コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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週末にピータローと、友だちのそるちゃんの合同バースデーを開催。
お祝いに来てくださったみなさま、テンキューでした。

うちのビルにはロフトのパーティルームがあって便利なのですが、これもついに引っ越しでおさらばすることに(涙)

さて今回のお題はケーキ。

バースデー・ケーキにそるちゃんが選んだのは、NY在住日本人ならみなさんご存じのザイヤで売っているショート・ケーキ。

じつはイチゴの乗ったショート・ケーキって、ふつうのアメリカン・ベーカリーでは売っていなんスよね。

いろんなフルーツが乗っている生クリームのケーキなら、チャイナタウンで見かけるけれど、アメリカのケーキ屋さんだと、フルーツものはタルトに乗っかっているのが一般的。

あのおいしいイチゴのショート・ケーキって日本の発明品なんでしょうか?

いっぽうピータローが選んだのはキャロット・ケーキ。

じつはピータローはキャロット・ケーキが好きで、隙あらば、にんじんケーキを食べようとするのだ。もしやピーター・ラビットの生まれ変わりなのか。

で、キャロット・ケーキに蝋燭をたてるという、みょうちくりんなバースデー・ケーキになったのでした。

しかしわたしは、このキャロット・ケーキというのが、どうもおいしいとは思えない。
なんだかぼそぼそした舌触りで、ミョーに味が濃い。
まずくはないけれど、自分から一生あえてオーダーしない食べ物のひとつなのです。

だいたい日本のケーキ屋でも、あれだけ種類が並んでいて、キャロット・ケーキだけはポピュラーになったことがないはず。

なにがアメリカ人をして「キャロット・ケーキはうまい!」と思わせているのか、いまだにナゾ。

ケーキ対決では、日本のほうが圧倒的においしいと思うんだけど、どうだす?
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by erizo_1 | 2006-04-25 13:37 | ライフのツボ
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フラウの4/5号の別冊特集「旅と読書」で、「ポール・オースターとニューヨーク」の記事を手がけました。

これはオースターのファンであるわたしにとっては、心の大ヒットともいえる仕事でした。

わたしにとって現存するアメリカ人作家のフェイバリットが、トニ・モリソンと、ポール・オースターと、ジョナサン・キャロル(このうちキャロルはオーストリア在住)

自分が尊敬する作家について書けるという幸運な機会は、めったに回ってこないもので、生のオースター先生を身近で見たときは感動しました。

本物は噂にたがわず、カッコよかったです。
渋くて、知性に溢れていて、しかも温かみのある感じ。

若いときの写真を見ると、まさにエキセントリックなインテリ美男子の典型なんだけど、あそこまで美形だとちょっと怖いものもあるわけで、年を取ってちょっと丸くなって、人間的な滋味が加わった感じで、非常にうまく年を重ねてきたんじゃないでしょうか。

でもって奥さんのシリ・ハストヴェットさんも作家。
ブロンドで長身でスレンダーという、美人でした。すごい!

カメラマンの椎木さんがすばらしくカッコいいオースター先生のポートレート写真を撮ったので、それをプリントアウトしてもらって、壁に飾る予定っす!

ところで掲載誌を読んで、わたし自身がすごく行きたくなったのは「幻想文学の故郷を訪ねる」イギリスの旅。

そう、イギリスってファンタジー文学の聖地なんですよねー。

なかでも「不思議の国のアリス」と「ナルニア国物語」と「指輪物語」の発祥の地であるオックスフォードの写真にはしびれますた。うーん、いいなあ。またイギリスに行きたいなあ。

やはり本と旅は切り離せませんね。

ちなみにわたしはライター稼業が長いながら、自分の書いた記事を読むのが照れくさいというのか、恥ずかしいというのか、たいてい掲載誌が送られてきても、自分でなかなか読めないんですよ。

でもこれはめずらしく自信作の記事なので、オースターや本が好きなかたは、ぜひご覧になってくださいね!
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by erizo_1 | 2006-04-11 15:34 | エリぞうのお仕事
今日は雪が降って、冬の寒さのニューヨーク。
部屋さがしの最中で、頭がぐるんぐるんのエリぞうです。

えーと、わたしが今まで住んだことがあるのは、短期でブロンクスのヤンキー・スタジアムの近く、イーストビレッジ、長期でユニオンスクエア、そして現在のバッテリー・パークシティ。

今度はブルックリンも視野にいれて、物件探しをしているのですが、いやー、たまげた、驚いた。

家賃が高い!!!!

うちの近所では、エレベータ+ドアマン+ランドリーつきで、2500ドル以上というのが相場なんですね。

で、もっと安いところはないかと探してみれば、マンハッタンもブルックリンの便利な場所も、ほとんど値段差がないことが判明。

階段を4階ぶん歩いてあがるようなワンベッドルームのアパートで2000ドル(22万円)くらい。
それもさー。階段が斜めになっていたりするんだよ?
なんで階段が傾くように施工するかね? 

ことに前に不動産めぐりをしたときの記憶があるから、「えーッ、なんでこんなもんにこの値段?」とショックを受けるため、なかなか納得できない。

あと条件はそこそこ合っていても、なぜか自分的には、いいバイブレーションを感じない部屋っていうのもあるよね。

やっぱり恋愛と同じというのか、どうも部屋との相性ってあるような気がする。
そこに「大好き!」がなくっちゃ、つきあえないよね。

わたしがアメリカに来た頃に比べると、いまはもう話にならないくらい、ニューヨークってば不動産バブルです。

家賃といえば、年収の四分の一が目安といわれるけれど、現在のニューヨークではむずかしくなってきているんじゃなかろうか。

そして購入物件になると、いまニューヨークではハーフミリオン以上といわれていて、コンドともなれば1億2億の物件は当たり前。

ふしぎでしようがないんだけど、いったいまっとうなサラリーマンがどうやって2億円の物件を買って家計がなりたつんだろう?

それともダブルインカムのパワーなんですかね?
もしかして不動産バブルは、旦那+ゴイスーに稼いでいるバリキャリ奥さんの合わせ技によって成り立っているってことなのか?
うぬー。

ともあれ、まだまだ続くよ、部屋探しの旅。
大好きになれる部屋が見つかることを祈って、がんばるっすー!
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by erizo_1 | 2006-04-06 14:14 | ライフのツボ