日系人会の「お弁当プロジェクト」で、ボランティア参加してみた!
2020年 06月 19日

NYにあるJAA(JapaneseAmerican Association日系人会)が主宰するお弁当配布プロジェクト「Project Bento」にボランティアとして参加しました。
これはNY市に住む、日系人シニアに、無料で日本食のお弁当を届けるというもの。
もともと日系人会では毎月「敬老会」を行って、100人ほどのシニアたちが集まる会合があり、そこで食事をふるまっていたそう。
それが新型コロナウイルス感染のために、会合はストップ。
コロナ禍で外に出るのもままならぬことになったシニア支援のために、和食のお弁当を週一回、届けるというプロジェクトが5月4日から発足しました。

これは日系人会と、サンライズマート、伊藤園、そしてBentOnが協力して実現。
Japan Culture NYCのスーザン・マコーミックさんたちを中心に、配達はボランティアでまかなわれています。
日系人会の敬老会に参加している方への安否の確認電話と、お弁当配達で始まったプロジェクトですが、他のシニアの方々も加わっています。
NY市内で、100人以上のシニアが申し込んでいるとか。
経済的に困っている方へのギフトカードサービスなども始めているそうです。
上記の食料品店以外にも、大人気鮨店である「JUKU」がお弁当を協力したり、領事館もお弁当の寄付をしたりしているそうです。
また人気レストランの「和参」も参加。
ブルックリンを拠点とするシェフ・カツ・ブルックリンも6月に参加!
おいしそうです!


お弁当の費用は上記の食料品店の厚意と、そして日系人会や、寄付で成りたっているそう。
毎週、月曜日はマンハッタンとブロンクス、木曜日はクイーンズ、ブルックリン、ローズベルト島にデリバリーしています。
わたしがデリバリーボランティアを担当したのは、近所のエリアに住んでいる方でした。
お弁当をピックアップするロングアイランドのBentOnは、4駅ほど離れたところにあるので、歩いて取りにいきます。
テクテクと歩いていって、ようやくBentOnに着きました。
わー!
すごい達成感。

なかに入っているのは、お弁当と、お茶の缶、そして日系人会員がボランティアで作ったという布製のマスクが2枚。
おー、おいしそう。

これを持って、またテクテクと戻ります。
行きに30分、2件まわってから帰りに60分で、だいたい1時間30分ほどのウォークとなりました。
ふだんから、なるべく一日1時間歩くようにしているので、これはよい運動代わり。
Bent On では、さまざまなバラエティあるお弁当を提供!
おいしそうです!

受け取った方たちには、喜んでいただけて、嬉しい!
私の画像だとしょぼいので、JAAさんから借りた画像を貼りつけます。

電話でのボランティアもしているのですが、
「自分では料理をしないから、ありがたい」
「日本食のお弁当が食べられるのが嬉しい」
と喜んでいただけるのが、嬉しいです。
そうか、年をとると自炊も面倒になってくるよねとも思うし、このコロナ禍で出られなかったら日本食が恋しいだろうとも思います。
そして自分自身にとってはお弁当を届けて、喜ばれることで、
「他人のために役立っている」
という行為ができること。
これは大きい!
役にたてるって、なんて嬉しいことなんだあああああ!
ことにずっとコロナ禍でこもっていたので、社会に貢献できるのが嬉しい。
今回、友だちの矢澤とみ子さんがお弁当を配達する姿をフェイスブックで見かけて、「おおお、これは大切なことだ!」と感銘を受けて、さっそくボランティアを志願したのです。

NYには日本人のシニアがかなりの人数いて、今回の自主待機で不安になっている人もいるでしょう。
NYの邦人は、西海岸ほど日本人の移民が住んでおらず、数年で帰国する駐在が多いために、あまりネットワークが堅固とはいえないのです。
それだけに危機のときに、孤立しがちなシニアにコンタクトを取り、コミュニティで助け合うのは大事なこと。
日系人会の合い言葉は「助け合って100年」らしいですが、まさに異国に住むということは、自分たちでセイフティネットを作ることなのだなあ、と感じます。
日系人会のみなさま、食料品店のみなさま、よい機会を作ってくれてありがとうございます!
さて、このお弁当プロジェクトですが、NY再開のフェーズをかんがみて、敬老会再開まで続けられる予定です。

●プロジェクト・ベントーに、ぜひご寄付を!
税金控除できる寄付ができます!
寄付は、NY日系人会 のサイトから
●クイーンズは地域が巨大なので、車を持っていてデリバリーのボランティアをしてくれる方を募集しています。
ぜひJAAにご連絡下さいね!


