ローストビーフと吉田栄作な新年会
2006年 01月 10日
ふしぎと画家さんには料理のうまいひとが多いもんですが、画伯ちゃんはまさにグルメ料理王! ほんっとおおおに料理がうまいのです。
テーブルには手作りの栗きんとん、黒豆、なます、田作り、お煮染めといったお節が並んで、日本の味覚を大満喫。
「栗きんとんは買ってくるもの」だと思って生きてきたわたしにとって、お手製の栗きんとんや、「皺ナシふっくら」の黒豆は、涙もんです。
さらに、じゃーん、ローストビーフが登場したのだ!
リブの塊をじっくり焼き上げたもので、なかは美しいピンク色よー!
これが超うま〜!!! 思わずガン食いを!
そしてシャンパン1本+焼酎4本をあけるという狼藉に。
酒池肉林の宴会をくりひろげ、酔っぱらったついでに大将こと弘恵ベイリーちんに電話をすることにした。
弘恵ちんはこの日ご主人のレイさんとデートのため、新年会に出席できなかったのである。
で、この弘恵ちんというのがまたとんでもなくおもしろい人物で、いちばんはじめに会ったときに、
「わたし、有名人になりたいんだよねー」
といわれて、びっくらしたのだ。
それまで自分から「有名人になりたい」と口走るひと()なんて会ったことなかったから、ものすごいインパクト。
しかもマジに「吉田栄作も若い頃は、俺はビッグになる、ていってたらしいし」というのである。
吉田栄作。
わー。ものすごい時代背景がわかる発言です。
つーか、吉田栄作をロールモデルにして生きる女子も、めずらしいだろう。
さらにすごいのは、それからもう5年経つのに、弘恵ちんがいまだに次から次に起業の夢を語るあたり。すでに三児の母なのに、まだビッグになる夢を持ち続けている。さすがは九州パワー!
で、電話してみると、新春から大将節炸裂!
大将 「今年はさあ、会社を作ることにしたから」
エリぞ「え、会社? なんの会社よ?」
大将 「絵本を書いて出すんだよ」
絵本を出すために会社をたてる。
まったく脈絡がわからないが、双方酔っぱらっているため、そのあたりは不問に処す。
エリぞ「どういう絵本?」
大将 「主人公がイカの話なんだー」
ええッ、イカが主人公の絵本!
なんかメルヘンというより、生臭いような気がするぞ。
みわぞ「あのさー。弘恵ベイリー。イカが主人公だからって、下半身ネタはいれるなよ(爆)」
大将 「あはははー。大人むけの絵本にするよー」
大人むけの夜のイカ絵本。ものすげー妖しいです!
そる「販路はどうするの?」
大将「訪問販売をするんだよ」
絵本の訪問販売! もしや「さきイカ」のおまけをつけるのか?
エリぞ「それでレイさん(旦那さん)はなんだって?」
大将 「んー。自分ひとりでやれば、って」
わはははは、旦那さん、さすが冷静やね。
妻の性癖をすべて把握しているな(笑)
大将、早く起業してビッグママになって下さい!
そしてミスター吉田栄作からの「弘恵さん江」という色紙を社長室にかざってくれー!