草間彌生になってNY植物園のKUSAMA展に行ったら、すごいことになった!
2021年 06月 07日

ブロンクスにあるニューヨーク植物園で行われている草間彌生展、KUSAMA COSMICNATURE(クサマ コスミック・ネイチャー)に行ってきました。
これは本来、昨年2020年に公開されるはずだったものが、一年延期されたというもの。
前々から話題になっていたため、オンラインで買うチケットも先々の日まで売り切れていて、かなり先の日にちでゲット。
すると、同行するヨーコ弁護士がこういってきたのだ。
「エリさん、赤いカツラかぶっていくんですか?」
ええええ。
「ほら、前にパーティで使ったカツラですよ!」
実は以前、バースデーパーティで草間先生トリビュートの赤いカツラに、赤い水玉ドレスを身につけたことがあった。それを着ろと?
「まさか−!」
「今こそ使う時じゃないですか!」
えーッ、冗談じゃないよ!
と思ってハタと気がついた。
そうだ、日本人で女性だったら、草間彌生でアドバンテージを取るしかないじゃないか。
アンディ・ウォーホール展があって、銀色のカツラを被っていっても似ないだろうし、ヴァン・ゴッホ展に包帯巻いていくのもアレだしね。
われわれでも似ることができるのは、草間彌生センセイしかない。

ということで、行ってきました、ニューヨーク植物園!
入園してから、カフェで軽食を買ってコーヒーをベンチで飲んでいたところ、
「一緒に写真を撮っていいですか?」
との声が。
ええええ。写真撮影!?
「もちろんです」といって撮影を始めたら、その撮影をしている私たちを、スマホでたくさんの人たちが撮っている。
行くところ、行くところ、写真を求められるのである。
「いやー、セレブの気持ちがわかりますねー!」とヨーコさん。
おいー! それはカン違いだろー。

そしてあれこれ話かけられるのですが、とんでもない質問も。
「あなたたちは、草間彌生の親戚なの?」
なわけないだろー!
いや、それ、日本人が1000人くらいしかいなくて、全員が親戚縁者というレベルだから!
しかしアメリカ人からすれば、ワタナベといえば、ケン・ワタナービの親戚かと思うだろうし、芸術に詳しいアメリカ人にしても「日本人の半分くらいはムラカミという名前」くらいに想像しているかもしれないよね。

さて、肝心の展示の方はどうかというと、メインは屋外にあるインスタレーション、ヒトデさん、かぼちゃタコさん、銀玉が浮かんだ池あたり。

その他、室内の鑑賞もできるチケットだと、温室内のインスタレーションや館内に展示された絵画作品や、インフィニティ視覚効果のあるカボチャのインスタレーションを鑑賞できます。
ことに面白いのは「フラワーオブセッション」のテントで、花のシールを、そのテントのなかのどこにでも貼りつけていいというもの。


ただし作品数としてはそれほど多くなく、2017年に行われたデイル・チフーリ展の圧倒的な作品数に比べると、かなり少ない感じは否めません。
絵画の作品数も美術館ではないから少なくて、2012年ホイットニー美術館で行われた草間彌生回顧展のボリュームに比べると、ほんのひとにぎりという感じ。

ニューヨークで草間作品を扱っているのが、David Zwirner(デビッド・ズウィナー)ギャラリーですが、ここで行われたインスタレーションの方がビッグスケールだったかな。

とはいえ、自然のなかで、ドーンと聳えたつ草間作品の迫力は圧倒的。
まさにインスタ映えというヤツで、楽しい。
絶対に見逃さないほうがいいです!
また植物園のイギリス風庭園や、温室のなかのエキゾチックな植物たちも見どころで、とても丁寧に手入れされています。

ニューヨーク在住の人は、毎週水曜日だけ、庭の鑑賞だけフリーで出来るチケットもあるので、それを利用するのがお勧めです!
みなさんも行かれる時は、ぜひ草間ファッションでね!
ニューヨーク植物園 (New York Botanical Garden)
住所:2900Southern Blvd, Bronx, NY 10458
2021年10月31日まで開催
開園時間:10:00am.~6 :00p.m 土曜日 〜9:00 p.m.


