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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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国際ジャーナリスト津山恵子さんが「現代アメリカ政治とメディア トランプの勝利は偶然か、必然か」と題する講演を行い、拝聴してきました。

分極化するメディア、変貌する政治の行方
というテーマで語ってくれましたが、これがすばらしくタメになって、もうなるほど×100回な講演会でした。

いかにネットやSNSの発達にともなって、政治の中間層が激減してきたか
フィルター・バブルの時代に生きる危険性とはなにか

といったドキリとするような内容で、今まで気づかなかったことをわかりやすく見せてくれたのは、さすが敏腕ジャーナリスト。

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トランプ氏といえば、テレビ番組で知名度を高めて、いわばタレント候補として出馬し、ブライトバートのようなオピニオンサイトが後押しした大統領で、そういう意味ではメディアが生み出したスターでもあるわけです。

そうして政権についたトランプ大統領が、今度は主流メディアを「アメリカ国民の」「フェイクニュース」と攻撃。その一方では本人がツイート大好きで、しかも事実とは異なるツイートを頻繁に流しているという、かつてないカオスな状況にあるアメリカ。

そうした複雑な状況を、津山さんがわかりやすく整理して解説してくれました。

よく「分断」の時代といわれますが、いったいなにが分断なのか、津山さんは実際に数字をあげて解説。


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アメリカでは、かつては保守、リベラルの支持者以上に中間層というのが多かったのが、今や保守かリベラルに分断してしまい、中間層が激減してしまったそうです。

これは議会でも同じことだそう。日本でも同じことを感じますね。

それにはネットやSNSが大きく関与していて、アルゴリズムが作りあげる情報のフィルターが関わっていると、津山さんは解説します。



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今ではネットがアルゴリズムで「あなたがお好きなのはこれでしょう」と記事だの商品だのの情報を届けてくれるので便利ではあるけれども、それはもはやフィルターをかけられた情報であるわけです。

フィルターがかかった情報に接している「フィルター・バブル」のなかで生きているのが現代。

ニュースもすでにフィルターにかけられたものばかりが届けられていて、私自身もそれを無意識に見ているわけです。

そこにつけこんで、たとえばロシアで大量生産されたフェイクニュースが流れてきて人心を操作、選挙にも影響を与えているということには、愕然としました。

さらに「ディープ・フェイク」という合成フェイク映像を即時に流せるテックも出て来ているとのことで、これでは一般の人たちはとても見わけられないですね。
恐い時代です。


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考えてみれば、SNSなんてものに人類が遭遇したのは近年のことであって、たとえばガソリン自動車の発達と共に大気汚染が起きたり、化学物質が開発された代わりに公害が大問題になったりと、人類は発明のたびに大失敗もしているわけで、SNSの発明は当然公害を生んでいるのでしょう。

GAFA
フィルター・バブル
エコー・チェンバース
フィルター・バブル
ディープ・フェイク
フェアネス・ドクトリン
イコールタイム・ルール

こうした重要なキーワードについて、ぜひとも津山さんが共著した「現代アメリカ政治とメディア」を読んでみて下さい。

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アメリカに関わらず、インターネットの時代に生きている現在、日本でもまったく同じ状況が起きていますよね。

自分の意見に合う情報だけを読み、分断が進んで、かつての中間層がなくなっている時代。

たちは何ができるのか、どうやって情報を判断する知性を鍛えるのか、ということを考えされられます。

恵子さんには、ぜひともYouTubeかオンライン講座で、この内容を流して欲しいなー。

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津山恵子さんが、前嶋和弘氏上智大学教授、山脇岳志朝日新聞編集委員らと共著した本はこちらです。

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# by erizo_1 | 2019-05-17 14:11 | 社会の時間
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ご存じ毎年恒例のファッションの頂上合戦、もしくは地獄絵図、メット・ガラの模様です。

「キャンプってなに?」
という方は、メトロポリタン美術館で行われている「キャンプ」展の記事をご覧下さいね。

ひとことでいえば、「やりすぎコージー」的な、「ロバート秋山」的な、「ジョン・ウォーターズ」的なファッションといえます。

そのテーマに沿ったファッション対決はどうでしょうか?
なんといっても話題を集めたのが、レディーガガ。
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5分にわたるショータイムで、4回着替えてみせたというパフォーマンスぶり。
このガラにかける意気込みというか、鼻息の荒さを感じさせます。



うわーーー!気持悪くて、いい!
すばらしい、すばらしいわ、ガガ様!
キャンプ様式を表してみせた最高のパフォーマンスでした。

では他の方たちも見ていきましょう〜!

ケンダル・ジェンナー
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は? これ、キャンプちゃうやん。

フツーにきれいですやん!

ひとりズルしてきれいな格好をしてきた感がありますなー。


カイリー・ジェナ−

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こちらは悪趣味っぽいくて、テーマに合っていますね!



ルピタ・ニョンゴ

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ポイントはヘアに刺したクシでしょうか。

いわゆるブラックのヘアにつきもののクシ、80年代に流行ったスタイルをパロッていて、とてもいいですね。


ちなみにこういう人種的なパロディを、他の人種、たとえば白人やアジア系がするのは「文化の剽窃」として炎上します。

日本人が顔を黒塗りして黒人を演じるなんていうのは、まったくアウト。

気をつけたいところです。


水着の女王、エミリー・ラタコウスキー

ほんとにスタイルいいね!

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うわー、ポケモンに出てくる生物のようだ!

ミョーで、やりすぎで、しかしながらギリギリ仮装になっていないというところで、高得点では。


ビリー・ポッター
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今回は太陽神ルックで登場。

ちょっと「仮装大会」に傾いていて、タキシードドレスのスマッシュヒットにはかなわないかな。


ゼンデイヤ

シンデレラの格好です。

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ブ、ブーッ!

これはキャンプ様式ではなーい!

フツーにかわいいじゃん。

6歳児がバースデーに着る仮装でしょう。

コンセプトを間違っておるなー。


仮装といえば、ケイティ・ペリー
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シャンデリア人間(笑)

さすがケイティ、ファッション界の「二郎マシマシ」感あふれるスタイルですね。


エズラ・ミラー
仮面で登場してからの、こう!

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すーばーらーしーいーーーーーー!

エズラ、最高ずら

まさかのトロンプルイユを使ったメイク。

わたしはエズラ、役者というか表現者として大好きなんですが、本当にすばらしく変人ですね。

ブラボー!

アイデアがクリエイティブ!アーティスティック!


生首を持つジャレッド・レト

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これはグッチのランウェイで出たアイデアなので、やはりグッチへのオマージュでしょうか。


グウィネス・パルトロー

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は? キャンプでもなんでもないじゃん!

いますよねー。こういう人。

「仮装でね」とか「服の縛りはこれでね」とか決めても、まったく無視して、自分の好きな通りにしてくる人。


ーディB

うおおお、どハデ!

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なんとトム・ブラウンの衣装で登場ですよ!

トム・ブラウンこそ、まさにキャンプな要素を盛りこんだコレクションを見せてくれる人で、ばっちりの選択ですね。


ベラ・ハディッドとジェレミー・スコット

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ジェレミー・スコットといえば、キャンプのキング。

彼のユーモラスで、楽しくて、どこか皮肉の効いたスタイルが、ぴったり。


ジャネール・モネイー

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おおー、いい! すばらしい!

ウィットに富んだファッションです。

じゃじゃじゃーん!
キム・カーダシアン


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はっきりいって服装よりも、体型がキャンプ!(滝汗)

この「あり得ない」体型、人工感、プラスチック感、不自然さ、過剰さ。

ファッションじゃなくて、ボディそのものがキャンプという、すごいアプローチを見せてくれたキム姐さん。

いっそ裸でもよかったんじゃ……。

ていうか、キムとカニエ夫妻は、生きざまがキャンプともいうけれどね。


セリーヌ・ディオン

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完璧にミョーである。しかも似合っている。

どちらかといえばファッションとしてのキャンプというより、精神のキャンプ様式を感じます


カーラ・デルヴィーニュ

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おおおー!

皮肉というよりは、ポップで楽しい感じですね。


ジジ・ハディッド

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うーん、わからないでもないが、今いちコンセプトが伝わらない。

なにかこのところ、スタイルが低迷しているのは、恋愛とシンクロするものなんでしょうか。



マイケル・ユーリー

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あああーッ、両性具有のスタイルで、これはまさしくキャンプ!

大正解!


ということで今年のメット・ガラ、いかがでしたでしょうか!


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生にゅー!生でリアルなニューヨーク通信 (文春文庫PLUS)


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# by erizo_1 | 2019-05-11 13:30 | トレンドの泉
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メトロポリタン美術館で毎年話題をあつめるコスチューム・インスティチュートの新展覧会

CAMP:Note on Fashion 」が開催!


今季のテーマは「キャンプ」。

といっても、テント張るほうのキャンプじゃないですよ。


こちらの「キャンプ」は様式のこと。

アメリカの作家/思想家のスーザン・ソンタグが、1964年に書いたエッセイ『キャンプについてのノートNotes on"Camp")』をテーマにしています。

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ソンタグはキャンプ様式を「不自然なものへの愛、巧妙に逸脱したものや誇張したものへの愛」と定義していています。

皮肉たっぷりでユーモラスであったり、あるいは極端なものであったりするド派手なスタイルであり、パロディやパスティーシュ、誇張や過剰、引用などを用いた、メタ・ファッションともいえます。


「キャンプ」の日本語訳はないのですが、大まかに「悪趣味」「やりすぎ」「社会風刺にとんだ」「反骨的な」といった概念と考えていいかと思います。


では、具体的にどういうのを指すかといえば、むしろ展示作品を見たほうが早いですね。


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こちらはコム・デ・ギャルソンの橋真琴オマージュの服! 

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キョーレツ!
「シャイニング」の双子オマージュのドレスも恐い!

大人があえて子供のモチーフを着るというキャンプ趣味ですね。


右側は、カルディBがグラミーの時に着ていたドレスで、ミュグレーのビンテージです。

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こちらはトロンプルイユ

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肉襦袢としかいいようのないファッション。

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昨年のカトリック宗教をテーマにしたモード展は、まさに天上に誘われるような美しさがありましたが、今年は思いっきり地上的です(笑)

面白い、ウケる、ブラックジョーク満載という意味では非常に見応えのある展覧会です。


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カンヌで物議をかもしたビヨークの白鳥ドレス

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すごー!


「じゃあ、志村けんもキャンプなのか? ビヨークの白鳥と、志村の白鳥の差がわからない」

というツッコミもあるかもしれませんね。

鋭いご指摘です!


「だったらナスの着ぐるみを着るのも、キャンプなのか?」

むーん。たしかに、その境界線は曖昧ですなー。


ハッキリいって仕上がりは同じような感じだと思います〔笑〕


しかしながら違うのは、その意図ではないでしょうか。

もし「お笑い」のために考案した服装なら、「笑える」という結果を引き出さなければ失敗ですよね。

また「仮装」であれば、いかに似ているか、いかに秀逸なアイデアを盛りこんだか、というところにジャッジがかかるわけです。


一方、ビヨークは(少なくとも本人は)笑いを提供するために着たんじゃなくて、モードの概念を打ち壊すつもり、カンヌの「美しく着飾った女優たち」のパターンに反旗をあげるつもりで着たんじゃないでしょうか。


世の中の「約束ごと」「良識」「シック」をくつがえしてみせるのがキャンプであって、「物議をかもす」というのが大きなポイントといえそうです。


プレス記者会見では、グッチのアレッサンドロ・ミッケーレがスピーチを!

グッチは今展覧会では大きな協力をしているそう。

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アレッサンドロのグッチといえば、まさにキャンプ趣味。

今まで「女らしさ」とか「男らしさ」といっていたもの、シックな組み合わせと考えられたものが、ぐちゃぐちゃに混ぜられたわけです。


グッチというメゾンで、シックとは真逆にある、ギーク(ダサ坊)やナード(オタク)を取りこんだというのも画期的です。


「キャンプは、まさに自分のこと。キャンプとは、自由であること」

とアレッサンドロ。


変な格好をすればキャンプかというと、そうでもなくて、やはりそこには「社会に挑戦する」スピリッツが欲しい気はします。

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さてさて、ファッション界の関ヶ原の戦いともいえるメット・ガラですが、今年はこのこの「キャンプ」がテーマ。


うわー。もうこのテーマだけで、地雷だらけの野を行くようですー!

てことで、恒例のレッドカーペット編に続きます!


Camp: Note on Fashion

~9月8日まで開催

The Metropolitan museum of Art

所在地: 1000 5th Ave, New York, NY 10028

開館時間:10:00~17:30(日曜〜木曜)10:00~21:00(金曜土曜)


黒部エリのKindleで読める電子書籍はこちら!
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# by erizo_1 | 2019-05-10 12:25 | カルチャーの夕べ
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メトロポリタン美術館で、開催されているのが、「Play it Loud :Instruments of Rock & Roll」展。

つまりロックンロール展!

ロックの楽器にフォーカスを当てた展覧会です。

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こーれーが濃い!

メディ・ウォータースやチャック・ベリーから始まって、ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、プリンスのギターやレディガガのピアノまでが、ドッと展示。

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プレスプレビューには、なんとーーーー!

あの伝説の天才ギタリスト、ジミー・ペイジ御大が出席!

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スピーチもしたのです。

わが人生で、一番ジミー・ペイジに近距離でいた瞬間でした。

そして次に壇上にあがったのが、ギターを抱えた男性。

ん? 失礼ながら、わたくし、この方が誰かわかりませんでした。

白髪であっても、カッコいいから、往年のロックスターなんだろうなー、というのはわかる。

でも誰だかわからない。

それがですね、ギターを弾き出したら……。

がががががーん!

ホテル・カリフォルニア(涙)

イーグルスのギタリストだったドン・フェルダーじゃないかー!

うわー、青春の頃に聞いた、あの「ホテル・カリフォルニア」の生演奏を聴けるとは!

うわーん、メットよ、ありがとう〜〜!

メットのキュレーターも「こんなすばらしいプレスコンファレンスはないですね」といっていましたが、その通りでした(笑)

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この展覧会は、「the Rock & Roll Hall of Fame」(ロックの殿堂)と共同開催になっていて約130もの楽器と衣装が展示されています。

ギターの神様たちが愛用したギターが展示されていて、マニアほど楽しめる展示会です。

映像資料もいっぱいあって、そちらを見るのも楽しい!

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これほど有名ロックミュージシャンのギターやドラムなどの楽器が一堂に会したケースはなく、やはりメットしかできない規模の展覧会。

ロックファンならお見逃しなく!

201910月1日まで開催中!

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The Metropolitan Museum of Art

住所:1000 Fifth Avenue New York, NY 10028

開館時間:日曜 木曜: 10:00 am 5:30 pm

金曜土曜: 10:00 am 9:00 pm



# by erizo_1 | 2019-04-11 15:16 | エンタメの殿堂
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落語の真打ち、柳家東三楼さんが、ニューヨークの会員制クラブで、落語を披露しました。

なんとこの夏からNYを拠点にして暮らし、落語をアメリカに、世界に広げていく活動に取りかかるのだとか。


じつはわたし、落語はほとんど知りません。東京にいた頃に一回か二回、聞いたことがあるくらい。


はたしてどんなものかと思いましたが、まず英語で演じたのが、「動物園」

これはザブ師匠がみずから英語に訳して演じたものらしいです。

内容的には日本人でもアメリカ人でも通じるものなので、ふつうにアメリカ人にも理解されそう。


それから古典落語で、「幾代餅

初めて聞きましたが、人情噺、いいですねー。

笑わせられながらも、ほろりと来ますね。



ザブ師匠が、主人公の清蔵、江戸っこのオヤジさん、おかみさん、藪医者の竹庵と演じわけるのが、さすが巧みだわー。


いかにも下町のおかみさんらしい仕草で襟元を整えたり、襖をあけたりするようす、あるいは花魁を演じるときの抑えた仕草、もうその人物が目の前に見えるかのようです。


そしてなんとアンコールに応えて、すぐその場で「時そば」を聞かせてくれました。
まさかNYで「時そば」を聞けるとは!

いやー、おそばの食べる時の音。

ぞぞ、ぞぞ、ぞぞぞぞぞーッと迫真の音。

うおおおおお、うまい!
まさにおそばをすする時の音!

噛むようすがこれまた絶妙!

これぞ「」ですわ!


「アメリカというところは場所によって、まったく違う。西と東もまったく違うし、マイアミもまったく違う。その土地で合うように演じ方をわけてやってみているところです」

とザブ師匠。

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世界に落語を広げていきたい、という大きな意気込みを持っています。


サンフランシスコ、タンパ、マイアミ、セントピーターズバーグ、ニューオリンズ、ボストン、ニューヨーク、トロント、コロンバスと大学、高校、小学校、老人施設、文化会館、総領事館等を英語、日本語で落語をする50公演のボランティアを行う予定だそう。

秋には公演ツアーがあるらしいので、楽しみです。


柳家東三楼公式サイト



# by erizo_1 | 2019-04-10 14:48 | エンタメの殿堂
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是枝監督の「万引き家族」をニューヨークで鑑賞!

IFC映画館に30分前に行ってみたら、びっくり! 
なんと−!長蛇の列ができているじゃないですか! 
マジで!?  ハリポタでもないのに並ぶ?

客層はほとんどアメリカ人
いかにもインディ映画が好きそうなニューヨーカーの典型、インテリそう、トランピーが嫌いそう、ベーグル好きそう、ハリウッドのアクション大作とか嫌いそうな人たちが結集していて、思わず周囲のアメリカ人に
樹木希林って知っています?」
「まんぷく見ています?」
と聞きそうになりました。

いやー。カンヌのパルムドールの威力はすごいんですねー。
なんとアメリカのロットントマトでは99%の高評価
ニューヨークタイムズをはじめとして評論家もベタ褒めです。

作品のほうは是枝監督の「誰も知らない」にとても似たテイストと展開で、見捨てられた人たちが寄り沿っていきるようす、そのなんとも貧乏くさい生活感とかとか、ずるずると麺をすする食事風景とか、子どもの汚れた服とか、そこに流れるデリケートな心情がまさに是枝ワールド。

なんたって樹木希林がうまい、うますぎる!演技しているように見えない神演技

そして安藤サクラがうまい!安藤サクラさんは「百円の恋」でシビれましたが、本当にこの人はすばらしい。
ケイト・ブランシェットが激賞した「泣く」シーンも、本当に名場面。

リリー・フランキーも情けなくていい。
ちょっと弱い感じとか、小ずるい感じがよく出ていて、ものすごいリアルさ。

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柄本明もほぼワンシーンながら、さすがの存在感。

男の子の顔立ちが、なんとなく昔の柳楽優弥に似ているのも、監督の好みなんでしょう。

社会から見捨てられた人たちが本当の家族よりも強く寄りそうというのは、国を越えて今「わかる」テーマかと思います。

エンディングでは拍手があがるという感じではなかったですが、おそらく最後のカットの、なんともいえず消化できない感じのせいでしょう。

そのひとつ前のシーンで終わらせずに、解釈を観客にゆだねて終えたのが、是枝監督らしいです。
これはアカデミー賞の外国映画部門で賞を取るかもしれませんね。



NY市内で上映されているのは以下の二箇所。

Lincoln Cinema
IFC Center


期間限定なので、お早めに。必ず前売りを買って行ったほうがいいです!


# by erizo_1 | 2018-11-25 14:38 | エンタメの殿堂
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脱サラして音楽家に転身、アラフォーで渡米。そして5年目にして自分のビッグバンドを率いて、アルバムをNYから世界発売。

そんなフツーなら「ムリだからやめとけ」といわれそうなことを、しっかり実現した人がいるのです。
その名は宮嶋みぎわさん。

いったいどうやって夢をかなえるのか、秘訣を教えてもらいたーい!
というわけで、Inspire Talk NYというトークショーで話していただくことになりました!
これはインスパイアに満ちたトークをしてもらおう! という講演会のシリーズです。

聴く人がわくわくとパワーアップできるトークショー。
ここにスピーカーとしてお迎えするのが、宮嶋みぎわさんです!
ぷがぷがどんどん! 

==アルバム「カラフル」世界発売記念トークイベント== 
30歳で脱サラ、38歳で渡米 いくつになってもできる夢のかなえ方 
ジャズピアニスト・作曲家 宮嶋みぎわ

30歳で大手企業を脱サラして、38歳で渡米した宮嶋みぎわさん。
音楽家としては遅咲きながら、ヴァンガード・ジャズ・オーケストラと係わったアルバムでグラミー賞ノミネートを二回経験。
自身のビッグバンドを率いてジャズの名門バードランドでの演奏を経て、この秋、アルバム『Colorful』をNYの名門レーベルから世界発売。
9月30日にはバードランドでアルバム発売記念公演と、快進撃を続けています。

どうやってみぎわさんが夢を確実に形にしてきたのか、その秘訣を話していただきましょう〜!

そしてアルバム『Colorful』の創作秘話を、実際の演奏もまじえて、その場で曲を作っていくデモンストレーションも披露されます!

こちらは、わたしがみぎわさんにロングインタビューをして、NYニッチに掲載した記事です。



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みぎわさんの夢の実現の仕方には、どんな業種にも通じる、すごく大切な知恵がいっぱい。ビシバシと言葉が刺さります。

成功する人は最初からわかるものなのか?」
「プロになるのに大切なことは何なにか?」
「どうやったら不可能を可能にできるのか?」

などなど、知りたいことばかり。

夢をかなえたい人、なにかを実現したい人にとっては、きっと実現する力が湧いてくるはず。

不肖わたくし黒部エリぞうが、みぎわさんのお話の聞き手として登壇いたします。

みぎわさんの話にぱんぱんに勇気をもらい、そして演奏でジャズを楽しんで下さい。
ぜひ100%のインスピレーションをお持ち帰り下さいね。

あ、会場は席が限られているので、必ず申込アドレスに「参加希望」のメールを出し、フルネームをお届け下さいね。

■日程: 9月18日(火曜) 開場 6:30pm  開演 7:00pm
■会場: GLOBAL LABO 545 8th Ave, New York, NY 10018
■参加費(軽食付): 一般$35(受付時に現金払い)
■申込み・問合せ:  inspiretalkny@gmail.com(自動応答あり)           自動応答のなかった場合ー info@exroyal.com
■会場では新譜『Colorful』($25)の販売とサイン会も行われます。
■主催 Inspire Talk NYInspire Talk NYは、インスパイアに満ちたトークショーを開催していくシリーズです。

■講演者プロフィール宮嶋 みぎわ(みやじま みぎわ)ピアニスト、コンポーザー、プロデューサー茨城県生まれ、上智大学を卒業後、(株)リクルートに就職。2004年30歳で音楽家に転身。NYで52年の歴史を持つThe Vanguard Jazz Orchestraと知り合い、同バンド日本ツアーを2009年より毎年プロデュース。2011年、2014年には副プロデューサーとしてグラミー賞ノミネートを経験。2012年9月、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員として米国NYに移住。2017年7月、秋吉敏子さん以来初の日本人ビッグバンドリーダーとして『Miggy Augmented Orchestra』(ミギー・オーギュメンテッド・オーケストラ)を率いて、NYの老舗ジャズクラブBirdlandに初登場。2018年、NEAジャズマスターSlide Hampton氏のオ−ケストラに、指揮者として抜擢される。9月、米国デビューアルバム『Colorful』をArtistShareレーベルから発売。9月30日、アルバム記念発売公演を予定。

# by erizo_1 | 2018-09-11 14:27 | カルチャーの夕べ
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日本でひっぱりだこのサイボウズ副社長,山田理さんがNYで講演します!


日本人は働きすぎ! それは間違いないです。アメリカにいると、よくわかる。日本のみなさん、働きすぎです。大丈夫?


だからこそ政府も「プレミアム・フライデー」や「シャイニング・マンデー」(なぜかカタカナ英語)を打ち出して「働き方革命」を提唱しているわけですが、それが一般働きマンに喜ばれているかっていうと、そうでもないですよね。


「ていうか」「そこじゃないし」という声があがっているわけです。


「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう?」

「プレミアム・フライデーってありがた迷惑ですよね?」


…と働き方について様々に疑問を投げかける面白い企業があります。

それがビジネスソフトの会社「サイボウズ(Cybozu)」

働き方革命について、サイボウズ ワークスタイルアニメ『アリキリ』も出しています。


そのサイボウズの副社長・山田理(おさむ)氏NYで講演します。


「風土」「制度」「ツール」を一体で考え、実践するサイボウズ流のワークスタイル変革事例を交えて、チームワーク溢れる会社づくりや、理想の働き方って何だろうというお話をしてもらいます。

働きやすいチームワークってなんなんだろう?


在米歴が長い方にとっては「今どきの日本の働き方」がわかるし、日本で働いてきた方なら「ある、ある」とうなずける内容。「働き方」について楽しく考えるこの機会をお見逃しなく!

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今や日本では講演会やセミナーでひっぱりだこになっているサイボウズ。

ものすごーくおもしろくて、ユニークな人物として知られる山田さん。

NYで話を聞けるのは、レアなチャンスです。


働く側にとっても、会社を経営する側にとっても、おもしろくて、ヒントになる話を聞ける機会です!



==JAAビジネスウーマンの会・9月講演会&交流会 ==


いま日本で話題の「働き方改革」

しかし、サイボウズは思いましたーーー

その「働き方改革」、楽しくないのはなぜだろう?



講師: 山田 理(おさむ)さん(サイボウズ株式会社 取締役副社長)

モデレーター:矢澤とみ子さん(人材ビジネスコンサルタント)    

日時:

9月 5日(水) 受付開始6:30pm / 開演 7:00pm

場所:

日系人会ホール  49 West 45th Street 11

参加費(軽食付):  

ゲスト $30 / JAAメンバー$25 / 学生 $20 

(現金 or チェック=宛先 JAA  支払は当日受付時)

問合せ・質問: 

event.jwb@gmail.com (自動応答あり)

自動応答がなかった場合/ info@exroyal.com


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# by erizo_1 | 2018-08-30 09:58 | 社会の時間
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ニューヨークで、2018年のプライドパレードがありました!

これはLGBTQの「誇り」を持つパレードとして、NYCの名物にもなっているもの。

1969年にゲイの溜まり場となっていた「ストーンウォール・イン」を警察が検挙した時に、ゲイのコミュニティが反対運動をしたのが、きっかけになっています。

さて今年のパレードは大規模

とにかく参加者の数がすごすぎるー!

こちらはおなじみディズニー

マーベルの風船と、ミッキーマウスが並んでいるのが、ものすごい合併感。

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昔は「ゲイ・パレード」と通称されていて、ドラッグ・クイーンのお姉さま方が着飾ったり、レザーで固めたハードコアなゲイの兄ちゃんたちが歩くといった、手作り感あるものだったんですよ。

しかしながら、今どき参加しているのは、企業が多いのね。

モーガンスタンレーから野球のMLB、化粧品のロレアル、キールズ、リフトといったように、あらゆる企業が参戦。

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M&Mがチョコレートを配ったりして、なにか企業の宣伝、コマーシャルなものになったなー、という気分もします。

しかしcorporate social responsibility(略称:CSR)=企業の社会的責任として、今どきLGBTQ を支援しない企業は「あり得ない」という流れになっているわけで、これは大いなる進歩ですよね。

今回けっこう目立ったのが、ノーブラの女性たち。これは増えましたねー!
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参加者も見物するほうもけっこうノーブラちゃんがいました。

あと見るほうも変わりましたね。

昔は見ているほうはフツーの市民だったけれど、今はレインボーのファッションがマストハブ。

なにかレインボー・フェスになっているのも、すごい!

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来年はレインボーな格好で見に行かなくちゃ!

ディズニーさんからは、虹色のミッキーマウスのシールをもらいました。

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# by erizo_1 | 2018-06-25 14:21 | 社会の時間


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じゃじゃーん、黒部エリぞうが、日系人会ビジネスウーマンの会で講演会をいたしますー!

ええええ、オレなんかが、オレなんかが、そんなことしていいのかー!?

というのは置いておいて、内容は文章術です。
題して、
―プロが教える“言葉の着こなし”術 ―
誰もが発信できる時代だからこそ、
人を惹きつける文章のコツがわかれば、あなたらしさが輝きだす


さまざまな雑誌で情報を発信しているエリぞうが、30年の経験わたって培ったライティングのコツを、面白く、楽しく、誰にでもできる方法で公開します。

もともとヒッキーで、人前に立って話すことが苦手なわたし。

今回の講演も
「ムリムリムリムリ、絶対ムリー!」
と逃げ出そうとしていたのですが、今年は安全圏を抜け出して挑戦することにしました。

わたしがみなさんにシェアできる知恵といったら、ただひとつ書くこと

雑誌では、女性誌から男性誌まで幅広く書いてきています。

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そして少女小説家「青山えりか」としては、30数冊の文庫本を出してきました。
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こんな本を書いていたんですねー。
きゃー! われながら、幅広すぎ!

そしてブログをまとめた文庫本は生にゅー!生でリアルなニューヨーク通信として文春文庫から出ました。
現在はkindle 版で発売しています。
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いわば文章の職人みたいなわたし。
それだけに「これがコツ」というものをわかりやすく解説できます。

現代ではネットの発達で、今や誰もが発信できる時代です。
なにを発信してもいいし、好きに書いていい。

でもそれだけに、どう書いていいか悩むこともありますよね?

お喋りなら得意でも、なぜか文章になると、いいたいことがうまくいえない人もいるし、どうまとめていいかわからないというケースもあるはず。

現代では定型文なら、コンピュータに任せれば書ける時代です。

では、あなた自身の声は? 
自分らしい文章とは? 
どこかで聞いたような文章ではない自分の言葉とは?

これはむずかしいものではなくて、じつは誰でもちょっとしたコツを覚えれば、できることなのです。
ほんの少しの工夫で、文章は変わります。

ご自分のビジネス、あるいはSNS、あるいはご自分というブランドを輝かせるために、簡単なコツを覚えてみてはどうでしょうか。

当日のモデレーターはシンガーソングライターのAK Akemi Kakihara Krivizさん。
ぷがぷがどんどん〜!
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また講演では、黒部エリが取材をしてきたNYコレクションの舞台裏や、インタビューしたことがあるレディガガ、ジジ・ハディッド、トリーバーチなどの裏話もてんこ盛りにします。

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そして「人を惹きつける文章のコツ 10箇条」で、簡単に覚えられるコツを伝授します。

現代はひとりひとりが自分らしさを生かして発信できるマイクロメディアの時代。

あなたの魅力をより引き立てるのは、あなた自身の言葉です。

この講演会では、ちょっとした頭の体操など、楽しく面白く、言葉の練習をできる場を設けます。

ぜひ楽しみながら、言葉の使い方をお持ち帰り下さい。

みなさまとお目にかかれることを楽しみにしています!

黒部エリ プロフ

インドネシア生まれ。東京育ち。早稲田大学文学部卒業後、ライターとして講談社Hot Dog Pressで仕事を始め、当時「ヤリマ」「アッシー」などの言葉を作って流行らせる。
89年から講談社X文庫より、青山えりかのペンネームで少女小説を執筆して30数冊刊行。累計250万部以上売り上げる。
94年よりニューヨークに生活拠点を移す。
ニューヨークのファッション、美容、ウェルネス、食などのトレンドについて女性誌および男性誌で発信。
「WWDビューティ」「ヴォーグジャパン」「エル・グルメ」「マイエイジ」「ゼクシィプレミア」「ハーパーズバザー・ジャパン」などで執筆。

▪️ 日時:6月11日(月)
受付開始 6:30pm / 開演 7:00pm
▪️ 場所:日系人会ホール  49 West 45th Street 11階
▪️ 参加費:  ゲスト $30 / JAAメンバー $25 / 学生 $20   (軽食付) 
  (現金 or チェック=宛先 JAA )
▪️ 締切:6月 9日(土)
▪️ 申し込み先:  event.jwb@gmail.com (自動応答あり)    自動応答がなかった場合/ info@exroyal.com
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# by erizo_1 | 2018-06-04 14:43 | エリぞうのお仕事