ソプラノの歌姫、田村麻子さんのアルバム発売。コンサートの美声を動画で!
2015年 12月 02日
その記念ミニコンサートがあったので、行ってきました。
カーネギーなどのコンサートホールでは撮影録音禁止ですが、今回は日系人会館なので、ばっちり録画オーケイ。
麻子さんの美声の大ファンであるわたしですが、いや、もうすばらしい。
オペラハウスで歌う歌声を間近で聴くと、すごい迫力ですね。
もう空気も窓ガラスがびりびり震動して、壊れるかと思うほど。
バッハの「アヴェ・マリア」
音量にお気をつけ下さいね。
いったいどこから降りてくるのだろう、と思わせる音色。
「宝石の声」と讃えられるだけあって、さまざまな色に輝く声がすばらしい。
くらくらするほどの音の波でした。
今回のアルバムではさまざまな作曲家による「アヴェ・マリア」を歌った「ジュエルズ・オブ・アヴェ・マリア」と、そして日本の歌を収めた「ノスタルジア 日本の歌」の2枚を同時発売。
そのため今回は日本の「朧月夜」や「千の風になって」などの楽曲も歌いあげてくれました。
そして「待ってました!」コーナーがオペラのアリア。
麻子さんはロンドンの「ロイヤル・アルバート・ホール」、そしてボルティモアの「リリック・オペラハウス」など、いくども蝶々夫人を演じてきたディーバ。
「ある晴れた日に」キター!
その繊細な感情表現は、さすが日本の女性らしさを感じさせる麻子さん。
一瞬にして役に入りこむのがすごい!
麻子さんと、ピアニストの米田真紀さん。
こちらがわたしたちのよく知っている麻子さんの笑顔、舞台とは表情が違いますねー。
「ジュエルズ・オブ・アヴェ・マリア」のCDを購入して、サインをしてもらいました!
今回の2枚は歌集なので、オペラのアリア集とはまた違う、情感と風情があります。
オペラのアリアは役に入りこんで歌うものであるいっぽう、歌というのは「田村麻子としてニュートラルに歌える」ものなのだとか。
この「アヴェ・マリア」集は「祈る想い」で歌っているそうで、その澄んだ美声には、癒されて、まさにクリスマス・シーズンにふさわしいもの。
麻子さんの美しい声で、素敵なホリデーシーズンをお迎え下さいね!
Jewels of Ave Maria - ジュエルズ・オブ・アヴェマリア
ノスタルジア -日本の歌-