NYの隠れ家レストラン「フリーマンズ」でチーズ・マカロニ
2009年 10月 01日
知っている人には「ああ、あれ」とすぐわかるだろうけど、知らないひとにとったら「なんのこっちゃ」でしょうから、ここで解説を。
この「フリーマンズ」はフリーマン・アリーの奥にある、隠れ家のような大人気レストラン。
大人気だったら隠れ家じゃないじゃん! というツッコミはなしね。
だってみんなが隠れ家好きなんだから、仕方ないんだよー!
場所はリヴィングトン・ストリートのバワリーとクリスティの間。
ちょうど中間くらいに、おや、これはふしぎ、小さな路地があるじゃないですか!
ここを入って行くんだよーん!
入口もかわいらしく、路地の奥というのが心惹かれます。
店内は「仮想空間におけるモンタナ州のログキャビン」って感じ?
鹿の角などが飾られていて、古きよきアメリカのキャビンを洗練させた雰囲気で、おしゃれです。
料理は、アメリカのコンフォート・フード(心地よい食べ物、つまり家庭の味的な料理ね)
食材はNY州の農場で取れるローカルなもの、そしてサスティナブルなシーフード(ツナとかじゃないってことだね)や、ゲーム(野鳥や鹿肉)を使っているそう。
この写真はランチを食べたときのもの。
アメリカンな人気料理をオーダーしました。
グリルド・トラウト(鱒) 16ドル
スリー・チーズ・マカロニ 10ドル
そして松の実とアレグラのサラダ。
ことに人気メニューはこの三種のチーズを使ったチーズ・マカロニなのだ!
どうもアメリカ人にとっては「おふくろの味」的郷愁をそそる食べ物らしく、あの店がいいとかこの店がいいとか、よくB級グルメのネタになるんだよね。
アメリカの国民食といっていいかも。
そういやアメリカ人の友人のお子さんがいつ会っても夕飯にマックン・チーズを食べているので、驚いた覚えがある。
日本だと「ママンの味」としてなんに当たるんだろう?
肉じゃが? オムライス? 三色どんぶり?
いや、三色どんぶりという喩えも唐突だけど、知人の男性で
「大人になっても三色どんぶりを食べると幸せになる」
という人がいたんですよ。
きっと子ども時代の記憶と結びついているんだろうね。
そんなふうに全米男子のハートをわしづかみする憎いヤツ、マックン・チーズ。
アメリカ人の旦那さんを持っているみなさん、お宅でも作ります?
お子さんたちも大好き?
うちでは作らないなー。
いや、作れば食べるのがわかっているだけに、あの野菜なしの高カロリー食が恐くて作れない!
食べるのは感謝祭とクリスマスだけ。
さて評判の高いチーズ・マカロニの味はどうでしょうか?
ほう、たしかにおいしい!
だけど、そんなに差があるのか、わからないといえば、わからない……(汗)
よく「へッ、外人に鮨の味の違いがわかるかい」みたいなことをいう日本人がいるけれど、わたしはまさにガイジン状態。
まあ、旨いっちゃ旨いけど、たかがマカロニとチーズであるわけで、どう違うのかよくわからない。
ふーむ。
でも鱒のグリルはおいしかったし、アーティチョークのディップもおいしかったです。
なにを食べてもそれなりに楽しめるので、気軽なブランチや、友だち同士でいくディナーによし。
ちなみにこのレストラン、グリーンピースとかPETAとかベジタリアン関係の方は行かないほうがいいと思うよ。
だって店内に剥製が飾ってあるんだもん。
たぶんフロンティア・スピリッツを演出しているんだろうけど、拒否反応を起こす人もいるかもね。
てなわけで、高度に演出された「素朴なアメリカン・スピリッツ」を追求するフリーマンズ。
ニューヨーカーに根強い人気のある店なので、覗いてみる価値あり!
都会の真ん中で隠れ家を楽しんでみて下さい。
FREEMANS
住所: End of Freeman Alley
Off Rivington Between Bowery & Chrystie Streets
電話:(212)420-0012
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
14度くらいまで下がっているNY.
かなり肌寒いです。
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