ロウワーイーストサイドのオーガニック・ワイン・バー
2009年 08月 04日
近ごろNYで盛りあがっているのが、ロウワー・ロウワーイーストサイド。
つまりロウワーイーストサイドのさらに下、デランシー通りを下ったあたり。
オーチャード・ストリート沿いに、ぽこぽことカッコいい店ができているのです。
なかでも賑わっているのが、ワインバーのザ・テン・ベルス(The Ten Bells)
オーガニックのワインが揃っているというバーなんですよ。
なんでも「テン・ベルス」というのはロンドンにある老舗のパブらしいですね。
切り裂きジャックの舞台として有名なところだとか。
そこから名前をつけたらしいッス。
そのせいかインテリアもコンセプトがオールドワールド。
トタンで葺いた天井や黒々としたカウンター、エジソン式の電球などが、独特の雰囲気を醸し出しています。
店内はひたすら暗いです。
黒板にチョークでメニューが書いてありますが、まったく読めません。
当てずっぽうに頼むのであった。
出てきた皿もよく見えないので、闇鍋状態
たぶんチョリソだと思います。
トルティーヤ(4ドル)やアーティチョークとセラーノハム(8ドル)などのタパス類はいろいろありますが、ここはね、とにかくコールドカット・ミート(ハム類)がいいのよ!
プロシュート・デ・パルマ(8ドル)を頼むと、どっさり。
ヘッドチーズ(頭部の肉を使ったハムの一種)もどっさり!
これはすごいよ。
東京のバーで出てくる何枚かの薄いハムとは桁が違います。
東京のハムはひとくちで押し込められるからね。
だけど、この店はもうてんこ盛り。
大きな口で有名なスティーヴン・タイラーの口をもってしても、ここのハムはいっぺんに口のなかに押し込められないと思うぞ。
えー、ちなみにサービスについては、期待しないで下さい。
ま、バールだからね。
がやがやしていて、注文をしようにもどこにウエイターがいるのがわからない。
気がついてもらえるまで大声をはりあげるに限ります。
でもって働いているのも、なぜかおっさんばかり。
ことにカウンター内はおっさん率高し。
しかしそのせいか全体にリーズナブル。
場所はカッコいいのに、なぜか中身は「新橋の飲み屋」に近いのでした(笑)
ここの売りは、世界からオーガニック・ワインを揃えてあること。
だいたい一杯6〜10ドル、ボトルで35〜50ドルといった値段帯です。
でもって要チェキは、生牡蠣。
一個2ドルなんですが、これが旨いんだよ。
しかも7時まではハッピーアワーで一個1ドルなのだ!
うきゃー!
いま旬のエリアで、オシャレなセッティング。
さらに新橋の飲み屋的な「肉のてんこ盛り」を合体させた店で、オーガニックなワインを楽しんで下され!
The Ten Bells
住所:247 Broome StNew York 10002 Btwn Orchard & Ludlow St)
電話: (212) 228-4450
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