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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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NY州コロナ感染14万人超え。3週間前の自分に「ここに気をつけろ」といいたいこと。

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日本もついに緊急事態宣言。

4月7日付けで、アメリカのコロナ感染者40万人超え。NY州の感染者14万人超え、死者5500名。NY市の感染者は7万人超え。


あまりの数字にボーゼンとするばかりで、ついていけないほど。


こんなことにならないように、日本の友達には絶対に遊びに行くな」「飲みに行くな」「集まるな」と強くいっています。会食などもってのほか。


コロナというのは数が多くないうちは、

「自分だけは絶対かからない」

とへんな自信があるもの。

「インフルエンザのほうが死亡率は高いし」と思ったりする。


それが増えていくごとに、だんだん目に見えないウイルスに取り囲まれている恐怖がつのり、実際に知り合いがかかったり、入院したりすると、ひしひしと身近に脅威を感じるようになります。


ふつう人工呼吸器を使うケースでは3日間ほどなのに、コロナでは2週間も呼吸器が必要なため、医療現場がパンクしていて人工呼吸器が足りなくなっているというNYの悲惨な現状。


入院しなくても、発熱に苦しみながら、自宅療養している人の数も非常に多いです。

まるで見えない嵐に、静かに人々がなぎ倒されていっているかのよう。


アメリカで国家緊急事態は4週間前

その頃は、やはりまだゆるくて、人々はトイレットペーパーだの食糧だのを買いに走っていました。


まだ人々は歩き回っていたし、レストランやバーもオープンしていたから、その時に「感染症状が出ないキャリア」と接したという可能性が高いです。


つまりNYが防止に失敗して、感染爆発してしまったのは、週間まえから都市がシャットダウンする3週間前あたりがキモだったということ。


じゃあ、3週間前に戻れるとして、あの時何をやっておくのが大切だった! と思うことを書いていきます。


①他人と一緒に食事をしない,近くで話さない


私自身は1ヶ月前から誰かと会食はしていませんが、NYがロックダウンするまで、かなりバーやレストランに行っていた人はいました。


当然ですが、会食や飲み会がいちばん危険。


誰かがしゃべっていて唾液が空中に飛んでいるなかで、それがかかる食べ物を食べたら、それは感染しやすくなりますよね。


いまだに会社に行かざるを得ない人は、ひとりきりで食べるのをお勧めします。


②エレベータのボタンやビルの出入り口のドアを素手で触らない。電車のつり革や手すりに素手で触らない。


3週間前は、まだ寒かったので、毛糸の手袋をつけていました。

2週間くらい前からワイプで拭いたり、今ではゴム手袋をしたりするようになっています。

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絶対に公共の乗りものでのつり革、手すり、公共の場所や店舗でのドアノブやエレベータのボタンなど、人が触れるものを素手で触らないで下さいね。


あるいは触ったら、必ず手を洗いましょう。

ゴム手袋を使うのは、ちょっと気が引けるというのなら、除菌ウエットティッシュを常に持ち歩いて使うというのも手です。



③スーパーでショッピングカートや買い物カゴを触るなら、ゴム手袋をするか、拭く。


3週間前は、さすがにこれはやらず、家に帰ってから手を洗っていました。

NYのスーパーでゴム手袋をした人がふつうの光景になったのは、この一週間くらい。


今思えば、これは3週間前、つまりまだ人がスーパーで買い出しに一生懸命になっている頃に実施しておくべきことだったと思います。


スーパーやコンビニのカートやカゴの取っ手には素手で触れないよう注意しましょう。

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④取り分けられるビュッフェ形式の食や、包んでいないパンは取らない。


NYにはわりとこうしたビュッフェ式に料理が取れるデリが多いので、多くの人が利用していたとは思います。


そういえば友人のケースですが、旦那さまが医療関係者で、非常に神経質なんですね。

たしか3週間くらい前のこと。


ベーカリーでパンを買った時に、店員さんがマスクをしていないまま、パンを袋詰めにして渡したところ、道に出てから、そのパンを破棄してしまったのだとか。


その話を聞いた時には、

「えええええ、もったいない!!! 神経質すぎ!!!!

と驚愕憤慨したものですが、「疑わしきは触れず」を考えると、店員さんがマスクと手袋をしているのは大切なポイントかもしれないですね。


⑤子どもの遊技場は利用しない


NYでは外出禁止になってからも、子どものプレイグランドはとも「生活に不可欠」なものとしてオープンしていたのですが、一週間後に、

「感染の場になっている」

とデブラジオ市長がクローズしました。


ブランコや滑り台などの共有は、感染を増やすということが、よくわかります。

子どもから大人への感染も多いよう。


どうしたって幼児に、口に手を入れるなと言うのはムリですから、やはり公共の場で遊ばせないほうが安全でしょう。

今ではプレイグランドも無人です。

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NYの知り合いの家庭では「自宅用砂場」を購入したそうですが、それもグッドアイデアだと思います。


またバスケットボールコートはすべて封鎖。

外出禁止になってからも、元気がありあまる若者はバスケットボールコートやサッカーコートでプレイを続けていたのですが、こちらも禁止になりました。



⑥共同で使うモノを素手では触らない、サインする時は必ず自分のペンでする


会社や銀行、郵便局などの共有のペンは素手では触らないか、触ったら手を洗いましょう。


①同じエレベータに人がいたら、なるべく同乗しない。


これは今やNYではデフォルトになっています。

でも3週間前は、それはちょっと失礼な感じでやりませんでした。


ちなみに友達は日本人の友人とビルのエレベータに乗りこもうとしていたら、先に乗っていた白人女性が、

「アジア人とは一緒にいられない」

と出ていったケースがあったそうで、露骨なアジア人差別!と当時は腹が立ちました。


ですが、現在では、みんな自主的に他人が乗っているエレベータは避けて譲りあっている状況です。



⑤配送品、買ってきたモノや食料品は除菌ワイプで拭く。


私自身は3週間前はやっていませんでしたが、夫は3月半ばくらいから、せっせと拭きまくっていました。


たとえばスーパーに並ぶ食品だって、並ぶまでは衛生管理をされていることでしょう。

でも棚に置いたあとは、誰かが「これにしようかなー」と手に取り、でも値段を確かめてから「やっぱりこっちにしよう」と棚に戻して、違う商品を選ぶことだってあり得る。


現在では私の友人たちも、ほとんどそうですが、外から戻ったら、アウターを除菌ワイプで拭く。

スマホやお財布など、外で使ったものを拭く。

靴底も拭く。

さらに外出から戻ると、シャワーを浴びています。


はたして服にウイルスがつくものなのか、それを除菌ティッシュで除くことができるのか、あまり科学的根拠はないかもしれないですが、心理的な安心感ですかね。


NYでは街がシャットダウンして、スーパーやドラッグストア、ガソリンスタンドなどエッセンシャルなビジネスだけ開いている状態とはいえ、犬の散歩をしている人もいれば、散歩したり、ジョギングしたりしている人もいます。


ソーシャルディスタンスを取って離れていれば、外にいるだけで、すぐに感染することはないようです。


ともあれ現時点から「3週間前のNY」を思い返してみて、一番大事だと感じるのが、このこと。


●公共のモノには素手で触らない、もしくは除菌ティッシュで拭く

●電車やスーパーマーケットで、人と距離を離す

●現金にはなるべく触れず、宅配物の表も拭く。


感染爆発が続くNYですが、それでも4月4日、はじめて死者数が減りました。

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かといって、すぐに下がるわけでもなく、4月7日には731名。


これからピークが来ることになっていて来週、再来週あたりに、感染者最大ピークを迎えることになりそうです。

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この先も外出禁止は数週間続くことになるでしょう。


日本のみなさん、現時点で用心しすぎるほど用心して下さいね。
気をつけるのは今です、今!

by erizo_1 | 2020-04-08 15:20 | 社会の時間