不況の時代は結婚ブーム!
2010年 04月 20日
五番街にある聖パトリック寺院でウエディング。
ここで式を挙げるのは非常にむずかしいそうで、お金を出せば挙げられるってものじゃないそうです。
エリぞうもここでのウエディングを見るのはNYに来て初めて!
カテドラルのなかはステンドグラスを通した光が美しく、荘厳のひとこと。
パイプオルガンもみごとです。
なぜか去年から急にウエディング雑誌の仕事が増えているエリぞうなんですが、やはりこれは婚活ブームというやつなんでしょうか?
じつはNYで婚活ブームがあったのは、ちょうど10年ほど前。
911の後だったんですよ。
911の直後は多くの人たちが
「人生なにが起こるかわからない」
「人間いつ死ぬかわからない」
「好きな人に好きだといわないまま明日死んだらどうする」
という不安感に襲われたため、結婚に急いだという流れがあったんだね。
人間というのは危機的状況になると、確実なパートナーを見つけたくなるもので、当時はウエディングブームになったんですよ。
ところがおもしろいことにそのあと景気がよくなって不動産バブルが来たら、コロッと変わってイケイケどんどん、シングル万歳の風潮になったのだ。
経済と恋愛というのは、みごとにパラレルなんだね。
人間っていうのは現金だからねー(苦笑)
調子がいい時はシングルで多くの恋愛チャンスを欲しがるものだし、危機にみまわれると確かなパートナーが欲しくなるもの。
リーマンショック後のNYでは、ウエディングの規模を縮小したり、挙式を先延ばしにしたりしている人たちも少なくないそう。
でも時代の気分としては「結婚」なんじゃなかろうか。
昔から「一人口は食えぬが二人口は食える 」というヤツで、不況をひとりで乗り切るのは厳しくても、二人で稼いで同じ家に住むぶんにはなんとか生活できるもの。
でもってお金がない時代の楽しみというのは、うちごはんを食べたり、DVDを観たり、本を読んだりとインドアの娯楽になるから、外よりは家が大切になるはず。
全体の流れとしては、不況の時代こそ結婚がインになると思うんだね。
なかなか結婚に踏みきらない彼とつきあっているひとは、今が気持ちを確かめるタイミングかもしれませんぜ!
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