コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


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<   2009年 03月 ( 27 )   > この月の画像一覧

キャサリン・マランドリーノのブティックでパーティがありました。
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ご存じNY発の人気ブランド。
マランドリーノといえば、フェミニンでセクシーなワンピースで知られていますね。
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ブティックはミートパッキングエリアにあって、シャンデリアが美しいインテリア。
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このパーティはBravoチャンネルで放映されている「メイク・ミー・ア・スーパーモデルMake me a super model」という番組で、新たにキャサリンさんがジャッジとして加わることになったお祝い。

これは「モデルになりたい美男美女がアグリーな闘いを繰り広げてトップに争う」というリアリティ番組です。

おお、モデルのタイソン・ベックフォードだ!
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マランドリーノを着こなしたモデルちゃんもいっぱいでーす。
この人は、ジュリー・ヘンダーソンJulie Henderson
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スポーツ・イラストレイテッドで脚光を浴びたモデルですが、なんと現在デフ・ジャムの大富豪ラッセル・シモンズとデートしているらしいよ。

右がキャサリン・マランドリーノさん。
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中央がキャサリンさん。
右はモデルのニコール・トルンフィオNicole Trunfio
左はジュリー・ヘンダーソン 
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そんな美女モデルたちの間でも引けをとらないキャサリンさん、とっても色香のある女性です。

匂いたつような女らしさ、とはまさにこのこと。
なんともいえずフェミニンなオーラをまとっているんですよ。

こういうのをセクシーとはいわずにセンシャル、すなわち官能的というんでしょう。

たとえば若いモデルと、キャサリンさんのような官能的な大人の女性が同席していたとしてね。
男性がその場に来たら、たぶん最初の瞬間若いモデルに目がいくとは思うのよ。
でも10分たったら、あとはキャサリンさんに興味を惹かれるんじゃなかろうか。

だって仕草やオーラに色気があるんだもん。
顔やルックスだけではないサムシングなんだよね。

キャサリンさんはフランス出身だけど、こういうなにげない色気とか、仕草にあらわれる官能性というのは、さすがフランス女性の専売特許よねー。

アメリカ人だと、もっと全身をピシッとまとめた色気、それこそアメコミ漫画に出てくるヒロインみたいな「攻撃的」なセクシーさが得意な気がする。

じゃあ、フランス女性の色気は、どこから生まれるのか?

前に彼女の自宅を取材したことがあるんですが、なにに驚いたかって、キャサリンさんは家のなかでも、

ドレスを着て、ヒールの靴を履いている」

ということですよ!
しかも「ジーンズは履かない」らしいよ。
パジャマも着ないで、エレガントな室内着とネグリジェだそう。

さらに驚いて欲しいのが、キャサリンさんには小学生のひとり息子がいるのです。
いたずら盛りの息子がいるお母さんが、家でドレスを着ている!

はい、全国の息子さんを持っているお母さん、いっせいに叫んで下さい。

「そんなの、ありえないし!

エリぞうも心のなかで叫びましたよ。そんなの、ありえねー!

でもそうなのね。
キャサリンさんはご自宅でも、あのキャサリン・マランドリーノのドレスをまとい、常にヒールの靴を履いているのです。

キャサリンさんにいわせれば、それが「女であることを楽しむ」ことだから。

ご自宅のなかもすばらしいアートで飾られていて、本当にインテリア雑誌から抜け出してきたよう。
小学生の息子さんがいるのに、よ?

エリぞう、思わず唸りましたよ。

色気は一日にしてならず

フランス女性の色気というのは、日々の積み重ねにあるのですね。

家のなかではTシャツにスエットパンツを着ていて、外に出る時だけ着飾るというのでは色気というのは生まれない。
女らしさとは、毎日の生活そのものから匂いたってくるものだったのね。

そしてすごいことにキャサリンさんの息子がまた美少年で、そこはかとない少年の色気があるんだよ。

きれいな顔立ちの少年が、大人の女性から「かわいいわね」といわれると、ふん、とそっぽをむいて、よせやい、関係ないや、という態度を取るところが、また図らずも少年の時にしかない青い色気になっているという、そういう魅力。

「この子は将来ぜったいモテる男になる!」
というのがサイキックじゃなくても断言できるわけだよ。

息子の前でも、母はたんに「お母さん」や「ママ」じゃなくて、ひとりの女性として美しい立ち振る舞いを見せる。
息子はそんなママンを見て、理想の女性像を育てていく。

てことは、色気のあるお母さんが育てた息子は色気のある男になり、そういう色男が色気のある美女を恋人にして、やがて美しい子どもができるということなんじゃあるまいか?

これぞ色気スパイラル!

みなさんもこの標語を↓ぜひ覚えておいて下さい。

色男は一日にして成らず!

うーむ。しまったなー。そんな何代にもわたる色気の伝統に、どうやって太刀打ちできるというのだ。

おしゃれはやせ我慢!

というのがファッションの鉄則ですが、一日じゅう優雅なドレスを着てハイヒールを履いているのは、トライアスロンに劣らぬほどの忍耐力よね。
日々の努力があってこそ色気は生まれるのですね。

え、エリぞうですか?
ずばり我慢ゼロ。色気ゼロ。努力ゼロ
がーん!

揚げもの甘いモノ大好きだし、靴はペタンコ靴ひと筋! 
うーわー。オレってば、やばすぎ。ゼロどころかマイナスだという!

しかし今さら「色気」路線に変更するのはムリがありあすぎるから、このまま「外見も中身もお笑い」路線で突っ走るしかないか。

せめて美しく色香のある女性のオーラを吸って、オーラ浴することにします。
すーはー。

Catherine Malandrino
住所:652 Hudson Street New York, NY 10014
電話:212-929-8710
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by erizo_1 | 2009-03-31 12:54 | NYのスポット
前にご報告した通り、フレンチ・カリナリー・スクールに参加することになったエリぞうです。

さてさて初回のレポートだよ。
まず支給されたのは、シェフコートとパンツ、帽子、スカーフの一式。
うわ、スカーフまで巻くですか?

今回の受講者は全部で14名。
うち男性も5名ほど混じっていました.

まず支給されたのは、ものすごく重いバッグ。
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開けると七つ道具が入っています。
これはプロ・コースに通う生徒たちと同じ道具一式
フレンチ・シェフは「包丁一本さらしに巻いて〜♪」ではなくて、いっぱい道具を持っているらしい。
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包丁にペティナイフ、泡立て器、スパチュラ、レードル、ピーラーなどなど。
お、包丁研ぎがプロ仕様じゃん!
ダイアモンド・コーティング・シャープナーだ〜!
こんなんで研げるのか?
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うわー、すごい。
こんな七つ道具をいれたバッグを持っていたら、出張料理人になれそうよ。
て、誰がオレなんか雇うんじゃー!

でも友だちの家でホームパーティする時、これを持っていけばよさそうだね。
とにかく重い! 
こんな重いモノを担いで通学するとfは。

教室では、シェフと補佐のシェフの二人が教えてくれます。
ふたりとも30代らしくて、なかなかの男前です。

親切にスカーフの結び方からスタート。
ネクタイ形式で結ぶことを発見。

そしてシェフに対しては、全員が「イエス、シェフ!」と答えるのだ。
わー、ゴードン・ラムジーの番組「キッチン・ナイトメア」みたい。
おもしろい!

生徒の年齢層はというと、女性はやや高め
男性はなぜか若いひとが多い。

「なんでこのクラスを取ったの?」

と何人かに尋ねてみると、だいたい同じ返事で、
「料理が好きだから、正式に習ってみたかった」
「本格的な料理を作ってみたいから」
みたいな答え。

純粋に趣味でやっているらしい。
すごいなー。みんな、料理に真剣なんだなー。

初回はまず野菜のメドレーから。

アーティチョークとグリーンピース
トマトのフォンデュ
アリコベール(フレンチ・グリーンビーンズ)とニンジンのソテー
マッシュルームのア・レテュヴェ
パールオニオンのカラメライズ
といった野菜のつけあわせから手がけて、野菜の切り方からスタート。

うわ、エリぞう、料理にかかる前からいきなり指を切っているし!
早くもドジ全開だあああ!

痛くはないんだけど、血がドバドバ
「救急箱があるから、それで処置して」
といわれて絆創膏を貼ってトライ。

エマンセ(薄切り)
シズレ(玉ねぎやエシャロットのみじん切り)
ジャルディニエール(拍子切り)
マセドワーヌ(賽の目切り)
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などのフレンチの方法と用語を覚えていきます。
全部フランス語
日本のフランス料理店でも調理法の名称はフランス語のはずだけど、アメリカでもレストラン業界はフランス語が流用されているんですね。

ペティナイフで玉ねぎの皮をむいていくのが、意外。
日本だと、まず半分に切ってから皮をむいて、それから薄切りにするなり、みじん切りにしません?

フランス式だと、まずペティナイフで皮をむくらしい。あまり合理的ではないような気もする。
ふーん。
ストックの時などに丸ごと使うこともあるからかな?

小さなパールオニオンの皮むきもペティナイフでムキムキ。
ぐは! 
すげー難しいんですけど! 手で剥いたほうが早いという!

アーティチョークも剥いていって、芯だけ茹でます。
黒ずまないようにすぐにレモン汁をかけて、水にオイルと小麦粉をいれるのがコツ。

マッシュルームの皮むきなんてのも、エリぞうは初体験でした。
これって出来上がりで差が出るんだろうか?

家庭料理ではないから、野菜の切り方も美しくするため、思いっきりムダが出るんですが、その部分はストックにゴー。

トマトのフォンデュは、湯むきトマトをザク切りにして、バター+エシャロット+ガーリックで炒め、ブーケガルニと白ワインを足し、そこにトルナージュしたズッキーニを入れて煮つめたもの。

トルナージュとは面取りした飾り切り。
エリぞうもはりきって作ります。
しかしシェフがお手本に作ってくれた手本とは似ても似つかぬ不格好さ。
がーん!

写真つきでお見せしたいところなんですが、いやもう、それどころじゃなかったんだよおおお(涙)

シェフのデモンストレーションを見て覚えるだけで、精いっぱい。
メモを取る暇すらないくらい。

これは写真がまったく撮れる状態ではないので、よさそうなモノはのちのち自宅で撮影してみることにします。

ブーケガルニは、ローリエとタイムとパセリの茎とペッパーコーン、さらにから煎りしたコリアンダーを混ぜるスタイルで、チーズクロスで包みます。

落とし蓋もパーチメントペーパーで作るフランス式。
ふーん、落とし蓋といったら、アルミホイルかキッチンペーパーしか利用したことなかったよ。

調理は各班ふたりずつで、相棒とチームを組みます。
相棒がさいわい似たようなレベルだったので(苦笑)二人で相談しながら、進めていくことに。

「ブーケガルニの材料が足りない!」
「あ! ペーパーで落とし蓋を作らなくちゃ」
「ひえー! 焦げているし!」

うわー! 周りはどんどん作業を進めて行っている。
みんなすごく手際がいい!

いくつものフライパンを同時に手がけていくので、ほとんど発狂しかけながら、二人であたふたと、いくつもの野菜料理を仕上げていきます。

ザッと見わたしたところ、まったくの初心者ではなくて、料理することには慣れている人が多いようす。
男性もたいへん手慣れていましたね。

教えてくれるシェフたちはすごく親切でした。

もうひとつ感心したのは、ここには専任の洗い場さんがちゃんといること。
キッチンの片隅にある洗い場では、生徒たちが出した鍋やパンを、がしがしと洗っていってくれる専任の皿洗いがいるんですね。

NYのレストラン業界では、たいてい皿洗いや片づけ係にメキシコや南米系の移民が働いているんだけど、ここでもメキシカンと思しき兄さんたちが大活躍。

どんどん出る鍋やフライパンをものすごい手際で洗っていく洗い場さんたち。
きゃー。男らしいわ!

また昼のランチはカフェテリアで学生、シェフともに食事が支給されます。

プロの厨房と同じ形式でカフェテリアや洗い場の専任スタッフがいるから、授業料は高くつきますが、そのぶん授業時間はすべてクッキングに費やせて、まったくムダがない。完璧です。

これはシェフが作ったお手本版です。
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終わって調理台をきれいにした時にはもうぐったりして、
「しえええー」
「疲れたー」
相棒と肩を抱きあったのでした。

失敗こいた野菜もありましたが、カラメライズしたパールオニオンはうまくできて、おいしかったです!

いやー。これはおもしろい!
こんなにおもしろいとは思わなかった。

来週もがんばるどー!

The French Culinary Institute
住所:462 Broadway New York, NY 10013
電話:1-888-324-2433


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by erizo_1 | 2009-03-30 14:50 | 食の魔宮
ニューヨークで手作りの生納豆が買えるのを知っていました?

わたしは最近友だちの部長から聞いたんですよ。
グルメな部長が「これがおいしいのよ〜」というもんだから、さっそくいっしょに共同購入をさせてもらったんですよ。

20個のオーダーならNY市内デリバリー無料
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大きめのカップ(100g入り)に入っています。
一回で二人ぶんくらいかな。

オーガニックの大豆を使った、できたて手作り納豆らしい。
受注生産らしいので、オーダーしてからデリバリーまで3日くらいかかります。

おや、なかを見てみると、白いカビ状に納豆菌がついていますね。
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こねてみます。
ぐにょ〜〜〜ん
おおおお、糸のひきかたが違う! さすが生の納豆や!
こねこね、のびのび〜!

味のほうはというと、ふむふむ、おいしい。豆はふっくらしています。
手作りというと、濃厚かと思ったのですが、クセはなくて淡泊でした。

アメリカ産オーガニック大豆を使っていて、説明書によると

「アメリカ中の農家に直接連絡して、オーガニック大豆のサンプルを送ってもらいテストするということのくりかえし」だったらしい。

今夜はピータローにはミートローフとホウレン草ソテーの夕飯を用意して、その隣でごはんにお味噌汁、納豆という純ジャパな食事をとるエリぞう。

「うッ!」

と眉をしかめるピータロー。
鼻をフガフガさせながら「ナットー?」と詰問してくる。

「食べる?」と勧めてみると、

“Absolutely not! “ (絶対ありえないし!)

と拒否られました。
まー。納豆は日本文化のチョモランマだからな。
きみには喰ってもらわんでよし。

アメリカの日系食料品店で手に入る納豆は、冷凍されて輸送されていることが多いよう。
生の納豆なんて初めてです!

じゃあ、冷凍ってどうなのか?
うちでは前から納豆はよく冷凍していたんですが、そういや菌はどうなっちゃっているんだろう?

専門家のご意見をオンラインで調べてみましたよ!

くめ納豆の質問コーナーでは、このような回答が出ています。

Q 納豆は冷凍できますか?
A 納豆は冷凍による保存は可能です。但し、できるだけ良い品質を保つために、お買い求めいただいてすぐ(商品が新しい状態で)冷凍してください。パックのまま冷凍していただくことも可能ですが、冷凍中の乾燥を防ぐためビニール袋に入れることをお勧めします。なお、お召し上がりになる際は、その前日ぐらいに冷凍庫から冷蔵庫の方へ移していただき、ゆっくりと時間をかけて解凍してください。

Q 納豆を冷凍すると栄養的に何か違いはありますか?
A  特に違いはありません。
但し、冷凍と解凍を行うことによって、(生鮮食品と同じように)豆が軟らかくなったり、粘り、味、食感が水っぽくなったり、納豆としての風味も少なくなってしまいます。納豆のおいしさを大切に考えるくめ納豆では、10℃以下の冷蔵で保存し、賞味期限内にお召し上がりいただくことをおすすめいたします。


なーるほど!
納豆菌は冷凍しても変質しないけど、やっぱりおいしく食べるには、冷凍しないほうがいいみたいだね。

ということで、こだわりの生納豆を食べてみたい方は、どうぞ!

納豆屋
20個のオーダーでマンハッタン内フリーデリバリー
1個2ドル
賞味期限は要冷蔵で10日間
オーダー:  nattoya@gmail.com
電話:917-992-8438

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by erizo_1 | 2009-03-29 12:40 | 食の魔宮
アイアンマンVSブルース・リー
うちでいきなり盛りあがったのが、このビデオ。

とにかくウケまくり
観たことない方はぜひチェケラウしてみて。
1分間だけよ!



わははははは、すごくない?
ねえ、すごくない?
ジーニアス!

全部これフィギュア人形なんだよ?
1コマずつ撮っているってことだよね?
どんだけ忍耐がいるかと。

ちゃんとブルース・リー演技しているし(笑)
オチもいいよね。

あまりにウケたので、感動をわかちあいたくて貼りつけてみましたー!
このシリーズ、もっと作って欲しい!


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by erizo_1 | 2009-03-28 13:16 | エンタメの殿堂
グラフィックノベルを原作にした映画「ウォッチメン」を鑑賞。
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ピータローが行きたいというから、ついていったエリぞう。
なんの知識もなく観てしまったのでした。やばし!

ウィキペディアを調べてみると、こんなふうに説明してあります。

アラン・ムーア原作、デイヴ・ギボンズ作画による、12巻のアメリカン・コミックである。最初のシリーズは1986年から1987年にわたり、DCコミックから月刊誌として出版され、後にグラフィックノベルとして一冊にまとめられた。

フランク・ミラーの『バットマン:ダークナイト・リターンズ』やアート・スピーゲルマンの『マウス』と共に、『ウォッチメン』はアメリカン・コミックの分野における道標的作品であり、1950年代以降はアメリカン・コミックから失われていた成人読者を、再びこのジャンルに呼び戻した作品であると見なされている。


ふーん、すごい作品なんですね。
ちっとも知らなかった。

原作は作中内に資料、たとえば引退したスーパーヒーローの自伝・新聞記事・インタビュー・警察と精神科医の報告書・その他の記事からの抜粋を載せているらしい。
つまり虚構の一次資料を載せているという凝った構成のよう。

ぜひ機会があったら、原作を読んでみたいものです。
そんなことなにも知らずに観に行ったものだから、大失敗!

映画はひとりの初老の男が謎の侵入者に襲われるところから始まります。

びしばしびし、いきなり繰り広げられる闘い。
ばきッ!
頭が大理石のカウンターにぶつかると、そのカウンターが壊れるのだ。

(なるほど、この人たちはスーパーパワーを持った超人という設定なのだな)

と思って観ているエリぞう。
そして死闘の末に殺されてしまった、その初老の男がかつて「ウォッチメン」として活躍した「コメディアン」という男だったことがわかります。

いったいウォッチメンたちを狙うのは誰なのか?
かつてのウォッチメンのひとり、ロールシャッハはそれを探りだすのであった。
そしてかつての仲間、シルクスペクター2やナイトオウルにも何者からの攻撃が加えられ……!
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タイトルロールで、40年代から始まったヒーローの恰好をした自警団のなりたちや歴史がアルバム形式で見せられていく。
このタイトルロールはじつに巧みで、洒落ています。

つまりウォッチメンというのは人間なのだが、覆面ヒーローの恰好をして、社会の秩序を守っている「自警団」らしいのだ。

(え、なに? 人間なの? ただの人間? ちょっと待てやー!)

すいません、この時点で既に出遅れて、すっかりついていっていませんでした。
なに、この人たち、虎の穴かなんかで修行してきたの?

ロールシャッハも超能力者だと思って観ていたら、途中でやっと「ふつうの人間」だとわかったし。
しまったー! 予習しておけばよかった。

映画だけ観ていると、誰がたんなる人間で、誰が超人なのか、その区別がつきにくいんですよ。どう見わければいいのだ?

というわけで今回エリぞうに映画を語る資格なし
本筋と関係ないところにばかり目がいっていました。

この映画の設定では、時は1985年
ニクソン政権が続いているという設定で、キッシンジャーも出てくるのね。

米ソは冷戦時代
核戦争の瀬戸際にあるという設定です。

ウォッチメンのひとりは、核物理学実験の事故によって、純粋エネルギー体に変容したDr.マンハッタン。

青く光る彼(しかもつねにヌード!)はどこにでもテレポートして、なんでも一瞬にして破壊できるスーパーパワーを持つ。ベトナム戦争も彼のおかげで米国の勝利に(えーッ!)

しかしそんな怪物がアメリカにいるとしたら、他国がそもそも核戦争なんかしかけないんじゃないのか? そのあたりの経緯はよくわからない。

もうひとりのウォッチマン、オジマンディアスは引退して今は大企業の社長として君臨。
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ソ連邦の指導者と、キューバのカストロらしき人物が出るシーンがあるんですが。
あれ? フルシチョフ?

ブレジネフ(ゲジ眉に宍戸錠のほっぺたがトレードマーク)じゃないよね?
あきらかにゴルバチョフ(ハゲにアザがトレードマーク)でもないな。
あれはフルシチョフという設定かしら?

背景にNYのレトロスペクティブな光景もどんどん出てきます。
これがおもしろい!

アンディ・ウォーホールと彼のファクトリー。

おおお、スタジオ54だーッ!
NYの名所だったディスコのスタジオ54が出てきて、店の前にはビレッジ・ピープルがいるー!(笑)
一瞬のシーンだけど、お見逃しなくね。

そしてなによりニューヨークに住む者にとって、胸にこたえる背景がある。それはなにかといえば、

ツインタワーがある!

そう、そのNYには世界貿易センタービルディングが建っているんだよね。
ああ、この世界にはツインタワーがあるのだなあ、とミョーに感慨深いものが。

話は80年代半ばに設定しているけれど、映画のなかの風俗は70年代といっていい。
音楽も懐メロのオンパレード。

しかしながらリアル80年代前半といったら、マイコー、マドンナ、デュラン、カルチャー・クラブ、ワム! あたりがヒットしていたはず。でも彼らの音楽は出てこないの。70年代の音楽がメイン。

そうかー。この「ウォッチメン」のユニバースにはマイケル・ジャクソンは存在していないんだね。

あとこの映画、なぜかミョーにセックスシーンが長いです。
えんえんと男優さんのナマ尻を観ることに……(汗)

と関係ないところばかり注意がいっていて、ぜんぜん映画鑑賞になっていませんね、すいません。

さて物語に戻ります。
ウォッチメンたちもヒーローの恰好はしていてもふつうの人間だから、内面がちっとも優れているわけでなく、それぞれ内心の葛藤もある。

人間じゃなくなっているDr.マンハッタンですら、「年喰ったガールフレンドを捨てて、若いオンナ、シルクスペクター2↓に乗り替える」のだ。>おいおい!
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しかしこの若いシルクスペクターのほうはDr.マンハッタンと別れ、人類に興味がなくなったDr.マンハッタンが火星にテレポートしてしまい、米ソは一触即発の危機に。

さらにウォッチメンたちが探りだした驚愕の真実とは……!

「ビリオンの人間を助けるために、ミリオンの人間を犠牲にする」

という命題が映画のなかで出てきます。
はたしてこれをどう登場人物たちがどう考えるかは、映画の結末をご覧下さい。

この映画では、登場人物のそれぞれが違う考えを持っているところが、アクション映画にしては非常にめずらしい。

しかしながら、ふと考えてみると、
「ミリオンの人間がサバイバルするために、ビリオンを犠牲にしている」
というのが現実世界ではなかろうか。

飲料水にも電気にも困らないわれわれ先進国の人間たちと、饑餓や戦禍に苦しむビリオンの人たちを比べると、胸にこたえるセリフでもある。

映画とは違って、現実にはソ連が瓦解して、米ソの冷戦はとっくになくなっている。

80年代には誰も予想すらしなかった、イスラム過激派テロリストからの攻撃で、ツインタワーが崩壊した、この世界。

地球温暖化が、ミサイルより身に迫った脅威になっている今の世界。
金融危機で、いっぺんに世界中が不況になった世界。

事実は小説より奇なり」というコトバがあるけれど、当時と今を比べると、まったく奇妙な感覚に陥ってくる。

どういうわけか今回は映画のなかよりも、外のことがひどく胸に迫ってくるのでした。

というわけで、これはわたしのようなアメコミ門外漢がいくような映画じゃなかったですね、すいません。

原作ファン、アメコミの知識がある方、アニメの歴史に詳しい方にお勧めします。
知識があればあるほど、おもしろい映画じゃないかな。


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ミナオの裏ジャパン絵日記」のミナオさんが「青山えりか」を読んでいたというメールをくれました。
嬉しいなー!

ありがたいことに今まで何人か編集さんや業界の知りあいに「むかし読んでいました!」といわれたことがあるのですが、だいたい20代後半の女性ですね

あの頃小学生だった子どもたちが今や第一線で活躍しているんだなー。
しみじみ。
それに比べてオレって成長なし、トホホ。

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by erizo_1 | 2009-03-27 12:33 | エンタメの殿堂
マリ・クレールを舞台にしたリアリティ番組「ランニング・イン・ヒールズ」が全米で放映スタート。
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マリ・クレール編集部でインターンをする3人の女の子たちの奮闘努力が見物。
ハイヒールで借り出しに走り回ったり、上司に叱られたり、仲間同士でのライバル意識を燃やしたり、オンナの闘いが炸裂。

えー。ちなみにこの番組では、インターンちゃんたちがソーホーだかのロフトに住んでいますが、あれは「ありえない!」ので、誤解なきようにね。

NYに住んでいる人なら誰しも知っているように、薄給のインターンがソーホーに住めないって。
そこはリアリティショーとはいえ、テレビですから。まあ、ファンタジーもありで。

それにしてもアメリカのリアリティ番組ってライバル同士の闘いがドロドロよね。

「ふふふ。あたしが抜擢されて当然よ」
とか、
「なによ。あんな子、仕事できないのに」
とか。
平気で腹黒いコトをカメラの前でいうじゃないですか。
こえー!

実写版「プラダを着た悪魔」みたいなおもしろさがあるよねー。

ことにエリぞうにとってはマリ・クレール日本版のお仕事で、ザナさんやニナさんたちにコンタクトしたことがあるので、興味しんしん。

マリ・クレールUS版の登場キャラはこのひとたち。
じゃーん、ジョアンナ・コール編集長です。
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番組でもテキパキとしてキビしい上司の印象ですが、実物もすごくシャキッとした印象の方です。
英国出身。

なぜかアメリカの女性誌編集長は、ヴォーグ誌のアナ・ウィンター、ハーパース・バザー誌のグレンダ・ベイリーと、揃いも揃ってイギリス人
編集長に必要なのは、英国式の統率力なんでしょうか?

ファッション・ディレクターのニナ・ガルシアさん。
前にエルにいた名物編集者で、「プロジェクト・ランウェイ」のジャッジとしておなじみ。
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実物もテレビで観るような感じで、どひゃーん、と華やかなオーラがあります。
南米コロンビア出身。
ラティーノはやはり色気がありますねー。

ファッション・エディターのザナ・ロバーツさん。
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ザナさん、実物もかわいいですよ。
いつ見てもジーンズやスキニーパンツなど、軽快でボーイッシュなスタイルがお得意。
彼女もイギリス出身。

日本の雑誌編集部でこういう企画をやったら、どうなるんだろう?

もし日本のテレビでこんな企画がもちあがったら、エリぞうは心の友である編集者のSさんをぜひ推薦したいわ!

というのも、エリぞうは彼のことをひそかに、
モード蟹工船
と呼んでいるからなのね(笑)

なぜっていつ連絡しても編集部にいて、休日出勤は当たり前、いったいいつ家に帰っているの? ていうくらい編集部に住んでいる。

ファッション誌で働く編集さんはみんなおしゃれだけど、実際には深夜までの激務が続くハードワーク

借り出しに撮影に返却に写真選びにレイアウト入れに入稿ゲラ返し校了と、てんてこまい。

エリぞうも東京にいた頃は編集部泊まり込みがしょっちゅうでした。
徹夜はフツーに当たり前。

恰好はおしゃれだけど、やっていることはハード。
そう、ここは船員がフィリップ・リムやトーガやマルニを着ている蟹工船よ(笑)

工具バッグはグッチやミュウミュウよ!
乗組員は女子と、ハートがギャルの男子のみよ。
きゃー!
外は大しけの荒波よー! 
このところ蟹の収穫量も減っちゃって、たーいへん!

きっと世の中にはウェブ蟹工船や、デパート蟹工船やエステ蟹工船もあるんだろうしなー。
景気の波は寒いけど、みんなでがんばろーぜ!
そして今日もエリぞうは漁に行くのでした。
ういーす!


Running in Heels
Style.netowork
日曜 8時/7時セントラルタイム


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by erizo_1 | 2009-03-26 15:17 | エンタメの殿堂
料理学校のフレンチ・カリナリー・インスティチュート The French Culinary Instituteのアマチュアコースに入門することになりました。

このFCIはNYにある名門調理学校で、プロになるための学校。
ソーホーの街角にあります。
このオレンジ色の日除けが目印。
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テレビでおなじみのボビー・フレイや、分子ガストロミーの実験的シェフとして知られるWD-50のワイリー・デュフレンもこちら出身。
最近では、MOMOFUKUで大成功をしているデビッド・チャンもこちらの卒業生です。

基本的にプロになるための学校なんですが、じつはアマチュアのためのリクレーションコースもあるんですね。

エリぞうはおうちごはんが大好き!
だいたい毎日夕ごはんは作っていて、料理するのも大好きです。

じゃあ、「料理が得意か?」と尋ねられたら、へたれの横好きレベル(汗)
不器用だし、知識も豊富ではないです。

最近の日本の食ブームはすごいものがあって、ブログを回遊していると、ふつうの奥さまたちが凝ったきれいなお料理を作っていて感心するよね。写真もちゃんとデジイチで撮っちゃって、すばらしい。

エリぞうの周りにも料理のプロから、料理本を出しているライターさん、独学でプロみたいに凝った料理を作れる友人、食に詳しいグルメなどがいて、みなさん本当にすごいのだ。

それに比べて、エリぞうは努力はしないわ、ザッパーだわ、不器用だわで、ダメぽんなんですが、このたび一念発作、じゃなくて一念発起して、料理学校に行くことに。

じつは個人的なプロジェクトで料理について調べていて、プロ仕様の厨房で、実際のシェフから習うということをしてみたかったからなのです。

エリぞうが受けることにしたのは、週一回で8回講習を受けるコース。

いやもう、講習料は高いなんてもんじゃないんだよおおお。
うちの家賃なみ
清水の舞台から飛びおりるつもりで、アプライしましたよ。
どごーん!
もはや全身打撲で複雑骨折、瀕死状態ですわ。ぐはー。

「まー。お料理を習うんだから、エプロンで持参すればいいんだろーな」

と考えていたのですが、なんと「ユニフォームを注文すること」という条項があって、びっくり。
生徒は全員がシェフコートに帽子をかぶって受講するらしいんだよ。

そんなに本格的にするんだ?
うわー。シェフコートって着てみたかったエリぞうです。
憧れのコックさんの恰好ができて、嬉しい!

しかも靴は「底が滑らない、しっかりした黒の革靴」指定。
ん?
わたしはてっきり最近のシェフというのは白いクロッグを履いているものだと思っていたのですが、正式には黒の革靴らしい。
そこで推奨されていたメレルジャングルモックを履くことに。

さらに「学校の下見にはいつ来ますか?」という連絡が。
さっそく下見に行ってきました。

場所はソーホーのブロードウェイとグランド・ストリートの角。
アドミのクリスティンさんに連れられて校内見学に。

広々としたキッチンを備えた教室がならんでいて、施設はデカいです。
おお、授業をやっているぞ。
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先生の手もとをビデオで拡大してモニターで映しています。

生徒たちは男女入り交じっていて、男子のほうがやや多い印象ですね。
でかいです。キッチン教室がいくつも並んでいて、図書館もあれば、デモンストレーションをやるシアターに、ラウンジもある。
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ペストリー・コースの教室を覗いてみると、おお、ここは女の子がいっぱい。
パティシエの卵は、ほとんど女子ばかりです。

なんでもアメリカでも厨房というのは長らく男性のコックがメインだった職場で、ペストリー部門にだけ女性シェフがいることが多いと聞いたのですが、実際にパティシエ希望は女子がメインなんだね。

こちらはパン焼きのクラス。
いい匂いです。
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帰りにひとつ焼きたてのチバッタをもらいました!
さすが焼きたて、超うまい!
もちもち〜!
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一階には、レストランのレコール”L'Ecole" が入っています。
フランス語で「学校」のこと。
その名の通り、このキッチンで働いているのは、FCIの生徒なのだー!
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基礎過程を終えた生徒たちはここで実習を積めるというわけ。
もちろんシェフは経験豊かなプロが束ねているから、味はザガットでも評判いいです。
あと値段も市内の同じクラスのレストランに比べてリーズナブル
平日の昼間でも混んでいました。

ところで学校を見学していて、意外なことに気がついたのでした。
あれ?
けっこうおじさんがいるよ?
あきらかに40〜50代と思しき男性の姿が、ちらほら混じっているのだ。

調理学校の生徒というと、18〜20歳くらいの子たちなのかと思ったけれど、それなりに大人が多いのだ。これはいかに?

親切なクリスティンさん↓に話を聴いたところ(勝手に取材)
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「うちの生徒の平均年齢は、27歳から35歳といったところなのよ。
大学を卒業してから来るひとが多いわね。
高校生で将来の選択がすぐにできる子はいないだろうし、キャリアチェンジで通い出す人も多いのよ」

今どきは高校卒業時にいきなり「料理の鉄人になる!」と決意する子はむしろ少ないようで、社会経験をしてから、
「あ、料理の道がいいかも」
と考える人のほうが多いよう。

まあ、考えてみれば高校生がさほど料理に関心をもつとも思えないし、現代ではビジネスやキャッシュフローがわかっているほうが、シェフや経営者になった時に役立つかもしれないよね。

「最近はウォール街で働いていたひとが入学するケースも増えてきているのよ」
とクリスティンさん。

へえええ、不況の影響がこんなところにも表れていたとは!

実際にモーガン・スタンレーなどの一流金融会社のいい地位にいた人が、リセッションで調理学校に入り直したりしているそう。

ふーむ。リーマンやモーガンから厨房ですか。
すごい人生転換!

レイオフになって「本当にやりたいこと」を始めた人もいるんだろうし、起死回生のキャリアシフトを狙っている人もいるんだろうね。

しかしいくつになってもキャリアシフトを恐れないところがアメリカ人のいいところ。

FCIを出たあとの勤め先としては調理師の他に、フードライター、フードスタイリスト、メディア、ホテルなど、いろいろな職種があるらしいから、キャリアシフトに食の道というのは可能性があるよう。

「うちの学校は海外からの留学生もとても多いの。
最近はトルコの留学生も増えているわね。
日本人の留学生もとても多いのよ。チカリシャスのチカさんも、うちの卒業生よ」

あ、知っています!
人気のデザート・バー、「チカリシャス」を経営している日本人パティシエ、チカさんですね!

もちろん教えてくれるシェフたちは、プロ・コースとまったく同じ教師陣。
実際の厨房で鍛えてきた人たちです。

というわけで、いよいよ学校がスタート。
ドキドキです。
どんなクラスになったか、逐一ご報告していきますね!

The French Culinary Institute
住所:462 Broadway New York, NY 10013
電話:1-888-324-2433

ジャングルモックを知りたい方はこちらに。
[メレル] JUNGLE MOC(ジャングル モック) レディース


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by erizo_1 | 2009-03-25 11:53 | 食の魔宮
近ごろアメリカ式サマーキャンプがだんだん日本でも知られてきたようですね。
そう、学校ではなくて参加するサマキャンで、アメリカで参加したり、日本で参加したりと、いろいろスタイルがあるもよう。

英語サマキャンやホームステイについて考えているみなさんも多いのではないかと思うので、今日は英語問題について論じてみようじゃないですかの巻!

わたしの友人である寺尾のぞみさんも、ミステリオという英語サマーキャンプを日本で催しています。

アメリカ人を始めとする国際色あるキャンプリーダーが監督してくれるというもので、参加対象は小学生から高校生まで。
ご興味のあるかたはぜひサイトで確かめてみてください。

さてこうしたキャンプが広まってきたことの裏には英語教育への関心があるはず。

日本でも小学校からの英語教育が始まるとか。
たしかにこれからの少年少女は、いつアカデミー賞の舞台に立たされるかわからないからねー。
英語で気の利いたスピーチくらいできるようにしておきたいよね。

「じゃあ、英語キャンプやホームステイというのは効果があるのか?」

えー。その問いについて、わたし個人の経験でいえば、
イエス!
ものすごくいい経験でした。
ここから以降はあくまでエリぞう個人の考えですから、ご了承くださいね。

わたし自身は高校時代に体験したんですよ。
エリぞうの高校は、晃華学園という東京のカトリック・ミッションスクール。
こちらの↓女子校です。
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で、この学校では高校一年のときイングリッシュキャンプというサマーキャンプをしたんですよ。
アメリカ人の神父さんとかブラザー(進学修行中の人)とかシスターが参加して、「英語だけで話す」という林間学校だったんですね。

続いて高校二年のとき。
エリぞうは学校が催してくれた英国への夏期短期ホームステイというのに参加したのでした。
イギリスの郊外にあるチェルトナムという町にいき、一般のご家庭に3週間ほど滞在させてもらったのです。

これが楽しかった!
生涯でいちばん楽しかった夏休みだったという記憶があります。

ホストファミリーの親切さ、イギリスの田舎町の美しさ、緑の丘陵に白く点々とちらばる羊たち、最終日に訪れたパリの街角。

今でもわたしはイギリス文化に対する好感度がとっても高いんですが、これはあきらかにホームステイの影響です。

10代の感性で初めて触れた異文化というのは、ものすごいインパクトがありました。
まさしく「経験=プライスレス!」ってやつですね。

寛大なホストファミリーにも、学校で組織して連れていってくれた母校にも、親にも感謝しているし、すばらしいプログラムだったと強調したいです。

「じゃあ、それで英語が得意になったのか?」
というと、それはないです(汗)
すいません。

英語サマーキャンプとか短期ホームステイをするというと、つい保護者としては、
「英語がぺらぺらになる!」
と激しい期待するわけだけど、そうはうまくいかんものよね(苦笑)

留学した人は知っていることだけど、英語がそんなに短期間でぺらぺらになるなんてことはない。
海外に住んで最初の一年はテレビのコメディについていけないのがふつうじゃないかな。
語学はやはり苦労しながら学んでいくしかないもの。

だからサマーキャンプとか短期留学くらいで「英語ペラペラ」幻想なんてものを持たないほうがいいです。

では、なんでサマーキャンプや短期ホームステイがよろしいのか。

これは「圧倒的な異世界」に接することのおもしろさだと思うんですよ。

みなさんも海外旅行で経験したことあるでしょう?
その土地のひとなら誰もが知っているはずの食べものの買い方も、バスの乗り方もわからない。
なにかを買おうとしても、通じない。

それをなんとか言い方をかえたり、身振りを添えたりしていて、ある瞬間に「ああ!」と向こうがわかってくれる。

通じた!

という瞬間ね。
あの「通じた」という瞬間には、頭の上にぴっかり電灯がついたくらいの明るさがある。

「通じる」ことはずばぬけて脳みそにとって快感です。
茂木健一郎先生がいう、脳に快感を与えるアハ体験ですね。
まさしく人間の生存の本質はコミュニケーションにあるのではないか、と思うわけです。

ちょっと脇道にそれますが、エリぞうは東京にいた頃に少女小説を講談社X文庫で書いていました。
小中学生の少女むけ小説です。
ペンネームは「青山えりか」といったんですよ。

そのおかげで児童書にも親しいんですが、児童文学というのは一定のパターンを持っているんですよね。

人気があるファンタジーや児童文学を思いだしてみて欲しいんですが、

「不思議の国のアリス」
「指輪物語」
「ナルニア国物語」
「はてしのない物語」
「ハリー・ポッター」
「ライラの冒険」


すべて異世界を旅する、もしくは異世界で経験を積むというテーマです。
あるいは「赤毛のアン」でも「孤児院という異世界から来た子どもが、アヴォンリー村という新しい環境に住む」というチャレンジがなされるわけですね。

アニメの「千と千尋の神隠し」「天空の城ラピュタ」などもすべて同じテーマがつらぬかれています。
というか「ジャックと豆の木」にしろ「一寸法師」にしろ、メルヘンはほとんどその形式を持っている。

異世界に行って、はじめて主人公たちは成長することができる。

まあ、くまのプーさんは旅しないけどね(笑)
でもいいの、プーさんはプーさんだから! いつもプー横町に住んでいて!

さてこれはむかしから児童文学でくり返される同じモチーフであって、ここにある本質とは、
「子どもが成長するには異世界に触れること」
という人類がむかしから持っている知恵ではないかと思うんですよ。

もっとはっきりいえば、
「ひとが成長するには絶対的な他者と出会う必要がある」
ことからなるのではないかなと。

なにも海外留学することが必要だっていうんじゃないですよ。
ふつうに進学するとか、就職する、転職する、恋をする、引っ越しする、誰かと知りあう。
そうした新しい世界との出会いが少しずつ精神を広げていってくれるということ。
読書も異なるアイデアや異世界の体験です。

たとえば誰かと話す、誰かと考え方をかわす、これだけでいい。
他人という異世界
と接することだから。

恋愛なんていうのは、そのいちばん究極の形じゃないかな。
パートナーというのは、すぐ隣にある別の宇宙だからね。
行っても、行っても果てがない。

成長していくというのは、そうした異世界に触れ、世界の大きさに触れていくことではないかなと。

そのわかりやすい形が、異国に触れることなんじゃないかな、と感じる次第です。

読んでくれている人たちのなかには、いま留学中の方、以前海外にいた方もかなりいるんじゃないかと思いますが、それはすごく貴重な経験だと思うんですよ。

「行かなかった自分」に比べて「行った自分」は驚くほど「今まで経験したことのないこと」を経験していますよね。

その経験じたいがプライスレスだ、と思うわけです。

もちろん同じ町から一生出ずに暮らすという選択だってなんら悪くない。
でも若いうちに旅行でいいから、異文化に触れてみて経験したことを、自分のホームタウンに還元できたら、さらにいいかもしれないよね。

昔話でも冒険をした主人公たちは必ず故郷に戻ってきて、宝物をもたらしてくれますから。

というわけで、英語に触れるのはたしかに役立つ!
異国を体験するのは、おもしろい!
子どもには英語を勉強させるよりも、まず異国の人と「通じる」瞬間のおもしろさを知って欲しい!

というのがエリぞうの感慨です。
小学生のときから英語を「勉強させる」のはちょっとかわいそうかな、という気もするので、在米邦人としては、まず子どものうちに「英語に親しませる」くらいのスタンスをお勧めしたいなと。

みなさんの経験ではどうでしょう?
10年後には、英語でジョークがいえる日本人たちがアカデミー賞やグラミー賞のステージに登るかもしれないよ!


【 お知らせ 】
なお上記のミステリオでは、3月28日に東京で無料説明会があるそうです。
このサマキャンでは、水泳、乗馬、演劇、アートといったさまざまなアクティビティを子どもたちが選択できます。

日時:3月28日午後1時より
場所:東京アメリカンクラブにて

サマーキャンプがどんなものか、どういうプログラムがあるか知りたい方は、ぜひどうぞ。詳細と問い合わせはミステリオのHPにて。


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先日のブログ記事を読んで、Yabyさんが「東京ソナタ」に行ったらしいですよ。
嬉しいなあ!
Yabyさんは動物シェルターのボランティアもしている動物好きさん。
犬好きさんはYabyさんの「NewYork 何となく海外生活」を訪れてみてね。

てことで、エリぞうも更新がんばりまっす。
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by erizo_1 | 2009-03-24 11:45 | カルチャーの夕べ
さてさて先日も書いたように、今シーズンはズダボロのディストレスト・ジーンズが大流行。

なかでもセレブのなかで人気なのが、カレント・エリオットCurrent Elliot

サラ・ジェシカ・パーカーやニコール・リッチー、レイチェル・ビルソン、ヴィクトリア・ベッカムなどが、カレント・エリオットのボーイフレンド・ジーンズを履いている姿がパパラッチされて、大きな話題に。

「ボーイフレンドのジーンズを借りて履いた」というノリの、なにげなさとルーズフィット感がかわいい。

こちらはサラ・ジェシカ・パーカー
これで火がついたショット。
c0050387_1421571.jpg

ジェシカ・アルバです。
かわいい! かなり気に入っているようでヘビロテ。
c0050387_14243865.jpg

このカレント・エリオットは、エミリー・カレントとメリット・エリオットという二人のスタイリストが始めたブランド。

ビンテージのリーバイスを、破ったり、加工したりして作りあげたカスタム・ジーンズが評判を呼んで、ブランドをローンチ。
日本製のストレッチデニム生地を用いて、70年代風「モダン・ビンテージ」スタイルを打ち出しています。

しかしボーイフレンド・ジーンズって、セレブですら足が長く見えないから、難易度が高いよね。一歩間違えると、たいへんなことに。

エリぞうも「今年はディストレストでしょう!」とさっそくショップに行って試着してみたんですよ。

うんしょ、うんしょ。ジーンズを履いて試着室のガラスを観てみる。
ひえええええ!
とたんにムンクの叫びに。

だって鏡に映っているのは、どう見たって、
大掃除のために古いジーンズをひっぱりだして履いて、掃除しているうちに洗剤が足りなくなったので、近所のスーパーまで買いに出たひと」
じゃないかー!

がががーん。
オレってイケてなさすぎ!
てことで即効挫折。あきらめました。しゅーん。

でもディストレストが欲しいので、再トライしてみます。
むきー! 雪辱戦を果たしてやるー!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

すっかり風邪にやられて、ハナずるずるのエリぞうです。
でも更新はサボれないー!

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by erizo_1 | 2009-03-23 14:31 | トレンドの泉
いきなり風邪をひいて、くしゃみしまくりのエリぞうです。
へっくし!

さてさてNYやNJ在住のみなさんにニュースです。
きたる3月25日、マンハッタンのセフォラに宇多田ヒカルが登場するらしいよー!
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「Utada」名義でニューアルバム「This Is The One/ディス・イズ・ザ・ワン」をリリースして、あらたに米国音楽界にチャレンジ。

ふと気づけば、もうデビュー10周年を越していたんだね。
前回のアメリカ進出では、全米でヒットしたとはいいがたかったけれど、今回は成功させる気まんまんのよう。

スニークプレビューの視聴はこちら

これって米国に住んでいるとわかるけど、ほんっとにたいへんなことだよね。

アメリカの音楽界は層が厚いから、どんなアーティストでもイッパツではいかない。地道にライブで積みあげてきている人ばかり。

でもってコケイジャン、ブラック、ラティーノという人種がそれぞれの確固とした音楽ジャンルがあって棲み分けているしね。

ロックで成功しているレニ・クラヴィッツみたいなブラックは稀少だし、ラップで成功したエミネムも稀少。
誰もが知っているアジア系といったら、リンキンのマイク・シマダくらいだしなー。

そこで勝負を賭けるヒッキーのガッツを、NYに住むイチ日本人としては応援してあげたいものだす。

ちょうど今NYでプロモーション活動をしていて、その一貫としてセフォラで新曲披露をするそう。
日本ではこんなふうに気軽に観られないから、大チャンス!
生ヒッキーに会いたい人はセフォラへゴー!

日時 3月25日(水曜)18:00pm~20:00pm
場所 SEPHOA 5th Avenue Between 48th and 49th Streets

参加者にはセフォラのギフト券500ドル分があたる抽選もあるらしいですよ。
ぜひともこのブログを見た方が獲得できるよう、念力を送ってみます。
むーん!



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by erizo_1 | 2009-03-22 12:56 | エンタメの殿堂