妻の実家を恐れるガイジン婿どの
2005年 12月 07日
東京はベロアのジャケット1枚でも歩いていられたのになあ。いきなりこっちに来たらダウンジャケットだよ。
今回の日本滞在は、後半からピータローも出張で来ちゃったもんだから、なんだか6歳児を連れているようですた。
ピータローはすでに日本には5,6回行っているため、お気に入りのアキバ(笑)には、ひとりでも行けるようになっている。
今回は私のほうが先に東京の実家に行っていて、ピータローのほうがあとから出張で合流したのだけど、私が入れ違いにニューヨークに戻るかもしれない、という事態におちいったのだ。
「私がいなくても、1週間ならうちに泊まっていられるよね?」
と訊ねると、
「うわーん、いやだよーーーー!」
と電話口のむこうでわめくピータロー。
仕方ないので、東京滞在を延長して、付き添いさんとしてステイしてきました。
うーむ。やはり妻の両親との同居は、婿どのにはストレスなんでしょーか?
ピーターが恐れているのは、うちの母なのだ(笑)
うちの母はピーターが来るたびに、お寿司やらステーキやらを大盤振る舞いして、歓待してくれるのです。あれこれとピーターに気を使ってくれて、とても親切。
だけど、躾にうるさいんですな(笑)
ピータローのアメリカ式生活様式ちゅうものが、母にとってはかなり神経に障るらしいのだ。
で、いちいちドアを大きな音をたてて開け閉めしないこと、タンクトップで歩き回らないこと、大きな足音を立てて歩かないこと、モノをあちこちに放っておかないこと、バスタオルをぐっしょり濡らさないこと、といった指導をするわけです。
それも私に対して!
うちの親は英語を話せるんだから、語学の問題じゃない。
そうじゃなくって、本人に直接文句をいわず、あくまで私に文句をいって相手に伝えさせるのだ。
こういうあたりが、じつに日本的(笑)
それで私としては、ピータローにいちいち注意しなくてはいけないのだが、ピータローとしても納得できないことがあるらしい。
「バスタオルを濡らすなって、どういうことさ?」
と反論するピータロー。
「バスタオルは体を拭くものなんだから、濡れるに決まってるよ」
たしかにそうなんですけどね。
うちの両親はむかしの人なので、必ず先に手ぬぐいタオルで体を拭いてから出て、バスタオルで仕上げるわけよ。
ていうか、日本では湿気が多いから、ニューヨークみたいにタオルを放っておけば乾くなんてことがないんだってば。
というわけで、ちまちま手ぬぐいで拭いてからバスタオルを使うようになったピータロー(笑)
ピータローにとって東京は楽しいけれど、めちゃめちゃ気をつかう滞在でもあるもよう。
まー。私もお姑さんであるピーターのお母さんの家に滞在するときより、実家にいるときのほうが、ずっと気を使うくらいですからね(笑)
ニューヨークに戻ってきて、「あー。やっぱりうちは楽だなー」とベッドに倒れこんだ私たちだったのでした。ちゃんちゃん。


