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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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草間彌生になってNY植物園のKUSAMA展に行ったら、すごいことになった!

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ブロンクスにあるニューヨーク植物園で行われている草間彌生展KUSAMA COSMICNATURE(クサマ コスミック・ネイチャー)に行ってきました。

これは本来、昨年2020年に公開されるはずだったものが、一年延期されたというもの。


前々から話題になっていたため、オンラインで買うチケットも先々の日まで売り切れていて、かなり先の日にちでゲット。


すると、同行するヨーコ弁護士がこういってきたのだ。

「エリさん、赤いカツラかぶっていくんですか?」

ええええ。

「ほら、前にパーティで使ったカツラですよ!」

実は以前、バースデーパーティで草間先生トリビュートの赤いカツラに、赤い水玉ドレスを身につけたことがあった。それを着ろと?

「まさか−!」

「今こそ使う時じゃないですか!」


えーッ、冗談じゃないよ!

と思ってハタと気がついた。


そうだ、日本人で女性だったら、草間彌生でアドバンテージを取るしかないじゃないか。

アンディ・ウォーホール展があって、銀色のカツラを被っていっても似ないだろうし、ヴァン・ゴッホ展に包帯巻いていくのもアレだしね。


われわれでも似ることができるのは、草間彌生センセイしかない。

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ということで、行ってきました、ニューヨーク植物園!

入園してから、カフェで軽食を買ってコーヒーをベンチで飲んでいたところ、


「一緒に写真を撮っていいですか?」


との声が。

ええええ。写真撮影!?


「もちろんです」といって撮影を始めたら、その撮影をしている私たちを、スマホでたくさんの人たちが撮っている。


行くところ、行くところ、写真を求められるのである。

「いやー、セレブの気持ちがわかりますねー!」とヨーコさん。

おいー! それはカン違いだろー。

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そしてあれこれ話かけられるのですが、とんでもない質問も。

「あなたたちは、草間彌生の親戚なの?」

なわけないだろー!

いや、それ、日本人が1000人くらいしかいなくて、全員が親戚縁者というレベルだから!


しかしアメリカ人からすれば、ワタナベといえば、ケン・ワタナービの親戚かと思うだろうし、芸術に詳しいアメリカ人にしても「日本人の半分くらいはムラカミという名前」くらいに想像しているかもしれないよね。

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さて、肝心の展示の方はどうかというと、メインは屋外にあるインスタレーション、ヒトデさん、かぼちゃタコさん、銀玉が浮かんだ池あたり。

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その他、室内の鑑賞もできるチケットだと、温室内のインスタレーションや館内に展示された絵画作品や、インフィニティ視覚効果のあるカボチャのインスタレーションを鑑賞できます。


ことに面白いのは「フラワーオブセッション」のテントで、花のシールを、そのテントのなかのどこにでも貼りつけていいというもの。


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ある意味、花による強迫神経症みたいな空間になっているのが、すごい!

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ただし作品数としてはそれほど多くなく、2017年に行われたデイル・チフーリ展の圧倒的な作品数に比べると、かなり少ない感じは否めません。


絵画の作品数も美術館ではないから少なくて、2012年ホイットニー美術館で行われた草間彌生回顧展のボリュームに比べると、ほんのひとにぎりという感じ。

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ニューヨークで草間作品を扱っているのが、David Zwirner(デビッド・ズウィナー)ギャラリーですが、ここで行われたインスタレーションの方がビッグスケールだったかな。

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とはいえ、自然のなかで、ドーンと聳えたつ草間作品の迫力は圧倒的。

まさにインスタ映えというヤツで、楽しい。

絶対に見逃さないほうがいいです!


また植物園のイギリス風庭園や、温室のなかのエキゾチックな植物たちも見どころで、とても丁寧に手入れされています。

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ニューヨーク在住の人は、毎週水曜日だけ、庭の鑑賞だけフリーで出来るチケットもあるので、それを利用するのがお勧めです!


みなさんも行かれる時は、ぜひ草間ファッションでね!


ニューヨーク植物園 (New York Botanical Garden)

住所:2900Southern Blvd, Bronx, NY 10458

20211031日まで開催

開園時間:10:00am.~6 :00p.m 土曜日 〜9:00 p.m.



by erizo_1 | 2021-06-07 03:18 | トレンドの泉