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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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ロウアーイーストサイドに出来て、人気を集めているジャパニーズ・レストラン「ファミリーレシピ

ニューヨークタイムズニューヨークマガジンにも取りあげられて絶賛という人気店。
ミシュランでは、なんとビブ・グルマン賞を受賞!
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Stephen Scott Gross for The New York Times

日本人女性のアキコさんがオーナーシェフですが、じつは調理師学校で学んだわけではないそうです。

東京のグルメな家庭で育ったアキコさんは料理が好きで、そして旦那さんに作ってあげていたお弁当が話題になって、グラフィックデザイナーから料理人に転身したとか。
あのNOBUで修行した方だそうです。

なんたってファミリーレシピというくらいですから、てっきりカボチャの煮付けとか肉ジャガとかがあるのかなと思い込んでいたんですが、まるっきり違っていましたよ!

ミニマルなインテリアのオサレな店内。
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店内はあまり広くないので、OPEN TABLEで予約しておくのがお勧めです。

雲丹とイクラを乗せた海苔の天ぷら
おおー、ゴージャス! 美味〜〜!
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こんな豪華なお総菜をマジで家で食べている家庭があったら、すごすぎ!
中学生男子がいる家庭でこんな夕飯食べていたら、破産ですね(汗)

このアーティスティックな盛りつけの一品は、牡蠣のフライをオープンサンドに乗せたもの。
おいしい!
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芽キャベツの味噌バター添え。
もろみ味噌がミソ!
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はっきりいって家庭料理から真逆にある、創作ジャパニーズ・タパス・レストランというほうが正しいです。

たしかに「好み焼きお」とか「ししとう」とか、なじみのあるメニューが並んでいるんですが、そういう家庭の味をおしゃれに再構築しました! 的な方向性ですね。
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ずばり新橋のおじたん度はゼロ
店員さんたちもやたらとヒップな雰囲気でカッコよす。

そのせいか店内の客構成がほぼアメリカ人のみ、それもヒップスターな若者のみなさんなのですよ!

すなわちストリートファッションが得意で、ハンチング帽とかニット帽を被っている率が高くて、半袖のシャツからタトゥが見えている率が高くて、ジーンズの前ポケットにiPhoneを入れた色落ちができていて、音楽とかアートとか好き、フェイスブックに2000人くらい友達がいて、一日100いいね!がつきそうな若者たちが集っているわけです。
うひょー!

デザートは並んで出てくるミニアイスクリームがかわいいです!

メニューにベジタリアン食がけっこう多いのも客層を感じさせるところ。

NOBUが話題になった頃は、お金持ちが行けるのが目先の変わった創作ジャパニーズだったものですが、いまやロウワーイーストサイドのヒップな若者が行けるほど浸透しているのが時代を感じさせます。

まさに今時のニューヨークを感じさせるファミリー・レシピ。
旬のオサレ・スポットに行きたい方にお勧めです。

4月13日からブランチもスタートするそうです!

Family Recipe
231 Eldridge Street between Clinton and Houston streets New York, NY 10002
電話:212-529-3133
営業:火曜〜水曜 18:00~23:00 木金土曜 18:00~0:00 日曜17:30~2:00
定休日:月曜



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by erizo_1 | 2013-04-08 12:47 | 食の魔宮
30周年を迎えた「MAMA I WANT TO SING」ですが、再び注目されている理由は、ゴスペル隊を構成するGospel For Teens(ゴスペル・フォー・ティーンズ)。

ハーレムのゴスペル衰退に危機感を持ったヴァイ・ヒギンセンが MAMA FOUNDATIONを設立。
こちら左がヴァイさん、そして右が彼女の娘で現在舞台のヒロインを務めているアーマヤさん。
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これはNYの若者たちを対象としている無償の音楽教育プログラムなのです。

アメリカの4大ネットワークのひとつであるCBSの報道ドキュメンタリー番組「60 minutes」がこのゴスペル・フォー・ティーンズを一年にわたって取材。

厳しい環境に育ち、人前で歌ったこともないティーンがゴスペルによってポジティブに生きていく様は大きな感動を呼び、2012年のエミー賞も受賞しました。
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Members of Gospel for Teens in front of The Mama Foundation for the Arts brownstone in Harlem in 2007.

ここで学ぶ300人の中から最優秀メンバーが今回の公演ではキャストとして出演、フレッシュでパワフルな歌声を聞かせています。

NYの低所得者層の住むエリアで問題になっているのが、ティーンズたちにはびこるギャング、窃盗、、麻薬といった問題。

「このプログラムはアンチ・ギャングであり、コミュニティの若者たちにとってポジティブな姿勢を与える有益なものとなっています」
と語るのは、このプログラムを支援するニューヨーク市議会(New York City Council)のイネス・ディケンズ(Ines Dickens)さん。
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手前がイネスさん、奥はハーレムを地盤とするベテラン下院議員の<チャールズ・ランゲル(Charles Rangel)氏(民主党)

10代の少年少女にとって、やり甲斐のあることを見つけること、将来に対するポジティブな態度を身につけること、そしてゴールと達成感を見いだすことに、音楽がすばらしい情操教育となっているのです。
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Gospel for Teens in performance in 2011 Photo credit: Jasmine Williams

毎週土曜日にブロンクスやハーレムといった地域から参加して、同プログラムで学ぶ青少年の間から将来のシンガーも出るかもしれませんね。

このゴスペル・フォー・ティーンズには日本人女性も一名オーディションに受かって加わることになったそうですよ!

ポジティブな未来を発信する「MAMA, I WANT TO SING」は、観客にも活力をくれるステージ。
ぜひこの機会に、全米でも話題の舞台をご覧あれ。

ソウル懐メロ・オンパレードの「SING HARLEM SING」も見応えありです。
舞台のトレイラーは以下のビデオでどうぞ!



MAMA, I WANT TO SING

公演予定:4月6日・13日・27日、5月4日・11日。
公演時間:17時開演。
場所:The Dempsey Theater
127 West 127th Street New York, NY 10027
料金:大人=35ドル、ティーンズ・学生・シニア=30ドル、14歳以下=20ドル。チケットはウェブサイトより購入可能



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by erizo_1 | 2013-04-05 12:48 | エンタメの殿堂
ゴスペルの本場ハーレムで人気ミュージカル「MAMA I WANT TO SING」が30周年公演絶賛上演中です!
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この「MAMA」は、1983年NYのハーレムで誕生、全世界で2500公演を果たしたというロングランのゴスペル・ミュージカル。

日本では1988年の来日公演が大きな話題を呼び、日本のゴスペルブームのきっかけになったほど。
1997年にも再来日している人気のショーです。

物語はスター誕生物語。
牧師の娘として、教会でゴスペルを唄っていた少女が歌手になりたくて、それを止める>母親と対立シンガーの道を突き進んで成功するというもの。

これは1960~70年に活躍した歌手ドリス・トロイをモデルにして、実妹のヴァイ・ヒギンセン(Vy Higginsen)が創作。

ドリス・トロイと聞いてもピンと来ない方が多いでしょうが、この曲を聴いたら「あ、どこか聴いたことがある!」と思うはず。



歴代キャストには、あのチャカ・カーンも名を連ね、映画化もされているという息の長い人気作品なのです。

今年30周年を迎えて、ソウルミュージックを代表する大御所たちもお祝いに駆けつけました。
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左から“Ain’t No Mountain High Enough”の名曲で有名なアシュフォード&シンプソンのヴァレリー・シンプソン。

ホイットニー・ヒューストンのお母さんであるシシー・ヒューストン。

そしてグラミー賞歌手にして、「ハートブレイカー」の大ヒットで知られる、ディオンヌ・ワーウィック姐さんです。

このあたりの大御所たちは往年のソウルミュージックファンなら、涙ちょちょぎれものですね!

さて、このMAMAストーリーとしてはシンプルで、ブロードウェイのような華やかな舞台装置もなければ、著名なスターも出ていないですが、とにかく圧巻はゴスペルのシーン。
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これはハーレムで観てこそ価値がある! と思うのは、その熱狂ぶり。

実際に黒人霊歌を歌う教会では、牧師が聴衆に語る説教に対して、参列者も「アーメン」とか「オー、イエス」といったように合いの手を入れていくんですね。

歌舞伎における大向こうからのかけ声みたいなものというのか、じつに絶妙に合いの手が入るんですよ。

このやりとりがリズム&ブルースにおけるコール&レスポンスというおなじみのスタイルに発展していくわけです。

そして牧師が聖歌隊や歌を使いながら、宗教的熱狂に盛り上げていくというのが、ブラックチャーチでのお約束。

この音楽を使った高揚感と一体感こそ、ゴスペルの真髄!

このガラ公演でも観客総立ち! 
みんなが手をあげてノリノリです。
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これは熱い、おもしろい!
ぜひともハーレムで観る価値あり!

今回はガラ公演ってことで、ラストは御大たちが登場!
ヴァレリー・シンプソン、シシー・ヒューストン、そしてかのディオンヌ・ワーウィック大先生がマイクを持って唄います。

もう紅白歌合戦のトリみたい!
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ちょっと歌うだけで、ぐいいいいいーん、と引きこまれる歌唱力
オーマイガッ!
さすが美空ひばり、じゃなかった大トリです!

いやあ、たいした、たまげた、驚いた。
ゴスペルは、まさにブラックミュージックのルーツ。

そして出演者たちの声量や歌唱力はもちろん、肉体的になんかもうアスリートみたいな、あり得ないほどのエネルギーと跳躍力
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ブロードウェイとはまるっきり違う、ミュージカル界のスラムダンクってんですかね!
いちど観てソンはないです!

さてこの「MAMA」ですが、ミュージカルとして楽しいだけではなく、じつはアメリカではCBSの報道ドキュメンタリー番組「60Minutes」で取りあげられて大きな話題を呼んだのですよ。

その話は長くなるので、続きは後半に。


MAMA, I WANT TO SING

公演予定:4月6日・13日・27日、5月4日・11日。
公演時間:17時開演。
場所:The Dempsey Theater
127 West 127th Street New York, NY 10027
料金:大人=35ドル、ティーンズ・学生・シニア=30ドル、14歳以下=20ドル。チケットはウェブサイトより購入可能



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by erizo_1 | 2013-04-03 13:17 | エンタメの殿堂