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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
大ヒット中ですね。

さて今回の海賊さんに出てくる悪者は、デイビー・ジョーンズなるタコ坊主。

見終わったあとに、ピータロー隊長に解説してもらうと、じつは英語で「デイビー・ジョーンズの箱に送られる」というのは、海の藻屑と消えるといった言い回しらしい。

へー。そうだったのか。わたしはてっきりモンキーズのメンバーかと思っていましたよ(←古い!)

モンキーズのデイビー・ジョーンズ、むかしはかわいかったのにね。

えーと、こっちがウィキペディア英語版に出ている説明ね。

Davy Jones' Locker is an idiom for the bottom of the sea — the resting place of drowned seamen. It is used as a euphemism for death at sea (e.g. to be "sent to Davy Jones' Locker")[1]; Davy Jones is a nickname (used primarily by sailors) for what would be the devil of the seas.

「デイビー・ジョーンズのロッカーとは海の底、すなわち水死した水夫たちの永眠の場所をあらわす慣用句である。海難死の婉曲表現として使われる(例:デイビー・ジョーンズのロッカーに送られた)
デイビー・ジョーンズとは(主に水夫によって)海の悪魔とされるものの通称である」

なるほど、海の恐怖を擬人化した存在で、日本でいう「海坊主」みたいなもんだね。実際タコ坊主なんですが。

さてストーリーのほうですが、今回は続き物なので完結していません。

しかしあれですね、かつて「スター・ウォーズ」黄金の三部作をリアル・タイムで観た身としては、この引っ張り方は、

「うあああー。これってスター・ウォーズ第二作のエンディングやんけー!」

と懐かしい気分でいっぱい。

そうか、これってスター・ウォーズだったのかー!
ああ、ルークとレイア姫とハン・ソロという黄金のトリオは、やはり永遠だったのねー。

そして宇宙だろうが、カリブ海だろうが、やはり3POとR2D2のコンビも欠かせないわけよねー(笑)

じゃあ、第三部はキーラたんのコスプレもあるのかしら。
イウォークみたいな先住民族もいっぱい出るってこと?

(ちなみに今作からして先住民族に対してすごく人種差別的な内容だと思うんだが、よくカリブ諸国から抗議がこないものです。P・ジャクソン監督の「キング・コング」でも、先住民族を「土人」に描いていて、これって人権問題にひっかからないのか? と疑問に思ったんですが。ハリウッド映画っていまだにカラード=未開人=白人を襲うやつらなんですかね?)

これでキーラ・ナイトレイとオーランド・ブルームが「じつは兄妹だったのです」なんてオチがあったら、すごくいやだなあ。

あれ? ということは、このあとまた新たな三部作が作られる可能性もあり?

その話がジャック・スパロウの父親(つまりキース・リチャーズだな)の若き日々の冒険譚だったら、いやだなあ。
それも父親がもとはイギリス海軍の将校で、大英帝国の腐敗によって、海賊に墜ちるような展開だったら、もっといやだなあ。

そしてそれを「足が長い、ハンサムな、しかし演技がへたくそな大根役者」にだけは演じて欲しくないぜ!

ということで「スター・ウォーズ」フラグが立ちまくる「海賊」さん。
お子さん連れで楽しめるので、ぜひどうぞ。
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by erizo_1 | 2006-07-18 14:12 | エンタメの殿堂
先日ロングアイランドにあるシェルターアイランドに行ってきました。
ここは穴場なので、情報をひとつ。

夏になるとニューヨーカーがこぞって行く海辺の別荘地がハンプトン。

フィッツジェラルドの「グレートギャツビー」の舞台にもなったところであり、もともと高級別荘がたちならぶエリアですが、最近はヤング(死語)に大人気で、とにかく週末になれば、ニューヨーカーはみんな遊びに行くわけです。

別荘を持っていないひとは家を借りてシェアするケースも多いんですが、たぶんひと夏で一軒200万円くらいじゃないかな。

で、そのハンプトンのエリアにあるのがシェルターアイランド。

ニューヨーク市内からは2時間ほど。ここはフェリーというか渡し船で渡るので(こいつが意外と高い)ハンプトンの中心地よりは空いているんですよ。

小さいながらも自然保護地域もあって、たいへん美しい島です。

ここで訪れて欲しいのが、クレセントビーチ。
ビーチの前に、サンセット・ビーチ・ホテルと、そのレストランがあるんですが、これがおしゃれ。

↑ここはサイトもおしゃれなので、覗いてみてちょ。

このレストラン・バーが南仏っぽくて、おや、ここはニースですか、カンヌですか、という風情なのよ。
夕暮れになれば、ランタンが灯って、とてもロマンチック。

来ているひともかなりきれい+おしゃれなひとが多くから、いちおうはおしゃれな恰好のほうがいいかも。

コニーアイランドとかジョーンズ・ビーチみたいな庶民感爆発なところとはひと味違う、小じゃれた雰囲気です。

でもってお勧めメニューが、ムール貝とフライドポテト。
いわゆるフレンチのビストロで出てくる定番ですが、こーれーがうまい!

まじうま。これほどうまいポテトはニューヨーク市内でも、わたしは食べたことがないっす。

焦げた色じゃなくて、白っぽいのに、なぜかパリッとしている。
しばらく置いておいても、しなしなしないで、パリッとしたまま。

3年くらい前だったかな、「エスクァイア」という雑誌で、ここを取材したことがあるんですよ。
じつはシェフがマーサー・ホテルとかで働いているベテランらしい。

それで、どうやってポテトを揚げているのか訊ねたら、

「冷水によくさらす」
「ピーナッツオイルで揚げる」

と教えてくれました。
でもきっとそれだけじゃないな。あんなふうにできないもんな。企業秘密があるとしか思えない。

ちなみにホテルじたいもおしゃれチックで、シーズンはなんと一泊350ドルくらいするらしい。しえー。海辺のカジュアル・ホテルなのに、強気!

ともあれ市内から日帰りでサントロペな気分に浸りたいなら、ぜひどうぞ。
夏のバカンスに足を伸ばしてみてください。
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by erizo_1 | 2006-07-11 13:07 | NYのスポット

独立記念日とBBQ

独立記念日。
うちの近所では、あっちゃこっちゃでバーベキュー大会で大騒ぎでした。

裏庭でBBQをしたり、公園でBBQをしたり、空き地でBBQをしたり、もう隙あらばBBQをする勢いで、さらに道路でBBQをするご家族連れまでいっぱい。

道だよ、道。ひとが歩いているのに、なぜかBBQ。
コークスみたいなものを焚いてがんがん焼いてるの。

これに道でコンガを叩いているおじさんたちや、車をラジカセにして大音量でレゲトンやマンボっている兄さんたちが合体して、もう大音量納涼大会のノリ(てか、暑さ我慢大会か)

ポルケ? なぜに?
なぜそんなにきみらはBBQが好きなんだよおおお。

わたしもアメリカン・ファミリーの一員として、今までに数々のクック・アウトに参加したことがありますが、これがみごとに、どこでも出るものがいっしょなんだよね。

ハンバーガーにホットドッグ、BBQチキン、BBQリブといったところ。

もうブラックだろうが、ヒスパニックだろうが、アイリッシュだろうが、ポーリッシュだろうが、ジューイッシュだろうが、どんな人種背景をもっている家族でもBBQが大好きだし、同じものを食べるよね。
これぞアメリカの文化なんだろうとは思う。

しかし暑いうえに汗をかきながらグリルするというのがよくわからない。
出てくる食べ物も、水分のない、バサバサしたものであることも納得いかない。

夏といったら、そうめん、かき氷といった冷たい食べ物を期待するジャパなわたしとしては、BBQの魅力がいまだによく理解できないの。

てことで、うちではBBQはせずに、キューバ料理のレストランでごはんをしてから、花火見物に行きました。

みんながぞろぞろ歩いていく方向にレミングのように行進していくと、おお、なんと絶好のポジション。さすが地元民にくっついていくと、いい場所に行けるね。

イーストリバー沿いのハイウェイの下で観ましたが、いやー、よく見えてきれいでした。
わんだほー!

なんでも日本製の花火を使っているとの噂ですが、最近の花火は技術革新していて、本当にすごい。たしかに観る価値ありですな。

花火大会のあとは、またもレミングとなってぞろぞろと帰路に。
夜中まで近所でバチバチと花火をやっている音がして(ちなみにこれは違法行為)うるさい記念日の夜は更けたのでした。
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by erizo_1 | 2006-07-06 13:53 | ライフのツボ