世界に落語を!柳家東三楼がニューヨークで挑戦!
2019年 04月 10日

落語の真打ち、柳家東三楼さんが、ニューヨークの会員制クラブで、落語を披露しました。
なんとこの夏からNYを拠点にして暮らし、落語をアメリカに、世界に広げていく活動に取りかかるのだとか。
じつはわたし、落語はほとんど知りません。東京にいた頃に一回か二回、聞いたことがあるくらい。
はたしてどんなものかと思いましたが、まず英語で演じたのが、「動物園」
これはザブ師匠がみずから英語に訳して演じたものらしいです。
内容的には日本人でもアメリカ人でも通じるものなので、ふつうにアメリカ人にも理解されそう。
それから古典落語で、「幾代餅」
初めて聞きましたが、人情噺、いいですねー。
笑わせられながらも、ほろりと来ますね。
ザブ師匠が、主人公の清蔵、江戸っこのオヤジさん、おかみさん、藪医者の竹庵と演じわけるのが、さすが巧みだわー。
いかにも下町のおかみさんらしい仕草で襟元を整えたり、襖をあけたりするようす、あるいは花魁を演じるときの抑えた仕草、もうその人物が目の前に見えるかのようです。
そしてなんとアンコールに応えて、すぐその場で「時そば」を聞かせてくれました。
まさかNYで「時そば」を聞けるとは!
いやー、おそばの食べる時の音。
ぞぞ、ぞぞ、ぞぞぞぞぞーッと迫真の音。
うおおおおお、うまい!
まさにおそばをすする時の音!
噛むようすがこれまた絶妙!
これぞ「芸」ですわ!
「アメリカというところは場所によって、まったく違う。西と東もまったく違うし、マイアミもまったく違う。その土地で合うように演じ方をわけてやってみているところです」
とザブ師匠。

世界に落語を広げていきたい、という大きな意気込みを持っています。
サンフランシスコ、タンパ、マイアミ、セントピーターズバーグ、ニューオリンズ、ボストン、ニューヨーク、トロント、コロンバスと大学、高校、小学校、老人施設、文化会館、総領事館等を英語、日本語で落語をする50公演のボランティアを行う予定だそう。
秋には公演ツアーがあるらしいので、楽しみです。


