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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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ジェイソン・モランがギャラリーで演奏、カッコよすぎて死んだ!

ジャズ・ピアニストのジェイソン・モランと、ザ・バンド・ワゴンが「ルーリング・オーガスティン・ブッシュウィック」で演奏。
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このルーリング・オーガスティンは、ミートパッキングにある一流ギャラリーなんですが、近年アートの最前線になっているブルックリンのブッシュウィックにも支店というべきギャラリーをオープンしているのです。
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ギャラリーにはジェイソンのインスタレーションが飾ってあって、今回はいわばアートとしてのパフォーマンスなんだけど、こんなふうにギャラリーでは演奏を披露。
みんな床に座り込んですごくカジュアル
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これが本当にすごかった! 
もう魂がふっとんだ!
タダでこんなすごい演奏に接することができるなんて、すごすぎる!



わたしはジャズにはまったく詳しくないのだけれど、この人、すごい!!! というのだけはわかった。
きわめて知的なジャズというのか。

NYのすごさを感じるのは、こんなとき。

週末には地下鉄が止まったり、空いている車両に乗ればそこには匂う人がいたり、地下鉄に乗るたびに物乞いされたり、道はゴミだらけで、夏場はゴミの匂いがするし、キャッシャーはのろいし、なんかもう耐えがたきを耐えるNYの生活なんだけれど、それでも時折とてつもないもの、すばらしいもの、とんでもなく輝くものに出くわすことがある。

それはもう魂がカッキーン! と空の高みにふっとばされる勢いで、おまけにこの街にはそういうアーティストがごろごろいるのだ。

人によって魂をリフトアップする方法というのは違うのだろうけれども、わたしにとってはやはりすごい演奏小説舞台アートファッション料理に触れた時の、あの昂揚、ああ、なんとすごいものがこの世にあるのか、と感動できる時の気持ち、そのすごいものを作る人間の精神の力に感動する一瞬、あの魂が飛んでいく感覚であって、それはもう何ものにも変えられない喜びだと思うのだ。

ニューヨークはそういう輝く瞬間を、時々見せてくれる。
だもんだから、不便で、面倒なことがいっぱいある街なのに、そのホームランで、やっぱり愛してしまうのだ。



魂を持ちあげてくれて、ありがとう。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

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by erizo_1 | 2016-07-24 15:16 | カルチャーの夕べ