コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

<   2016年 07月 ( 4 )   > この月の画像一覧

ジャズ・ピアニストのジェイソン・モランと、ザ・バンド・ワゴンが「ルーリング・オーガスティン・ブッシュウィック」で演奏。
c0050387_14583753.jpg

このルーリング・オーガスティンは、ミートパッキングにある一流ギャラリーなんですが、近年アートの最前線になっているブルックリンのブッシュウィックにも支店というべきギャラリーをオープンしているのです。
c0050387_1555072.jpg

ギャラリーにはジェイソンのインスタレーションが飾ってあって、今回はいわばアートとしてのパフォーマンスなんだけど、こんなふうにギャラリーでは演奏を披露。
みんな床に座り込んですごくカジュアル
c0050387_1459817.jpg

これが本当にすごかった! 
もう魂がふっとんだ!
タダでこんなすごい演奏に接することができるなんて、すごすぎる!



わたしはジャズにはまったく詳しくないのだけれど、この人、すごい!!! というのだけはわかった。
きわめて知的なジャズというのか。

NYのすごさを感じるのは、こんなとき。

週末には地下鉄が止まったり、空いている車両に乗ればそこには匂う人がいたり、地下鉄に乗るたびに物乞いされたり、道はゴミだらけで、夏場はゴミの匂いがするし、キャッシャーはのろいし、なんかもう耐えがたきを耐えるNYの生活なんだけれど、それでも時折とてつもないもの、すばらしいもの、とんでもなく輝くものに出くわすことがある。

それはもう魂がカッキーン! と空の高みにふっとばされる勢いで、おまけにこの街にはそういうアーティストがごろごろいるのだ。

人によって魂をリフトアップする方法というのは違うのだろうけれども、わたしにとってはやはりすごい演奏小説舞台アートファッション料理に触れた時の、あの昂揚、ああ、なんとすごいものがこの世にあるのか、と感動できる時の気持ち、そのすごいものを作る人間の精神の力に感動する一瞬、あの魂が飛んでいく感覚であって、それはもう何ものにも変えられない喜びだと思うのだ。

ニューヨークはそういう輝く瞬間を、時々見せてくれる。
だもんだから、不便で、面倒なことがいっぱいある街なのに、そのホームランで、やっぱり愛してしまうのだ。



魂を持ちあげてくれて、ありがとう。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

読んでいただき、ありがとうございます!
エリぞうのインスタグラムはこちら
ツイッターはこちらです

[PR]
by erizo_1 | 2016-07-24 15:16 | カルチャーの夕べ
じゃじゃーん!
ニューヨーク・ニッチ 7月号、更新です!

メット・ブロイヤーの未完の作品展「Unfinished」では、アートなキャンディを食べるべし!」を更新しました。

メトロポリタン美術館の新しい分館であるメット・ブロイヤーでは、現在未完の作品展「Unfinished」を展示中!

そこにあるのが、このキャンディの山です。
c0050387_1412331.jpg

これはいったいどういう意味があるのか?

そこに隠された意外な秘密をぜひご覧下さいね!

The Met Breuer

住所:945 Madison Avenue New York, NY 10021
電話: 212-731-1675

「Unfinished: Thoughts Left Visible」
9月4日まで


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

読んでいただき、ありがとうございます!
エリぞうのインスタグラムはこちら
ツイッターはこちらです

[PR]
by erizo_1 | 2016-07-19 14:15 | カルチャーの夕べ
NYではメンズのファッション、2017年春夏コレクションが披露されました。
c0050387_12591351.jpg

どんな感じか、ご紹介しましょう〜〜〜!
このトップ画像はトミー・ヒルフィガー
上下花柄です♡

こちらはマイケル・コースです!
わー、かわいい
c0050387_13173123.jpg

なんて爽やかなんでしょう、爽やかなスポーツスタイル。
きゃわわわわー!
c0050387_13174882.jpg

c0050387_13182410.jpg

素材も紙のように薄いペーパーポプリンを使って軽やかだったり、水玉ボーダーといった爽やかな幾何学パターンを多用したりして、もう爽やかの波状攻撃
c0050387_13195592.jpg

まさに「渋さ知らず」というべきか。
ユース感満載

こちらはコーチ
アメリカの若者カルチャーマッシュアップしたコレクションです。
c0050387_1321263.jpg

かつてはバイカーが着ていたバイクジャケットがキーアイテムになっていて、コーラの王冠を模したようなバッジで飾られています。
c0050387_13214398.jpg

でもこれを着るのって、相当にオシャレさんで、まるっきりヤンキーじゃないよね。
モチーフは不良サブカルなのに、出来上がりはめちゃかわいい
c0050387_13232370.jpg

c0050387_13234288.jpg

c0050387_1324278.jpg

いやーん、かわいい
c0050387_13245545.jpg

こんなに細かったらケンカしたって負けちゃうわ♡
怪我しちゃうから、危ないことしたら、ダメでちゅ!

こちらはトミー ヒルフィガーヒルフィガー・エディション
c0050387_13254673.jpg

いやーん! かわいい!
花柄のパジャマパンツよ〜!
c0050387_13264885.jpg

花柄のバケットハットに、チルデンセーターよ〜!

もうまるっきり男らしくない、ていうのか、「かわい〜♡」みたいな?
ちぇるちぇるビーム! みたいな?
c0050387_1328032.jpg

え!? もしかして、りゅうちぇるって時代の先端をいっていたってこと?
世界はりゅうちぇる化しているってことなの???
きゃ〜♡
c0050387_1349342.jpg

よく考えたら、上下トラックスーツとか、突っかけサンダルとか、スカジャンとか、アイテム的には一歩間違えると「深夜のドンキ」なスタイルではあるんですが、そこをプロポーションやシルエットを変えて、素材を変えて、オシャレにクリーンに仕上げるところがファッションですね。
c0050387_13502346.jpg

なんかママとも一緒におでかけして、アイスクリーム食べたり、スナップチャットしてそうな男子って感じだわ〜♪

かつては大人に反抗したり、アウトローになっていたりした若者のカウンターカルチャー。
そのワルで不良なスタイルだったものが、かわいく、清潔に浄化されて提案されているのが興味深いところです。

アンドロギュノス的なアプローチは世界的な流行になっていますが、ヨーロッパのメゾンが2016 年春夏に打ち出した流れが、ふつうの男子も着るようになったってことですかね。

中性男子もヨーロッパだとちょっと暗めなのに、アメリカだとめっちゃ明朗快活、爽やか、ゆるゆるって感じなのね。
c0050387_13315984.jpg

ミレニアム世代の男子はもう男らしいとか女らしいとかを越えて、自分らしさを好む世代かもしれませんね。

さてこうしたビッグブランドの2017春夏コレクションについて詳しくはアパレルウェブに書きましたので、もっと詳細を知りたい方は、ぜひそちらの記事もチェケラウ下さいね!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

読んでいただき、ありがとうございます!
エリぞうのインスタグラムはこちら
ツイッターはこちらです

[PR]
by erizo_1 | 2016-07-18 14:00 | トレンドの泉
NYを拠点とするジャズピアニスト、大江千里さんが新しいアルバム『Answer July ~Senri Oe Jazz Song Book~』を発表!
c0050387_1348285.jpg

そのお披露目ライブに行ってきました。

4枚目のアルバムは初のボーカリストとの共演。
7月5日に世界発売

千里さんのライブは何度か見たことがありますが、すばらしいエンターテイナーですよね。
c0050387_13553927.jpg

その場の空気を読みとりながら、うまく膨らませたり、乗せてくれたりして、会場の心をガチッとつかんでくれる音楽家です。

今回はオールド・ジャズの世界どまんなかでした。
オール・ザット・ジャズという感じ。


このアルバムではジャズボーカルのレジェンドSheila Jordanが2曲歌い、Becca Stevensが、タイトル曲『Answer July』を作詞&歌唱。

このシーラ・ジョーダンさん、今回のステージに立たれましたが、なんと1928年生まれだとか。
数々の賞に輝いていて、NYのジャズの歴史を生き抜いてきた方です。
すごい!
c0050387_13501242.jpg

そして世界的に話題のコーラスグループNew York VoicesのLauren Kinhanも作詞&歌唱。

このローレン・キーナンさんの歌いっぷりがまた「いーかーにーも大人〜!」な魅力たっぷりだったので、お裾分けしましょう。


そして大御所シーラさん。
この楽しいかけあいが、いかにもニューヨーク・ジャズですね。


3年半かけて作ったアルバムだそうです。
NYらしさが詰まった楽しいライブでした。

ちなみにアルバムジャケットはNYでも個展を開催した、あのキングコングの西野亮廣さんが担当!
千里さんやシーラさんの顔も描かれています。
c0050387_13551589.jpg

日本盤は9月7日にスペシャルバージョンでするそうです!

世界盤アルバムご購入は、iTUNESもしくはCDはPNDのサイトへどうぞ!
千里さんのサイトは、こちら。
PDNオフィシャルサイト

アルバムの視聴もできますよ!
[PR]
by erizo_1 | 2016-07-07 13:58 | カルチャーの夕べ