イースターにソウルフードのごちそう
2005年 03月 28日
私は教会にもつきあわず、ママのとこで料理だけいただいてくるという、超なまぬるいヨメなのだ。
ピータローの弟たちや姪たちも来ていて、みんなで大量の料理をいただき、お腹がいっぱい。
あまりに眠くなって、私は昼寝してしまい、その間ピータローがキッチンの洗い物を全部済ませてくれたのであった>おいおい。
ちなみにピタママはすごーく料理がうまいのだ!
ピタママは体格もアレサ・フランクリンみたいだけど、中身もあったかいソウルの持ち主。
信心深くて料理がうまくて、人をもてなすのが大好きという典型的な南部気質で、コテコテのソウルフードを作ってくれる。
キッチンにはベイクドハムに、マカロニ・アンド・チーズ、コーンブレッド、カラードグリーンやキャンディド・ヤムなど、ソウルフードの典型的なメニューが盛りだくさん。
カラードグリーンは野沢菜のような大きな葉の野菜だけど、これをスモークド・ハム・ホックという豚足の薫製と煮込んだものがとてもおいしい。
キャンディド・ヤムというのは、ヤムいも(さつまいものような甘みのある芋)をサトウキビの黒蜜やシナモンなどと煮込んだもので、日本でいう芋きんとんに似たもの。
マカロニ・アンド・チーズも、ママが作るものはサワークリームとシャープ・チェダーチーズを使っていて、まったりリッチ。
私はハンバーガーだのピザだのといったアメリカンフードはまったく好きじゃないのだが、ソウルフードだけは大好き。
ブラックの家庭ではどこでもグランマやマムの味を大切にしていて、ソウルフードを親戚一同で食べることが多い。ここがブラックファミリーのホームパーティに招かれても楽しいところ。
これがコケージャンのお宅のホームパーティに招かれると、なぜかチップスとか野菜スティックしか出てこないことが多くて、かなりムッとする私である。
頼むから、もっと汁気のあるもの食わせてくれー!
さて帰りには残り物をタッパーに詰めておみやげまでゲットしてきた私たち。
これで明日も食べられるぞ! わーい、ピタママ、ありがとう!!!
しかしソウルフードの恐怖は、とにかくカロリーが高いものばっかりで、これを食べていたら、誰でもかつての巨大なミッシー・エリオットになるのが確実! というところ。
おまけにみんな、コーラだのパンチだの甘い飲み物といっしょに食べるんだから、すごすぎ。
私の低い新陳代謝量では一食で3日ぶんくらいまかなえるかも。
きっとミッシーもソウルフード断ちをして痩せたんだろうなー。
あんなもの食べていて、がりがりに痩せているホイットニー・ヒューストンってやっぱりなにか怪しいよなー。
なので、私にとってはママのところに行った時にしか食べられない禁断のギルティー・プレジャーなのです。
ああああああー。体重計に乗るのが怖い!