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コラムニスト 黒部エリがニューヨークからお届けします。Blog by Eri Kurobe


by erizo_1

<   2009年 09月 ( 26 )   > この月の画像一覧

NYコレクション8日目。
ついに最終日です!

朝からラルフ・ローレン

アメリカの労働者たちのワークウェアにインスピレーションを受けたという今回のコレクション。

ジーンズ、オーバーオール、ジーンジャケット、ワークシャツ、花柄の素朴なワンピースなどをモチーフにしています。

労働者階級の象徴であるニュースボーイ・キャップを被り、破れたビートアップ・ジーンズで登場するモデルたち。
1920〜30年代のイメージでしょうか。
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それからピンストライプのメンズライクなスーツが登場。
さすが完璧なテイラードです。
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そしてフリルいっぱいの白いドレスや、洗いざらしのデニムの色をしたシルクのシャツにパンツなど、米国の原点にあるワークウェアをモチーフに、アメリカン・スピリッツを表現。
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毎回思うことですが、ラルフは構成が巧みですね。

最初のつかみでパッとその世界に観客を引き入れ、それから徐々にバリエーションを広げていって、フィナーレにむかって盛り上げ、オチできれいに結論を出す。
まるで演劇のような構成力。

ラストはオーバーオールをモチーフにしたプラチナに輝くイブニングドレス。
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すばらしい!
ワークウェアをゴージャスなドレスにまで昇華する手腕がおみごと。

さすがアメリカを代表するブランド。
パリでもなく、ミラノでもなく、NYにしかないアメリカのファッションを見せてくれました。

おおお、ラルフ先生、キター!
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客席はスタンディング・オベーション。
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カッコえええええ!
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ちなみに後ろに写っているジーザス・クライスト・スーパースターみたいな男性は、WWDの麦田さんです。

そのあとカルバン・クライン、そして夜8時のトミー・ヒルフィガーのショーでコレクション終了!

カメラマンのちとちゃん、アシスタントをしてくれたナオニータ、お疲れさま&ありがとう!

二人ともほぼ立ちっぱなしなので、わたしの何十倍も体力的にたいへんだったはず。
よくがんばってくれました(涙)
ぱちぱちぱち!

そして最後はコリアンタウンで打ち上げをしましたー!

え、いや、ちゃんとスタッフミーティングと業界情報交換のためですよ(←必死の弁解)

さまざまなファッション誌や新聞で働くみんなが集まって、計16名で大焼肉会を。
媒体は違っていても、8日間サバイバルしてきた仲間たちなのだ(涙)
ドつかれさま!

じゃーん!
カメラマン吉田ちとちゃんと、日本から来ていたファッションジャーナリストの宮田理江さん。
後ろでポーズつけているのは、おパリからNYに移り住んで来たファッションライターの森田くん。
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いやあ、旨かった!
楽しかった!
幹事のびんちゃん、グッジョブ。
次シーズンも焼肉会しましょう!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ようやく終わったファッションウィーク。
まずは爆睡します!

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by erizo_1 | 2009-09-18 16:28 | トレンドの泉
NYコレクション7日目。
今日は調子がよくて、9つのショーおよび展示会をサクサクと回れました!

マイケル・コース
ミニマルなシルエットに、シャープなスラッシュ(切り込み)を入れたデザインが印象的。
上流階級趣味の洗練されたコレクション。
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3.1フィリップ・リム
フレッシュでかわいい!
プリーツのドレスがいくつも出ていて、超ラブでした。
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アナ・スイ
サーカスをインスピレーションとしたコレクション。
かわいい!
アナらしい世界が満開です。
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ドゥー・リ
シルバーグレーを基調にした、ひんやりした質感のコレクション。
ドゥー・リらしいドレープづかいや、チュールやチェーンをあしらいなど、繊細なディテールがすばらしい。
ほのかに暗い美しさのある世界でした。
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プロエンザ・スクーラー
トライバルな音楽にあわせて登場したのは、鮮やかなブルーやエメラルドグリーンなど、熱帯の鮮やかな鳥たちを彷彿とさせるコレクション。

鳥の羽のデコレーションや強烈なラメ、エレクトリックなヒョウ柄など、強くてビビッドでクールな世界を展開。
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すごい! すばらしい!
アマゾンの密林と、サイバーパンクが出会ったようなイメージが超カッコよかったです!
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おや、あそこにいるきれいな女の子は?
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あああ、ゴシップ・ガールのレイトン・ミースターだああ。
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めっちゃ華やかできれいです。
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唇をグロスではなくて、赤く塗っているのが旬ですね。

一緒にいるのは、たぶん仕事関係のひと。
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なのに、彼女が話すと、なぜこうも意味ありげに見えるのだ?

これで高校生を演じているというのがよくわからない。
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セクスィーすぎ!
色気の大浸水のようなギャルですなー!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

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by erizo_1 | 2009-09-17 14:45 | トレンドの泉
NYコレクション6日目。
暑い一日でした。今日は体調が悪くて、なぜかひっきりなしに頭痛が。
イ、インフルじゃないよね? よね? 

マランドリーノ
スーダン、サハラ砂漠、ペルー、ポリネシアという4つのイメージに別れたコレクション。
エスニックな味つけがいい感じです。
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リラックスしたサルエル・パンツやドレーピィなワンピースがトレンディ。
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おや、Les Nubians(レ・ヌビアンズ)の片割れが即興パフォーマンスを。
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好きだったんだよなー、レ・ヌビアンズ。
あいかわらずカッコよし!

おおお、キャサリン・マランドリーノ先生と、メアリーJブライジです!
キャサリンさん、いつ観てもそこらの女優に勝てる色香です。
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メアリーJ姐さんはキャサリンさんと仲がよいらしく、毎回ショーを見に来ています。
友情に篤い姐さん、ステキチです!
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マックス・アズリア
BCBGを手がけるマックス・アズリアの高級ラインです。
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レッドカーペット仕様らしく、フロントローにはセレブがいっぱい。
あああああ、ミッキー・ロークだああああ。

ミッキー・ロークがファッションショーに来るなんて意表つきすぎ!
遠くからでも目立つ異様な風体!
まんま「レスラー」だぜ!

左端がルーシー・リューで、右端にミッキー・ロークがいます。
その間にいる人たちは全部不明。
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て、こんな写真じゃわからないですよね(汗)
すいません。
野鳥を撮る望遠レンズでもなくちゃむり、てことで。

ショーの後もミッキーどん、報道陣に囲まれていました。
意外なことにファンサービスもよし。
さすがハリウッドをサバイバルしてきた男ですな。

毎回ステージが凝っているG-Star RAW
プレスのサヨラ・マディヤロヴァさん。
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溌剌とした美人です。

メンズのデニムで人気のあるG-Starですが、今回はレディースも充実していました!
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今季はこういうマイクロショーツというのか、レオタードというのか、「コマネチ!」というのか、レディ・ガガというのか、ブルマーが目につきますね。
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ずばり「ブルマー」としか表現しようがない(汗)
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80年代に流行ったボディスーツのリバイバルで、上から透け素材のスカートとか重ね着するのかなとは思うけど、ぜひともこの恰好で街を闊歩するギャルズを観てみたいものですね!

ナルシソ・ロドリゲス
カッティングの巧みさが際だつナルシソらしい、非常に美しいコレクションでした。
すばらしい!
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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

さてさて昨日の記事で、写真のセレブの記述が大幅に間違っていたので、訂正しておきました。
ははーッ(←かしこまっている)

サナ・レイサン → ガブリエル・ユニオン

誰だかわかりませんセレブ  → シアラ

ケイティ・ペリー → レイ・レザーク

いやー。それにしてもエリぞうの正解率低すぎ(汗)
申しわけないッス。

Masakoさん、takakoさん、みこちゃん、SSさん、通りすがりさん、教えて下さった読者のみなさま、ありがとうございました!
ご親切に感謝です。
みなさん、よく知っているんですねー。
すげー!

じつはエリぞう、ぜんぜんテレビを観ないので、よくわからないセレブも多いんですが、

「とりあえずわからないセレブはLOSTの出演者と思っておけ」

という超いいかげんな認識法を取っているのであった。

ほら、出演者が多いからさ(笑)
たぶん一人くらいいそうな気がするじゃないですか。

というわけでセレブ道は険しく、まだまだ遠いのであった。
くくー!

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by erizo_1 | 2009-09-16 12:52 | トレンドの泉
NYコレクション5日目。
今日もNYは快晴です!

ジル・スチュワート
いつもNY市立図書館に併設されたホールで開催されます。
サンエー・インターナショナルの伏見玲奈さん。
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お人形さんみたいです、うふ!

回廊を使ってのランウェイ。
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80年代調のボディコンも、ジルが手がけると、レースやフリルを部分的にあしらったり、革のカットワークを使ったりと、ロマンチックな世界に。

トレイシー・リースです。
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おや、フロントローにきれいどころが並んでいますね。
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アップにしてみましょう。
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あああああ、キム・カーダシアンだあああああ!

左から女優のガブリエル・ユニオン、キム・カーダシアン、歌手のシアラ(Ciara)、そして元デスチャのケリー・ローランド

驚いたのが、キムが絶世の美女であること。

写真で見ると、キムってむしろ東洋的なタッチで、柔らかい線に見えるじゃないですか。
ところが実物は、たいへん顔のラインがシャープなのね。

もう鑿で鋭角にカッカッカッと刻んだように、ひとつずつの骨格の線がシャープなのだ。
非常に彫刻的な顔立ちなのです。
ほー!
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英語では彫刻のように完璧な容姿のことを chiseledすなわち「鑿で刻んだ」ようなと表現しますが、まさにチーズルドな目鼻立ちなのだ。

しかし隣に座っていた布矢さんに「キムってなにしている人なの?」と尋ねられて絶句してしまったエリぞうであった。

……なにって。
……なにっていうか。ぬー。

なんにもしてないけど、ファッションリーダーとして有名な子」

としか答えようがないよ!
ニコール・リッチーとかパリス・ヒルトンと一緒で、特に「なにをやっている」わけでもなくて、きれいで金持ちでおしゃれだから有名だという。
おしゃスナ・セレブ

ダナ・キャラン
大人のエレガンスです。
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タクーン
今季多く見られるのが、アスレティックな切り替えやプリーツ、シャーリングといった手法。
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タクーンがボディコンシャスを表現すると、ボディコンにはならなくて、「動いている身体」を意識させられるところが、おもしろい。
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クリスタルプリーツ(細かなプリーツ)をアシメントリーにあしらい、非常にクリエイティブで美しかったです。
すばらしい!

ショーが終わった帰り道。
おや、このサングラスの小柄な女性は?
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DJ集団、ミスシェイプス(Misshapes)のレイ・レザーク ちゃんでした。
そういやミス・シェイプスは前から何度かショーに来ているね。

タクーンのショーに出席していたようです。
どこに座っていたのかしら。

クリス・ベンツの展示会。
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激かわいい!
宝石箱をひっくり返したようなカラフルさと楽しさに溢れています。

いつも色彩が美しくて、どことなく風変わりなユーモアのあるクリスの世界。
わたしは大好きなデザイナーです。

モデルが12〜15歳くらい?
ロリコンのひとが見たら、ズキューン! と来るかもねー。

デザイナーのクリス・ベンツ本人もかわいいです!
お肌もツヤツヤ。
チェルシーあたりでモテるんだろうねー。
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「どうやってあのツヤ肌をキープしているんだろーねー」

とぜんぜん関係ないことを語りあうオレたちチーム。

「やっぱり毎晩パックとかしているんじゃない?」
「でもヒゲがあるから、剥がすタイプは痛いよ」
「きっと洗い流すタイプなんじゃない?」
「ああ、泥パックとかねー」

て、アホな話ですいません、クリスたん。
でもその肌、うらやましいほどツヤツヤです! 秘訣を教えて!

トリー・バーチの日本プレスむけ懇談会。
今や日本でも大ブームのトリー・バーチ。
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12月に銀座に路面店がオープンするそうです!

美しいトリーさん。
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美しく、名家出身のビリオネアで、富豪男性にモテモテ、しかも才能に溢れている。
おまけに話すとわかるんですが、頭の回転がすばらしく速いのだ、
くー!
天にいくつも与えられた人っているものなのですね。

さあ、モニターの前のみなさんもオーラ浴をご一緒に!
すーはー。
運がむいてくるわよー!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

今日は秋晴れの気持ちのいい天気でした。
移動のタクシーのなかで、おにぎりを食べてランチにしたエリぞうです。
ぜんぜんファッショナブルじゃなーい!

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by erizo_1 | 2009-09-15 14:12 | トレンドの泉
NYコレクション4日目。
NYは快晴。すばらしい天候です!

一発目のデレク・ラムはなかなかよく撮れたので、あとで別にアップしますね。

DKNY
プレスを担当しているSTEP INCの杉山絵美さん。
色白でおきれいです!
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ランウェイの写真はかなりブレていて、すいません(汗)
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エルベ・レジェ バイ マックス・アズリア
BCBG JAPANの渡邉和美さん。
お美しいです!
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ヒラリー・ダフ、ミーシャ・バートン、ピーチ・ゲルドフ(ボブ・ゲルドフの娘)らがフロント・ローにいましたが、がぶり寄れず。
これまたランウェイの写真はブレブレ(汗)
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ダイアン・フォン・ファスティンバーグ
さらにブレブレ(冷や汗)
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ブライアント・パークからY-3の会場まで、メディア用の送迎バスが出て乗りこみます。
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バスのなかは疲労困憊で眠りこける人たちばかり。
カメラマンさんというのは重い機材を持ち回って、たいへんなお仕事どすな。
ドつかれさま!

Y-3の会場はパークアベニュー・アーモリー(兵器庫)にて。
兵器庫といっても爆弾や大砲が置いてあるわけではなくて、現在は非営利団体が運営してアートを支援するスペースとなっています。

広々とした体育館がステージに。
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山本耀司がクリエイティブディレクターとして、アディダスとコラボして、スポーツとファッションの融合を提唱するY-3らしいスペースです。

おや、あのフラッシュにぴかりと光るハゲ頭は?
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うわああああ、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)だああああああ。
そうです、元サッカー・フランス代表のジダンさまです。
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カッコえええええ!

男らしくて、ステキチ! 
なんていい男なんだ!
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頭がデカいです!
おまけに堅そう!

あんな頭で頭突きされたら、そりゃ脳しんとうにもなるよ。
てか、一般人だったら死ぬだろ。

ランウェイは「星条旗よ、永遠なれ」で幕をあけ、ガンズ・ン・ローゼズにマイケル・ジャクソン、さらに「君が代」「ラ・マルセイエーズ」などの国歌が流れてアゲアゲ。

今回のコレクションはワールドカップを意識して、サッカーの美しさを知的に昇華させたもの。

サッカーのユニフォームのシルエットを極端にして見せたり、サッカーのネットからインスパイアされたシースルーのフィッシュネットを多用したり、国旗のモチーフが盛りこんだりしていました。

ランウェイを観てみましょう。
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かわいい!
エリぞうはサルエル・パンツとゆるトップが気に入りました。

そして最後にサッカーボールを持ったモデルたちが並ぶと、おや? 上からするするとサッカーのネットが下りてくるではありませんか。
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ランウェイ・カメラマンがひとり選ばれて即席のゴールキーパーに。

ヴラダちゃんらモデルちゃんがボールを蹴りまーす。
きえーい。
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どヘタくそ(苦笑)

そこらの5歳児でも、もう少しマシに蹴られそうなほどへなチョコのキックでした(笑)
ま、モデルに筋力を求めるほうが間違いか。かわいいので、なんでもよし。

そんな様子をサッカーの神様、ジダンさまは微笑ましく眺めているのでしょうか。
うふ。

と思っていたら、なんと山本耀司先生が登場!
手には二個のサッカーボールを持っています。
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そしてジダンのもとに行き、ボールを蹴るよう誘います。
うおおおおお。
どよめく観衆。

じゃーん!
世紀のイベント、ヨウジ・ヤマモト先生と、ジダン将軍の公開フリーキック
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すごい!
二人の天才対決
他では見られない大アトラクションです。

まずヨウジ先生がキックします。
ぼよよーん
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ヨ、ヨージ先生!
シュートがゴロです……(汗)

エリぞうがキーパーでも止められそうな速度でした(笑)
世界のヨウジ先生も「てへ!」って表情。

そしてジダン将軍!
金色のタマを蹴ります(笑)
まともにシュートしたら、キーパー役のカメラマンさん、骨折で病院行きです。
ドキドキドキ。
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蹴った!
と思ったら、きれいに山形のカーブを描いて、キーパーの頭上を高く超え、軽やかにネットにイン。
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おおおお、さすが!
うまいもんだねー。
プロの技ですなー。

やはりモードは天才デザイナーに、サッカーは天才サッカー選手に、餅は餅屋に任せておけ、てことですかね!
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渋いヨウジ先生と精悍なジダン。

いやあ、すごいモノを見物できて、おもしろかったです!
ぷがぷが、どんどん。
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退場するY-3チーム。
万雷の拍手。
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今季はどこも経費節減で全体に地味なショーが多いなか、これだけ凝った演出のショーを見せてくれるとは、さすがY-3!
すばらしい!

これだからNYコレクションは楽しいですね。
すっかり昂揚して会場を出たエリぞうだったのでした。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

……ううう、眠い。
頭がぐらぐらです。

本日のヨージ先生とジダンさまの写真、楽しんでいただけたら、幸いです!

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by erizo_1 | 2009-09-14 14:29 | トレンドの泉
NYコレクション3日目。

今朝は10時からラコステのショーでスタート。
テニスコートで球を打つ音からショーが始まり、元気溌剌。
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おや、あの向かい側にいるひとは?
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うああああああ、ミーシャ・バートンだあああ!
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ミーシャ、たしかリハブに行っていたんじゃなかったっけ?
職場復帰?

えらく青白く見えるんですが、大丈夫なのか?
もうちっと日焼けしたほうがよくない?

そして夕方になってから、またも雨が降り出したNY。
この天候でも人気のショーは長蛇の列。

リチャード・チャイは今季リーズナブルなラインのRichard Chai LOVEをローンチ。
レディース、メンズ同日に発表です。

バックステージを覗いてみましょう。
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あ、メイクアップ・アーティストの平本恵子さんを発見!
Taoこと、岡本多緒ちゃんをメイク中です。
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ケイコ師匠は、多くの芸能人やハリウッド・セレブ、そしてソーシャライトを手がけているメイクアップ・アーティストなのだ。

このひとのメイクはきれいよー!
トリー・バーチやティンズレー・モーティマーがご指名の腕前なのです。

ファッションウィークは、巨匠グッチ・ウエストマンの元でバックステージにて活躍しています!

メイク用品はレブロン
マッシュルームやブラウンの色調で、パールは入っていません。
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記念撮影してみました。
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ピースはないだろう!(笑)
ちなみにケイコさんとは、カメラマンのミッチーを含めて女子呑み仲間なのだ。

じゃーん!
デザイナーのリチャード・チャイ先生(左)とグッチ・ウエストマン先生(右)でーす!
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リチャード・チャイはNYコレクションの新世代アジアン・デザイナーを代表するひとり。

ジェフリー・ビーンでのインターンから始めて、マーク・ジェイコブスのデザイン・ディレクター、TSEのクリエイティブ・デザイン・ディレクターを経て、04年に自身のブランドをローンチ。

日本でも06年にオンワード樫山のNAVEで、コンサルティングクリエイティブディレクターに就任。
08年にはCFDA/ヴォーグファッション・アワードのファイナリストに。

グッチは、いわずとしれた世界のトップ・メイクアップアーティスト。
グッチ先生のメイク・チェックを受けるタオちゃん。
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タオちゃん、できあがり!
きれいです。
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おお、オレの写真の腕前もあがったか!
と一瞬誤解しましたが、ようするにモデルがいいんですね(笑)

今季もタオちゃんはさまざまなランウェイで活躍しています。
いまや世界で活躍する日本のスター!
ぷがぷが、どんどん!

周りを見てみましょう。
ヘアをスタイリング中のモデルちゃんたちです。
ヘアさんがすげえ男汁!
一瞬ヘルス・エンジェルスの人かと思いマスタ!
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バックステージには飲み物や食べ物が用意されていて、勝手に食べられるシステムになっています。
ここのバックステージ・フードはなかなかおいしそうです!
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服を着がえて、いよいよショーが始まります。
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ステージを観てみましょう。
先ほどのタオちゃんのランウェイ・ルックです。
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かわいい!
カーキのパーカやボクシーなジャケット、スローチーなパンツなど、ボーイズのテイストに、花柄やラメなどのラブリーアイテムを組みあわせて、爽やかな印象のするコレクション。

ボーイフレンドの服を借りてきたような、リラックスしたシルエットで、着やすそうです。

プライスは425ドルまでと、お手頃価格だとか。
リチャード・チャイは今まで値段がネックだったので、これは朗報ですなー!

まさに使えるリアル・クローズ。
来春はリチャード・チャイ・ラブを要チェック!


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by erizo_1 | 2009-09-13 14:01 | トレンドの泉
9月11日がまためぐってきましたが、コレクションの真っ最中で黙祷する暇もないのが残念。

NYは悪天候。
気温が摂氏16度ほどまで下がり、ほとんど暴風雨のような風と雨で、傘がひっくり返ってしまうなかをダイ・ハードに移動。
ひええええ。

雨が降ると、道が渋滞するわ、タクシーはつかまらないわで、とたんに移動が難しくなるのです。くー!

PREEN プリーン
ロンドンを拠点とするプリーンはNYコレクション参加組。

ボンデージ、コルセット、ランジェリーなモチーフがサイバーな感じとあいまってカッコよかったです。
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ジェイソン・ウーは今回セント・レジス・ホテルにてランウェイを打ちました。
クラシックな雰囲気の舞台で、王道のエレガンスを。

日本人モデルのタオちゃんです。
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あ、日本人メディアの人たちも映ってしまった(笑)

今回はロング・ドレスがなくて、カクテルドレスばかり。
またシェル・オバマミさんがお買い上げになるのでしょうか。
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あいさつに出るジェイソンたん。
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あいかわらず高校球児のようなヘアスタイルです!

Erin Wasson × RVCA(エリン・ワッソン×ルーカ
モデルのエリン・ワッソンがサーフ、スケート、スノーボードなどのスポーツストリート系ブランドであるルーカと組んだコレクション。

前回まで展示会だったのに、今回はブライアント・パークの巨大なテントという急激な右上がり率。

お、いきなりフラッシュのすごい光が。
うわあああああ、ゴシップ・ガールのテイラー・モムセンだあああああ!

すぐ目の前に座っているので、後頭部しか見えない!
エクステが激し過ぎて、髪がナイロンでできているみたい。
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チラ見するテイラーたん。
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がぶり寄ってみました。
かわいい!
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すごい化粧です! 目の周りグリグリ!
これで16歳。

おや、あのフラッシュにぴかりと光るハゲ頭は?
ああああああ、ブルース・ウィリスだあああああ!
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えー、ブルース・ウィリスがファッションショーなんて来るの?
イメージと合わない!

もしかして若い奥さんをもらって
「ダーリン、わたしもショーに行きたいのー☆」
なんて頼まれて、
「いいよ、いいよ」
かなんかいって来たんですかね?

客席まで80年代ブームなのか!
生ブルース・ウィリス、なんだかとってもいいお父さんって感じです。
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談笑するブルースのとっつぁん。
いい人そうです。
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味のあるおじさんモード全開!

そして隣にいる奥さんが、デミ・ムーアの若いときにクリソツ!
離婚しようが再婚しようが、ようは人間の好みのタイプって変わらないもんなんだなー! と変なところで納得。

ステージでは、Gang Gang Dance(ギャング・ギャング・ダンス)が演奏を。
NYを拠点としたバンドで、フジロックにも出演するくらい有名らしいよ(ふみちゃん談)
ふーーーん(←よくわかっていない)
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コレクションはサンドベージュの色調が印象的。
ちょっとサウスウェスタンな雰囲気のシンプルなカットが目につき、
「乾いたアメリカの大地に自由に生きるわたし」
てな感じ?
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さすがスーパーモデルであるエリンのショーらしく、リリー・ドナルドソン、フレジャ・ベハ、イリナ・ラザルヌらが登場。

ブルース・ウィリスを見たら、なんだか急に気分が持ちあがって元気になったエリぞうだったのでした。
さすがダイ・ハードだぜ!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

今日もドつかれさま〜!
明日はせめて傘のさせる天候になって欲しいッス!

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by erizo_1 | 2009-09-12 14:22 | トレンドの泉
いよいよ2010春夏NYコレクションの開幕です。

先陣を切ったのは、BCBGマックス・アズリア
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おお、ボディコンですね。
80年代調ど真ん中のボディコンです!
お立ち台も復活するんでしょうか?

オーガニック バイ・ジョン・パトリック
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ヴェナ・カヴァ(Vena Cava)
シックな色づかいとダウンタウンなテイストで人気になっているブランドです。
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L.A.M.B(ラム)
グウェン・ステファニーがプロデュースするブランドです。
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おおお、グウェン姐さん登場!
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ジェン・カオ
今回はニュートラルカラーが主流。
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そしてNY挙げてのイベントといえば、ファッションズ・ナイトアウト
多くのデパートやブティックでイベントが目白押し。

こちらはスクープの店内でDJがスピンするの図。
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いろんな店を覗いたなかで、超よかったのが、トリー・バーチのミートパッキング店。

おお、店の前にグリルが出ている!
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ラ・エスキーナのメキシカン・コーンとカサディーヤが無料でふるまわれました。
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トリー・バーチのロゴ入りエプロンをした兄さんたちがメキメキとグリルで焼いていってくれます。
旨し!

あ、トリー・バーチさん、発見!
きれいです。
そしてさすがビリオネア、太っ腹です。
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そしてミッドタウンに向かうと、デパートはごった返しの混雑。
バーグドルフ・グッドマンの前は、ヴィクトリア・ベッカムやオルセン姉妹を見ようとする人たちの長蛇の列が。
ひー!
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ティファニーには「ティファニーで朝食を」をもじって、無料の紙コップ・コーヒーが配られるサービスが。
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なにやら美しい人たちが出迎えてくれます。
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店の奥では、ティファニーのブルーボックスを模したケーキを配っていました。
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これがびっくりするほど、おいしかったんですよー!

NYの街全体がフェスティバル・ムードに包まれた夕べでした。
あー、すごい人混みで、ちかれた!

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

初日から、なにやら既に疲れてしまったオレたちチーム。
やばし。
体力はもつのか。先は長いぞ。ひー!

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by erizo_1 | 2009-09-11 13:29 | トレンドの泉
Anna Sui for Target(アナ・スイ・フォー・ターゲット)のPop-up Shopがオープン!

NYでは全米に先駆けて9月10日〜12日までこのポップアップ・ショップで先行発売されます。

ターゲットのコラボでもここまで大規模なのは、初めて。
気合いが入っていますね。

9日夜にメディア向けに一日早いオープニング・パーティがあって参加してきました。
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会場はソーホーのクロスビーストリート。ブルーミングデールズの横あたりですね。
おお、アナ・スイ先生だ!
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建物は3階建てになっていて、地下にまず下ります。
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服がラックにぎっしり。
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このワンピース、かわいい!
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モデルさんが着こなしています。
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うきゃー。かわいい!
出来はとてもいいです!
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ざっと見たところ、トップスやチュニックで39,99ドルくらい。
ワンピースも45~80ドルくらい。

このデザインで5000円だったら、そりゃ買うでしょ!

素材はちょっと透けやすいものが多いですね。

またターゲットのゴー・インターナショナルはサイズがかなり小さくできているので、ふだんのサイズより大きめで選んで下さい。
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このワンピースもかわいい!
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モデルさんが着ています。
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あ、セレブちゃんだ。
左のセレブちゃんが着ているワンピースは今回のコラボものです。
超かわいい!
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えー、この二人のセレブが誰かというと、えー、すいません、現時点ではオレにはわかりません(苦笑)
あとで判明したら、書きます。

アナ・スイらしくグラムでロックな店内。
ミラーボールが回っていて、デコレーションもアナ・スイのショップと同じイメージに統一。
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今回のコラボは、人気番組「ゴシップ・ガール」にインスパイアされてのもの。
どのあたりがゴシップ・ガール風味かというと、えー、特にありませんでした(笑)

完璧にアナ・スイの世界ですね!
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エリぞうもさっそく買いました!

3日間だけのチャンス!
マンハッタン在住のみなさんはこの機会に、ポップアップ・ショップに急いでゴー!

全国のターゲットでの売り出しは9月13日〜10月17日の期間です。

Anna Sui for Target
54 Crosby Street @ Spring Street


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

NYコレクションが明日から開始!
今日はプレスパスをもらってきました。
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明日から、がんばるどー!

明日から一週間ほどコメント返しができないかもしれませんが、なにとぞご容赦を!

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by erizo_1 | 2009-09-10 12:38 | トレンドの泉
「アナは、そうね、法王といっていいわ」

このシビれるセリフが出てくるのが、公開中のドキュメンタリー映画「The September Issue」だ。

邦題は「ファッションが教えてくれること
日本では11月公開です。
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これはアメリカン・ヴォーグ編集部が、史上最大にぶ厚い「9月号」を発行するまでの過程を描いたドキュメンタリー。

法王とまで称されるのが、ヴォーグ編集長のアナ・ウィンター
そう、「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープが演じた、あのキャラです。

ファッション業界人の間で話題になっていたんだけど、こーれーがおもしろかった!
いや、マジ、おもしろい!
激しくお勧めです!

映画にはアナを中心に、さらにアナの右腕である名編集者、赤毛のグレース・コディントン

同じく名物編集者のアンドレ・レオン・タイリーや、売れっ子モデルのココ・ロチャやラケル・ジマーマン、あるいはデザイナーのタクーンらが登場して、見たことある顔ばかりでおもしろい。

アナ様のことは毎回NYコレクションで見かけるのですが、いやもう、実物はすごい迫力なのよ。

アナ様が歩いていくと、ザザザーッと左右の人が道をあけるのだ。
まるでモーゼが紅海を割る場面みたい。

さらに「会場が暑い」とアナ様が文句をいったら次から会場が変わったとか。
マーク・ジェイコブスのショーがあまりに遅れてアナ様が「帰る」とご立腹になり出ていったため、次のシーズンは15分しか遅れずにスタートしたとか。

アナ様神話は枚挙にいとまがない。
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わたしが個人的にゴイスー! と思ったのは、グウェン・ステファニーがL.A.M.Bの初ランウェイを打ったとき。

ショーが終わってステージに登場したグウェンが真っ先にキスをしに行ったのは、アナ様のところ。

……え。
思いっきり後回しにされているロックスターの旦那ギャビン・ロスデイルって立場なしぞう……(汗)

かのジェニファー・ロペス姐さんがショーを打ったときも、まっ先にアナ様に挨拶していたし、あのジェニロペにして腰の低い態度だったのだ。

おかげでかなり恐ろしいイメージを抱いていたのだが、この映画を見て、ますますアナ様の恐ろしさ、もとい、偉大さがよくわかったのだ。

「プラダを着た悪魔」のなかで、ヴォーグ編集者ご一行がデザイナーのところに行って、コレクションが始まる前に服をチェックしていたのを覚えているだろうか。

これが映画のなかの誇張ではない。どころか、その十倍くらいすごいのだ。

さて以下ネタばれもあるので、知りたくない人はスキップして下さいね。

なんとイヴ・サンローランのステファノ・ピラーティまでもが、アナ様に服を見てもらっているという驚き!
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おまけにステファノ先生ったら顔をまっ赤にして、たじたじになっているのだ!
……ありえない(汗)

さらに超ベテランのオスカー・デ・ラ・レンタもすべての服をアナ様にチェックしてもらっている!

世界のデザイナーたちがアナ様詣でをするというのは、本当だったのか!

なんでも友だちのメイクさんはプロエンザ・スクーラーの「アナ様チェック用」ステージのメイクをしていたそうで、実際にアナ様はこれがいい、これがよくない、と指示するらしい。

恐るべし。ファッション虎の穴
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そして実際のところアナ様が目をかけている新人デザイナーというのは、だんだんコレクションがよくなっていく。
彼女の鑑識眼はたしかなのだ。

感心したのが、アナ様が積極的に新人を育てていくこと。

映画のなかでは、ちょうどタクーンがCFDA(アメリカファッション協議会)/vogue賞のファイナリストに選ばれてGAPとのコラボをする時期にあたるのだが、そのすべて裏を仕切っているのがアナ様なのだ。

なるほど、アナ様に気に入られたら未来が拓けるというのはこういうことか、というのがよくわかる。

なにしろ業界の人がことごとくアナ様に相談に来るのである。
どうしたら売れるでしょう」
「いい新人デザイナーを紹介して下さい」
「判断して下さい」
とお伺いをたてにきて、それに対してアナ様がテキパキと的確なアドバイスをしていく。

ほとんどファッション界のウォーレン・バフェットとか是川銀蔵みたいなもんである。

なんといってもずばぬけていえるのがその鑑定眼
写真や服を観て、瞬時によしあしが判断できるのである。

しかも鑑定眼が一切ぶれない。
まさしく目利き、というやつだ。

圧巻がヴォーグを編集していく過程で、アナ様がすべてのジャッジを下していくところ。

映画を観ていて初めて知ったのだが、アメリカン・ヴォーグの作り方は、日本の雑誌の作り方とはまったく違うらしい。

そもそも8ヶ月使って一冊の雑誌を作っていくということが驚きだが、編集の仕方もずいぶん違う。

日本では(少なくともわたしの知る限り)雑誌は企画会議をして内容が決まったら、最初に台割りをして、何頁をなににわりあて、何頁をこちらの企画というふうに振り分ける。

各担当編集者は最初に割り振られた持ち分の頁のなかで、やりくりするわけだ。

編集部じたいもファッション班、美容版、カルチャー班といったようにわけられていて、チームごとにカテゴリを担当するのがふつうである。

ところがヴォーグ編集部を見ていると、各ファッションエディターが自分のファッション頁を作って写真を撮り、そのあがりを見てから、この写真を入れる、入れないといったことを、すべてアナ様が独断で裁量しているのである。

つまりあくまで「結果主義」。

白ボードに、撮った写真のコピーをさしこめるマグネット式の台割りがあって、それを随時入れかえたり、はずしたりしているので、全体の流れが一目瞭然。

それを睨みながら、アナ様が「この写真を落とす」とか「順番を変える」といったことを瞬時に決めていき、せっかく台割りに組み込んだ写真をバサバサとボツにしていくのである。

えええーッ、ありえない!
日本の編集部では考えられない、この独裁政権ぶり!

だって一流カメラマンが撮っているんだよ?
一流のモデルを何人も使い、ガリアーノの服を着せ、メイクやヘアスタイリストが働き、たぶん全体で4時間くらいかけて作った写真をバッサリ斬り捨てる

その1枚にどれだけの労苦がこめられているかと思うと、スタッフは泣くに泣けないだろうね。

この映画、ファッション好きや出版業界の人はいうにおよばず、「働きマン」な日本のOLたちにもぜひ観て欲しい。

なぜなら職業倫理が日本社会とはかけ離れていて、目からウロコがボロボロに落ちるからだ。

日本で良いボスといったら、部下の心も掌握して、チームの士気を高め、目配りの利く人物のことではなかろうか。

ところがアナ様はまったく違う。
他人の思惑を考慮しない。

気にいらない写真は平気で斬り捨てるし、部下にもデザイナーにも相手が傷つくようなコトバをズバズバいう。

当代一の人気フォトグラファー、マリオ・テスティーノに対しても容赦ない。
腹をたてたアナ様に対して、必死にご機嫌をとるマリオも立場なしぞう(汗)

相手をどこまでも容赦しないアナ様は、まさしくプラダを着た悪魔なのだ。
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しかし無能な天使と有能な悪魔のどちらかについていくとなったら、わたしならやはり悪魔のアナ様を選ぶだろう。

なぜならこのひとの鑑識眼は究めて公平だから。
相手に対する好悪とか情愛とかで曇っておらず、軸がぶれないのだ。

ファッション業界というところはコネであったり、金銭的なバックだったり、あるいはゲイ・コミュニティの力といったものがとても大きい。

ハタから観ていると「お友だちづきあい」で成りなっているんじゃないかと感じるくらいだ。

しかしこの映画を観て感心したのは、アナ・ウィンターは本人の感性しか頼りにしていないということ。

アナ様の頭には自分の好きなモードしかない。
他人の心なんかどうでもいいのだ。

アナ様の名誉のためにつけくわえておくと、彼女はまたAIDS患者支援のために、莫大な寄付を集めてきた人物である。

アナ・ウィンターが係わっているチャリティは数多く、また新人を育て、業界を団結させてきた貢献は評価されてしかるべきもの。

つまりアナ様は身近な人間に「いいひと」だなんて思われなくてけっこう、だけど自分がやることは最終的に社会貢献になる、という考えをつらぬいているらしい。

だからこそ軸がぶれず、このひとの判断は間違いないと信頼できる。

そしてまたそんなアナ様に一歩も譲らず、ことあるごとに自分の意見を通そうとするグレース・コディントンの姿勢もまたあっぱれだ。
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アーティスト気質のグレースと、ビジネス気質のアナ。
このとんでもなく頑固で我を譲らない二人の駆け引きが、映画の見所になっている。

有名な話だが、アナ様は夜ごとのパーティに最初の10分だけ出席して、すぐに帰るらしい。
夜は早寝で、早起きしてスカッシュしてからご出勤。

贅肉ひとつない体はストイックな生活の賜だし、こまめにエステや美容整形で美貌を保っているのだと想像できる。

本人が完璧だからこそ、あれだけ自信をもってふるまえるわけで、陰での努力は並大抵ではないはず。

そういえば映画の「プラダを着た悪魔」でのメリル・ストリープは夜中にひとり泣くという「女の弱さ」を表現してみせた。

「どんなに権力を持って強気にふるまっている女王でも、心のなかは傷つきやすいひとりの女性

という通俗的な概念を演じてみせてくれたわけだ。
なぜってツンデレのほうが大衆に愛されるキャラクターだからね。

でもそんなのは映画のウソだ。
本物の女王は涙を見せて、大衆の同情を買う必要なんてない。

この映画のなかでのアナ様はビッチだけど、魅力的な面も表れていて、意外やチャーミングだ。

仕事にガンガンに全力を注ぐ姿は、すべての働く女性に見て欲しいほど、気持ちいい。

今までアナ様に対して「怖い」というイメージしかなかったわたしだが、映画を観たあとでは「怖くて、魅力的!」と思えるようになったくらいだ。

こういってはなんだけれど、コレクション会場で見かけるアナ様は、とても不幸そうに見える。

最前列でフラッシュを浴び、周りからもてはやされ、最新モードに身を包んでいても、まとっている雰囲気が冷たく孤独な雰囲気なのだ。

たとえていうなら、スコットランドの荒涼とした丘が浮かんでくるような。

しかしその孤高そうな姿勢こそ、最高にファッショナブルなのではないか。

女王であれば堂々と孤独であっていただきたい。
臣下なんぞに「お淋しいのでは」と同情されるなんて、もってのほか。

エリザベス一世のように誰にも心を許さず、王国を守り抜いて欲しい。

モードの頂点は、おそらく氷でできた玉座なのだろう。

その冷たい冠をかぶりながらも、表情ひとつ変えずに、世界を動かしていくアナの強靱な意志に、わたしたちは女王陛下万歳と叫ぶのである。


こちらは映画の予告編




☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

いよいよファッションウィークが迫ってきました。
生アナ様をウォッチできる日も近し!

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by erizo_1 | 2009-09-09 14:24 | エンタメの殿堂