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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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マリ・クレール4月号

マリ・クレール4月号発売です。
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アン・ハザウェイ(いい女優になりましたねー)の表紙ですね。

エリぞうはマリクレ編集者のニナ・ガルシアさんやザナ・ロバーツさんに「春のマストハブ」アイテムを尋ねる「マリ・クレールな女たちのワードローブ白書」

そして「がんばるあなたをラクにする心とカラダの鍛え方」などで記事を担当。

特筆すべきは、エリカさんというニューヨークのIT会社で働く女性を取材したことでした。
とってもすばらしい人だったんですよー!

毎年ボランティアを積極的にこなしていて、世界中を旅する冒険好きで、週に三日は早起きしてジョギングする。

アメリカンスピリッツのいい部分を体現したような女性で、話しているだけでポジティブなエネルギーが伝わってくるよう。

どうしてもふだんの取材ではファッション業界人や有名人が多いので、なかには注文が面倒くさい人もいるんですよ。

えー、隠れ用語でファッション界のスノッブでイジワルなイヤーなオンナのことを「ファッション・ビッチ」とか「ビッチニスタ」と呼ぶんですが(苦笑)まあ、そういう人種もNYには少なくないなか、エリカさんはじつに爽やかで地に足のついたタイプ。

日常のことってなかなか脚光を浴びないけれど、フツーにボランティア活動をやっている、フツーのニューヨーカーにこそ、輝くひとがいるものです。

「ひとや社会にギビングなひと」は内側から輝いていますよね。
内側からの輝きだけは、どんなリセッションでも曇らない。
まわりも明るく照らしてくれる。
そういうスピリッツを見習いたいものだと感じたエリぞうでした。

エリカさんたちの記事はぜひ誌面でどうぞ!
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by erizo_1 | 2009-02-28 19:07 | エリぞうのお仕事
東京からコレクション取材に来ていたN誌のSさんに、
「NYがこんなに不況だなんて驚いたわ」
といわれました。

デパートには人がいない、高級レストランには人がいない、なんとなく町も閑散としていて、ビルには空きスペースがいっぱいある。

住んでいると慣れてしまってあまり感じないものですが、やっぱり訪れた人には前回との差があまりにも激しく映るらしい。

「東京はこんなんじゃないんですか?」
と尋ねると、
「たしかに派遣切りなんかのニュースはあるけれど、街の雰囲気がこれだけ殺伐としているってことはないし」
とSさん。

「日本にもこんな不況が来るっていうことなのかしら……」

うーん、たぶんそうでしょうね。
ちょっと遅れて日本にも訪れるんじゃないでしょうか。

エリぞうの周りでも仕事をなくした人がめずらしくないし、わが家もすっかり経済的にダウン。
もう山上憶良「貧窮問答歌」ですよ(涙)

でも不況とはいえ、ものすごくみんなの気分が落ち込んでいるかっていうと、そういう感じもないよね。

なんだかんだいってアメリカ人は明るい国民性のせいか「ま、くよくよしたって仕方ないし、明日はどうにかなるんだろう」というメンタリティがある感じがする。

暗くたって明るくたって景気が左右されないんだったら、暗くなるだけ損であって、明るくいたほうがいいもんね。
明日は明日でどうにかなるぜ!

ほら、日本だと守りにはいってチクチクとへそくり貯めたりするでしょう?
ああいうノリがあんまりアメリカにはない気がするんだな。

ビンボーな時は、じっと手をみたり、蟹とたわむれたり、水仙を買ってきて夫婦でなごむなんてのが、日本人らしいメンタリティというものじゃないですか。

小さくまとまって小さな幸せを見つける。
それが日本の正しいビンボー道というものじゃないですか。

でもアメリカ人は違うのね。
危機の時ほど、アグレッシブでタフになる気がするよ。
「タフでないと生きられない」というメンタリティなんですかね。

で、これが如実にあらわれたのがNYコレクションのトレンド。

数年前にランウェイを席巻した「リラックスした」とか「エアリーな」とか「遊び心がある」とか「妖精のような」とか「ブリンブリン」って要素ゼロ!(笑)

どマジ、堅実、リアル、ストレート、ワーキングウーマン、タフ、ハード。

そんな単語が脳裏をかすめたランウェイだったのでした。

今年はパリスたん的価値観がいきなり過去のモノになって終了〜!
そんなにゲンキンに流行って変わるのかよというと、ええ、そうです。流行というのはとってもゲンキンなものなのでーす。

服から刺繍だのビーズ使いだのも消えて、いかに余計なものをつけずに卸値をさげるかということに各ブランドが頭を絞っているみたい(笑)

あるいはファーみたいな豪華なもので、たくさんは売れないにせよ一点売れたら利幅がデカそうな商品とかね。

クラシックでウェルテイラード、買ったら3年間は着られそうな堅実な服が多かったですねー。

てことで、お待たせしました、ドマジなみなさん、あなたの時代です!

不況と思えば暗い気分になるけど、
マジメの復活
「勤労感謝」
「強くてしっかりした女性の時代」
と考えれば、決して悪いことではないよ。

お金を動かして儲けるんじゃなくて、しっかりと手に職があったり、技術があったり、ものを作ったり、まじめに働くひとが評価されるのは、いいことですよ!

とすると、さしずめマズメなエリぞうはトレンディってことですかね〜、ぬふ!(←完璧におのれを勘違いしている)

はッ、モニターの前でドンビキになったみなさん、失礼しました。
くだらんことはいっていないで原稿書きに戻ります。
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by erizo_1 | 2009-02-27 17:23 | トレンドの泉
麻生首相からオバマ大統領に、小浜市の塗り箸を贈ったそうですね。
おお、小浜市、選挙戦から応援した甲斐がありましたね、よかったねー!

そしてミシェルさんには金属製の数独パズルをプレゼント、とな。

ぬ?
……すうどく?

あ、や、いや、すうどくじたいはいいんだが……。
金属製のパズル?
それだけ……なの?
女性に贈るモノがパズルだけ?

ちょっと待ったー!
首相、オンナ心がわかってないよー!

麻生首相はあれなの? 
まさか奥さんにあげるプレゼントが遊戯王とかムシキングとかってそんなご家庭なの?

ファーストレディにあげるのがパズルだけって、そりゃないだろ!

ミシェルさんのハートをわしづかみにするなら、Sacaiのニットよーッ!
いまアメリカ人のおしゃれな女性に贈るなら、サカイのニットがイチ押しなんだってばーーーーー!

ヨージのニットでも、リミ・フゥのニットでも、ギャルソンのニットでも。この際よりどりみどり、まとめてドン!

ミシェルさん御用達のシカゴのセレクト・ショップ、イクラムに入っているブランドなのよ。
ファッショニスタなら欲しいに決まっているじゃん!

そしてお嬢さんたちにはキティちゃんをおみやげにすればいいのにーーー!
アメリカの子どもはキティ大好きだよ!

うぐぐーッ、首相にダイレクトコールできないのが残念である。
誰か首相官邸に電話して(←もらえるわけないだろう)

そりゃ日本からの贈りものに特定ブランドのモノを使うのは問題あるのかもしれないけれど、もはや日本のモードって世界に誇れる日本の特産品なんじゃないの?

日本のアニメ+漫画と、日本のモードは今や貴重な輸出産業ですよ?
この時代、日本から輸出するなら文化ですよ。
もっと国を挙げて保護してくださーい!

ということで、こんな片隅で騒いでみてもまったく世間的には影響ないのだが、歯がゆいので吠えてみまスタ。わんわん!
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by erizo_1 | 2009-02-26 15:24 | トレンドの泉
ところでさらに衝撃映像だったのが、ソフィア・ローレンさまでした。
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どっひー。ソフィア先生!
すごすぎ! 
あの右手腰あてポーズはいったい? 

全世界のひとたちがテレビの前でドンビキになりながら、しかし同時にひれ伏さざるを得ない、あの威厳。

目の前にひきずり出されたら、ごめんなさい、許して下さい、助けて、となにもしてなくても謝りたくなってしまう、あの女王さまオーラ!

ソフィア・ローレンさま、なんと御年74歳よ!
それであの堂々としたお姿よ!
なんでそんなにヤルキまんまんなの? 
いったい毎晩なに食べているんだ? 若い男の精気? モツ鍋? 

こうなるとイタリアの国家遺産ですから、もはや歩くピサの斜塔とかコロセウムのようなものだわねー。

こちらはソフィアさまのおしゃれスナップ。
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うわ、とても70代には見えん!
このバストはいったい?
後ろに写っているケイト・ハドソンの表情があまりにビミョーです!

そしてこちらはケイトのママン、ゴールディ・ホーン、63歳!
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ゴフッ。
60代ではちきれそうな胸ってなんなのーーーー!
いったい中身はどうなっているのだ? 
胸の谷間にあるワイアはマイクロフォン? まさかあのワイアで支えているとか?

すごい、すごすぎる。
……滝汗。
熟女の色気にノックアウトされて、気が遠のきそうです。サントワマミー。目の前が暗くなる……。

大御所大女優たちを10人もアテンドしなくちゃならなかったテレビ局の担当者はどれだけ胃が痛くなったことでしょう。緊張で一睡もできなかっただろうね。想像するだに、引き受けたくない仕事ですね。

いやー。女優という人種は年を取ってからのほうが、本領発揮するねー。
「きれい」とか「かわいい」なんてうちは、まだまだヒヨッコですね。

女優が真の女優魂を発揮するのは「誰も突っ込めない」レベルになってからですよ。
異世界の住人になってから、その女優のすごさがわかるってもんですよ。
生きているかぎり女優ってのが、大女優ですよ!

東の森光子
西のソフィア・ローレン。
ぜひ巨頭対談「永遠の女優魂を語る!」を企画して欲しいものです。
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by erizo_1 | 2009-02-25 15:23 | エンタメの殿堂
アカデミー賞授賞式。
ヒュー・ジャックマン、芸達者でしたねー。
歌って踊れて、顔もよければ、スタイルもいい。

チラ踊りしたアン・ハザウェイも、ちゃんと歌えるし、顔もよければ、スタイルもいい、おまけに演技だってアカデミー賞候補になっている。

いやー、つくづく彼らは芸達者よね。
やっぱりハリウッドというのは裾野がとてつもなく広いから、トップに立つ人たちのレベルが高い!

そしてエリぞうが感心したのは、ヒース・レジャー受賞の瞬間ですよ!

世間の予想通りにヒース・レジャーが助演男優賞を受賞。
ご家族がオスカーを受け取りに壇上にあがりましたが、ヒースのお母さんも妹さんもきれいでしたねー。

そしてカメラがパン。
うお、ブラピ、目が潤んでいるー!
まじかよ、たった三秒の間に?

さらにカメラが切り替わると、うお、エイドリアン・ブロディもアン・ハザウェイもアンジェリーナ・ジョリーも目が潤んでいるー!

壇上のヒースのご家族たちが緊張と興奮で、目が乾ききってドライなのに対して、なぜか役者たちは(どれだけ故人と親しかったのか知らないけど)まるで全員がヒースの友だちで、ヒースと毎晩飲み交わし、悩みを打ちあけあい、時にはケンカして、そして仲直りする、長い時間をいっしょに過ごした大事な仲間みたいな雰囲気で壇上を見つめているのだ。

そりゃアン・ハザウェイは共演したから思い出もあるでしょうよ。しかし映った全員が目を潤ませているんだよ?
すごくない???
三秒で目がうるうるになるなんてすごくない?

それもブラピなんて、
「ヒース、よかったな。いつか天国で再会しようぜ、バディ」
とナレーションが聞こえそうな表情なのだ。

みんな表情ひとつで、ああ、このひとはヒースのことを悼み、受賞を喜んであげているのだろうなあと「テレビのこっち側にいる視聴者」にちゃんとわかる顔つきなのよ。

いやー、すごいねー。
さすがプロだね。
ハリウッドのプロはレベルが違いますよ。
この場面では、この角度からカメラが狙う、だったらこんな表情で、こんなふうに目を潤ませたら「ベストショットになる」と熟知しているとしか思えない。
涙なんかもう一瞬にして、出したりひっこめたりできるんだろうね。

いや、実際に彼らだって悼んではいるんだろうけど、その心情と演技の虚実皮膜があっぱれなわけですよ。
ご家族の表情と比べたら、役者たちの表情がどれだけ巧みなのかよくわかる。

やっぱりハリウッドの頂点にたつ人たちはレベルが違うね、だてに一本何億円の出演料を取っていませんね。

アカデミー賞候補になれるってこういうことなのか! とある意味で納得できた一瞬でした。
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by erizo_1 | 2009-02-24 15:14 | エンタメの殿堂
うわー、アカデミー賞トトカルチョ惨敗!
エリぞうは正解14個で負けました。くー(涙)

ええええーッ。主演男優賞がショーン・ペンにいく?
ミッキー・ロークがかわいそうだよ〜。

いや、ショーン・ペンはすばらしい演技だったですよ。
でもショーンはこれからまだまだ先があるじゃない。

かたやミッキー・ロークは一世一代の演技というか、もうこの先あんな当たり役はないだろうし、生涯で一回のチャンスなんじゃなかろうか(←すごく失礼なことをいっている)
あー。ミッキーに取らせてあげればいいのに〜。

そして驚いたのが、加藤久仁生監督「つみきのいえ」が短編アニメーション賞をゲットしたこと。
監督が壇上にのぼるまで、てっきりフランス映画かと思っていましたよ(こちらでのタイトルが仏語だったので)
まさか日本人の監督だったとは。

あの瞬間世界中でグーグル検索されたことだと思います!

もっとたまげたのが、滝田洋二郎監督「おくりびと」外国語映画賞受賞の快挙!
「クラス」か「ワルツ・ウィズ・ヴァシール」が獲るだろうというのが下馬評だったから、これは穴馬でしたね。

すごい! すばらしい! わんだほー!
日本作品のダブル受賞とは!
やったー!
おめでとうございます! ぱちぱちぱち!

ところで受賞スピーチを聞きながら、在米邦人としてはいささか歯がゆい思いもありました。

いっしょに観ていたケイちゃん(バイリンガルの文芸エージェント)が、すごく残念そうに、

「あああー。わたしにいってくれたら、アメリカで受けるジョークを織りこんだスピーチを作ってあげて、しっかり練習してあげたのに〜! もったいない〜!」

と身をよじって思いを吐露していたのでした。

今回は「スラムドッグ」でインド人スタッフもかなり壇上に登ってスピーチしていましたが、みんな英語が達者だったものね。正直いってやられたなあ、という感じ。

いや、わたしだってあんな壇上に立ったら、頭が真っ白になって、しどろもどろになっちゃうと思います。
それだけに中高生の英語教育というのがいかに重要か、よくわかるんですよ。

日本の才能あるみなさん!
今どき溢れる才能の持ち主は、いつ世界の檜舞台にたつかわかりませんよ。
その時のために英語を練習しておくといいと思うよ!
でもってスピーチライターを雇えば万全よ。
才気あるみなさんはよろしくね!
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by erizo_1 | 2009-02-23 15:40 | エンタメの殿堂
ふふふ、日曜日はアカデミー賞トトカルチョを、仲よしの部長宅で行うエリぞうですよ。

さっそくアカデミー賞の作品賞を公開予想しておこうじゃないですか!

えー、エリぞうのベストはミッキー・ローク主演の「レスラー」ですね。

「レスラー」は泣けるよー。じわっと来るよー。せつないよー。
男の哀愁。
人生の黄昏。敗者の美学。
夜ふけにひとりで泣きながら酒を飲んだことのある大人には、ぜひ観て欲しい映画ですね。

といってみたものの、あっれえええ、そもそも作品賞の候補にあがってないじゃん!
なんで、なんで、なんでー?
すっごくいい作品なのに!

なんだよ、オレが作品賞に選ぶっていってんだから、選ばせろよ!(←わがまま)
ちぇ〜。

まあ、ミッキー・ローク先生に主演男優賞っていうのが妥当ですかねえ。
演技力がどうこういうより、もはや本人そのものだからね。

では候補作から予想していきましょう。

「ベンジャミン・バトン」
ブラピの80歳ルックスが見物のファンタジー。
これの大賞はないだろうなー。
いい話だけど、すごいのは特殊メイクとスペシャルエフェクトのほうだから、そっちで賞を獲るはず。

「ミルク」
ゲイの人権活動家ミルクさんの生涯を描いたドキュメントタッチの映画。
ショーン・ペンがすごいよ!
マジでゲイに見えます! カバちゃんが乗り移っています!

男同士のキスからからみまで入魂の、つうか文字通り「体当たり」演技!

ピータローは映画鑑賞の途中で、ところどころ男同士のキスシーンにドンビキになっていました。ヘテロ男性は注意してね。

なんたってこのひと、元が「青春リッジモンド・ハイ」ですからね(笑)
バカ・サーファー役で世に出たというのに。
今やここまで偉い人になっちゃうとは、すばらしい!
リッジモンド高校始まって以来の出世頭ですなー!

しかし「ブロークバックマウンテン」の前例のように、ゲイ映画はノミネートされても大賞を取らないのではないか、というのがエリぞうの読み。
よって作品賞はなし。

「朗読者」日本での公開タイトルは「愛を読むひと」(←なんだこれ)

ケイト・ウィンスレットは主演女優賞を獲りそうですね。
でもこれも作品賞にはならないね。
なぜってヒロインのハンナは元ナチスの看守役という設定だからなのよ。

原作もベストセラーの小説ですが、この小説のモチーフにはナチに荷担してしまった人々もモンスターばかりではないのではないか、巻きこまれてしまった貧しい無知な人間もいるし、戦犯の捌き方が公平ではなかったのではないか、という問いかけもある。

これを日本におきかえてみると、東京裁判における戦犯問題や、靖国参拝の是非問題など、非常にコントロバーシャルな問題を含んでいることがわかりますよね。

では、そういうコントロバーシャルなテーマがオスカーを獲得するかというと、「ないだろう」というのがわたしの読み。

映画界はユダヤ系が多いところだから、微妙な問題を含んだ作品が作品賞に輝くとは思えない。

それから「フロストVSニクソン」
すまん、観とらんです。
ミーハーのエリぞうが観ていないってことは、アメリカで大ヒットしてない、大衆の支持がない、ちゅうことだな。
よって作品賞はありえないね。

となると、残りは「スラムドッグ$ミリオネア」
これですね。
これが本命、エリぞうは一票いれます!

詳しい映画紹介はこちらのニッチのサイトにて。

去年だったら、この作品は絶対にオスカーを獲れなかったはず。
なんたって話が大衆的なメロドラマだから、「ノーカントリー」の現代性や、「ゼア・ウィルビー・ブラッド」のドロドロ純文学性に太刀打ちできなったはずなのよ。

しかし今年は違うよ。なにしろ世界的大不況ですからね。
全世界いっしょにレッツ・ビンボーですからね。

こうなっちゃった09年、これほど人々に生きる勇気と希望を与えてくれるフィールグッド・ムービーはないわけで、
「このくらいのビンボーがなんだ!」
「金がなくても、愛があればなんとかなるさ!」
「オレも一攫千金の大金当てちゃったりして!」
という明るい気分にしてくれるのがいいね。

もし今年「ノーカントリー」や「ゼア・ウィルビー・ブラッド」や「ミリオンダラーベイビー」や「神秘川」がノミネートされていたら、みんな気持ちがまっ暗になって「勘弁してくれ」「死ねということですか」と思っていたに違いないのだ。
暗い映画は株価のあがっている時でないと、だめだよねー。

やっぱ不況の時はフィールグッド・ムービーですよ!
いやー、リーマン・ブラザースが潰れて唯一よかったのが、この映画かもね。

ところで原作は「僕と1ルピーの神様」という邦題でランダム講談社から出版されています。
「朗読者」も新潮クレストブックで大ヒットになった本。

不況では読書ほどサイコーの娯楽はないですよ! 
何時間も何日も楽しめるし、何度も読み返せるんだから。
本はお得よ〜!
この時代だからこそ、読書の魅力をもっと出版社に積極的にアピールもらいたいものですね。
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by erizo_1 | 2009-02-22 12:11 | エンタメの殿堂
今朝はラルフ・ローレンと、午後からのジェン・カオを観てまわって、これにてNYコレクション終了〜!  

たはー。疲れた。
でも例年よりもショーの数が少なかったので、回るのは少し楽だったですかね?

今回のNYコレクションは不況の影響が大。
費用のかかるランウェイではなくて展示会にふりかえたブランドや、展示会すらしなかったブランドもあり、どこも縮小ムードに。

フロントローのセレブは激減、パーティも激減、客に配るギフトバックもほとんどなしというリセッションぶり。

でもって「不況の時は黒が売れる」という定説があるけど、ランウェイもかなーり暗い色調でしたね。

これほど不況の影響がハッキリ出るとは驚きました。

前回までのコレクションは、イケイケどんどん、セレブてんこ盛りだったのに、半年で状況ってコロッと変わってしまうんだねー。

そういや一年前のコレクションではグッチの大パーティがあって、マドンナだのトムちんとケイティだの、グウィネス・パルトローだのが大集合した一夜があったんだよなー。
今じゃ考えられないものなー。
ああいうドハデなパーティを目にするなんて、あと10年はないだろうなー。
そう思うと、なんでもできる時に経験しておくって大切ですね。

さてそんなエリぞうのコレクション期間中の憩いの場、それはブライアントパーク前にあるザイヤという日系カフェだったのでした。

ショーの合間をぬって、ここでお弁当だのおにぎりだのを食べていたわけだな。
もう連日同じお弁当ばかり(笑)

知っているかい、ここではなんと5ドルでお弁当とおみおつけが食べられるんだぜ!
ブラボー!!!!

ふだんはさほどごはんを食べるわけではないエリぞうですが、コレクション期間中はごはんでないと喉を通らないのです。パンだと喉に詰まってしまう感じ。

しかしショックなことに2010年からNYコレクションはリンカーンセンターに移ってしまうのだ。
くー。そのあたりじゃ日系カフェがないよ!
オレのランチをどうしてくれるー!

日系カフェ、レストランのみなさま、ぜひともリンカーンセンター周辺に支店を出して欲しいです、プリーズ!
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by erizo_1 | 2009-02-21 15:22
マランドリーノ。
ロックフェラーセンターのレインボールームにて。
すばらしい眺望!
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レベッカ・タイラーのフロントローにはセレブが勢揃い。
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こちらは女優のミーナ・スヴァーリ。
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「アメリカンビューティ」の高校生ギャルで話題になった女優さんですね。

おや、さらに誰か来た……?
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ぐは、トリ・スペリングじゃないかー!
「ビバヒル青春白書」がこんなんなっちゃって……(汗)
しかし細いです。よく生きているな、というくらい痩せている。

カルバン・クライン
マテリアルが凝っていて、しかもすばらしいフォルム!
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さてザック・ポーセン。
ばちばちとすごいフラッシュが。いったいあそこにいるセレブは誰だ?
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ニコール・リッチー、キター!
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右隣はすごい美女。
アリーシャ・キイズ
じゃあ、左隣はだれだ? わかんないよー。

しかしニコール以上に驚いたのが、ピアニストたちでした。

えー。今回はピアノの生演奏つき。
ランウェイに5台のグランドピアノが並んでいるわけですよ。
その間をモデルが歩いていくという趣向なのね。
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で、5人のピアニストが生のピアノ演奏、それもクラシック曲のコンテンポラリーな演奏をするわけだな。
これがすばらしい! 本当にすばらしい演奏でした。
息もぴったりだし、みごとなアンサンブル。

そしてふしぎなことに全員のルックスがいいんだよ。
ピアニストの5人組で揃いも揃ってルックスがいいなんて、めずらしいじゃないですか。
いったいどこの演奏家たちなんだろう?

すると、某大手新聞社のAさんがこう教えてくれたのだ。

「あのひとたち、じつの兄弟姉妹らしいですよ」

えええーッ、アンビリバボー!

彼らはザ・ファイブ・ブラウンズといって、なんとブラウン家の兄弟姉妹らしい。
全員がジュリアード音楽院出身の実力派で、ピアノをアンサンブルで弾くというめずらしいクインテットらしいのだ。

「えーッ! クラシック界のオズモンズ・ブラザーズみたいなもの?」

と叫ぶと、Aさんがきょとんとしているので、言い直してみた。

「えーッ! クラシック界のフィンガー5?」

それでもピンとこないようすのAさん。
あれ、フィンガー5知らないの?

「……知りません」と困惑した顔。

なぬー。今の若者はフィンガー5を知らないの?
ツッコミどころでスルーされると、こっちが困るよ!
すかさず
「りんりんりりん、りんりんりりんりん♪」
とイントロ歌ってくれなくっちゃ!

仕方がないので、
「えー、じゃあ、クラシック界のジャクソン5?」
といったら、ようやくギャグが通じたのであった。

ハー。やれやれ。
ジェネレーションが違う相手と話すと、ギャグが通じるまで大騒ぎだなー。(←そんなギャグをいわなければいいだけの話だろう!)
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by erizo_1 | 2009-02-20 15:34 | トレンドの泉
NYは雨。
雨になるととたんにタクシーがつかまらなくなるので、疲れたー。

コレクション期間中はショーに間に合うために全力疾走したり、タクシーをつかまえるために争奪戦を繰り広げたりして、地獄のトレーニングのようなのです!
ぬはー、ぐったり。

今日は8つほどのブランドに出席。

マイケル・コース。
カラフルに染めたファーが豪華。
さすが不況と関係ない富裕層がフロントローに並ぶブランドです。
サルコジさんの娘さんが座っていました。
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3.1フィリップ・リム
ミリタリー調コート類が充実していて、かわいい!
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トリー・バーチの展示会。
ハイソの富豪女性であるトリー・バーチによるカジュアル・ブランド。
なかでも靴が大ヒットで、NY女性なら誰もが一足は持っているといわれるほど。
日本でも春から伊勢丹で販売されます。
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トリーさんはアメリカの国民的英雄である競輪選手のランス・アームストロングとも一時期つきあっていましたね。
メガリッチで、美しく、センスがよくて、ビジネスの才能もあり、男にモテる!
くー。あやかりたいもんですなー!

アナ・スイ。
あ、アギネス・ディーンだ!
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大人気のアギネスは今回このショーでしか見かけませんでした。
なぜか嬉しそうなアギネスとサーシャたち。
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by erizo_1 | 2009-02-19 14:33 | トレンドの泉