NYコレ7日目 マイケル・コースにマイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ
2011年 02月 17日
マイケル・コースはなんと30周年だそう!
えーッ、わたしが生まれる前からあったのね?(←ウソ)
自分で立ちあげたブランドを30年も続けてきているとは、すばらしい。
コレクションは流れるようなドレープのドレスや、きれいなブラッシュ色のファーコート、シンプルでセクシーなイブニングドレスなど、どれも溜息モノの美しさ。
彼の本領であるラグジュリアスなアメリカン・スポーツウエアのスピリッツがいかんなく表現されたコレクションでした。
そしてショーが終わったあとでごった返す会場で見かけたのが……。
うおおおおおお!
マイケル・ダグラスだーーーー!
その後ろにいるのは、キャサリン・ゼタ・ジョーンズだー!
一時期ガンにむしばまれて、ガリガリに痩せ細っていたマイケル・ダグラスですが、みごと治療の効果が出たのか、なかなか元気そうな姿。
いやー。意外といい奥さんだよね、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
結婚当初は「金目当て」と世間でいわれながら、予想をくつがえして長続き、そして旦那を献身的に介護してみせたキャサゼタさま。
うーん、ひと筋縄ではいかなそうというか、こういうところが夫婦のおもしろさよねー。
そしてこちらにいるのは、ああッ、女優のレネ・ルッソだーー!
「リーサルウェポン3」や「メジャーリーグ」に出ていた美人女優ですYO!
彼女もセンスがいいひとよね。
午後に行われた3.1フィリップ・リムのショーには中田英寿選手の姿がフロントローに!
待っている間ずっと本を読んでいたヒデ。
もしかしてパパラッチを避けているのか? という気もしたけど、頼んでみると感じよく写真を撮らせてくれました。
エル・ガールのブロガーでもあるアリエルちゃんと。
レザー使いや、タックを入れたトラウザーが印象的だったショー。
タオちゃんが着ていたツートンのトラウザーと芥子色のシャツがかわいい!
ところでこのひとわかります?
おや、と見直したら、間違いない、作家のサルマン・ラシュディじゃないか!
ファッションショーなんて来るんだー?
うちのカメラマンのズマくんと香織ちゃんに「知ってる?」と尋ねると、二人とも「知らない」と怪訝そうな顔。
あれー。いまの若い子(というほど若くもないはずなんだが)にはピンとこない名前なのか。
ラシュディ氏は英国ではナイトの爵位も贈られている高名な作家で、その問題作「悪魔の詩」事件で世界に知られた人物。
この「悪魔の詩」がイスラム教に対する冒涜であるとして、当時イラクを率いていたホメイニ師が「死刑」を宣告、おかげでイスラム原理主義の刺客たちに命を狙われていたんですよ。
そのせいで「悪魔の詩」を翻訳した筑波大学の助教授も標的にされて、殺されてしまったんですよね。しかも大学のなかで!
たしか犯人は捕まらなかったはず。
ラシュディ氏も一時は居場所を隠してボディガードをつけていたと記憶しますが、ふと考えてみたら、既に20年も前の出来事なのか。
うーん、月日は経ち、歴史はどんどん変わっていくのだなあ。
今さらながら、お気の毒だった翻訳家先生。ご冥福を祈りたくなりますね。
ラシュディ先生は、どうやら恋人らしい若いチャイニーズ系の女の子と観に来ていました。
ちなみにネットで調べたところ、ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏の即時釈放を求める人権活動も行っているようです。
さてこちらは今日のアナ・デル・ルッソさま。
頭に金色のサクランボをお飾りでーす!
首から下のシックな装いと、サクランボどかーん! の対比にシビれます。
ちゃんとサクランボが頭にくっついていて、ズレないのがふしぎ!
さすが熟練のワザ。
もはや「かぶりもの」界のマイスターの名を欲しいままに……!
うひー!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
NYコレクションも残すところ、あと一日!
ラルフ・ローレン、カルバン・クラインといった大御所のトリが控えています。
そして最後は雑誌の枠をこえて、恒例の打ち上げ焼肉会だーーー!
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