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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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ハゲは頭が寒いのか?

暖かくなったかと思うと、いきなり大雪。
三寒四温というより、寒暖のジェットコースターみたいなニューヨークです。

うちのベッドルームはベッドの頭のほうが窓に近いので、窓から寒気が忍び込むんですよ。

で、ある冷え込んだ夜のこと。
明けがたふと目が覚めて横を見ていると、なぜか隣に見慣れない物体があるではないか。

うわ。ピタローがニットのキャップかぶっているし!

まっ白い布団の間に、なぜか黒いニットキャップをかぶって寝ている、うちの旦那の頭が突き出ている。
わはははは、思わず笑っちゃったじゃないか!

ピタローはハゲ(というと怒る。彼的にはボールドではなくて、あくまでシェイヴドな頭らしいです)で、毎日カミソリで頭を剃り剃りしているスキンヘッドなんですね。

ほんでもってピタローは暑がりで、寝ていてもがんがん寝汗をかいて、毎朝羽枕がぐっしょり濡れてぺたんこになっている人間ヒーターみたいな男なのである。
ところが頭だけは弱点だったらしい。

そうかー。スキンヘッドって頭が寒いのかー!

考えみれば当然だけど、なるほど、髪があるってことは天然の帽子をかぶっているようなものだよね。そういやむかしの西欧を舞台にした映画だと、みんなナイトキャップをかぶって寝ているもんなあ。

じゃあ、永平寺のお坊さんたちはどうしてるんだろう?
いくらなんでも仏門のお坊さんが、動物の毛で織ったキャップをかぶるわけにはいかないだろうし。
木造の日本家屋っていったら、セントラルヒーティングのビルよりずっと冷え込むだろうしね。
お坊さんって偉いもんだね、さすが修行している人たちは違いますな。

というわけで、ハゲ(じゃなくて、政治的に正しくいうと、毛髪的にチャレンジして生きている人たち)のご家族のいるみなさん、すきま風にお気をつけくださいね。
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by erizo_1 | 2007-03-17 11:53 | うちのピータロー
料理研究家の山田玲子センセイがまたもニューヨークを来襲。

正しくはジェトロ主催のジャパニーズフードショウをの視察しに来たのでした。

しかし玲子センセイの場合、どうしても視察というより来襲というコトバがふさわしいのだな。

いや、玲子センセイ、ひとのために力になったり、ひとを紹介したり、料理をするということになると、自分の利益はあとまわしにして、他人につくせる本当によいひとなのよ。

ところがビミョーにズレているんだね(笑)

ジャン・ジョルジュにてランチをしたわたしたち。
邦字メディアに勤める部長ことYさんも同席して、ニューヨークの食事情について話をすることになったわけです。

「ニューヨークには、以前ちくぶってレストランがあったんですけどね」
と説明する部長。
すると、玲子センセイが首をかしげて、

「え、ちくびレストラン?」

あるわけないだろう、そんな名前のレストラン!
そんな名前だったら、どうやって日本人の客が行けるんだよ、頼むよ!

それから海外の危険度について話していたとき、むかし流布していた「試着室で誘拐されて売り飛ばされる」という都市伝説を玲子センセイがもちだして、真顔で心配したのであった。

「あたくし、海外で誘拐されて上半身だけ切断されて、どこかで売られたりしたら、たいへんだわーん」

すると、部長が冷静にこういったのであった。

「下半身だけ売られるっていうんじゃなくて。上半身だけっていうのは、ある意味、強気の発言ですね」

わはははは!
ナイス突っ込み!

たしかに上半身だけで売りものになるっていうなら、黒木瞳とかスカーレット・ヨハンセンでもなければ許されないわな。

おかしい、おかしすぎる。
料理はうまいのに、なぜそんなにへんなひとなんだ。

玲子センセイ。どうかいつまでもそのノリで突っ走ってください。
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by erizo_1 | 2007-03-08 15:13 | エリぞうの迎賓館
79回アカデミー賞。
例年どおり、うちで受賞予想トトカルチョをしました。

そして今年はなんと14個当てて優勝したんだぜ!
やたー! 初優勝だああああ!

といっても、ひとり5ドルの賭け金という低レベルなので、25ドルのみの優勝金。
映画に2回行けるかなって額です。
わー。おれたち、子どもレート

大まかにいえば予想どおりで、スコセッシ監督はそりゃまあ、これまでハズし続けてきたんだから、今回は獲るよねえ、という感じ。

しかしジェニファー・ハドソンの受賞が決まった瞬間の「え、うそ、ほんとうにわたしなの? し、信じられないわー」という演技がわざとらしくて興ざめ。もう少し初々しく驚いてくれよ。

エディ・マーフィーはやっぱりつぎの作品があまりにあまりだったんで、賞レースから脱落したんじゃないスかね? おれがアカデミー会員でも、あのひとにあげたって宝の持ち腐れだろ、と思うもんなあ。

フォレスト・ウィテカーは当然といえば当然。
あの映画は、フォレストたんの独演会だもんねえ(他にあまり見どころなし)
スピーチもすばらしかった。共演者である、やぎのタムナスさんが涙を浮かべていたのが印象的です。

ヘレン・ミレンはドレスも素敵でしたね。
わたしは「クイーン」のなかで、エリザベス女王がエルメスのスカーフをかぶっているスタイルにしびれました。
いかにも英国調のカントリースタイルに、エルメスのスカーフをかぶるんだよね。
それがまた全部いい柄なんですよ。
ああ、なんてシック。なんて上品。
あのスカーフのつけこなしを観るだけで価値ありです。

映画の内容については「え、チャールズ皇太子ってこんないいひと?」「ブレア首相が善人すぎないか?」「これじゃあ、フィリップ殿下だけが悪役じゃん」と、激しい疑問が渦巻いたんですが、まあ、ドラマとしてはよくできていますよね。

てことで、個人的総括でした。
ちなみにコスチューム賞は「プラダ」が獲って欲しかったです。ちぇ。
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by erizo_1 | 2007-03-02 16:43 | エンタメの殿堂