コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<   2007年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧

ファンシーな国ニッポン

日本に滞在中です。ごはんがおいしいッス!

さて日本に来てみれば、スイカだのパスモだのパスネットだの、ナゾのコトバがいっぱいとびかっていて、とまどうことおびただしい。

まるで外国に来たみたい。
英語よりわからないんですけど、どうよ。

ある場所へ出かけるのに、地図を見ると「ムーバスに乗る」という案内が出ていた。
ムーバス。
なんじゃ、それは! と思ったら、武蔵野市のバスなので、ムーバスらしい。

すごい、なんてファンシーでファンタジーなネーミングなのだ。

そういえばうちの近くを走っているミニバスは、なぜか車体に「ゲゲゲの鬼太郎」の絵がペイントしてあるので、路線名を知らないわたしは勝手に「きたろうバス」と呼んでいるのである。
もしやウェンツくんが運転手をしているのか!

「うちの近くにはちゅうバスがあるよ」と友人。
府中だから、チューバスで、ねずみの絵が描いてあるらしい(笑)。

「うちの勤務先にはビーグルがあるよ」と、ほかの友人。
文京区をぐるぐる巡るバスだから、ビーグルなんだそうだ。
しかも「B—ぐる」と表記して車体には、わんちゃんの絵がついているんだぜ!

ほかにも「すぎ丸」(杉並区)「ぶんバス」(国分寺市)「cocoバス」(小金井市)なんてコミュニティバスもあるらしい。

なんだ、それは何語だ、なんでそんなファンシーなことになっているんだ!

えーと、わたしの想像ではですね、赤い頭巾をかぶった七人のこびとさんたちが森のなかで集まって、「ムーバスにしようよ」とか「チューバスがいいよ」とか会議をしているんじゃないかと思うんですよ。

いや、きっとそうとも、そうに決まっているよ。
スーツを着たおとながムーだのチューだの、真面目に協議しているわけないよ!

「いまは現実のほうがファンタジー小説みたいなことになっているのよね」
と小説好きの友だちがコメントを。

たしかに。もはや現実がファンタジーを凌駕していますね。

ファンシーな国ニッポン。
日本全体が異世界化しているのをひしひしと感じる2007年なのでした。
[PR]
by erizo_1 | 2007-06-11 00:45 | 日本のあれこれ