コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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天才イケメン・シェフは舌ガンのサバイバー

さて今週のクリック人気投票。
1位は「世界トップレストランにモモフクが初入選」でした!

ぱふぱふ、どんどん!

そういえばモモフクのデビッド・チャンは、全米でもっとも権威がある食の賞、ジェームズ・ビアード・アワードでも「モモフク・コー」で、ベスト・ニュー・レストラン賞を取りましたね。

まさに今アゲアゲ気運。
次代のセレブ・シェフになりそうです。

しかしこのクリック投票率、本当にモモフクの純粋な人気によるものであろうか?

もしかしてアリニアのシェフ、グラント・アケッツがカッコいいからじゃないのか、ちゅうイケメン疑惑を抱いているんだけど、どうよ?

ところで調べていて、びっくりしたんですが、このグラントさん、ものすごい人生を歩んでいるのね。

ちょっとこちらの写真を観てみて。
The New Yorker誌の08年に載ったものですが、前回載せた写真に比べて、ずいぶん痩せて、やつれているように見えません?
なぜだと思う?
c0050387_1545477.jpg

じつはグラントさん、舌ガンのサバイバーなんだそうです。

The New Yorkerの記事によると、グラントさんは07年7月舌ガンのステージ4と診断されたものの、舌を切りとる手術は拒否して、キモセラピーを開始。

07年12月には完治したものの、放射線治療の過程で、味覚を失ったそう。

なんという運命の皮肉か、才能あるシェフが味わえなくなったわけです。

そのためスーシェフたちの力を借りながら、自分は味わえないまま新作を作り、レストランを経営。

味覚じたいは徐々に回復するものらしく、現在グラントさんはみごとにサバイブして復帰しているそう。

いやー。たまげた、驚いた。
よりによって天才にそんな運命がふりかかるとは。
まるでベートーベンのようよ。

エリぞうもまわりで癌治療をしている知人友人が出ている年齢だから、ものすごく胸にこたえる話です。

偉いよね。
病気に負けずに、がんばってきたなんて(涙)

この話を知ったら、このひとをがぜん応援したくなったわ!

まさに「ひとは運命を選べないけれど、その運命に対してどう行動するかは選べる」ということばを思い出させてくれるエピソード。

がんばれ、グラントさん!
ずっと元気でいて下さい!
そして世界のトップシェフになるのだー!


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by erizo_1 | 2009-05-10 15:49 | 食の魔宮