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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1
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カテゴリ:社会の時間( 95 )

NY州コロナ感染14万人超え。3週間前の自分に「ここに気をつけろ」といいたいこと。_c0050387_14584593.jpeg
日本もついに緊急事態宣言。

4月7日付けで、アメリカのコロナ感染者40万人超え。NY州の感染者14万人超え、死者5500名。NY市の感染者は7万人超え。


あまりの数字にボーゼンとするばかりで、ついていけないほど。


こんなことにならないように、日本の友達には絶対に遊びに行くな」「飲みに行くな」「集まるな」と強くいっています。会食などもってのほか。


コロナというのは数が多くないうちは、

「自分だけは絶対かからない」

とへんな自信があるもの。

「インフルエンザのほうが死亡率は高いし」と思ったりする。


それが増えていくごとに、だんだん目に見えないウイルスに取り囲まれている恐怖がつのり、実際に知り合いがかかったり、入院したりすると、ひしひしと身近に脅威を感じるようになります。


ふつう人工呼吸器を使うケースでは3日間ほどなのに、コロナでは2週間も呼吸器が必要なため、医療現場がパンクしていて人工呼吸器が足りなくなっているというNYの悲惨な現状。


入院しなくても、発熱に苦しみながら、自宅療養している人の数も非常に多いです。

まるで見えない嵐に、静かに人々がなぎ倒されていっているかのよう。


アメリカで国家緊急事態は4週間前

その頃は、やはりまだゆるくて、人々はトイレットペーパーだの食糧だのを買いに走っていました。


まだ人々は歩き回っていたし、レストランやバーもオープンしていたから、その時に「感染症状が出ないキャリア」と接したという可能性が高いです。


つまりNYが防止に失敗して、感染爆発してしまったのは、週間まえから都市がシャットダウンする3週間前あたりがキモだったということ。


じゃあ、3週間前に戻れるとして、あの時何をやっておくのが大切だった! と思うことを書いていきます。


①他人と一緒に食事をしない,近くで話さない


私自身は1ヶ月前から誰かと会食はしていませんが、NYがロックダウンするまで、かなりバーやレストランに行っていた人はいました。


当然ですが、会食や飲み会がいちばん危険。


誰かがしゃべっていて唾液が空中に飛んでいるなかで、それがかかる食べ物を食べたら、それは感染しやすくなりますよね。


いまだに会社に行かざるを得ない人は、ひとりきりで食べるのをお勧めします。


②エレベータのボタンやビルの出入り口のドアを素手で触らない。電車のつり革や手すりに素手で触らない。


3週間前は、まだ寒かったので、毛糸の手袋をつけていました。

2週間くらい前からワイプで拭いたり、今ではゴム手袋をしたりするようになっています。

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絶対に公共の乗りものでのつり革、手すり、公共の場所や店舗でのドアノブやエレベータのボタンなど、人が触れるものを素手で触らないで下さいね。


あるいは触ったら、必ず手を洗いましょう。

ゴム手袋を使うのは、ちょっと気が引けるというのなら、除菌ウエットティッシュを常に持ち歩いて使うというのも手です。



③スーパーでショッピングカートや買い物カゴを触るなら、ゴム手袋をするか、拭く。


3週間前は、さすがにこれはやらず、家に帰ってから手を洗っていました。

NYのスーパーでゴム手袋をした人がふつうの光景になったのは、この一週間くらい。


今思えば、これは3週間前、つまりまだ人がスーパーで買い出しに一生懸命になっている頃に実施しておくべきことだったと思います。


スーパーやコンビニのカートやカゴの取っ手には素手で触れないよう注意しましょう。

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④取り分けられるビュッフェ形式の食や、包んでいないパンは取らない。


NYにはわりとこうしたビュッフェ式に料理が取れるデリが多いので、多くの人が利用していたとは思います。


そういえば友人のケースですが、旦那さまが医療関係者で、非常に神経質なんですね。

たしか3週間くらい前のこと。


ベーカリーでパンを買った時に、店員さんがマスクをしていないまま、パンを袋詰めにして渡したところ、道に出てから、そのパンを破棄してしまったのだとか。


その話を聞いた時には、

「えええええ、もったいない!!! 神経質すぎ!!!!

と驚愕憤慨したものですが、「疑わしきは触れず」を考えると、店員さんがマスクと手袋をしているのは大切なポイントかもしれないですね。


⑤子どもの遊技場は利用しない


NYでは外出禁止になってからも、子どものプレイグランドはとも「生活に不可欠」なものとしてオープンしていたのですが、一週間後に、

「感染の場になっている」

とデブラジオ市長がクローズしました。


ブランコや滑り台などの共有は、感染を増やすということが、よくわかります。

子どもから大人への感染も多いよう。


どうしたって幼児に、口に手を入れるなと言うのはムリですから、やはり公共の場で遊ばせないほうが安全でしょう。

今ではプレイグランドも無人です。

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NYの知り合いの家庭では「自宅用砂場」を購入したそうですが、それもグッドアイデアだと思います。


またバスケットボールコートはすべて封鎖。

外出禁止になってからも、元気がありあまる若者はバスケットボールコートやサッカーコートでプレイを続けていたのですが、こちらも禁止になりました。



⑥共同で使うモノを素手では触らない、サインする時は必ず自分のペンでする


会社や銀行、郵便局などの共有のペンは素手では触らないか、触ったら手を洗いましょう。


①同じエレベータに人がいたら、なるべく同乗しない。


これは今やNYではデフォルトになっています。

でも3週間前は、それはちょっと失礼な感じでやりませんでした。


ちなみに友達は日本人の友人とビルのエレベータに乗りこもうとしていたら、先に乗っていた白人女性が、

「アジア人とは一緒にいられない」

と出ていったケースがあったそうで、露骨なアジア人差別!と当時は腹が立ちました。


ですが、現在では、みんな自主的に他人が乗っているエレベータは避けて譲りあっている状況です。



⑤配送品、買ってきたモノや食料品は除菌ワイプで拭く。


私自身は3週間前はやっていませんでしたが、夫は3月半ばくらいから、せっせと拭きまくっていました。


たとえばスーパーに並ぶ食品だって、並ぶまでは衛生管理をされていることでしょう。

でも棚に置いたあとは、誰かが「これにしようかなー」と手に取り、でも値段を確かめてから「やっぱりこっちにしよう」と棚に戻して、違う商品を選ぶことだってあり得る。


現在では私の友人たちも、ほとんどそうですが、外から戻ったら、アウターを除菌ワイプで拭く。

スマホやお財布など、外で使ったものを拭く。

靴底も拭く。

さらに外出から戻ると、シャワーを浴びています。


はたして服にウイルスがつくものなのか、それを除菌ティッシュで除くことができるのか、あまり科学的根拠はないかもしれないですが、心理的な安心感ですかね。


NYでは街がシャットダウンして、スーパーやドラッグストア、ガソリンスタンドなどエッセンシャルなビジネスだけ開いている状態とはいえ、犬の散歩をしている人もいれば、散歩したり、ジョギングしたりしている人もいます。


ソーシャルディスタンスを取って離れていれば、外にいるだけで、すぐに感染することはないようです。


ともあれ現時点から「3週間前のNY」を思い返してみて、一番大事だと感じるのが、このこと。


●公共のモノには素手で触らない、もしくは除菌ティッシュで拭く

●電車やスーパーマーケットで、人と距離を離す

●現金にはなるべく触れず、宅配物の表も拭く。


感染爆発が続くNYですが、それでも4月4日、はじめて死者数が減りました。

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かといって、すぐに下がるわけでもなく、4月7日には731名。


これからピークが来ることになっていて来週、再来週あたりに、感染者最大ピークを迎えることになりそうです。

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この先も外出禁止は数週間続くことになるでしょう。


日本のみなさん、現時点で用心しすぎるほど用心して下さいね。
気をつけるのは今です、今!

by erizo_1 | 2020-04-08 15:20 | 社会の時間
NYコロナ7万5千人超え!ロックダウンになる前にやっておくべきこと!_c0050387_14140717.jpg

アメリカでのコロナ感染者18万人、死者3890人。

NYでの感染者は75000人。すぐに8万になるでしょう。


セントラルパークには、臨時の病院テントが設置されました。

まさに野戦病院


そして海軍の病院船「コンフォート」号も、NYに着岸。

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まさに戦時下の様相になってきました。

医療崩壊も起きていて、NY4月末まで、ロックダウンが延長。

いざロックダウンになると、日にちが経つのが、恐ろしくゆっくりになります。


日本の首都圏も、もしかしたら封鎖になるかもしれません。

現在のようすでは、なにがなんでも経済活動を続けたいようなので、まずバーやパチンコ店のクローズが先でしょうか。


さて念のため、ロックダウンになる前にしておきたいことを、実感からまとめておきますね。


①現金を使わないで済むようにしておく!


基本的に、現金を触らなくてよいようにしたいもの。

ある程度は現金をおろしておいて、保管(できれば消毒)


中国ではお札を電子レンジで熱して消毒しようとして燃えた(!!!)ケースもあるみたいですから、くれぐれも電子レンジはなしで。


ほとんどの方はクレジットカードを使っているかと思いますが、それに加えて電子マネーのやりとりができたら便利ですよね。


私自身、今回ほどVENMOのありがさを感じたことはないです。

いやー、VENMOがあって本当によかったー!



②食料品はなくならない


「ロックダウンになって食糧はどうしているの?」


と日本の友達に聞かれるのですが、ロックダウンのNYでもスーパーマーケットはライフラインとしてオープンしています。

いきなり食糧がなくなることはありません。


一時期的には食糧がスーパーの棚から消えていましたが、ずっと途切れてしまうということはないです。

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アメリカではフードデリバリーサービスが盛んで、フレッシュダイレクトやAmazonフレッシュのフードデリバリーを、多くの人たちが利用しています。


ところがフレッシュダイレクトの従業員に感染者が出たり、Amazonの従業員たちがマスクを供給されないなど安全性を求めて離職するといった動きもあったりして、現在、フードデリバリーを頼みたくても、なかなかスロットを確保できないのが現状です。


実際、この時期配達をする人たちのストレスもたいへんなものだろうし、特別手当を出すべきでしょう。


スーパーの店員だってマスクや顔ガードが欲しいはず。


私自身のケースでいうと、極力回数を減らした上で、買い物に出ています。

食料品買い出しは10日間に一回くらい。


1)スーパーの早朝時間帯にする

もしくは、

2)地元の八百屋さんや魚屋さんを利用

という方法を取っています。


いわゆる八百屋さんだと、外気にオープンであり、人も密集しないし、野菜も新鮮なので、ありがたい。


産地直送の食材を頼めるサービスと契約しておくのも、賢明かと思います。



③ゴム手袋やワイプを揃えておこう!


殺菌剤、サニタイザーの類はすでに多くの方が備えているはず。

アルコールは70%以上のものにしましょう。


90%のアルコールを3分の2

アロエジェルを3分の1

の割合で混ぜると、自家製のハンドサニタイザーもできます。

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実際にロックダウンしてみたら、ワイプやスプレーが役に立つのだな、と実感しています。


外食するわけじゃないから、ハンドサニタイザーはあまり使わないんですね。

でも買い物に行ったり、配達されてきたモノをワイプで拭いたり、服をスプレーしたりするので、そちらはきわめて需要あり。


加えて、女性の生理用品、赤ちゃんのおむつやワイプも棚からなくなりやすいので、ご用意下さいね。


そしてアメリカでもみんなが急につけるようになったのは、使い捨てのゴム手袋。

アメリカ人が密かにゴム手袋を用意してあったとは驚きです。

NYで外に出る人はマスクと手袋がデフォルトです。


そして近頃、手袋が道端にたくさんポイ捨てしてあって、非常に不快さを感じるんですよね。

そういう公共衛生概念のなさだから、こんなにコロナがアウトブレイクしてしまったんじゃないか、と怒りもムラムラわいてくる。


④ネット環境を整えよう!


NYでは、もはや学校再開が次の9月とされています。

4月末でもコロナ旋風は収まっていないはずで、アメリカでは5月が学年度末となり、6月5日には夏休み。

つまり春学期は全部自宅学習ということになります。

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日本でも在宅学習が増えるはず。

リモートワークの方はすでに自宅での作業のために、ネット環境を整えていると思いますが、プリンターのインクや紙も用意もお忘れなく。


一方、ロックダウンで気づいたのが、ふだんスマホしか使っていない人もけっこういるのだな、ということ。

スマホだけで便利にやってきて、パソコン環境が遅れている方も多いのですね。


そういう方はぜひネット環境を整えておきましょう。

今、アメリカで多くの人が頼っているのが、ZOOM

人の顔を見て話す時間がないと、メンタルやられますからね。

ぜひズムりましょう。


またグーグルのGOOGLE HANGOUTS も使えます!


東京の友達にもZOOMアカウントを取るように教えて、さっそくテスト通話をしてみました。登録無料です。

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ZOOMも自宅学習やクラスの発信となると、パソコンで資料を添えたり、チャットができたりする環境を整えておくことが必要。


じつは今、私が通っているヨガの先生がZOOMで教えてくれているんですが、最初は画面がフリーズしてしまって、初回はダメダメだったんですよ。


聞いてみたら、インターネット回線のスピードがあまりに低かったので、回線スピードを400Mbpsにアップグレードすることを提案しました。


そのスピードにアップグレードしたら、次はフリーズせずにスムーズにクラスが行えました。

ぜひネット回線のスピードテストをして、Mbpsを確認しておきましょう。


そしてウエブカムやマイクも、急に需要が増えるものです。

考えることはみんな同じで、この時期に

YouTubeをやろう」とか

「インスタライブをやろう」とか

ウェビナーをやろう」とか

考える人が増えるわけですね。


それでいきなりウエブカムが大人気に。

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ウエブカムやマイクや三脚といった周辺機器が品薄、あるいは配送が遅れる、あるいはe-bayで高値になったりするので、調達はお早めに。


⑤ワインはボックスからなくなっていく!


これまたみんな考えることは同じ!コーナー。リカーストアでは、みごとにワインは保存の効くボックス型から売り切れていきました。

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意外とウイスキーやバーボンのようなハードリカーよりも、みんなまずワインを買いこむんですねー。

もちろんオンラインストアでも売り切れ

日本酒もボックスタイプがあるので、買うなら、お早めに。


今回つくづく感じるのは「人間、考えることは、みんな同じ」


⑥ヘアを切っておこう!


これは私が間に合わなくて「しまった」と思ったケースです。

女性でいえば、ネイルとかまつげエクステンションも気になるでしょう。

でも人に会わなければ、正直いって、どうでもいいんです。


一方、髪は1〜2ヶ月こもっていれば、伸びますからね。

もしカットできる機会があったら今のうちに。


ロックダウンが3ヶ月も続けば、男性も女性もだんだん髪が伸びてテケトーな結び髪になっていくのでしょうが、これもまた致し方なし。


トランプ大統領のヘアスタイリストは毎日、あのヘアを毎日決死の覚悟で整えているんでしょうね

あるいはじつはカツラ

で手入れの必要がないのかもね。

またヘアダイも自分でしなくてはいけない期間が続きますから、ヘアダイ商品も手元に揃えておくと、いいですよ。


美容師さんたちはリモートワークができない職業なので、今NYで非常につらい状況に陥っています。再開できる日が早く来るといいですね。


⑥親の連絡先、仕事先など、連絡先を友達と共有しておこう!


ひとり暮らしの方は、万がいちのことを考えて、必要な連絡先を友達と共有しておきましょう。たとえば


1)親御さんや親戚の方の連絡先

2)仕事関係や、連絡しておかなくてはいけない必要事項


これらを友達とシェア。


発熱だけでは検査テストを受けられないのが現状で、かなり症状が悪化したりしてから病院に行き、いろいろ揃える余裕なく、入院することになります。


たとえばあなたは32歳、独身のひとり暮らし、東京で働いている。親御さんは仙台で元気にやっているとしましょう。


あなたは味覚障害を覚えてへんだなと思うけれど、特に症状が出ないまま、3日目にふいに倦怠感を覚えて、熱も出る。

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でもその程度では検査をしてくれないし、病院にも行けないから、自宅で待機。

この時点で「親に連絡したら、心配するから、しないでおこう」と思う人が多いはず。


「実家に戻ってきなさい」といわれても、親には会ってはだめ

感染させることになって、あなたは助かっても、親御さんは助からないかもしれない。


家で寝込んでいる間、外には一切出られませんから、ボーイフレンドや友達に必要な買い物を頼んで、ドアまで届けてもらう必要も出るでしょう。


そしていよいよ具合が悪くなって入院となったら、感染を防ぐために誰とも面会できなくなるわけです。

その時のために、自分でセーフティネットワークを作っておくのは、とても大事。

何人かで情報をシェアしておきましょう。


⑦ペットのことを考えておこう!


ペットを飼っている方は、万がいちの時のために、ペットをどうするか、シミュレーションしておいたほうがいいでしょう。


実際に起こったケースなのですが、ある女性がコロナに感染して、緊急入院することになったのです。

ところが、アパートに猫が取り残されてしまったんですね。

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では、その猫を誰がレスキューするのか。

その人のアパートの鍵をどうやって手に入れるのか。

かなり友人もテンパッていました。


このケースでは幸いレスキューに行ってくれた人がいたのですが、これがもし現在のNYだったら、いかに友人とはいえど、猫ちゃんレスキューできないでしょう。


これは家族で暮らしていても同じことで、家族みんなが入院したら、ペットはどうなるかという問題がありますよね。


「コロナ陽性の人が飼っていた猫や犬だと、手で撫でて毛にウイルスがついているのではないか」


という疑いが発生するし、友人といえども防護服などがなくて、その人の家に出入りするのは躊躇するかもしれません。


保健所に頼むことはできるでしょうが、アウトブレイクしてからではむずかしいですよね。


アパートの鍵はどうするのか(合い鍵を作って友達に預けておくなど)

自動給餌器や水を用意しておいたほうがいいのか。

具体的にシミュレーションしておくと、よいかもしれません。


⑧禁煙しよう!


私も20数年前まではスモーカーだったので、やめろといわれる立場のイヤさもよくわかるのですが、この機会にマジでタバコはやめましょう!


コロナは感染すると、胸に金属の針が刺されるような痛みらしいですよ。


インフルエンザは高熱が続いて、苦しい病気。

一方、コロナは症状が悪化すると、息ができない病気。窒息死はつらい!


クオモ知事の説明では、通常の肺炎であれば、3日間ほど人口呼吸器を使用するものらしい。

その一方、コロナ患者が必要なのが、10日間ほどだそう。


そして病院には、そうした患者が溢れていて、助からない人より助かる可能性の高い人に呼吸器を優先するしかない、という悲惨な状況で、暗澹たる思いがします。


感染しても重篤化するか、どうかの分かれ道。

自分を苦しめないために、禁煙しておきましょう!

Stay Strong!
Stay Healthy!


by erizo_1 | 2020-04-01 15:33 | 社会の時間
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ニューヨークは3月22日からロックダウン

食料品の買い出しなど、不要不急の用事がなければ外出禁止です。

電車もガラガラ、

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その直前のマンハッタンのようすです。

えーッ、こんな閑散としている5番街を見たことがない!

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ロックフェラーセンターも人がいない!

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9.11の後でも、リーマンショックの後でも、ハリケーン・サンディの後でもこんなことはなかったわけで、今回みたいな事態は初めて。

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3月はじめまでは、正直いって多くのアメリカ人が、コロナウイルスは対岸の火事で、自分たちとは無縁と考えていたはず。


31日に感染者が出てから、4週間で5万人に増加。

今やアメリカは感染者数が12万人超えという、世界で一番の感染国に。

早い、とにかく早い!

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医療現場も、もはや崩壊寸前で、NYはたいへんなことになっています。

今や病院では、人工呼吸器が足りずに、救える命も救えなくなっています。


そこで働いている人たちですら、満足にPPE(医療防護服)が供給されておらず、看護士はゴミ袋で防御するという壮絶な事態に。

こちらはマウントサイナイウエスト病院で働いていて、コロナ感染のためにお亡くなりになった看護士さん。
知人が以前に一緒に働いていた同僚だと聞いて、驚きました。

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エルムハースト病院では、人工呼吸器が足りないと、医療現場が崩壊状態に!

一日に13日の死亡者を出しています。



これがもし1月から、各国が緊急事態として、人口呼吸器の生産を急いだり、ベッド数を確保したり、PPEやマスクを揃えていたりしたら、医療破綻なんて起きなかったでしょう。


ロックダウンしてしまったNYから、まだそうなっていない都市、そして日本のみなさんに、「二の舞にならないように」のアドバイスです。


1)「外出自粛」は「絶対に出るな」の意味。


政界のトップは経済をできるだけまわしていたいから、ぎりぎりのタイミングまではすりあわせようとするもの。


それが知事が「外出を控えて」といった時点で、もはや絶対にやばい時点だと考えて、外出しないことです。


NYでロックダウンが行われたのが、3月22日。

でも本当は、デブラジオ市長はその一週間前にロックダウンしたかったはず。


今、クオモ州知事はすばらしいリーダーシップで、この危機に対応しているけれども、それでもシャットダウンできたのが、このタイミングだったわけです。

「自粛」は「できれば出ないでね」という意味じゃない。

遊びに出るな」「飲みに行くな」「集まるな」の意味だと考えて!

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2)若者はお年寄りと会うのは避けよう


周囲でも耳にするのが、20歳くらいの若い子たちは本当に症状が出ないということ。知人のお子さん年代や、会社の若い人たちでは、

「味がなくなった」

とか、

「ちょっと調子がよくないけど、3日くらいで治った」

みたいな感じで、すぐに元気になるから、そのまま遊びに行っていたケースが多かったようです。


これがアメリカでいえば、3月の上旬くらい。

3月7日に、国家非常事態宣言が出たのに、マイアミでは、スプリングブレイクを楽しむ若者たちがビーチに集まっているようすに、全米が激怒したのが、3月の中旬のこと。


ソーシャル・ディスタンシング」が呼びかけられ、500人以上の集会を禁じたのが、3月12日。


それでもNYでは15日の週末くらいまで、やっぱりみんな外で飲み歩いていたんですよ。


で、ついにクオモ州知事も怒り、バシッとレストランやバーをクローズさせたのが、3月17日。

レストランやバーが閉まって、ようやく人々が出歩かなくなったのです。


そこからなんと10日間ほどで、NYの感染者は5万人超えですよ。

このスピードの恐ろしさ。


10~20代は、まったく自覚症状がないまま、キャリアになっている可能性も高いので、絶対におじいちゃん、おばあちゃんとは会わないほうがいいです。


すでに自分自身が感染したと考えて、移さないためにも出歩かない」

というのが、もはやニューヨーカーのマインドになっています。


絶対に出歩かないこと!


3)年寄りでなくても感染する!


日本の最初の報道では、お年寄りばかりがかかるような印象がありましたよね。

むしろ65歳以上が出歩かなければいいのではないか、という意見も目にしたことがあります。

しかし、それは甘い認識。


実際にNYで周囲から聞くケースは、比較的若い人に多いのです。

たとえばブルックリンでは26の女性教師が亡くなり、ブロンクスでは36の女性校長が亡くなっています。

知人のミュージシャンは、すでに3人の知り合いが感染しているとのこと。


つまりわりあいと人に接する立場の人がどうしてもリスクが高くなっているということです。

なので、ゆめゆめ甘く考えず、人に会わないこと。


飲み会や集まりは止めましょう!


4)買い物をしてきたら、除菌しよう!


食料品や医薬品を買ってきたあと、どう除菌するか、お医者さんが手本を見せてくれる、とてもわかりやすいガイダンスが、こちら。


買い物をしてきたら、カウンターを除菌して、買って来たもの(クリーンでないもの)と、クリーンのゾーンをわける。

買ってきたものの外側を除菌して、クリーンゾーンに置く。

外箱は捨てる。

果物は20秒間洗い流す。


5)解熱剤を用意しておこう!


もはやNYでは病院がいっぱいなので、熱が出たくらいでは、すぐに病院でコロナウイルスのテストを受けられない状態です。


テストも簡単に受けられないし、パンクするので病院にも行けない。

重篤になって救急に運びこまれないかぎり、自宅療養がメインになります。


感染したとしても、まず数日は自宅で静養。熱発したら解熱剤で対応することになります。

なので、ロックダウンの前に解熱剤を購入しておくのも得策です。


私個人はタイレノールTylenol)を使っています。

タイレノールはアセトアミノフェンを単一成分とする解熱鎮痛剤で、アセトアミノフェンは胃を刺激しないことから、空腹時にも使用できることが特徴。


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アドヴィルは炎症も抑える効果があるのですが、私はアドヴィルを取ると胃が痛くなるので。

アドヴィルのようなイブプロフィンは、喘息もちの人は飲まないほうが良いともいわれ、喘息もちの友人も使っていません。


もちろんタイレノールでなくても、アセトアミノフェンを成分に使ったジェネリック解熱鎮痛剤でもオーケイ。

日本の薬でも、小児用バファリン、ナロン、ノーシンなどはアセトアミノフェンを主成分としているようです。


5)感染すると、つらい長期戦になる!


現在、自宅療養をしている方のケースを聞くと、非常に壮絶。

本人の症状がつらい上に、罹患した家族といかに接触しないで、食事を提供しなくてはいけないかという課題がありますよね。


クオモ知事の話では、ふつうの肺炎では人工呼吸器を使うのが2〜3日ほど。
それがコロナでは10日間ほど必要になるそうです。
それは数が足りなくなるわけだ。


友人のケースで聞いても、2週間半たっても、まだ症状が治まらないケースがあるようです。

コロナは長期戦になる可能性が高い。


もし家庭内で、誰かがかかったら、その人を個室に入れて、残りの家族と離し、なおかつ食事などの世話をしなくてはならなくなります。


なので、そういった事態になった時をシミュレーションしておくといいかもしれません。


①具合が悪くなった家族が出た時に、どこの個室に隔離するかを決めておく

②それぞれの下着と着替えを、すぐに移動できるように、まとめておく。

③具合が悪くなったら食欲もなくなるから、ココナッツウォーターなど水分補給は忘れずに。


さて近所のマウントサイナイ病院を見てみると、脇の道に臨時のテントが張られていました。

おそらく臨時で検査待ち、あるいは急患の患者さんを待機させるのではないかと。

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NYでは、巨大な展示会場であるジャヴィッツセンターを臨時病院として、1000台の病床を設置。また海軍が病院船を派遣。


さらに州の各郡に、臨時病院を作って4000のベッドを確保する予定です。

そのくらい病人が溢れてパンクしているNY

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これでもピークが4月末というのだから、想像するだけでも恐ろしい。


クオモ知事が、臨時病院を設置した若き州兵たちにむかって、まるで戦場に行く兵士たちに語るように、こういっていました。

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「きみたちは歴史的瞬間にいる。

10年後、きみたちは子供や孫たちに、この日のことを思い出して、涙を流すだろう。

自分たちが救えなかった人たちのことを。

どんなに懸命に働いても、助けられなかった人たちのことを。

しかし、きみたちはしたことを誇りに思うだろう」


どう聞いても、これは戦場で、司令官が兵士にいう言葉ですよね。

そのくらいシリアスな状況です。


いま、NYウォーゾーンになっています。

日本の都市が、NYのような戦場にならないことを、切に願います。


by erizo_1 | 2020-03-29 15:12 | 社会の時間
We can be anything 子どもたちに「なんにでもなれるよ」と力づける絵本を応援したい!_c0050387_15325637.jpg

We can be anything

なんにだってなれるよ


そんな絵本を出したのは、コネチカットに住む大学院生のブリアナさん。

将来は特殊教育を受けもつ教師をめざしています。

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この本は、彼女が大学生の時に、プリスクール(保育園)の実習で体験したことから出来たとそう。


3歳から5歳の子どもでも、すでに肌の色によってバイヤスがかかっていることを発見したのです。

たとえば医者だったら「白い肌」「男性」をイメージする子が多いわけです。


アメリカでは1940年に、心理学者であるケネスとマミー・クラーク博士による有名な人形の実験があります。(Doctors Kenneth and Mamie Clark and The DollTest


3歳から7歳のアフリカ系アメリカンの子どもを対象にしたテストで、白い人形と黒い人形を与え、どちらを好むか選ばせたもの。


すると、多くの子どもが白い人形のほうを好み、しかも良いキャラを与えたという結果になったのです。


さらに2010年にアンダーソン・クーパーがテレビで行ったテストでも「人種バイアス」が現れました。

133人の子どものうち、多くが自分の肌色を規準にして、「より肌の黒い子」を「頭が悪い」「ダメな子」という率が高かったという結果に。


たとえばこれを男子女子で考えると、私自身も実感することです、

私が子どもの時には女性が社長になるといったイメージがなかったし、今でも女の子が宇宙飛行士になるとか、企業のトップになるとか、大臣になるとか、パイロットになるといったイメージが少ないんじゃないでしょうか。


お話でも男の子が主人公で、だいたい女の子は脇役で支えるほう。


人間というのは、やはり「目で見たことがあるもの」に刷り込まれやすいのですね。

そこでブリアナさんは「ジェンダー」や「肌の色」に関係なく、「なんにでも好きなものになれる」ことを示した絵本を製作。

イラストはアレックスさんが担当。

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絵本のなかでは、男の子と女の子がペアになって登場して、

「グラントもグレースも両方とも宇宙飛行士になりたい」

「ヘーゼルとへクタ−は両方とも医者になりたい」

「イーサンとエリスは両方とも警察官になりたい」


出てくる子どもたちの肌色は必ず違うようになっています。

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すごくいい! 

これはいいコンセプトだと感じました。


よく絵本のなかでも「刷り込み」があって、お花屋さんをやっている女の子のウサギちゃんとか、電車の運転をしている男の子のクマさんみたいな絵柄がありがちですよね。

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ああいうのも自然に刷り込みをしていってしまうもので、いかに幼いうちから「目でよく見るもの」「絵本やテレビでよく見るもの」が影響するかわかります。


ブリアナさんは現在キックスターターを開始中。

より多くの本を刷って、多くの学校に届けようとしています。

将来的にはこのプログラムを、いろんな学校で使ってもらえることが夢だとか。


わたしもわずかながらサポートしました!

ぜひブリアナさんのキックスターターページを覗いてみて下さい!


We Can Be Anything Book

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by erizo_1 | 2019-09-24 15:49 | 社会の時間
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毎年NYで6月最後に行われる「プライドパレード


今年はNYが「ワールドプライド」の主催地であり、「ストーンウォールの反乱50周年とあって、ものすごい盛りあがりでした。


なんとパレードの参加者が今年は15万人700団体という、すごい規模に!

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今年は日本から「東京レインボープライド」がフロートを出して、NYで参加する人たちも募集しているとのことで参加してみました!


当然ながら、まわりにはLGBTQの友人もたくさんいて、特殊でもなんでもないわけですが、実際にパレードに参加するというのは、グループに属していない限り、なかなかできないこと。


これは良いチャンス!

日本でも大きな動きになっていることをプロモートするのだ!

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さて当日の集合時間が5時

東京から来たみなさん、熱く盛りあがっています。


こちらは「結婚の自由をすべての人に」をスローガンにして、日本で同性婚訴訟を起こした弁護士さんたちの団体です。右端はアナウンサーの阿部知代さん。

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ところが、ここからがえんえんと待ち地獄。

一向に動く気配がなく、2時間、3時間と過ぎ……。

ぐは−!いつになったら始まるんじゃーい!


途中でパレードを見物しに行ってみたところ、これでは待つのも当然なくらい、ものすごい盛り上がり方。



さまざまなグループが参加していて、すばらしい!

ほんとにすごい規模。



ああー。なんてダイバーシティな世界!

そして絵柄的には「世界のヘンタイさん、大集合!」でもある!(笑)

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だってハードコアなレイザーラモンみたいな恰好の人がムチをふりまわして、ビシバシ、地面を叩いているのよ。

それも「バチ−ッ」とすごい音がするのよ。

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犬のマスクをしている人もけっこういて、なにこれ、SM業界で犬の顔ってトレンドなんですか?

わんわん!

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ガチムチのミニスカとかね、お尻のところだけ、プリッと外に出る形のパンツを履いている人とかね。


そしておっぱいをモロ出ししている人も多数。

いったい地下鉄で来る時にはどうしていたんだろう?

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そんなさまざまな趣味嗜好を持つ人たちが、堂々と自分らしさを誇示!

すばらしいわー!


そしてすごいのは、沿道でそれを楽しく見ている子どもたち。小さい頃からこれを見慣れていたら、めったなことじゃ驚かなくなるだろうね。


さすがニューヨーク!

自由ってすばらしい〜!


そして「東京レインボープライド」のチームがいよいよ出発したのが、もう夜も更けた10時半


歩き出してみると、エンパイアステートビルが美しい!


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そしてデッカーバスと合流した時には、大歓声があがりましたよ。
うおおおおおお!

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感動−!

一気に気持もあがるーーー!


踊りながら、旗を振りながらパレードするメンバーたち。

そしてこんな夜更けなのに、ちゃんと沿道で見ている人たちがいる! 

しかも声援を送ってくれる!感激—!

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また驚いたのが、途中で水を配ってくれるボランティアさんがいること。

こうやって多くの人の協力のもとに成りたっているんですねー。

知らなかった、ありがとう!


NY都市ごと、レインボーをサポートしている感じで、企業スポンサーもレインボー商品も、また観光ビジネスとしても、すごい経済効果をもたらしているでしょうね。

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今では学校や団体、企業もインクルーシヴが当然の社会になっていて、たしかに20年前とは大きく変わってきています。


「東京レインボープライド」の方たちにインタビューもさせてもらったので、他の記事で紹介しますね!



黒部エリの本はこちら!
生にゅー!生でリアルなニューヨーク通信 (文春文庫PLUS)

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by erizo_1 | 2019-07-03 15:37 | 社会の時間

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国際ジャーナリスト津山恵子さんが「現代アメリカ政治とメディア トランプの勝利は偶然か、必然か」と題する講演を行い、拝聴してきました。

分極化するメディア、変貌する政治の行方
というテーマで語ってくれましたが、これがすばらしくタメになって、もうなるほど×100回な講演会でした。

いかにネットやSNSの発達にともなって、政治の中間層が激減してきたか
フィルター・バブルの時代に生きる危険性とはなにか

といったドキリとするような内容で、今まで気づかなかったことをわかりやすく見せてくれたのは、さすが敏腕ジャーナリスト。

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トランプ氏といえば、テレビ番組で知名度を高めて、いわばタレント候補として出馬し、ブライトバートのようなオピニオンサイトが後押しした大統領で、そういう意味ではメディアが生み出したスターでもあるわけです。

そうして政権についたトランプ大統領が、今度は主流メディアを「アメリカ国民の」「フェイクニュース」と攻撃。その一方では本人がツイート大好きで、しかも事実とは異なるツイートを頻繁に流しているという、かつてないカオスな状況にあるアメリカ。

そうした複雑な状況を、津山さんがわかりやすく整理して解説してくれました。

よく「分断」の時代といわれますが、いったいなにが分断なのか、津山さんは実際に数字をあげて解説。


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アメリカでは、かつては保守、リベラルの支持者以上に中間層というのが多かったのが、今や保守かリベラルに分断してしまい、中間層が激減してしまったそうです。

これは議会でも同じことだそう。日本でも同じことを感じますね。

それにはネットやSNSが大きく関与していて、アルゴリズムが作りあげる情報のフィルターが関わっていると、津山さんは解説します。



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今ではネットがアルゴリズムで「あなたがお好きなのはこれでしょう」と記事だの商品だのの情報を届けてくれるので便利ではあるけれども、それはもはやフィルターをかけられた情報であるわけです。

フィルターがかかった情報に接している「フィルター・バブル」のなかで生きているのが現代。

ニュースもすでにフィルターにかけられたものばかりが届けられていて、私自身もそれを無意識に見ているわけです。

そこにつけこんで、たとえばロシアで大量生産されたフェイクニュースが流れてきて人心を操作、選挙にも影響を与えているということには、愕然としました。

さらに「ディープ・フェイク」という合成フェイク映像を即時に流せるテックも出て来ているとのことで、これでは一般の人たちはとても見わけられないですね。
恐い時代です。


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考えてみれば、SNSなんてものに人類が遭遇したのは近年のことであって、たとえばガソリン自動車の発達と共に大気汚染が起きたり、化学物質が開発された代わりに公害が大問題になったりと、人類は発明のたびに大失敗もしているわけで、SNSの発明は当然公害を生んでいるのでしょう。

GAFA
フィルター・バブル
エコー・チェンバース
フィルター・バブル
ディープ・フェイク
フェアネス・ドクトリン
イコールタイム・ルール

こうした重要なキーワードについて、ぜひとも津山さんが共著した「現代アメリカ政治とメディア」を読んでみて下さい。

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アメリカに関わらず、インターネットの時代に生きている現在、日本でもまったく同じ状況が起きていますよね。

自分の意見に合う情報だけを読み、分断が進んで、かつての中間層がなくなっている時代。

たちは何ができるのか、どうやって情報を判断する知性を鍛えるのか、ということを考えされられます。

恵子さんには、ぜひともYouTubeかオンライン講座で、この内容を流して欲しいなー。

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津山恵子さんが、前嶋和弘氏上智大学教授、山脇岳志朝日新聞編集委員らと共著した本はこちらです。

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by erizo_1 | 2019-05-17 14:11 | 社会の時間
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日本でひっぱりだこのサイボウズ副社長,山田理さんがNYで講演します!


日本人は働きすぎ! それは間違いないです。アメリカにいると、よくわかる。日本のみなさん、働きすぎです。大丈夫?


だからこそ政府も「プレミアム・フライデー」や「シャイニング・マンデー」(なぜかカタカナ英語)を打ち出して「働き方革命」を提唱しているわけですが、それが一般働きマンに喜ばれているかっていうと、そうでもないですよね。


「ていうか」「そこじゃないし」という声があがっているわけです。


「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう?」

「プレミアム・フライデーってありがた迷惑ですよね?」


…と働き方について様々に疑問を投げかける面白い企業があります。

それがビジネスソフトの会社「サイボウズ(Cybozu)」

働き方革命について、サイボウズ ワークスタイルアニメ『アリキリ』も出しています。


そのサイボウズの副社長・山田理(おさむ)氏NYで講演します。


「風土」「制度」「ツール」を一体で考え、実践するサイボウズ流のワークスタイル変革事例を交えて、チームワーク溢れる会社づくりや、理想の働き方って何だろうというお話をしてもらいます。

働きやすいチームワークってなんなんだろう?


在米歴が長い方にとっては「今どきの日本の働き方」がわかるし、日本で働いてきた方なら「ある、ある」とうなずける内容。「働き方」について楽しく考えるこの機会をお見逃しなく!

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今や日本では講演会やセミナーでひっぱりだこになっているサイボウズ。

ものすごーくおもしろくて、ユニークな人物として知られる山田さん。

NYで話を聞けるのは、レアなチャンスです。


働く側にとっても、会社を経営する側にとっても、おもしろくて、ヒントになる話を聞ける機会です!



==JAAビジネスウーマンの会・9月講演会&交流会 ==


いま日本で話題の「働き方改革」

しかし、サイボウズは思いましたーーー

その「働き方改革」、楽しくないのはなぜだろう?



講師: 山田 理(おさむ)さん(サイボウズ株式会社 取締役副社長)

モデレーター:矢澤とみ子さん(人材ビジネスコンサルタント)    

日時:

9月 5日(水) 受付開始6:30pm / 開演 7:00pm

場所:

日系人会ホール  49 West 45th Street 11

参加費(軽食付):  

ゲスト $30 / JAAメンバー$25 / 学生 $20 

(現金 or チェック=宛先 JAA  支払は当日受付時)

問合せ・質問: 

event.jwb@gmail.com (自動応答あり)

自動応答がなかった場合/ info@exroyal.com


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by erizo_1 | 2018-08-30 09:58 | 社会の時間
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ニューヨークで、2018年のプライドパレードがありました!

これはLGBTQの「誇り」を持つパレードとして、NYCの名物にもなっているもの。

1969年にゲイの溜まり場となっていた「ストーンウォール・イン」を警察が検挙した時に、ゲイのコミュニティが反対運動をしたのが、きっかけになっています。

さて今年のパレードは大規模

とにかく参加者の数がすごすぎるー!

こちらはおなじみディズニー

マーベルの風船と、ミッキーマウスが並んでいるのが、ものすごい合併感。

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昔は「ゲイ・パレード」と通称されていて、ドラッグ・クイーンのお姉さま方が着飾ったり、レザーで固めたハードコアなゲイの兄ちゃんたちが歩くといった、手作り感あるものだったんですよ。

しかしながら、今どき参加しているのは、企業が多いのね。

モーガンスタンレーから野球のMLB、化粧品のロレアル、キールズ、リフトといったように、あらゆる企業が参戦。

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M&Mがチョコレートを配ったりして、なにか企業の宣伝、コマーシャルなものになったなー、という気分もします。

しかしcorporate social responsibility(略称:CSR)=企業の社会的責任として、今どきLGBTQ を支援しない企業は「あり得ない」という流れになっているわけで、これは大いなる進歩ですよね。

今回けっこう目立ったのが、ノーブラの女性たち。これは増えましたねー!
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参加者も見物するほうもけっこうノーブラちゃんがいました。

あと見るほうも変わりましたね。

昔は見ているほうはフツーの市民だったけれど、今はレインボーのファッションがマストハブ。

なにかレインボー・フェスになっているのも、すごい!

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来年はレインボーな格好で見に行かなくちゃ!

ディズニーさんからは、虹色のミッキーマウスのシールをもらいました。

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by erizo_1 | 2018-06-25 14:21 | 社会の時間
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NYで、日本を拠点とする国際人権団体ヒューマンライツ・ナウ」によるイベントが開かれます。

これは国連の女性の地位委員会のイベントに伊藤弁護士らが来米するのに合わせて行われるもの。

伊藤和子弁護士は、「世界で最も深刻な人権侵害に苦しんでいる人々のために」の想いを胸に、2006年、東京を本拠に国際人権団体「ヒューマンライツ・ナウ」を立ち上げ、世界の人権侵害に取り組む活動を続けています。
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そこに同じく国連の女性の地位委員会のために来米する伊藤詩織さんも登場!

わたしは詩織さんの著書、「ブラックボックス」を読んだので、非常に関心を持っています。
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本の詳細はこちら。
Black Box

読んだ後は、正直ショックで胸がふさがれました。
読まれていない方にご説明すると、本意に書かれているのは、相手を責めるというよりも、そういった事件が起きた時に、いかに日本では女性にとって訴えて立証できる方法が少ないかという啓蒙的な内容です。

性暴力があった後に、まず医者に行けばいいのか、警察に行けばいいのか。何を証拠にしたらいいのか。密室で起きたことをはたしてどう立証できるのか。

そしてこうしたケースに巻きこまれた時に、女性がいかに警察で恥ずかしい目にあうか、嫌な質問を受けるか、じつに暗澹たるものがあります。

アメリカではデートレイプというのが非常に大きな社会問題となっていますが、レイプというのは何も知らない人間から襲われるというものではなく、知人同士、デートする間柄でも起こり得るのです。
飲み物に混ぜて相手を泥酔させるデートドラッグも大きな問題になっています。

そしてこの件について、わたし個人がなにより驚いたのは、アメリカでのムーブメントと、日本での温度差

衝撃的だったのは、日本では詩織さんに対してかなりバッシングの声があったこと。
それも女性の論者を含めてです。

中には「ハニートラップ」や「枕営業」という言葉すらあって驚きました。
えええええ?
もし自分の性的魅力を使って仕事や情報を得ようとする気持ちがあるなら、泥酔しないのでは?

さらに「そもそも泥酔する時点で隙がある」という意見があるのにも驚きました。

いやいやいや、泥酔は泥酔であって、合意ではないですよ!

男性でも泥酔して寝ていたら、蹴飛ばしていいとか、身ぐるみ剥いでいいなんてことはないです。
もし酔ってサイフを盗まれたら、盗難届けを必ず出すべき。

もし自分の夫だと仮定すると、一緒に飲んでいる相手が泥酔したら、ふつうにタクシーで送り返すはず。
相手の女性が酔っているからといって性交渉したら、離婚問題ですよ。

アメリカでは、#TimesUpという運動は、権力のある男の横暴をもう許さない、という話です。

「権力ある男性が、下位にある女性(男性)に性暴力できるのはもうお終いにしよう」

という運動のこと。
アメリカではこの運動で、著名なニュースキャスターからオリンピックのコーチ、ファッションフォトグラファーまで首が飛びました。

本人の政治的立ち位置は関係ありません。

発端となったワインスタインは、クリントン陣営など民主党に多く献金してきた人物です。
政治的立場はリベラルです。アカデミー賞を取る作品を作り続けてきた。それでも破産という事態に。

ブルースウェーバーといえば写真界では第一人者です。
彼が芸術に貢献してきた実績はすばらしいのだし、わたし個人も好きな作家です。
それでも男性モデルへのセクシャルハラスメントで訴えられて、今後はコンデナストでは使わないと明言。

オリンピックで米国をメダルに導いてきたコーチも、セクハラで失脚しています。

これは厳しいことながら、いいことだと思います。
そのくらい気をつけないと、権力を持った男(あるいは女)というのは好き勝手できるものですから。

ME TOOというのは、なにも男から女ではない。男から男というケースも多いのです。(当然ながら女から男、女から女も含まれます)

そしてアメリカでのME TOO運動でいえば、一番多くの被害者が出たのはスポーツ界なのです。

深刻なのは中高生に対するコーチのセクハラです。もちろん男子も含まれます。
中高生だけに大人に対して声をあげられない。

一番重要なのは、こうした被害を今後増やしていかないこと。
権力のある存在が好き勝手にセクハラできないように、被害者が連帯して被害を告発していくこと。

そしてなにより意識を変えていくことだと思います。

わたし自身もじつはここは反省するところです。
わたしが仕事を始めた頃は、マスコミではセクハラなんて言葉すらなかったんですね。

男に混じって仕事する女だったら笑って受け流せる度量が必要、そのくらいサバけていないと仕事にならない、いちいち目くじらを立てないというのが職場の常識だったと思います。

わたし自身も当時は、そう考えていました。
男性と肩を並べて仕事するなら、ガタガタいうべきではないのだと。

けれども、それを今の若い人も受けいれなくちゃいけないかというと、それはまったく違う。

そんなこと、もう我慢しなくていいんですよ。
「それが当たり前」ではなくて、みんなの意識じたい変えていけばいいんです。

日本では#METOOの声をあげる人は少ないですよね。

では日本ではセクハラがないかというと、むしろその反対。
いろんな女性が嫌な目にあってきたことでしょう。
でもまるっきり声があがっていない

そこには日本独特の協調性があるからで、今さらガタガタいっても仕方ない、誰かを責めたくないといった深慮があるのかと思います。

さらにいえば、声をあげた人がバッシングされるというのを懸念しているのかもしれません。

そこは社会の違いとしても、せめて勇気を出して声をあげた人がいたら、その人を叩くべきではない

フランスではME TOO運動に対して、カトリーヌドヌーヴが「男性には口説く権利がある」という反論をして、それが反対にコテンパンに叩かれるという流れがありました。

現実の多くのセクハラというのは、なにも女優が口説かれるといったドラマチックなことではないのです。

通学通勤電車で毎日のセクハラに耐えることだったり、飲食店に勤めながら客のセクハラに耐えることだったり、得意先の性的なジョークに堪えることだったり、上司のセクハラな言動に堪えることだったり、文句をいえない立場の人が仕方なく堪えているケースでしょう。

そんなものは本当に要らないと思う。

はたして日本に育ち、働いたことのある女性で痴漢やセクハラに会ったことがない人っているんでしょうか。

わたしも東京で育ちましたから、通学電車で痴漢にあうのは、仕方がないことなのだと考えていました。

でも日本以外の国は、必ずしもそうではない。
アメリカでは子どもはスクールバスで通学したり、郊外であれば親の車で通学したり、あるいは通勤通学列車が首都圏ほど混まないという背景があって、痴漢行為が日本のように日常的にあるわけではないのです。

先進国で女性が、公共交通機関に安全に乗れないことじたい、問題ではないでしょうか。

でも小さなことからだって少しずつ習慣は変えていけるし、社会の意識も変えていけるのではないでしょうか。

たとえばクライアントを接待する席で、もし部署の一番若い女の子がお酌をするというのが慣例になっていたら、それはやっぱりおかしいわけです。

そのことじたいはなにも違法ではないし、いけないことでもない。
けれども、そういうジェンダーの刷り込みが本当に必要なのかという自問なしに「これが慣例だから」となっていたら、一度は考え直すべきですよね。

その「当たり前」にされていたことを今いちど考え直すのが、times upなのではないでしょうか。

ここまでは、あくまでもたんなるわたしの個人的意見です。
だからこそ「性被害にあわない社会を作っていく」「ジェンダーの社会通念を変えていく」ことについては非常に興味があります。

こうした現状に勇気をもって声をあげた伊藤詩織さんが、アメリカでどういう意見を発してくれるか関心があるので、ディスカッションを見に行く予定です。

「ヒューマンライツ・ナウ」の講演ですが、まず日系人会のビジネスウーマンの会で行われます。

「声をあげ始めた女性たち~#Me Tooの先に見えるか、女性が安心して働く職場」

というタイトルで語られます。

世界の女性が次々と「#Me Too」の声をあげ始め、そして今年に入って、虐待やハラスメント、様々な不平等に対し、女性たちが口を閉ざす時代は終わったと訴える「Time’s Up」運動が広がっています。

こうした中、日本社会は一体どのような状況になっているのでしょうか?
 
伊藤弁護士が、その活動を通して感じる働く女性の意識や抱える問題、世界で広がる#Me Tooの動きと日本の現状等について語っていただきます。

そして性暴力のない社会を求めて活動する伊藤詩織さんが、スペシャルゲストとして参加されます。

#Me Tooの動きの背景や現状をお二人から伺い、#Me Tooの先に見える、女性が安心して働ける環境について考える場になるそうです。

講師:伊藤和子さん(弁護士、国際人権NGO “Human Rights Now” 事務局長、ミモザの森法律事務所代表)
特別ゲスト:伊藤詩織さん(ジャーナリスト)
モデレーター:津山恵子さん(国際ジャーナリスト) 


▪️ 日時:3月15日(木) 受付開始 6:30pm / 開演 7:00pm

▪️ 場所:日系人会ホール  49 West 45th Street 11階

▪️ 参加費(軽食付)ゲスト $30 / JAAメンバー $25 / 学生 $20 
           (現金 or チェック=宛先 JAA )

▪️ 締切:3月13日(火)

▪️ 問合せ・質問 event.jwb@gmail.com (自動返信応答あり)


貴重な機会ですので、ぜひお見逃しなく!
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さらに16日には、第62回国連女性の地位向上委員会パラレルイベントが開催されます。
こちらは英語のみでのイベントとなります。

.......................................................................................
日時:  3月16日(金) 4:30pm ~
場所:  The Armenian Convention Center
  Room: Vartan Hall

伊藤和子弁護士(ヒューマンライツ・ナウ事務局長)
後藤弘子教授(千葉大学法学部教授)
伊東詩織氏(ジャーナリスト、Black Box著者)
モデレーターとして国際ジャーナリストの津山恵子さんも出ます。

  630 2nd Avenue, New York NY 10016
題名:  #Me Tooからの新たな挑戦
     声をあげた人たちを守ろう&社会意識を変えよう
     ・世界各地で広がった#Me Too運動の体験やインパクトの共有
     ・女性が声を上げにくくしている方的、社会的、文化的なバリアを考える
参加費: 無料 
問合先: hrnnyinfo@gmail.com

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無料であり、特に申し込みといったことはないそうです。
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さらに伊藤和子さんの活動を知りたい方は、こちらの「人権は国境を越えて」がお勧めです。
東南アジアの複数の国で、その国の人権擁護や女性や子どもの労働者のために動いてきた伊藤弁護士。

なぜ日本拠点の国際人権団体が大切なのか、本がいかに多くのアジアの国々を援助してきて、「押しつけにならない支援」をできることなど、非常に考えさせられます。
岩波ジュニア文庫ですが、大人にもお勧めです。

人権は国境を越えて (岩波ジュニア新書)
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by erizo_1 | 2018-03-08 16:21 | 社会の時間
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ニューヨークの教会で、3月4日第7回目となるTOGETHER FOR 311東日本大震災追悼式典が催されました。
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東日本大震災の追悼式典として2012年から行われているもの。
主宰はフェローシップフォージャパン。東日本大震災の後にさまざまな支援活動がNYで繰り広げられた時につながったボランティア有志で、わたしも当初からスタッフとして関わっています。
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第7回目となる今年は、440人の方に参列いただきました!

髙橋礼一郎ニューヨーク日本総領事の呼びかけで参列者は一分間の黙とうを。
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代表であり司会のAK(柿原朱美)さんは「震災から7年が経ちましたが、まず忘れていないということを伝え続けたい」と語りました。
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岩手県からは陸前高田市の NPO法人桜ライン311代表理事である岡本翔馬さんがビデオでメッセージを届けてくれました。
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岡本さんは岩手県陸前高田市出身。
震災時には東京にいましたが、陸前高田市に戻った友人が消防団に入り、震災当日帰らぬ人となったことが今でも忘れられないと語ります。
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そして「生きることに正面から向き合う」ために陸前高田に移り、2011年10月NPO法人桜ライン311を設立。
今後人命の失われることのない社会を目指し、市内の津波到達地点に桜の苗木を植樹しています。

参列者たちにも
「自分の大切な人が災害で失われる悲しみと、防げなかった後悔を思い浮かべ、この日を自然災害について備えがあるか考える日にして下さい」
と胸を打つメッセージを送ってくれました。

宮城県からは岩沼市出身で、現在はNYに住むイラストレーター 大友あかり “acary”さんがスピーチを行いました。
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あかりさんは宮城大学への入学を控えた春休みに東日本大震災を体験
震災後、「つねに残された時間を生きているということを意識するようになり、7年の間に、時間が限られているならやりたいことにやろうというポジティブな気持ちを持つようになった」といいます。

ニューヨークで活動する今も、常に故郷に想いを寄せてデザインをしているそう。

故郷を災害が起きる危険な場所というマイナスなイメージではなく、「そのような歴史から学んで来ていること、そして土地の持つ魅力を伝えていける活動をこれからも続けていきたい」と、将来の抱負を語ってくれました。
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そして福島県からは福島ふたば未来学園の生徒11名が壇上に登り、代表として高校二年生の関根颯姫 (せきねさつき)さん(16歳)がスピーチ。その英訳を同じく高校二年生の遠藤瞭(えんどうりょう)さんが担当してくれました。
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被災当時は9歳、小学校4年生だったという颯姫さん。
4ヶ月間東京近くで避難生活を送ることになったそうです。

ところが誤った情報流布のために、転校先の学校で「福島に帰れ」「汚い」といったイジメや暴力を受け、信頼していた友達にも裏切られ、一時は自殺すら考えたそう。

それでも「自分にはまだやるべきことがある、夢がある」という思いが彼女を支え、「みんなを笑顔にしたい」という夢を叶えたいと考えるようになったといいます。

そして夢を叶えるために、福島に帰郷した後は未来学園に入学、演劇部に入って、演劇コンクールで優秀賞を取るまで至りました。
「これからも人々を笑顔にしていきたい」と熱い夢を語ってくれました。
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子どもたちは子どもたちの世界で、震災後の日々を必死にサバイバルしていたのだという思いに胸を打たれるとともに、新しい世代が語る言葉に、未来への希望も感じさせてくれました。

第一回目追悼式典からメッセージを送ってくれている福島県相馬市みなと保育園からは今年もビデオが届きました。
 今回、歌を歌ってくれているのは、震災後に生まれた園児たち。
「元気に笑顔で過ごしていきます」
と歌を披露してくれました。
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会場ではNYの日本語補習校に通う「風の環」少年少女合唱団は「さくらさくら」「翼を下さい」といった歌を元気に合唱。
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式典会場のチャリティ販売コーナーでは、復興グッズが販売され、募金箱に集まった寄付金は領事館とジャパンソサエティを通じて被災地に送られます。

NY在住の邦人にとっては、日本はかけがえのない故郷
あの震災を忘れていません、一緒に前に進んで行きましょうと伝え続けたいです。
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photography: Lisa Kato, Masahiro Noguchi, Kiriko Shirobayashi
by erizo_1 | 2018-03-07 16:15 | 社会の時間