものに(笑)
いまや変人奇人コーナーで彼の右に出る役者はいませんね。

テレビのインタビューでは、
「いろいろな人から、ウィリー・ウォンカのモデルはマリリン・マンソンだろうとか、マイケル・ジャクソンをマネしたんだろうといわれるんだけど、実際のところモデルにした人物はいないんだよ」
と答えていたジョニデですが、いくらそういったってムリ。

ぜったいに観客の脳裏には、ムーンウォークをするウィリー・ウォンカの姿がよぎったはず。

セットがまたすばらしいのよー!
CGではなくて、本物のセットで、お菓子の森を作ったそうで、見るからにおいしそうです。じゅるー。

子供の時に童話を読むと、そのなかに出てくるお菓子がすごくおいしそうに感じませんでした? 私はいまだに「ナルニア物語」に出てくるプディングが食べたい〜! そういう子供心にまさにドンズバなこの設定。

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しかも全編くだらないギャグが満載。
ドリフなギャグが心をねらい打ち!

チョコレート工場で働くウーンパ・ルーンパ族(ウーパールーパーではないよ)という小人さんたちが出てくるのだが、これがまたサイコー!

チョコレートの池でウンパーたちが「水着の女王」なみの華麗なシンクロナイズドスイミングをするんだぜ。
うわはははは。

いちおう締めは、ほろりとさせるというフィール・グッド・ムービーで、きれいにまとめています。

最後に出てくる粉砂糖の雪が「シザーハンズ」のラストを彷彿とさせて、ハートウォーミングでした。

でも考えてみれば、彼の作品は「シザーハンズ」の初期から一貫して、底に流れるものがスイートでセンチメンタルではあるんだよね。

同じファンタジー系でも、悪意が見え隠れするテリー・ギリアム(←これまたお気に入り)とは、かなり違う作風ではある。

もしテリー・ギリアムが「チョコレート工場」を映画化していたら、かなり怖いだろうな(笑)

あ、横道にそれて、すんまそん。
ともあれチョコレート工場は興行的には大成功をおさめていて、このところティム・バートンの作品は、ワタシ的には高得点をマークしている。

初期の「シザーハンズ」や「ビートルジュース」「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」が好きだった私としては、「バットマン」や「猿の惑星」ではまったく満足いかず「金返せ!」と憤っていたのでした。

それが最近は盛り返して、「ビッグ・フィッシュ」では感動して大泣き、そして「チョコレート工場」では大笑い。

いい意味で、ティム・バートンの幼児性が発揮されていて、ジョニデとのカップリングも不動のものになっている。幼児性の強いワタシにはたまりません!

そしてこの主題歌がまた中毒性にあふれているのだ!
いちど聴いたら耳にこびりついて離れないのよ。

ティム・バートンですら、「気が狂いそうになった」というくらい、えんえんと頭から抜けてくれない、恐怖の主題歌!

聴いてみたい方は、こちらのオフィシャルサイトでサウンドをぜひチェック!

うちでも映画を観たあと「ウィリー・ウォンカ」の主題歌を歌いまくって、「ピーターチャンカ」とか「エリチャンカ」といった替え歌で、歌いまくっていたのでした。

マジ、中毒になるよ。恐るべし、ウィリー・ウォンカ!
ファンタジー好きのみなさん+お子さん連れのファミリー+ジョニデのファン+ティム・バートン・マニア+お笑い好きのみなさん、ぜひどうぞ!

爆笑マイコー度  ★★★★★
ご家族で楽しめます度 ★★★★★
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by erizo_1 | 2005-08-16 14:42 | エンタメの殿堂
ミートパッキングにあるセレクトショップJeffrey New Yorkにて、アンジェリーナ・ジョリーさまを発見!

某雑誌の編集さん、カメラマンの詩乃さんといっしょに打ち合わせをしたあと、ジェフリーに下見に行ったところ、突然詩乃ちゃんが小声で耳打ちを。

「ア、ア、ア、アンジェリーナ・ジョリーがいます!」

え?
きょろきょろしたが、最初はまったく見分けられなかった。
ようやく視点がフォーカスして、ほっそりとしたロングヘアの女性を認識。

ああああああーッ、

生アンジェリーナさまだわーッ!


じつはわたくし、アンジェリーナ・ジョリーとケイト・ブランシェットが二大崇拝女優なのです。

お買い物している生アンジーに遭遇できるなんて。
感激ーッ!

アンジーさまは前にセットするタイプのおぶいヒモで、エチオピアから養子にしたザハラちゃんを抱いていました。
ザハラちゃん、ミルクを飲んでいて、かわいいでしゅ!
ちなみにこの日はマードックくんの姿はなし。

まるで磁石に吸い付けられるようにアンジーさまの姿を目で追い続けてしまった私。

ああー。身近で見ると、お美しいわー(うっとり)
こんな至近距離で遭遇できるなんて、ニューヨークに住んでいてよかった!

生アンジーさまは思っていたより小柄な印象。映画スターって大画面で観ているせいか、実物を見ると、あれ、意外と小柄じゃん、て思うことが多いよね。

ジーンズをはいていたけど、すっげく脚が細いのにも驚き。
最近どうやら激やせしたようで、ちょっと痩せすぎじゃないか、というほど激細。

ヘアのほうはかなりハイライトを入れていて、ブルネットというよりはブロンドに近い色合い。ほとんどメイクはしていないよう。

パッと見にはそれほど目立たず、画面の強烈な印象より、ずっと落ち着いた雰囲気でした。

ちょうどそのとき店内にはNYで有名なオカマのスタイリストたちもいたんだけど、それを見ながら編集さんがこうコメントを。

「はっきりいってあのオカマさんたちのほうがアンジェリーナより目立ちますね。
見た目の『何者?オーラ』は彼らのほうが強烈だし」

わははは、たしかに(笑)

ニューヨークではよくセレブもショップやレストランに現れるので、周囲もそっと遠巻きにしているのがふつうなんだけど、なかには気軽に話しかける人もいる。

ブラックのおばちゃん二人連れが、子供をダシにして「あーら、赤ちゃん、かわいいわねー」とかなんとか豪快に話しかけていたが、アンジーさまは笑顔で答えていた。

私も思わず「ファンなんですー!」と声をかけたくなったが、お買い物のさなかに邪魔しては申し訳ないし、恥ずかしいから、遠くから見つめるだけ。

くー! 中学生時代の片思い気分を満喫です!

女優やモデルとなれば美しくて当たり前だから、このレベルになると、やはりモノをいうのは内面からにじみでる個性や人柄のほう。

アンジェリーナの場合は、その演技力といい、平和大使を務めるボランティア意識の高さといい、二人も養子を取っているという懐の深さといい、ビリー・ボブ・ソーントンとつきあっていた頃のヤバい感じといい、ワルいこともエロなことも崇高なこともすべてこなせるような、深みのあるオーラが発せられていて、そこがラブ!

そりゃあ、ブラピも惚れるわなー。てか、惚れない男っているのか? てか、私が男なら惚れます!

ずっと見つめていたかったけど(←アブない)ほかのショップに行くために、後ろ髪を引かれる思いでジェフリーをあとにした私たち。

外に出ると、おおおー、パパラッチの群が待ち受けているじゃないか。この暑いのに、ご苦労さん。
わたくしの写真を撮ってもよくってよー♪(違う!!!)

そのあともしばらくアンジーさまの香気に酔いしれていた私。

ああ、美しいものを見ると、心もきれいに洗われていいわー。
癒されるわー。
これが美の森林浴ってやつかしらー。

アンジーさまのおかげで、なんだかいい気分の午後でした。


Jeffrey New York
449 14th Street (near 10th Avenue)
212-206-1272
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by erizo_1 | 2005-08-13 15:01 | セレブの秘宝館

チャイナタウンで小籠包

チャイナタウンの『Shanghai Cafe』へ、友達とショーロンポーを食べに行った。

ふだんは同じモット・ストリートにある『Joe's Shanghai』か、その支店である『Joe's Ginger』に行くのだけど、今回は部長が「チャイニーズの友人がおいしいと太鼓判をおした」という上海カフェに挑戦。

7時に行ったら気が狂いそうに混んでいた。ぬがーッ!

ようやく席に着いて、豚と蟹肉の小籠包(8コ入り 6.50ドル)をオーダー。
おおおおー、うまいぞ!!!

ジョーズ上海の小籠包は蟹ミソの味が濃いのが特徴なんだけど、上海カフェのほうはもう少し蟹ミソを抑えていて、あっさりめ。

部長は「こっちの小籠包のほうが好き」と大絶賛。

私は濃い蟹ミソ味が楽しめるジョーズ上海の小籠包も大好きだから、どちらも好みですね。

もうひとつの特徴としては、上海カフェの小籠包は皮がもちもちしていて、しっかりしていること。
だからカンタンに破れずに、なかのおいしい汁をちるちる吸うことができるのだあああ!

さらに上海カフェのほうは飲茶っぽいメニューが揃っているので、あれこれとシューマイや水餃子をオーダーしたい方にも、向いている。

ただし「揚州炒飯」は、ワタシ的にはジョーズ上海のモノのほうがおいしいと思いマスた。

ということで、ライバルとしてがっつり互角に戦っているジョーズ上海と、上海カフェ。
小籠包ファンのみなさんは、どちらがお好きだす?


Shanghai Cafe
100 Mott Street between Canal & Hester Streets
New York, NY 10013
電話: 212-966-3988
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by erizo_1 | 2005-08-09 10:04 | NYのレストラン
友達のクリスのところに行って、夕ごはんをいっしょに。
クリスはピータローの大学時代からの知人。

彼女はNYUの大学教授をしていて、シングルなのだが、二年ほど前に中国から養子をとって娘にしている。

中国ではひとりっこ政策をとっていたために、男子をのぞむ家庭が多く、女の子が捨てられることがたいへん多い。

いっぽうアメリカで養子をとりたい家庭は、女の子を望むことが多いので、中国から養子をとるのは人気があるんだよね。

うちの近所でも、白人の両親が中国からとおぼしき女の子を連れている光景をときおり見かける。

それにしても女の子ばかり捨てるなんて、将来中国本土では独身男があまってたいへんなことになっちゃうと思うんだが、どうするんだろう。

リアンちゃんもすでに3歳で、元気いっぱい。
でんぐり返りもすごく器用にこなし、ピータローにも小猿のようにタックルして、きゃーきゃー大騒ぎしていた。

子供にオモチャにされがちなピータロー(笑)

もうひとり遊びに来ていた友人エイミー(仮名)は、テレビのドキュメンタリー番組を作っているのだが、こちらも独身。

エイミーも近々養子を取る予定。
ちなみに彼女はジューイッシュだが、養子はブラックの赤ちゃんになるらしい。

アンジェリーナ・ジョリーの例を見ればわかるように、親子で人種が違う養子というのは、アメリカではめずらしくない。

アメリカで養子を取りたい家庭の多くが、白人家庭やシングル女性。
これは日本と同じように、キャリアを追求する女性は結婚年齢が高めなので、妊娠しにくいケースが発生しやすいから。

そのため白人の赤ちゃんは非常に不足していて、ブラックの赤ちゃんのほうがずっと養子にしやすいのだ。

エイミーはまったく肌の色にはこだわらないたち。

「そりゃコロラドに住んでいたら、目立つかもしれないけど、なんたってニューヨークだもの。だれも気にすらしないわよ。ノーバディズ・ビジネスよね」

エイミーが養子を取ることにしたのは、子供が好きで欲しいにもかかわらず、子供ができなかったため。

「1年半くらい子供を作ろうとしたんだけど、だめだったのよねー」

そういったエイミーに、
「子供を作ろうとしたって、男と寝てまわったとか?」
と、すかさずちゃかすピータロー(おいおい)

「あはははは、そうしたかったんだけどねー。精子バンクで、精子を手にいれて、人口受精にトライしたのよー」

えーッ、精子バンク!

話には聴いていたけど、こうやって夕食の話題に出てくると、SF映画みたいでおもしろい。

エイミーの話によると精子バンクの精子は、1000ドルくらいするそう。

「あんなものタダじゃないか、1000ドルも取るなんて!」
と憤るピータロー。

「精子そのものじゃなくて、冷凍保存とかクリーニングに費用がかかるのよ」
「クリーニング? 精子をどうクリーニングするのさ?」
「さあ、イキのいい精子だけよりすぐるんじゃないかしら」

とはいえ、ドナー卵子は8000ドルくらいするから、やはり精子ってのは安いんですね(笑)

日本の養子縁組はかなり条件がふくざつだけれど、アメリカでは「親の必要な子供に、親を縁組みする」という考え方であるため、シングルでも養子縁組ができる。

おかげでゲイのカップルのひとりが養子縁組をして、実質的にはふたりで子育てするということもできるのだ。

エイミーはシングルのキャリア派だけど、子供好きなので、とてもいいお母さんになりそう。

クリスを見ていても感じるけれど、親子は血のつながりではなくて、愛して世話をするところから愛情が生まれるんだろうなと思う。

帰りがけに、リアンちゃんがピーターに手をふって、
「グッドバイ、ピーター・パン」
といっていたのが、かわいかった(笑)
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by erizo_1 | 2005-08-05 13:23 | ライフのツボ
日本では、朝起きたときにすることは、おふとんをたたむこと。

アメリカでこれに当たるのが、ベッドメーキングになる。

シーツをきれいに伸ばして、フラットシーツの裾をマットレスに挟んで、ベッドを整える。

ファンシーな人だと、スプレッドの上に飾りの枕なんかも飾ったりして、デコラティブにセッティングするよね。

むろんわがやでも朝起きたらベッドメーキングをしていたのだが、突然ピータローがこう言い出したのである。

「ブー! 朝起きたら、すぐベッドメーキングをしちゃいけないよ!」

なんでも健康記事を読んだらしいが、それによると、人間は寝ている間に汗をかくもので、それを吸い込んだシーツやマットレスを湿気のあるまま、ベッドメーキングしてしまうと、ダニが繁殖しやすいのだとか。

しばらく風を通して、なるべくシーツの湿気をなくしてから、ベッドメーキングしたほうがダニの危険が減るらしい。

つまり「なまけもののベッドのほうがダニの発生が少ない」んだって。

ほほーう。これは一理あるね。
万年床にダニは少ないってことなのか。

ことにピータローは汗っかきだから、朝起きると、羽根枕はぺしゃんこになっているわ、シーツは皺くちゃになっているわ、まさに蒸し風呂状態。

アメリカ人の旦那を持っている人は、たいてい旦那さんのほうが汗っかきで、暑さに弱いから、体感温度の差に困るみたいね。

イギリス人と結婚している、ある友人の女性は、旦那さんがあまりに暑がるために、寝るときもクーラーをつけっぱなしにして、奥さんは毛布にくるまって眠るらしい。

うちでは、私が「ぜったいに寝るときはクーラーなし」主義を通しているので、あわれピータローは汗まみれ。

おまけにベッドのマットレスは干せないから、せいぜいシーツやマットレス・パッドを洗うくらい。
ふだんから風通しをよくしておいたほうがよさそう。

てことで、夏はシーツめくり状態にした、我が家。
たんにだらしなくなっただけだったりして(笑)
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by erizo_1 | 2005-08-03 13:49 | ライフのツボ